ロマンスは命がけ! ? DVD-BOX2 | |
チ・ヒョヌ,イ・シヨン,キム・ジニョプ,ユン・ジュヒ,シン・ウォンホ | |
TCエンタテインメント |
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イナは、嘘をついたことをスンジュに謝りました。
セラの事ですからね、やっぱり言え無かったのです。
スンジュは、その気持ちを理解しました。
ジェファンは、セラに自分と同じマンションの部屋を契約したと言いました。
家賃は自分で払ってくれと。
セラ、勿論異論などありません。
理事長は、スンジュの意見を取り入れ、覚醒下手術を決心しました。
決定を聞いたジェファンは、チャン外科長に猛抗議しました。高齢の理事長には危険すぎると。
患者本人の意思を尊重するよう、チャン外科長は言いました。どんな手術にも危険はある・・・と。
周囲は、この知らせを聞き、センター長はスンジュに決まったようなものだと判断しました。で、冗談っぽく、すり寄ってきたりしました。
スンジュは冗談と受け取っていますが、ジェファンにとっては敗北感を感じるに十分でした。
これを阻止しようと副院長がジェファンに近づいて来ました。
チャ院長が昔スンジュ父が怪我した火災事故に関わっていると知ってる・・・とジェファンに言いました。
ジェファンも実は、当時、父の不審な言動に気がついていましてね。ずっと疑って来たのです。
でも、父親です。自分が黙っていたら、全て丸く収まると考えて来たのです。
それを持ち出されたら、副院長の話を聞くしかありません。
ジェファンは、父にその件を問いただしました。
でも、チャ院長は、全て噂で自分には何の罪もないと言いました。
その言葉を、イマイチ信じられないのが、ジェファンの辛いところです。
実際、火災事故は、本当に事故だったようです。チャ院長の過失によるものでした。決してスンジュ父を怪我させようとなど思ってはいませんでした。
スンジュ父を助け出そうとしたのですが、無理だったようです。
で、一人逃げ出した後、スンジュ父が消防によって助け出されたと言う状況だったのです。
その姿を副院長が見て、チャ院長が火をつけたと思い込んでしまったというところでしょうか。
結局、ジェファンは副院長から薬を受け取りました。
手術の時、理事長が覚醒しないようにする薬ですって。
つまり、覚醒することによって麻痺しない手術ができるという目的が達せられないことを狙うってことですね。
薬を受け取った後も、ジェファンは迷っていました。
でもね、スンジュが病院で堂々とイナと交際宣言をしちゃったのを見てしまいましてね。
諦めてはいたものの、やはりショックですよね。
魔が差してしまったのかしら・・・。
ある日、チャ院長が正体無く酔っ払って帰宅しました。
ジェファンがスンジュに負けた気がして、鬱々していましたからね、チャ院長。父親と同様に、息子も負けてしまうのかと思ったのでしょう。
でも、ここまでどんな思いで這いあがって来たかと思うと、ここでスンジュに負けてしまうなんて、我慢ならないのです。
ジェファンに発破をかけました。
やめてください・・・とジェファンが言いました。
この様子を、セラが見てしまいました。マンションの玄関で言い争っていましたので仕方がありません。
セラ、恵まれて何の苦労も悩みも無さそうに見えるジェファンにも、人知れぬ苦労がある事を知ったようです。
考えてみれば、セラはイナと比べられ、ジェファンはスンジュと比べられて育って来ました。
その反発でプライドだけが高く、ひねくれてしまったのがセラ。
小心者で父のプレッシャーに怯えて来たのが、ジェファンです。
ジェファンは、理事長に薬を投与しようとしました。
でもね・・・やっぱり出来なかったのです。
ジェファン、寸前で手を止めました。
そんな自分に嫌気がさして、トイレで吐いていたジェファン。
その様子を見かけたスンジュが声をかけた時、振りはらったジェファンが、薬ビンを落としちゃった。
スンジュは、その銘を見て、嫌な予感がしました。
チャ院長が落ち着かない様子なのを見た副院長が、心配ないと言いました。
ジェファンがちゃんと処理した筈だ・・・と。
それを聞いたチャ院長の顔色が変わりました。
息子に何かさせた・・・と察しました。
ジェファンは一人、屋上でぼんやりと座りこんでいました。
チャ院長が声をかけました。何をしたんだ・・・と。
薬ビンを見せたジェファン。
チャ院長は、青ざめました。
ジェファンが、副院長に脅され、医者としてしてはいけない事をしてしまったと思いました。それも、父親の自分を庇うつもりで。
副院長の話は全て嘘だとチャ院長は言いました。
でもね、ジェファンが信じてしまったのは、自分も父親の不審な行動を目撃してしまっていたからでした。
ジェファンが直後に留学したのは、スンジュの顔が見られなかったのと同時に、父親の顔を見る事ができなくなってしまったからでした。
罪を犯しても平然としている父親の顔を・・・。
でも父親です。庇わないと・・・と幼心に思ってしまったのです。
ジェファンの苦しみを知ったチャ院長は、今度は息子を庇うべきだと思ったのでしょう。
自分は無実だと言い、ジェファンに言い聞かせるように言いました。
「いいか。よく聞け。お前は今回の事に何の関係も無い。お前は理事長に何もしてない。いいな?」
できませんでした・・・とジェファンは泣きながら言いました。
理事長はちゃんと覚醒しました。
見ていた副院長は、その瞬間、ジェファンが指示に従わなかったと知りました。
手術は成功しました。
スンジュは、ジェファンの行動を察し、ジェファンが心配になりました。
家に訪ねて行っても、ジェファンは出て来ませんでした。スンジュの電話にも、イナの電話にも、そして父やセラからの電話にも出ません。
閉じこもっています。
ジェファンを訪ねて行った時、ビルのオーナーの女性と会ったイナ。
イナが部屋を契約したと言う話をしていたら、セラがそれを聞いちゃった。
また良い子のフリ・・・と噛みつくセラ。
でもね、今度はイナも負けていませんでした。
あのままじゃ、また私を頼って戻って来た筈よ、それが嫌だから借りたの・・・と言いました。
「あなたが嫌だけど、見捨てられない。こんな私が嫌だけど、仕方ない、これが私だもの。有難く受け取りなさい。」
セラ、返す言葉がありませんでした。
すっきりしたような、しない様なイナの言葉です。もっと言ってやれば良いのに・・・とあたしゃ思いますけどね。
イナとスンジュは、もう交際宣言しちゃったからってんで、らぶらぶ全開
ところがですよ。
やっぱり、スンジュの頭の中の破片は、ホルモンによって悪さをするようです。
せっかく、良い雰囲気になって、これから・・・って時に、激しい頭痛がスンジュを襲うのです。
まだイナは気づいてません。