笑ってトンヘ DVD-BOX 8 | |
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前回の記事は、こちらから。
アンナの手をとっているトジン父の姿を見た、会長は、さすがに激高二人を会長室に連れて行きました。
そこで、アンナに言い聞かせようとしたんです。でもね、アンナにはジェームスの家庭を壊すなんて考え、まったくありませんからね。会長のあまりの勢いに、怖じ気づいて、会長室を後にしました。
トジン父は、アンナとトンへに対する気持ちは、相手が会長であっても、きっぱりと言ってますね。
で、会長は、トジン母の圧倒的な味方なんですが、会長夫人は、そこまでじゃない様子。
アンナがホテルを飛び出した時、丁度、会長夫人の車が来まして、危うくぶつかるところだったんです。
アンナが大丈夫だと言うのを押さえて、会長夫人はアンナを病院に連れて行こうとしました。
その車中で、会長夫人はアンナがトンへの母親だと言う事を知りました。それに、なんだか初対面じゃない感じもして、会長夫人は、アンナと話がしたくなったんです。
じっくり話してみたら、行方不明の娘との共通点がある事に気が付いた会長夫人。
この事で、アンナの事が気になり始めました。
ボンイの両親のキムチ工場も、トンへの料理大会優勝賞金が入り、どうにか立て直す事が出来そうです。販売方法も、カメリアの名前を借りず、ネット販売とか、TV販売等の新しい方法を開拓しています。
ボンイ父のキムチの製造方法も、盗んだカメリアですが、全てをマネすることは出来ないようです。
作りたては同じ様な味なんですが、時間が立つと味が落ちるとか。それを、改善しようとトジンを中心としたチームが組まれてます。
そんな時、街頭販売してるトンへを見かけたトジンは、またもや難癖をつけましたよ。
会長夫妻が、トンへの姿を見かけ、カメリアでの販売が決まってる筈なのに・・・と注意したんですよ。一方的に契約を解除されたトンへ達の事を全く耳に入ってなかったのでね。
だから、ボンイ兄が、その旨を反論し始めると、トジンが支離滅裂な理由を言ったり、自分達の正当性を無理やり主張したりして会長を誤魔化してます。
ホントに、トジンって、セワと似たもの夫婦よねムカつくなんてもんじゃない
そして、やっぱり、アンナが会長夫妻の娘だと言う事に気が付いたのはセワが最初でしたよ
会長夫人が持ってる娘の写真が、以前、人探しの番組で、アンナが見せた自分が養子に出された時の写真と一緒だと気が付いたんです。
そして、得意そうに、トジンとトジン母に、それを匂わすのですが、彼らは今ではセワの言う事する事の全てを信じませんから、全く相手にしません。
「後で後悔するから。」
とセワが捨て台詞のように言っても、完全に無視。・・・ちょっとイイキミって感じセワがどんなひどい目に合っても、全く可哀想だと思えません。
セワは相手にされないと知ると、今度はトンへに、その秘密を匂わせます。でも、トンへも全く相手にせず。
こんなに大事な駒を持ってるのに、セワ、誰からも相手にされません。でも、それを如何に上手く使うかを企んでいるセワなんです。
トジンからは、離婚に応じないから・・・と、離婚訴訟を起こされてますのにね。
セワは冷静になって考えてみました。
この事実から、トンへがカメリアホテルの直系の孫だとわかったわけで、と言う事は、これが明らかになると、トジンはホテルの後継者では無くなる可能性が高いって事です。
トジンやトジン母には腹が立ってるせわだけど、トンへが後継者となり、その夫人にボンイが収まるなんて事はプライドが許さないんですね。
だから、トンへにはこの事実は伏せなければ・・・と思い直しました。
トジン父も、それまでのようにトンへやアンナの前に現れて…と言う事はしなくなりました。
表立ってはしないけど、こっそりと援助してます。例えば、TVショッピングの件は、テボンキムチを採用するよう知り合いに頼んだようですしね。それに、ボンイ父を訪ね、このくらいしか出来ないからと、大金を置いて気ました。
でも、そのお金は、すぐボンイ叔父が、トジン父に付き返しました。
そして、会長夫妻の娘の行方も熱心に探してます。アンナと付き合っている時、彼女の幼いころの写真を見た事なかったのかしら、トジン父は。見てたんなら、娘の写真を見たらすぐにでも思い出しそうですが・・・。
アンナが気になる会長夫人は、再度アンナと会っていろいろ話を聞きました。
ピーナッツアレルギーの事、韓国の実の両親が亡くなった経緯等々。
その時、会長夫人も、娘を台風で行方不明にしてしまった・・・と、アンナに話しました。アンナと条件が似てるので、気になって・・・とね。
台風と言う言葉を聞いた時、アンナは、自分と同じだ・・・と、彼女なりに気が付いたようです。でもね、アンナは知能が遅れただけじゃなく、記憶も失ってますからね。本当の名前も、何もかも・・・。
アンナは、自分が、普通の人とは違う・・・と、正直に話ましたね。
それを会長夫人は、会長にも話しましたから、アンナと会った時に感じた不思議な感覚を会長は思い出しました。
ただ、会長は、アンナがそういう女性だからこそ、トジン父は守ってやりたい・・・と思ってるんだと思い込みましたよ。トジン母が、あまりにもしっかりしてて、支えなくても一人で何でも出来る女性だから、夫も離れても大丈夫と思うんだ・・・とね。
アンナから、会長夫妻の行方不明の娘と、条件が似てる・・・と聞いたトンへ。
まさか・・・と思いますわな。
それと、キムチ事業が、またまたカメリアの横やりで暗礁に乗り上げてしまわないか、心配ですわ。