製パン王キム・タック DVD-BOX2 <ノーカット完全版>【DVD】 | |
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前回の記事は、こちらから。
なんかねぇ、タックがあまりにも可哀想で、泣けますわ。強い運命の元に生まれたのかもしれないけど、これくらいの苦難は、タックが耐えられるだろうから、神様が彼に与えてるのか、分からないけど、見てるこちらも悔しくて悲しくなる展開です。
いくら、周囲の者たちが一人一人タックの味方になって行っても・・・。
イルジュンの気持ちは、タックに通じましたね。タックは自分が如何に父から愛されているか分かったと思います。
その反面、マジュンは、父の愛情がタックにだけ向いている事が悔しいんですね。
イルジュンは、タックに家に帰るよう言いましたが、タックは断りました。まだまだ学ぶことがたくさんあう。それに、キム・タックでいる事が、母を見つける手段なんだ・・・と。
イルジュンは、インスクに、きっぱりと言いました。タックを戸籍から外すことは決してない・・・と。
また、室長にも、タックと会ったことを暗に示し、これまで自分を騙してきた事に気が付いていると言いました。
そして、マジュンを会社に呼び戻すつもりでいる事、その時には、タックも一緒だ・・・ともね。
インスクは、ここまできたら、手段は選ばないで処理しろと室長に命令。パルボンパン屋をしばらく閉店させ、その間に、マジュンを連れ戻し、会社に押し込もうと言う考えのようで。
手段は選ばない・・・と室長が言いましたが、インスクは、彼がどんなことを考えているかまでは想像できなかったようです。
室長は、なんと、イルジュンを事故に見せかけて亡き者にしようとしたんですもん
会長のところに、タック母の使いの者がやって来ました。そして、一つの電話番号を渡し、ここにかけたら、タック母の事がわかるようになっている・・・と言ったのです。
だから、イルジュンはかけてみました。出たのはタック母。
で、会う約束をしたようです。夜、自分で運転して出たイルジュンの後をつけさせた室長。いつものヤクザさんたちですよ。
彼らは、イルジュンの車を挟み、事故に追い込みました。車は大破。イルジュンは頭から血を流して気を失ってます。それを確認して、ヤクザさんたちは去りました。
でもね、イルジュンの姿だけが消えちゃったんですよ
翌日、事故の車は発見されましたが、運転者の姿は無く、警察も、室長も唖然。
イルジュンは、なんと、タック母の家に居ました。
事故の直前、ヤクザさんの乗った車が凄い勢いで追い越して行ったのは、例のタック母の支持者であるお医者さんの車だったんです。彼は、イルジュンの周囲を見張っていたのかもね。
で、彼がイルジュンを助け出し、ちゃんと病院で治療した上で、タック母のところに運び込んだ…と言うわけです。
怪我も、見た目よりは軽かったようです。数日後、目覚めました。
そこで、イルジュンは、ずっと探し続けていたタック母との再会を果たすのです。ここで、つづく・・・なんですけどね。
ところで、タック母は、イルジュンの事も恨んでるのかしら?かなり冷静な表情だったんですけど・・・、イルジュンに比べて。結果的に、自分とタックとを離れ離れにしたのがイルジュンだと知ってるのかしら
イルジュンが行方不明だと言うことは、しばらくの間インスクには内緒にしてました。
でも、いつまでもそうしていられず、ジャギョンが打ち明けました。
インスクは、愕然とします。室長が言ってた“手段を選ばない方法”と言うのがこれだったのかと思い当り、室長のところに乗り込みました。
なんだかんだ言っても、やっぱりインスクが愛しているのはイルジュンなんですよ、絶対。彼に愛されていないことをよ~くわかってるから、室長との関係に走ったんでしょう。勿論、後継ぎ問題をハルモニからやいのやいのと言われ続けたって事もありますけどね。タック母がイルジュンから愛されてる事への嫉妬も大きかったんでしょう。
今更ながら、それに気が付いた室長。
こりゃ、室長とインスクの関係も、ヒビが大きくなりつつありますな
ところで、タック達の二次試験の題は‘この世で一番面白いパン’。
タックは、父やマジュンとの関係、マジュンとユギョンとの関係等々、悩み事は多いのですが、とにかく試験に向けてひたすら頑張ってます。タックとマジュンは、二人ともイーストを使わずに作らなきゃいけないことになってるからです。ミスンは、小麦粉を使わない決まりになってます。
ここでまたタックはマジュンの口車に乗っちゃって賭けをしちゃいましたよ。タックが負けたら、すぐ、マジュンの前から姿を消す事、マジュンが負けたら、タックを兄と認める事。どう考えても、タックがフリですやん
マジュンは、会社の研究所の人の手を借りて、イーストの代わりになる物質をさがしてましたが、すぐそれはイルジュンにばれます。イルジュンは、自分だけの力でやれと、会社への立ち入りを禁止。
またも、マジュンは悶々としてしまうのです。
で、行くのは、ユギョンのいる倉庫のような部屋。マジュンは、言いました。
「その気になってもお前は手に入らないから。」
ユギョンに付きまとうのは、それが理由だと。
マジュンは、パルボン先生の‘発酵日誌’を盗み見しました。でも、すぐに先生に見つかり、諭されました。
それで改心するかと思ったら、マジュンまだまだです。
タックの天才的な嗅覚を失くしてしまおうと考えたんです。薬草を扱う業者から、味覚や嗅覚をなくしてしまう薬を手に入れたマジュン。
一緒に、イーストの代わりとなるモノを探し出そうとタックに持ちかけます。一見、仲良く研究し始めた二人なんですが、マジュンは、心の中で、薬を使おうかどうか葛藤してます。
でもね、不審な行動をとるマジュンを、ジングが目撃したり、先生が目撃したり、はたまた薬をミスン母が見つけちゃったりして、実行には移せてません。
タックは、ユギョンのところに行きました。コソン食品の前に・・・。
タックに会社の事を話せてなかったユギョンは、気まずい思いをするのですが、タックは、何も聞きません。
「俺が知るべき事だったら、お前は話してくれるだろうから。」
ユギョンは、タックの前では本当に素直になれるんですね。笑えずにいたユギョンですが、タックと過ごすうちに少しずつ笑顔が出て来ました。
なのに
またもインスクがとんでもないことを
ユギョンは、タックと過ごして、自分のプライドが如何に自分を苦しめているかに気が付いたのかも。だから、今度こそ辞職願を出そうと思ったんですよ。なのに、タックと別れた直後、またも例のヤクザさん達がユギョンの部屋に押し入り、無理やり辞職願を書かせ、母音を押させたんです。
これで、ユギョンは堪忍袋の緒が切れたって感じです。と言うより、ユギョンのタックを求める純粋な気持ちを、怒りが塗りつぶしてしまった・・・って感じ。
ユギョンが不憫です・・・
ユギョンは、マジュンに会いに行きました。以前マジュンが言ってた“許すな。自分を陥れた奴らを許すな。自分を利用しろ”という言葉はまだ有効か・・・と、聞きました。
インスクへの復讐の為に、マジュンと結婚でもするつもりなのかしら
そんな二人を、ミスンが目撃
ミスンは、タックを想ってて、タックのユギョンへの気持ちも充分わかってるから、これをどうタックに告げたら良いのかわからず、悩みます。
マジュンは、すぐに行動に移しました。翌日の家族だけの会食に、ユギョンを連れて行ったのです。
おまけに、タックまで嘘をついて呼び出してましたよ
居合わせたインスク、ジャギョン、ジャリムは、唖然・・・。
タックは・・・。タックは、もう、目の前の光景が信じられない風でした。
ユギョンの言葉しか信じないと言うタック。でも、ユギョンは涙を堪えて
「ごめん、タック。」
としか言えませんでした。彼女も、ここでタックにだけは会いたくなかったでしょうからね。
パン屋に戻ったマジュンは、そこに失くしたカセットを見つけました。それは、壊してしまったタックが新しいのを買って置いてたものなんです。
タックは、母親を見つけるために新聞広告を出そうと思ってました。その為に貯めたお金を、使ったのです。
それを、マジュンに話して聞かせたミスン。
マジュンは、今更ながらタックの馬鹿がつくほどの人の良さ、純粋さを知ったみたいです。自分が彼から奪おうとしてるモノの、大きさを知ったのかも。
タックは、そのまま製パン室に戻って発酵の研究を続けます。でも、茫然としてて、何も手につかないようです。
面白いパンなんて、作れない・・・と。
翌日、倒れてるタックを皆が発見します。高熱を出してました。
その時、ミスン母が、マジュンが持ってる薬が風邪薬だと言ってたのを思い出し、呑ませようとしました。
それを聞いたマジュンは、必死になって止めようとタックの部屋に行きます。
でも一足遅かった。
ミスンが、一匙、タックに呑ませたところだったんですよ~っ