ついさっき、ネットで“ママは実は豚なの・・・”という作り話を、寝る前のひと時子供に聞かせたら、
「嘘でしょ」
と言って、泣きだしたとかという話を読んで、一人吹き出してしまったまぎぃ
ウケルはずだと思っていたのに・・・という思惑が外れたお母さんからの投稿でした。
それで、我が家の…と言うか、主に、まぎぃの嘘八百並べ立てた話を思い出したってわけです。もち、我が家のおっぺけ娘とボンに話して聞かせた物ガタリの事。
何と言っても、いまだに語り草なのが、≪サンタさん≫について
サンタさんは、ちゃぁんと居て、皆が良い子だとクリスマスイブの夜に、プレゼントを持って来てくれる。
何のプレゼントが良いかは、サンタさんが決めるんだけど、個人的な願いも聞いてくれる事がある。願いを聞いてもらうためには、夜、ベランダに出て(勿論一人ずつ)天に向かってつぶやかなきゃいけない。ポーズは、手を組んで、空を見上げて(・・・細かい)。
万が一、お願いしたモノと違うプレゼントだったとしても、それはサンタさんが、今あなたにとって一番必要だと思われるものを選んでくれたんだから、いつかは役に立つと思って有難くいただこう。
イブの夜は、早く寝よう。起きてたらなかなかサンタさんも来ない。
サンタさんは、回るコースがたくさんあって、子供たちもたくさんいるから、同じ町内でも(・・・笑わないように)早く来たり、遅くなったりすることがある。
ウチに来たら、まず、庭にソリを止める。トナカイは、そのまま庭の草を食べちゃったりしながら待ってる。そして、サンタさんは、どーやってかわからないけど、部屋に入ってきて、〇ちゃんと△ちゃんの枕元に、置いてくれる。
入ってくるのも、出て行くのも、方法は、お母さんは知らない・・・云々。
完璧です 嘘つきまぎぃの能力を最大限に発揮した傑作と言えましょう
実は、後の娘たちの話で、この話は小学校高学年まで通用していたそうで
なにせ、この話は、毎年絶対に内容を変えず、同じ事を言い続けて来たんでね。
娘たちは、友達の話じゃ親だと言うし、でも、我が家ではこの話はまことしやかに語り継がれているし・・・と、すっごく不思議に思ってたようです。
そして、その話を信用せざるを得ないプレゼントもありましてね。
小さなモノだったら、押し入れだの戸棚だの、隠すところはたくさんありますが、いつだったか、‘大人用自転車’というお願いが娘から出されまして。こればっかりは、倉庫に入れてても、車の後ろに積んでも絶対にばれる。なのに、クリスマスの朝、玄関に燦然と輝く金モールで飾り付けられた自転車が登場したもんだから、娘たち茫然・・・
ふっふっふ~っ
これは、いまだに謎解きしてません
実は、友人の家に預かってもらってまして、それも、娘たちの友達がいないお宅に。そうじゃなきゃ、友達の口からばれますもんね。
で、イブの夜、娘たちに口実を作って私一人が出かけ、真っ暗になった玄関脇にそっと運び込んでおき、深夜、玄関に運び入れたという次第ですのよ。友人宅からは、わたくしまぎぃが乗って帰って来ましたよ。
でもねぇ、その年のイブは、暴風の日でね。忘れもしませんが・・・。
まだサドルの高さの調節もしてなかったゆえ、足が短いまぎぃには、乗りこなすのは至難の業。おまけに、前かごに入ってた保証書の袋が、ぶんっと飛ばされちゃって、結局、保証書は行方不明。
まぁ、サンタさんのプレゼントに保証書が付いてるのもナンだから・・・ってんで、アルフィーと諦めましたが
寒い日だったのに、何かいや~な汗をかいたのを覚えてます
これ、娘たちにはいつ話そうかとわくわくしてるんですが、まだもう少しの間は、謎として親が楽しもうと思ってます。
サンタさんには、目撃談もありましてね
ボンがサンタさんらしき人影を見た・・・と言い張るのです。今は流石にこの話をすると嫌がりますが
イブの夜、ふぅっと首筋が風に吹かれたと思って目を開けてみると、部屋の入口に人が立ってた。赤い洋服で白い髭も見えた・・・って。
誰だぁっ
怖いじゃん
これを、マジ顔で、姉に話していましたっけ。アルフィーとまぎぃは、笑い出しそうなのを必死で堪えて、
「そりゃ、サンタさんかも。」
と言うと、ボンは、もっとマジ顔になって言いましたよ。
「うん、△ちゃん(自分の事をこう名前で呼んでいました)はそーだと思う。」
きゃ~っはっはっは~っ
それに、サンタさんの存在を疑い始めてた娘も、この目撃談によって、再度信じるようになったって事も、笑えます
こんな作り話が充分通用していたまぎぃ家。
楽しい時期でした。
たまに、アルフィーと思い出しては笑い転げております。