アバウトタイム~止めたい時間~ DVD-BOX1 | |
イ・サンユン,イ・ソンギョン,イム・セミ,キム・ドンジュン,ハン・スンヨン | |
エスピーオー |
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漢江のほとりを散歩し、家でホラー映画を見たドハとミカ。
翌朝ドハが目覚めた時、既にミカの姿はありませんでした。荷物も全て消えていました。
ただ一つ、アヒルのぬいぐるみが残っていました。これが目についた私。意味がありましたね。
ぬいぐるみの口の奥に、ミカはメモを押しこんでいました。何が書いてあったのかは不明です。
これが、いつ、ドハの目に留まるのでしょう。
会社に行ってもミカの姿はありません。
秘書のウジンの机の上に、ミカの辞職願が置かれてあったようです。
ドハは、すぐに練習場にミカを探しに行きました。
どう言うことだと聞いたドハに、嫌いになった・・・と、ミカ。
納得できないとドハ。
あまりにも突然の話ですからね。
ドハが何を言おうと、ミカは一切話を聞かず、はねつけました。
ドハには、何が何だか・・・です。
でもね、ミカは一人になって泣きました。愛してごめん・・・と。
ジュナがドハに会いに来ました。
この間の話をしたい・・・と。
ジュナは、ドハ父にお金をくれたら姿を消すと約束し、お金を受け取っていたのです。
あの時は、自分の未来を守ることが最優先だった・・・と、ジュナは言いました。
でもね、当時、ドハもジュナがオーディションに落ち続けるのは父の仕業だと分かっていたようです。父親に止めるよう直談判もしていました。
それでも無理で・・・。
絶望して自殺を図ったジュナが病院のベッドで横たわる姿を見て、なす術が無いと思い知らされたドハ。自分の無力さを痛感し、苦しみました。
ジュナはドハを裏切った事に対する罪悪感。ドハもジュナを守れなかった罪悪感に苛まれ続けてきたと言うわけです。
心の内を話せて、二人の関係は軽くなったでしょうね。
スボンは、ドハ父を訪ね、保留していたドハのプロポーズへの返事をすると言いました。
OKすると。
ドハ父は、大喜びです。
ドハは、ソンヒにミカの本心を聞きました。
でも、別れたなんてこと、ソンヒも初耳です。
自分から聞いてみると言いました。
ミカは渋っていましたが、寿命時計のことを家族に話すとソンヒが言ったので、仕方なく打ち明けました。
自分の延びた寿命は、ドハのモノだった・・・と。
ジュナが契約を白紙に戻し、主役を降りると言いました。
ドハに5年前にお金を受け取って別れたことを言うぞと脅すスボン。
でもね、既に話したと言われ、引き留める手段が無くなりました。
ドハを含めたスタッフも、突然の降板に驚き憤慨し、混乱しました。
実は、やはり喉の調子が良くないのです。
このまま出演したら、もっと迷惑をかけることになるかもしれないとジュナは言いました。
ドハには、それだけが降板の理由じゃないと正直に言いました。
ミカが傍にいると気を使うの・・・と。
ちょっと冗談めかして言いましたが、本心でしょう。
でも、ドハがミカを愛したことを知って、ほっとしたのも事実でした。
また誰かを好きになることができたということは、心の傷を克服できたということですから。
「ミカさんをすごく好き?」
と、ジュナが聞きました。
「君にまた会ったら自分を見失いそうで怖かったが、心が楽になった。君が苦しんだ事実と向き合う勇気が持てた。ミカが傍にいてくれたから。」
複雑な気持ちだけど、羨ましくもあるわ・・・と、ジュナは微笑みました。
ミカさんを守って。あの時のドハじゃなく、今のドハならきっとできる・・・と。
鬱々とするミカは、病院にソニョを訪ねました。
ソニョは恋人とデートをして帰って来ました。
幸せ一杯の二人ですが、恋人に残された時間は二日ばかり。
ミカはそれをソニョに知らせたりはしません。そして、ソニョも知っているけど、なにも言いません。
ミカは、ドハと別れたとソニョに話しました。
別れたくなかったけど・・・と、泣きました。
人生はいいことも悪いことも含めてピクニックのようなものよ・・・と、ソニョ。
一緒に歩める人がいるのは、幸せな事だわ・・・と。
「理由は分からないけど、複雑に考えずに好きなら別れないで。私はあなたに幸せなピクニックを楽しんでほしいの。このピクニックがいつ何時どう終わるかは誰にも分からないから。」
お見舞いに来ているミカの方が、ソニョに慰められ、癒されました。