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すぐにミニクの秘書に戻るのかと思ったら、思ったより時間がかかりましたね、ガリ。
ミニクの家庭は複雑ですね。
母と呼んでいるのは義母。どうも父と他の女性との間に生まれたのがミニクのようです。幼い頃、引き取られたんですね。
ミニクは、ヘラを本当の母親のように慕いましたが、ヘラはやはり他人。冷たい態度でミニクに相対しました。ミニクの気持ちを理解しようとは考えなかったようです。
ある時、誕生日に何がほしいかヘラから聞かれたミニクは、テジュが持ってた船のおもちゃと答えました。おもちゃと言わなかったのが悪かったのか、ヘラが準備したのは、本当の船。
がっかりするミニクを慰めるように、テジュが自分のおもちゃを差し出しました。飽きたからと言って。テジュはこんな幼い頃からミニクのフォローをしてきたのですね。
それから、本物の船は彼らの秘密基地になりました。
内緒話をしたくなったら、この船に来ようと。
だから、今回、ミニクはテジュと船で会おうとしたんですね。
7才の頃からミニクは叔父であるシム・ヘヨン代表理事と妹で義母のヘラと同居しています。切っ掛けは、病気だったようです。
父は既に亡くなっています。婿養子だったんですね。だから妻には頭が上がらなかったのかもしれません。
ヘラは世間には実の母親だと演じて来ていました。ミニクにも、完璧な息子を演じるよう強要してきたようですね。
それが、ミニクがここにいる理由だと言いました。
そんな冷たい母親に対して、ミニクは心からの愛情を捧げて来たようですね。これは本心だと思います。
ミニクは、今回の事件を母ヘラたちに話していません、今のところ。
助けてくれと、突然抱きつかれたガリですが、意味も分かりませんし、突然解雇されたり、襲撃犯の疑いをかけられたりした怒りは、収まりません。
ただ、これまでの習慣と言うのは恐ろしいもので。
ミニクに呼ばれたり命令されたりすると、反射的に従おうと体が反応してしまうのです。
会社に戻ったミニクは、誰を見ても顔が判別できないどころか、顔が全く見えなくなっていることに気がつきました。
ガリは既に秘書じゃないからと離れようとしますが、ミニクはガリの腕をつかんで離しません。
パニックになりそうなのを、必死に堪えるミニク。
そんな中、ガリだけは顔が分かるのです。
これまた謎です。
ガリは自分の無実を晴らすために、ミニクを警察に連れて行きました。
事件の日の事情を聞かれたミニク。テジュと待ち合わせしていたが、現れなかったと言いました。
犯人の顔はしっかり見たので、今度会ったら分かると答えたミニク。大丈夫?分かる?
防犯カメラの映像に、黒い帽子を被った犯人の姿が写っていました。そして、テジュが一旦は来ていたことも。
警察署の前で、ガリはきちんとミニクに別れを告げました。
秘書としての仕事はここまでですと。
今までありがとうございましたと、頭を下げて背を向けたガリでした。
ミニクの病気は、先天性巨大脳動脈瘤でした。クリッピング術という手術によってその後は特に問題なく生活してきたのです。
クリッピングした箇所が、脳の顔領域のすぐ隣なんだとか。転落事故によってそれが動いたのかもしれないと、ク医師は言いました。
その他の認識機能とか、視力等には一切異常は認められませんから。
一時的なものかもしれないから、数日様子を見ようとク医師は言いました。
ガリは就職活動に励んでいました。
が、なかなか上手く行きません。
会社で、ミニクはテジュに会ったのですが、当然、誰か分からず、無視してしまいました。
それを、約束を破ったせいだと考えたテジュ。
怒っているのかと声をかけてくれたおかげで、相手がテジュだと分かったミニクでした。
行くには行ったけど、イ秘書に呼ばれたとテジュは言いました。
イ秘書とは、昔から彼らを見てきた姉のような存在の人です。
呼ばれた理由というのが、何か、テジュはまだ話せないようです。隠してる事は無いかとミニクに聞かれたら、あると正直に答えました。今度ちゃんと話すと。
ミニクも一つ秘密ができたけど、今度話すと言いました。
アートセンターがオープンしました。
これは、ヘラが理事長を務めるところで、その日、オープンしたばかりでした。
ミニクは出席の確認の電話があったとき、担当の女性に、母ヘラの今日の服装を聞きました。そうじゃないと、判別できないからです。
ところがです。ミニクが行った時、ヘラはかけていた筈のショールを外してしまってて、別の女性が同じような格好をしていたのです。
ミニクは、声をかけようと近づいたヘラの横を素通りし、そのショールの女性に一直線に近づき、肩を抱き締めたのです。
あなた誰?!
抱き締められた女性は驚き、ミニクの頬を叩きました。
間違った!・・・ミニクはパニックになったように周囲を見回しました。
でも、全員の顔が見えないのです。目も鼻も口も、なにも見えないのです!
顔が消えてしまってるのです。
ヘラも、意味が分からず呆然と見ているしか出来ません。
ミニクはク医師のところに駆け込みました。
一時的だと言っただろ!
パニックになってク医師の胸元をつかんで叫ぶミニク。
その声を、たまたま聞いたのはガリ。
ミニクの私物が残っていると連絡が入り、受け取りに来ていたのです。
薬でも注射でも手術でもしてくれ!
叫ぶミニク。
早く治してくれ。金はある、何でも欲しいものはやるから、治してくれ!
泣きながら叫ぶミニクを、たくさんの患者や職員が取り囲んで見つめていました。
皆、のっぺらぼうです。
そんな恐怖の中に、ガリの顔だけがはっきり見えました。
ところで、ミニクを襲った犯人ですが、案外近くにいるようです。
犯人の方が、エレベーターでミニクと出くわして動揺しましたが、ミニクは勿論判別出来ません。
犯人の男は、ミニクが自分の顔を覚えていないと確信したでしょうね。
ガリの兄ジュニがまとまったお金をガリに渡し、全部使って遊べと言いました。
そのお金は、ジュニが手に痣まで作るほど頑張ってマッサージのアルバイトをして作ったものでした。
それが分かっているから、ガリは使うことなんて出来ません。
でも、ジュニはガリが本当に頑張ってお金を稼いでいることを知っていましたから、首になった今、ゆっくりと思う存分遊ばせてやりたかったのです。
兄の気持ちが沁みたガリ。
遊ぶことにしました。
舞台を見ることにしたガリ。
ところが、観客が一人もいません。
ミニクが借りきっていたのです。
君を再雇用することにした!と、ミニク。
喜ぶと思っていたのに、ガリは怒って帰ろうとしました。
必死に引き留めるミニクを振り切って帰りました。
でもね、ミニクは諦めませんでした。家まで押し掛けて来たのです。
君しか見えないんだ・・・と、ミニク。
取りようによっては、愛の告白とも受け取られかねない台詞です。
ミニクは、自分の病気を、人の顔が認識できなくなってしまったことを、説明しました。
でも、なぜか、君の顔だけ見えるんだ・・・と。
永遠に治らないかもしれないと。
だから、君が必要なんだと。
「休暇をとるなら、俺とすごそう。」
そう言って、ミニクは紙袋をガリの手に握らせました。賄賂なんだとか。
あれは何?
お金かと思ったけど、違うみたい。私にはあれが何だったか、見えなかったんですが(・・;)
家に帰ると、ジュニと妹のナミが彼女を待ち構えていました。
ナミがアメリカの大学に合格したとの知らせが届いていたのです。
留学費用を稼がなくてはいけなくなりました、ガリ。
ガリ、復活です。
以前より堂々とミニクに相対しています。
ミニクも嬉しそうです。
そして、新しい運転手も決まりました。
ウン・ジョンスと言う運転手、あの襲撃犯です!
警察では、防犯カメラの映像の中に、ウン・ジョンスとテジュとが話している様子が発見されていましたよ。
どういう関係なんでしょう。
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