法廷プリンス - イ判サ判 - DVD-BOX2 | |
パク・ウンビン,ヨン・ウジン,ドンハ,ナ・ヘリョン | |
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ト議員は手ごわい相手だと改めて感じたジョンジュ。
サ判事の助言を受け、ト議員の罪を立証するのではなく、ギョンホの無罪を証明する方が先かもしれないと思いました。
つまり、“アジョッシ”が誰なのか・・・ではなく、ギョンホが“アジョッシ”では無いと言う事を立証することです。
メールを見ると、ギョンホは名前でガヨンから呼ばれていました。
証言できるのは、ヨンスくらいなんだけど、知的障害者ということで棄却されそうだとジョンジュは考えました。
で、チャン・スンボクに話を聞くのはどうかと思いました。
その頃、ト検事も同じ事を考えていて、既にチャン・スンボクとヨンスに同じ質問をしていたのです。
やはり、ギョンホは名前で呼ばれていたようです。
その時、ト検事も流石です。チャン・スンボクが何か隠していると気付いたのです。
そして、ガヨンの携帯を持って行ったのは、母だと、聞かされました。
母に事情を聞きに行って初めて、既にト議員に証人尋問が開かれたことを知ったのです。
ミョンヒは言いました。ト検事にはト議員の指示で常に尾行者がついていたと。だから、ト議員を欺くためにも、ト検事には内緒に事を運ぶしか無かったと。
ト議員は、あちこちに声をかけ、今回の一件をなんとか有利に運ぼうとしています。
サ・ジョンドにも、高校の先輩である地裁の所長にうまく取り入るよう指示しました。でもね、サ・ジョンドは、決してそんな事をする気はありません。
ただ、一緒に食事をしただけでしょうね、あの感じは。
サ・ジョンドは、やはり判事気質なんです。
法を順守し、正しいことを正しい方法で行う、これが彼の身上なんでしょう。そして、長い友人であるト議員にも、決して巻かれる事無く、きちんと注意するし、助言しています。
ただ、ト議員が分かっていないのです。
ソ首席部長判事にも、電話をかけてますが、流石に担当判事となった今は、連絡を拒否され続けています。流石、ソ首席部長判事
ある日、入院中のガヨン父の病室にト議員の手のモノが忍び込み、首を絞めました。
でも、殺すつもりでは無く、ただ脅して証言を撤回させようとしたのです。ガヨン父・・・またも証言を撤回したようです。
ト議員は、妻のミョンヒがガヨン父から証言を取ったことを知り、愕然としました。
事もあろうか、妻が自分を陥れる肩棒を担いだのですから。
激高して詰め寄ると、ミョンヒは無実のギョンホを有罪としたのは、自分の一生の汚点だと言いました。だから、ギョンホの無罪を証明して、胸を張って生きて行きたい・・・と。
ミョンヒは、事件当夜、ト議員が喧嘩した挙句に酔っ払ってハンジュンの車を運転して別荘に行ったことを持ち出しました。
ただ、お酒に酔っ払ったら、ト議員は記憶を失くす事が多く、その日のことも何も覚えていないと言うのです。
翌朝、ガヨン父が、ソ・ギホがガヨンを殺したのはハンジュンだと言ったので、口止めを頼んだたけだ・・・とね。
ガヨン父は嘘をついているとト議員。信じてくれ・・・と。
でも、ミョンヒは全然信じていませんね。
サ判事は、父に、ト議員の弁護を辞めてほしいと言いました。
でも、サ・ジョンドは言いました。お前がハンジュンを信じているように、私もト・ジンミョンを信じている・・・と。
「あいつは権力欲は強いが、人を殺すほど残酷ではない。それも、幼い女の子を殺すようなヤツだったら、いくらミョンヒが妊娠しても渡さなかった」
珍しく、強い口調でした。
「裁判官は被告人が友人でも厳しく裁くべきだが、私は弁護士だ。友人の罪を軽くし守る義務がある。」
このままだったら、もう尊敬できない・・・とサ判事。
それでも、ト・ジョンドは考えを変えませんでした。
ジョンジュは今でもト検事にはこの一件から手を引いてほしいと思っています。
ト検事もそれを何度も聞かされていますが、手を引くつもりはありません。
「ギョンホの無罪の決定的証拠は俺だ。それが理由だ。」
と、サ判事に言いました。
ギョンホは、ト検事が真犯人だと思ってたわけです。と言う事は、ギョンホは無罪だということです。
自分のその証言があれば、無罪を立証できるとト検事は言いました。
実は、既にそのことはサ判事は考えていました。ジョンジュにも話していたのです。
でも、ジョンジュはト検事に証言を頼む事に躊躇していました。
ジョンジュが自分を避けている理由が分かったト検事。ジョンジュが如何に苦しんでいたかを知りました。
でも決心は出来ているようです、ト検事。
「再審にこぎつけるには、これしかない。」
と、言いました。
サ判事は、そんなト検事とジョンジュを見ているのが辛くなっていました。
ジョンジュは、ユ・ミョンヒから、ガヨン父が証言を撤回し、新しい証言をト議員が裁判所に提出したと聞かされました。
このままでは、再審請求が通らない可能性がある・・・と。
ショックでした。