まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『死生決断ロマンス(原題)』6話まで

2019-05-11 19:48:15 | 韓国ドラマのエトセトラ
ロマンスは命がけ! ? DVD-BOX2
チ・ヒョヌ,イ・シヨン,キム・ジニョプ,ユン・ジュヒ,シン・ウォンホ
TCエンタテインメント

レビュー一覧は、こちらから。

前話まで、どっちを向いてもイライラさせられるエピソードでしたが、今話から話が動き始めました。

目に見えているものだけが、その人の本質じゃないというのが、描かれています。そして、その背景となる事情も少しずつ描かれ始めました。

ところで、この作品は、他の医療系の作品に比べて薬品や様々な専門用語がたくさん出てくるように思います。勿論、覚えられるわけもないし、それ以前にそう言う単語はスルーして見ています。じゃないと、理解に時間がかかってしょうがないから

 

自分の実力に疑いを持った事が無かったスンジュは、初めて挫折感を味わっていました。

それが事故の所為だと思うと、イナへの怒りや恨みも増してくるわけですが、それとは反対に、イナに復讐してもこの状況は変わらないことも嫌と言うほど分かってきました。

やけ酒をあおって、ジェファンに怒りをぶつけても、八つ当たりに過ぎないと彼自身分かっているんでしょうね。

だからイナに

「キミに復讐しても何の意味もない。」

と、言ったのでしょう。

いつもとは様子が違うスンジュを見て、イナは心配になりました。

 

翌朝、スンジュの様子を見に行くと、部屋でお酒を飲んで、そのまま倒れたように眠っていました。額には傷が出来ています。

スンジュが目覚めた時、傍にはお粥、そして額の傷には絆創膏が貼られていました。

イナだと察せられました。

でも、次にイナが部屋に様子を見に来た時、スンジュの姿は無かったのです。

お粥に手はつけられていませんでしたし、額に貼っていた絆創膏もはがされていました。

相変わらずだ・・・とイナは思ったでしょうね。

 

イナは、夢に描いている“開かれた病院”の実現の難しさを実感していました。

それは、患者から信頼を得て初めて実現できる事なんだと分かって来たのです。

先日、宅配便のオジサンの顔色が悪いのを見て、診察を勧めたのですが、断られてしまってね。後日、心配した事が現実となってしまいました。

そのオジサンが仕事中に倒れているのが発見されたのです。

救急搬送した後、イナは医者としての自信を失いかけました。病院を開けば、患者に自分の誠意を伝える事が出来ると考えていました。でもそれは間違いだと感じ始めていました。

そんな話をすると、助言が出来ない自分を悔しがるジェファン。

で、相談に乗ってくれる人を紹介すると言いました。

その人は、島に住んでいました。

 

一緒に行こうとジェファンに言われていましたが、イナは一人で島に出かけて行きました。

一人で話が聞きたかったのでしょう。

 

訪ねて行ってびっくり。

なんと、スンジュの父親だったのです。

そして、スンジュもまた、島に向かっていたのです。

 

現地で出くわしたイナとスンジュ。

二人とも本当に驚きました。

すぐに帰れといつものようにイナにキツイ言葉を投げかけたスンジュ。

イナも、帰ろうとしました。

でも、引き留めたのは、スンジュの母。

 

スンジュとイナが知り合いと言う事を知ると、完全に二人が恋人同士だと勘違いしちゃった。

イナが追いかけて来たと思ったのです。

大喜びの両親。

でも、スンジュとイナが事情を話したので誤解は解けました。が、両親は二人の関係をイマイチ理解できないでいます。

ただ、イナのことをとても気に入った事は確かです。

 

スンジュが病院を辞めた事を知っているのは父親だけでした。

心配するからと、妻には話していません。

事故以来、息子が変わってしまったと勿論母親も感じています。だから、とても心配しているのです。

イナは、それを感じ、病院を辞めた事は話さず、上手く取り繕いました。

スンジュもその事には感謝しています。

 

スンジュは、すぐにジェファンに電話し、どうしてイナに父親の事を話したのかと怒鳴りました。

丁度その時、ジェファンは父親に連れられて自分の後援者となってくれそうな人物に次々に引きあわされていたところでした。

その気の無いジェファンは、嫌気がさしていました。

彼は疑っていました。スンジュの動画を病院の掲示板に公開したのは、父じゃないかと。そして、スンジュ父の事故にも何か関係があるのではないかと。

事故で右手に大怪我をしたスンジュ父は、手術ができなくなり、それが理由で病院を辞め、島に引っ越ししたのです。

スンジュはそれも気に入りません。

こんな小さな島で、ちょっとした病気を診て、老人の世話をしてる父親がふがいないと思えたのでしょう。自分だったら耐えられないと。

 

でも、イナは良い手本を見たような気がしました。

彼女が理想としている病院、理想としている医師の姿だったからです。

「心を通わせるのは難しい。時間がかかって当然だ。」

と、スンジュ父。

スンジュ父も島に来た時は、医者らしく白衣を着て病院で患者が来るのを待っていたようです。でも誰も来なかったようで。

重病だったら島の外の大病院に行くし、軽い場合は我慢するのが常だったからです。

「だから、白衣を脱いだ。」

と、スンジュ父は言いました。一緒にお酒を飲んだり釣りをしたりして、信頼を築いていったのです。そして今があるということです。

イナには有難い助言でした。

 

ジェファンも島にやって来ました。

昔からスンジュ両親を本当の親のように慕っていたジェファン。ジェファンも嬉しそうでしたが、スンジュの両親も嬉しそうでした。まるで次男が帰って来たように迎えたのです。

 

ジェファンから、スンジュの事を聞いたイナ。

あのプライドの高いスンジュがそんなふうに挫折してしまったら、立ち直れないのではないか・・・と不安になりました。

ジェファンは、スンジュを心配するイナを見つめていました。

自分を傷つけ職を奪ったスンジュの事を心から心配するイナ。スンジュが言う酷い女性だとは思えなかったでしょう。

 

その時です。村の人がスンジュ父を呼びに駆けこんで来ました。

街から来た男性が、海に飛び込んだと言うのです。息子が帰って来たと聞いたから、もしかしたら・・・と思ってと。

イナとジェファンは慌てて駆け付けました。

その時には、既に男性は助けあげられていました。

横たわる男性の足を見て、イナはスンジュだと思い込みました。崩れるように座り込んでしまいました。泣きだしました。

 

ジェファンが人をかきわけて近づくと、スンジュが蘇生措置をしているところでした。

別人だったのです。

でも、そうとは知らないイナは泣き続けていました。

そのイナを、スンジュは不思議な物でも見る思いで見つめました。どうして泣くのか、彼には理解できませんでした。

 

でもま、この事でスンジュとジェファンはなんとな~く和解できました。

ジェファンはスンジュに言いました。

「俺は違うと思うけど、イナ先輩が兄さんの思ってるような人なら兄さんじゃなく、俺が復讐するよ。二度と立ち上がれないようにする。だから、兄さんは自分の事だけ考えて。」

 

ジェファンは例の携帯の修理を依頼した業者に連絡を取りました。

無理だったのかな?

丁度同じ頃、セラもジェファンから聞いた場所にある業者を次々に当たっていました。で、やっと探し当てた業者は、修理は無理だったと答えたのです。

それを聞いたセラは、ほっとしました。これでもう証拠は無いと。

 

島から戻ってみると、イナの病院に大勢の人が集まっているじゃありませんか。

ミウンが良い手を考えていたのです。

婦人会、老人会、地元の小学校の保護者会等に庭を使ってもらっていたのです。お茶と簡単なお菓子を出し、茶話会のような雰囲気の中でそれぞれの名簿を作り、体調をチェックし、治療が必要かどうかの判断をしていたのです。

ミウン、凄いです

イナは大喜びで集まった人たちと雑談をしながら健康チェックをしました。

 

その様子を見ていたスンジュ。

翌日から、イナの生活全般を細かくチェックし始めました。どこかにイナの裏の顔の証拠があるんじゃないかと。

でもね、どこを探してもイナは見た目のまんまで、秘密らしき物は一切見つかりません。

ついつい心配して泣いてるイナを思い出したりしてる自分に気づき、その都度、気持ちを引き締めようとしています。

「騙されるな、ハン・スンジュ。お前は騙されている。」

・・・なんてね。

時間の問題だな、こりゃ

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『死生決断ロマンス(原題)』5話まで

2019-05-11 15:13:17 | 韓国ドラマのエトセトラ
ロマンスは命がけ! ? DVD-BOX1
チ・ヒョヌ,イ・シヨン,キム・ジニョプ,ユン・ジュヒ,シン・ウォンホ
TCエンタテインメント

レビュー一覧は、こちらから。

 

全く人の話を聞こうとしないスンジュ。

猫をかぶってイナに自分の罪や責任のすべてを押しつけようと画策するセナ。

そして、理不尽な事に怒りながらも、必死に我慢して事態が好転することをひたすら待とうとするイナ。

3人とも、見てて腹が立ちます

 

突然怒鳴りこんで来たスンジュを、どーにかその場から連れ出したジェファンは、その理由を聞きました。

あまりにもイナに対して酷い事ばかりしてますもんね。常軌を逸してると言っても過言じゃないほどのやり方ですからね。

 

スンジュは、死んだハンソンの事を打ち明けました。

事故死だけど、それは当時こっぴどくハンソンを振ったイナの所為だと。

そして、自分が事故に遭って、脳の中に爆弾を抱えていきなければいけなくなったのも、イナの所為と言える・・・とね。

イナは、本性を隠して、表向きは面倒見の良い医者として良い子ぶってるずる賢い女なんだと。

皆騙されてるんだ・・・と。

でも、ジェファンには、イナがそんな人だとは思えません。

 

で、セラに聞いてみたのです。妹だから、姉の交際相手についても知ってるだろうと思ってね。

ハンソンの名前を出され、セラは、動揺しました。事故死したと聞かされ、さらに焦りました。

「ブランド依存症で男を食い物にするクズだと聞いてるんですが・・・。」

と、ジェファンが言うと、焦りは募りました。

だって、それはセラ自身のことですから。

 

どうも、セラはイナがハンソンの事を好きだと知ってて、敢えて自分の恋人にしたようですね。セラから何でも奪いたいと思って来たようです。

つまり、ハンソンの事は好きでも何でもなかったのでしょう。

だから、ハンソンが孤児で貧しく、職も親もいないなんて言うのが耐えられなくなったのです。で、あっさりと振ったってわけ。

とことん侮辱されたハンソンは、セラの魂胆を知りました。イナを傷つけるのが自分と付き合った目的だった・・・と。

で、一旦は、別れる決意をしたのでしょう。でも、やっぱり想いをふっ切る事が出来なくて、結局事故になってしまったということのようです。

 

セラは、慌てて証拠を始末しようとしました。

あのイナにあげたバッグです。

必死にイナの部屋を漁りましたが見つかりません。

イナが使ってましたからね。

で、帰宅したイナから取り上げようとしてもみ合ってるのを、ジェファンに見られちゃった。

イナを突き飛ばし、バッグを取り上げるのを見たジェファンですが、その時は単なる姉妹喧嘩だと思ったようです。

あら~・・・ブランドバッグを見て、ジェファンが何か気づいてくれるかと期待したんですけどねぇ。

 

ジェファンは、スンジュのイナへの疑いが真実だとはやはり思えません。

だから、彼も独自にハンソンの恋人について調べ始めました。

で、ハンソンの遺品の携帯がある事を知ったのです。ただ、復旧は不可能だということです。

それでも、昔に比べて技術も進歩してるので、今なら可能かもしれないと、期待しています。

 

ハンソンの携帯の事を聞いたセラは、密かに奪おうとしたのですが、失敗。

復旧を依頼する店を聞きだしてますよ。

ジェファン・・・上手くやってよ。

 

スンジュは、イナへの復讐計画を練っていました。

就職もままならないと分かった今、そうすることが彼の生き甲斐のようです。

ある日、開業準備をするイナたちを見ていて、セラの存在を知りました。多額の借金があることも。

で、取引を申し出たのです。

 

イナの病院の開業日。

パーティを開いているところに、突然スンジュが現れました。

 

なんと、セラの借金を返済することを条件に、家のセラの持ち分をスンジュに売ったのです。

つまり、債権者が業者からスンジュに変わったってことです。

おまけに、セラに支払った2億と言うお金は、自分のマンションを売ったものだと言い、住むところがないからと、引っ越して来ちゃった。

イナが持ち分を渡さないと、家を競売にかけると言いましたよ。

 

パニックになったイナはセラに激怒しましたが、どこ吹く風。

専門家に聞いてみましたが、不当な主張じゃないとか。

債権者と和解に努めるのが最善だと言われてしまったのです。

 

そして、スンジュを加えて、男一人、女3人の共同生活が始まったのです。

女3人と言うのは、イナとセラ、そしてミウンです。

 

開業したイナの病院ですが、全く患者が来てくれません。

しばらく経って、少しずつ患者が来てくれるようになったのですが、その人たちすら、イナの診療方針が受け入れらず、愛想を尽かしたように出て行く始末。

イナとすると、おせっかいに取られるほど、誠意を尽くして診療しようとするんですが、手っ取り早く薬を出してくれたり診断書を書いてくれたりしないイナは、敬遠されてしまいました。

こりゃ、予想以上に早く廃業してしまうことになるかも・・・と、スンジュは嫌味を言いました。

 

同じ家に住んでいるとはいえ、食事を一緒にする事も拒否するスンジュ。

相変わらず、顔を合わせば喧嘩ばかりのイナとスンジュ。

でも、そうなったらすぐに家を競売にかけるぞと言われ、泣く泣くスンジュの命令に従うイナなんです。

それが見てて苛立ちます。

 

ある時、スンジュに手術の依頼が来ました。

先だっての、オ・ソンジュンと同じ症状だとか。今度は、薬等の影響は無いと聞き、スンジュは自信満々で手術に臨みました。

ところがですよ。

トラウマのようになっていたんですね。

手術途中で、やはり緊急事態に陥った時、なんと、彼は手術室を出てしまったんだそうで。

そんな事、外科医としては失格ですわな。おまけに、そんな話はあっという間に業界に広まってしまいます。

 

一人でやけ酒を飲んでいる時、以前勤務していた病院の副院長とばったり。

副院長は元々スンジュを嫌っていましたから、ここぞとばかり嫌味を言いました。

副院長の口から、その手術依頼がジェファンの紹介だと聞き、気分は最悪になりました。

 

その足でジェファンのところに行ったスンジュ。

なんと・・・酷い事をジェファンに言いましたよ。

ジェファンが必死になって隠して来た傷を、えぐって見せたのです。

あそこまで酷い台詞・・・ジェファンもさすがに聞き流す事が出来ませんでした。いくら尊敬してきた兄のようなスンジュでも。

スンジュやぁ・・・。なんでそこまで非情になってしまったの

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『死生決断ロマンス(原題)』4話まで

2019-05-11 11:45:01 | 韓国ドラマのエトセトラ
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チ・ヒョヌ,イ・シヨン,キム・ジニョプ,ユン・ジュヒ,シン・ウォンホ
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結局、患者の韓流スターオ・ソンジュンは手術中に亡くなってしまいました。

マスコミは勿論取り上げますし、ファンも病院に押し寄せる事態となり、もう大騒ぎとなってしまいました。

 

反対を押し切って手術したスンジュの責任は大きいと言えます。

最初は、手術は成功していたのに、突然容体が悪化した理由が分からなくて、スンジュも動揺しました。

しかし、患者が服用していた薬がきちんと報告されていなかったためだと言う事が分かると、激怒。

「最初からわかっていれば、こんなことにはならなかった。手術は成功していたんだから。」

そう叫ぶスンジュを、チャン外科長が殴りました。そして言いました。

「しっかりしなさいあなたは言い訳を探しているのよ。失敗を認めたく無くて誰かに腹いせをしたいだけでしょあなたがあれほど自信を持って手術した患者亡くなったのよ。今すべきことは待っている患者の家族に死を伝えることよ。あなたは実績だけを気にしているこんな卑怯な男だとは

 

知っていたら、患者を救えただろうか・・・とスンジュは考えました。

再度、シミュレーションしてみました。でも、結局、患者を死なせてしまう結果が予想されました。

ショックでした。

 

病院の名に傷が付くと副院長はスンジュを責めたてました。

でも、スンジュは手術は成功していたと一切引きません。

庇おうとしたジェファンを、チャン外科長が咎めました。

「ハン先生は自制心に欠けています。緊急事態の多い外科医にとっては深刻な問題です。暴走を止めなければ手遅れになります。」

ここまでチャン外科長が言うのは初めてでした。

でも、この時は、世間の嵐が治まるのを静観しようとチャ院長は決めました。

 

チャ院長は、スンジュの事より息子ジェファンの事が気になっていたのです。

センター長にジェファンを据えたいと思っているチャ院長は、ジェファンにスンジュと競う意欲が見られない事が不満なのです。

全くその気は無いと言うジェファン。

でも、チャ院長は、ジェファンの深層心理を読んでいました。表面はお気楽で軽く見えるジェファンですが、心の奥には新しい事に挑戦して失敗することを恐れる気持ちがあることを。

 

一方、病院を辞めたイナは、毎日だらだらと過ごしていました。

彼女とセラの家は、医者だった両親が建てたものですから、豪邸です。でも今はそれも抵当に入ってました。

セラの借金が原因のようです。

まだ借金取りに追われていますもんね、セラは。

家を売り払ってお金を半分ずつ分けて、別居しようとセラはイナに言い続けていますが、イナにその気はありません。

 

ある日、ミウンという女の子が訪ねて来ました。彼女は、イナの担当した患者の孫娘です。

認知症が入ってる祖母と二人暮らしで、口は悪いけど、根は優しい女の子。若いのに、苦労していて、祖母をとても愛しています。

ただ、今のままでは、認知症の祖母を一人で介護しながら仕事を続けていくことは無理です。

イナは、ミウン祖母を預かってくれる施設を紹介しました。

ミウンは後ろ髪を引かれる思いをしながらも祖母をそこに預けたのです。

また、ミウンはああ見えて資格に詳しくて、高校生の時に既に准看護士の資格を取っています。勉強熱心な子でもあるのです。 

 

今回のことで、病院の中にはマスコミ関係者がうようよしてて、隙あらば職員から話を聞きだそうとしていました。

一人の記者が、レジデントのヒョヌを捕まえて、スンジュのことをあれこれ聞いていました。

それを、スンジュ本人が目撃しちゃったから大変。

ヒョヌは一切話をしていなかったのですが、記者は耳にした噂話等の真偽をしつこく聞いていました。

でもね、記者は今度はしつこくスンジュ本人にあれこれ問いただし始めたのです。

 

記者に詰め寄ったスンジュ。彼とすると最初は我慢しました。

でも、とうとう抑えきれなくなって、記者の首を掴んでしまいました。

スンジュの様子を見ると、流石の記者も何も話せなくなりました。恐怖の目で見るだけです。

病院ですから、多くの人の目がありました。

その中に、イナとミウンも。

 

セラはジェファンへのアタックを開始したようです。

通ってるジムを調べあげ、そこに自分も入会。スタッフからジェファンの情報をあれこれ聞きだそうとしていたようですね。

スタッフからそれを聞いたジェファン。

素知らぬ顔でセラと挨拶をしました。で、セラが偶然会ったかのように嘘をつくのを面白そうに見ていました。

ジェファンは、セラは眼中にないから、ま、こう言う人もいるよね・・・くらいに受け止めているようです。

 

イナは、両親のような医者になりたいと言うのが夢でした。

で、決心したのです。自分で開業しようと。

大病院では、自分のやり方を貫こうとすると、周囲の人に迷惑をかけたり嫌な思いをさせてしまう・・・と今回の騒動で気付いたのです。組織には向かない人間だと。

だったら、自分で開業して、自分が目指す病院をつくるしかないと。

 

でもね、その計画を聞いた人全員が反対するんです。医者の資格しかないイナは、あまりにも世間の様々な事情に疎すぎるますからね。

あっという間に廃業するに違いないとミウンからも言われてしまいました。

 

ある時、セラと一緒にジェファンが家を訪ねて来ました。

連絡が無いイナのことをずっと心配していたので、セラにジムで会ったのを良い機会と思い、家を教えてもらったというわけ。

開業の話を聞いたジェファンも、反対しました。

でも、イナが生き生きと嬉しそうに話す“開かれた病院”の話には少し心が動いたようです。あまりにも漠然とした夢のような話だということは分かっているけど、イナがもう決心していると気付くと、応援する気になりました。

 

また事件が起りました。

先日記者と争ったスンジュの動画がネットで拡散したのです。

今回は、もうどうしようもありませんでした。

自分を信用してもらえていないと思ったスンジュは病院を辞めました。

でも、その辞め方も一方的でね。スンジュはチャ院長たちに散々言いたい事を言い放った挙句に・・・ですからね。

追い出されたと言うより、自分から出て行ったって形です。

 

スンジュを庇わなかったという事は、チャン外科長にとって重い罪悪感となりました。

彼女は自分がスンジュを見捨てたことになると思ったのです。

それは、イナの元上司ユ内科長も同じでした。彼も、イナを庇えなかった事を今でも心の傷として抱えているのです。

皆、良い人たちです。立場はそれぞれですからね。

 

しかし、こういう話はあっという間に広がります。

次の就職先を・・・と思っても、スンジュの噂は医療界に広がり、どこも採用してはくれません。

イライラが募るスンジュは、動画を再度見て見ました。そして、最初に投稿したのが、ミウンだと気付きました。

すぐにイナの家にやって来ました。

 

その時、イナはミウンとジェファン、内科レジデントのジェスンと共に開業準備をしていました。

激怒してやって来たスンジュは、ミウンを責め立てました。

でもね、ミウンは動画を投稿する時に顔とかにモザイク処理してあったし、病院名も隠していました。

そのモザイクを消した動画が、何者かによって病院の掲示板に投稿されたと言う事が分かりました。ミウンは、自分じゃないと言いました。

イナの指示か?・・・と叫ぶスンジュ。

あいやぁ~っ

事は想像以上に複雑な事情が絡んでいそうです。

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