ロマンスは命がけ! ? DVD-BOX1 | |
チ・ヒョヌ,イ・シヨン,キム・ジニョプ,ユン・ジュヒ,シン・ウォンホ | |
TCエンタテインメント |
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スンジュとイナの距離はどんどん縮まっています。
スンジュなどは、最初、イナを100%嫌いだったわけで。でも、その割合が少しずつ少なくなり、今は好きの割合が殆どを占めているように思えます。
一緒に過ごす時間が多くなるにつれ、良いところが見えてきたのです。
二人は、自分のそんな感情に戸惑っています。
二人の心の動きがジェファンにはよく見えていました。
まさか・・・と最初は思ったようです。イナはともかく、スンジュが女性を愛するとは思えませんでしたから。それも、親友の敵と思ってる人を。
でも今は、手に取るように二人の想いが分かったのです。
それは、彼のイナへの想いが本モノだからかもしれません。
ジェファンは、セラがハンソンの恋人だったとスンジュに告げられないでいます。
告げたら、スンジュのイナへの想いを止める壁は無くなってしまうのですからね。そこまでの決心はついてないのでしょうね。
でも、初めてスンジュに勝ちたいと思うようになりました。正々堂々と。
だから、ミンギの手術の執刀をスンジュに任せるのが良い方法だと言ったのです。
患者のミンギがそれを望んでいるわけですからね。それに、スンジュを受け入れるかどうかなんて会議を延々とすることは、患者の為には成らないと言いました。そんな無駄な時間を費やしてる間にも、患者の容体は悪化しているわけですから。
提案を受けたスンジュは、やはり迷いました。自信が持てませんから。
それでも、今の自分が出来る事をしようと考えました。で、手術に立ち会うことを願い出ました。
リハビリみたいなものでしょうか。
他の医師がしているのを間近で見て、聞いて、感じて、トラウマを克服する方法を見つけようと思ったのです。
でも、なかなかトラウマは克服できません。少しでも患者の状態が悪くなると、ミスした時の光景がフラッシュバックして発作を起こしてしまうのです。
ジェファンは、イナに酷い態度を取った事を謝りました。
「僕は先輩にとって“いい人”じゃなく“特別な人”になりたい。」
と、ジェファン。先輩が好きです・・・。
「先輩にその気が無い事は分かってます。ただ気持ちを伝えたかった。僕が思ってる事を忘れないで。諦めませんよ。」
イナは、何と答えれば良いのか分からず微笑むしか出来ませんでした。
イナは、スンジュが手術室に入ったと言う事を聞き、嬉しくなりました。
スンジュに会った時、思いっきりの笑顔で褒めました。正面突破ですね・・・と。
イナの話を聞いて、思わず笑ったスンジュ。
その笑顔を見て、イナはもっと嬉しくなりました。
「久しぶりにハン先生の笑顔を見たわ。こんな風に笑えるのね。」
そして、手を差し出し、握手を求めました。
「おかえりなさい。私が知ってるハン先生。」
一瞬躊躇したスンジュですが、しっかりとイナの手を握りました。
二人の距離がまた一歩縮まりました。
でもね、その雰囲気に水を差したのが、セラ。
ジェファンに協力してあげる・・・と言い、勝手に動いたのです。
スンジュの目の付くところに、イナとハンソンの写真を置いておいたのです。
その写真を見たスンジュは、現実に引き戻された様な気分でした。
で、翌朝、突然イナの家を出て行ったのです。
また、冷たいスンジュに戻ったような態度をとりました。
そして、ジェファンの家に転がり込んだのです。
ジェファンは突然家を出て来たスンジュの行動の意味が分かりません。
セラから、借りが出来たわね・・・というメールが届いたので、セラの企みだということは分かりましたが。
TV局のPDに会いに行ったセラ。借りを返してほしいとジェファンに連絡して来ました。
要するに、PDに、ジェファンからの推薦だと言ってほしかったようです。でもね、ジェファン、セラの思うようにはしませんでした。
確認の電話がかかってきたので、推薦などしていないときっぱり言いましたよ。
ジェファンのこういうところが好きですねぇ。自分の感情に正直だけど、セラほどに利己的では無いと言う事です。
ある日、スンジュにある女性が連絡して来ました。
以前担当した患者の母親でした。もう手遅れだと二度も医者にさじを投げられた状況で、スンジュを訪ねて来たのです。
スンジュは、手術をしますと言いました。
それだけで患者にとっては嬉しかったのです。初めて希望が持てた瞬間でしたから。
でも、結局、患者は亡くなってしまいました。
済みませんでした・・・とスンジュは謝りました。
「いいえ、私は先生に心から感謝しています。私の脳裏に浮かぶ娘の最期は幸せに満ちた顔です。その記憶のおかげで私は生きています。先生のおかげで娘に残された最期の時間は本当に幸せでした。それだけで十分です。」
そして、口止めされたけれど・・・と、女性が言いました。
「私を訪ねてきた女性にもお礼を言ってください。あんな人が傍にいて、先生は幸せですね。」
イナだ・・・とスンジュはすぐに察したようです。
その足で、スンジュはイナの家に向かいました。
そしたら、イナとミウンが男性患者に乱暴されかかっていたのです。
割って入ったスンジュに、男性患者が後ろから椅子を投げ付けちゃった
頭を強打したスンジュは意識を失って倒れてしまいました。
幸い、頭に異常は無く、脳しんとうで気を失っただけだと分かり、イナはほっとしました。
ほっとしたイナは泣きだしてしまいました。
それを見たジェファンは、イナの想いを改めて知ったようです。
意識が戻ったスンジュ。
イナが傍にいるのを見て、何故?・・・と問いました。
イナは、スンジュが自分が傍にいるのを嫌がっていると誤解し、出て行こうとしました。
スンジュがイナの手を取りました。
「行かないでくれ。迷惑じゃないから・・・。」
そして、kissしたのです。