まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『アバウトタイム~止めたい時間~』レンタル版 13話まで

2019-05-28 14:22:56 | 韓国ドラマのエトセトラ
アバウトタイム~止めたい時間~ DVD-BOX1
イ・サンユン,イ・ソンギョン,イム・セミ,キム・ドンジュン,ハン・スンヨン
エスピーオー

レビュー一覧は、こちらから。

 

家族だけの食事会だからと、スボンを止めたドハ。

でも、お構い無しといったふうに家に入ろうとしたスボン。

その腕を取り、

「ドサン兄さんが病気なんだ。頼む。」

と言うドハの顔がいつになくシリアスだったので、流石のスボンも無理矢理・・・と言う気にはならなかったようです。

 

父とドビン夫婦、ドサン、そしてドハの4人で食卓を囲みました。

ドハ父は、スボンが来ないことに不審を抱きました。

ドハが断ったと言うと、父は激怒。

このところ、スボンのMJBC抜きで事業を計画しているのを、父はちゃんと知っていまして。その真意をドハに問いただしました。

ドハの説明に納得した感じではありませんでしたが、まだここまではいつもと同じ

でも、ドハが家族写真を撮るために業者を呼んだと言うと、今度は本当に激怒。

ドサンがつい先だって同じ事を言っていたため、またドサンがドハを使って目的を果たそうとしていると思い込んじゃった。

で、まったく関係のないドサンに矛先が向かい、ま~散々なけなし様。

いくらドハが説明しようとしても、ドサンが抗議しても、一切聞き入れず、ドサンを叱責し続けました。

さすがに、ドサンも、心の内を訴えました。

この時を逃せば、自分の本心を父に言える時は二度と無いと思ったのでしょう。

「俺も息子だ。でも俺は厄介者だから家族のために放浪していた。」

でも、その訴えも父には届きませんでした。

いえ、表向き、理解できない、しない態度を取り続けてきたのかもしれません、父は。

心の奥では、決してドサンとドサン実母を忘れてはいないからです。

 

ドサンは、ドハとミカ、ソンビン&ウジン兄弟とキャンプに行きました。

子供に戻ったかのように楽しみ、ミカにドハの傍を離れないでほしいと何度も言いした。まるで遺言のように。

ミカも十分ドサンの思いを感じ取っていました。

 

ドサンの残された時間は着実に減って行きました。

体力も落ちてきていましたが、ドハもミカも気づかないふりをしていました。

そして、最期を迎える時、ドハはドサンと一緒にベッドに入りました。

静かに話をしながら、ドサンは変えれない旅に出たのです。

 

ドサンは死んで初めて“ユン・ドサン”から“イ・ドサン”になりました。

ドハ父は、流石にショックだったようです。

お葬式の時、座り込んでましたから。逆縁は辛いですよね。

そして、家族写真を撮りました。ドサンの場所はちゃんと空けて・・・。

 

ある日、ミカは気づきました。

ドハの傍にいると、自分の寿命時計は延びて行くけど、ドハの寿命時計は短縮していることに。

ドハの寿命がミカに流れて行っているということです。ドハの時間をミカが奪っているのです。

 

ミュージカルの練習は、順調です。

ただ、ジュナが喉を気にしています。心配です。

ジェユも気づいています。

 

ドハがMJBC抜きで契約しようとしていた一件は、ソンラクグループのチャン・チアン理事が受け入れました。

 

ジュナがドハに会いに来ました。ドサンのお葬式に行かなかった事を謝りました。

ドハは、5年前、何も言わずに姿を消した理由を聞きました。

ジュナは言いました。

言ったら耐えられる?・・・と、ジュナ。

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『あの人に逢えるまで』

2019-05-28 14:16:07 | 韓国映画のエトセトラ
あの人に逢えるまで [DVD]
ムン・チェウォン,ソン・スク,コ・ス
オデッサ・エンタテインメント

ムン・チェウォンさん、コ・スssi出演のラブストーリー。

30分弱という短編です。

 

始まりは、ムン・チェウォンさん演じるヨニがバスに乗ってどこかに向かう風景です。

他にもたくさんの年老いた乗客がいて、同じバスが何台も連なっています。

 

ヨニの一日は、アメリカに住むサラからの電話から始まります。

サラは、“ヨニさん”と呼びかけ、あれこれ話をします。でもね、サラはヨニの娘なんです。

サラは、母ヨニは自分の父親を愛していなかったと思っています。そんな夫婦から生まれた自分は怪物だと言ったりします。

ヨニが愛したのはただ一人、最初の夫ミヌだけだと。

 

サラはヨニに一緒に住もうと言ってるようです。

でも、ヨニは、住んでる古い伝統家屋を離れる気はまったくありません。

なぜなら、愛する夫ミヌが必ずここに帰って来ると言ったから。

 

ヨニは、毎日ミヌの帰りを待って家を整えています。

掃除、洗濯、ミヌの靴を磨き、ミヌの好きなヨニ手作りの料理を用意して。

夜中、ミヌの自分を呼ぶ声がした気がして飛び起き、玄関から出てみると、血まみれのミヌが立ってる・・・。そんな夢を見る事もあります。

 

ヨニは、記憶障害の様です。と言うより、認知症が入ってきているのかもしれません。

そう・・・。

ミヌを待って、ヨニはすっかり年を取ってしまっているのです。認知症が入ってもおかしくないと言う年齢まで。

薬を飲み続けていますし、家の壁には至る所に忘れてはいけない事がメモ書きにされて貼りつけてあります。

 

ある日、赤十字の人がヨニを訪ねて来ました。

ミヌの生存が確認されたと言いました。翌日、面会に行けると。

行き先は平壌。

ミヌは、何らかの用事で北朝鮮に行ったっきりなんです。

土曜日には帰ると言って出掛け、そのまま帰って来ることが出来ず、離散家族となってしまったと言うわけなんです。

ヨニには、何故家に帰って来ず、平壌なんぞに自分が行かなくてはいけないのか、理解が出来ません。

 

それでも、ヨニは、いそいそと料理を準備し、重箱に詰めました。

そして、他の家族と共に、バスに乗り、北に向かったのです。

ところが、国境まで来た時、北側との調整が上手く行かず、突然、離散家族の再会事業は無期限延期となってしまったのです。

家族たちは、口ぐちに抗議し泣きました。

それでも、どうしようもなかったのです。

 

ヨニは納得できませんでした。

お弁当を持って、バスから無理やり降り、国境警備に当たっている兵士の元に駆けよりました。

必死に頼みました。

自分が会うのが無理なら、このお弁当だけでも・・・と必死に食い下がりました。

でも、ダメでした。

 

バスはUターンしました。

そして、ヨニはバスの中で息を引き取ったのでしょうか・・・。

救急車が駆け付けて来ていました。

 

こんな短い作品ですが、じんわりと泣けました。

ムン・チェウォンさんの儚さが余計に切なかったです。

そして、コ・スssiの温かな笑顔が、何度も何度も振り返りながら小さくなっていくのが、又泣けました。

 

日本人の私では、離散家族の詳細な感情までは理解できないところがあります。

それでも、どこに怒りをぶつければ良いのか、どこに悲しみをぶつければ良いのか分からないもどかしさ、苦しさが伝わって来る作品でした。

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