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前回の記事は、こちらから。
いよいよ、このドラマの核心部分に入って来ましたね。・・・来たのよね
ジフンの父が死んだ20年前の事件が浮上して来ました。
と言うのは、20年後の今、また同じ会社で立て続けに社員が死亡する事件が起こったからです。
20年前、5人の社員がそれぞれ違う状況で死にました。今回も、まったく違う場所で、違う死に方をしたんです。
おまけに、死亡原因は、特定されず・・・。
初めて解剖を担当したダギョンは、検死所見を出す前に、死んだ社員の周辺を探ってみる事にしました。イハンと一緒に、親しい社員に話しを聞いてみたんです。
そしたら、社内で噂になっている事がある…と言うのです。亡くなった前社長が殺したんじゃないか・・・というもの。オカルトちっくな話です。
と言うのは、20年前に、立て続けに死んだ社員というのは、前社長に敵対する人たちだったらしく、もしかしたら、今回も・・・というものなんです。
ところが、話の途中で、その社員の女性が気分が悪いから・・・と話を打ち切りましてね。妊娠してるんで、体調が悪いと言う話だったんですよ。席を立って行った社員が、忘れ物をしたんで、それを届けるためにダギョンとイハンが彼女の後を追いました。
そしたら、なんと、ほんの数秒前まで生きて話しをしていたというのに、倒れて亡くなっているじゃありませんか
やっぱり、他の亡くなった人たちと同じ様な感じです。
この事件の裏には何かある・・・とイハン、ダギョン、そしてウジンも、調査を開始しました。
ジフンの元には、匿名で20年前の新聞記事が送られて来ていました。それが、父の亡くなった時のモノだと気づいたジフンは、保管されてる資料を調べ始めるのです。
マスコミにも、20年前に、検死で得られた証拠を捏造した・・・という情報が匿名の誰かによって持ち込まれましたしね。結局、それは、科捜研を辞めさせられたチュ・イニョクの仕業だったんですけどね。
ジフンが調査していると、ミョンハンが、言うんです。
「科捜研のためにも、お前の為にも止めるんだ。」
何があったのかとジフンが聞いても、ミョンハンは答えません。だから、ジフンは自分で調べると言い切りました。
イハンは、問題の会社ハニョンのチョン社長に会いに行きました。
チョン会長を演じてるのはキム・ジョンテssi。「ミス・リプリー」でヒラヤマをやってたあの方です。今回もワル・・・です。ヒラヤマより、ずーっとワル
怖いものなしの態度ですよ。部下にも平気で暴力をふるってるようですしね。
父である前会長と対立した社員が次々に死んだ20年前の事件と、同様の事件が今回起こってる・・・とイハン&ウジンは目星をつけました。そして、ジフンの父の検死解剖をしたのが前院長のチョン・ビョンドだと知った二人は、20年前の事件から探ろうと、ビョンドのところに向かいました。
ジフンもまた、20年前の事件の死亡者全ての解剖を行ったのがビョンドだと資料で知り、ビョンドに事情を聞こうと向かいました。
ダギョンは、マスコミに20年前の事件の事をタレこんだのかチュ・イニョクだと気づき、イニョクに直接事情を聞きに行きました。その時、あっさりとタレこんだのが自分だと告白し、昔の事件の事情を知ってるのはビョンドだと言ったモノですから、ダギョンもビョンドのところに向かったのです。
彼らが到着する直前、ビョンドのところにはミョンハンが来ました。
どういう話し方をしたのかは不明ですが、ミョンハンと話した後、ビョンドは自殺してしまったんです。
一番最初に到着したのはダギョンで、彼女がビョンドの遺体を発見。直後に、ジフンやウジン、イハンが到着しました。慌てて救急車を呼びましたが、既にビョンドはこと切れてました。
遺書も何も残さず、自殺してしまったビョンド。ジフンは、父代わりだったビョンドの死に、呆然としてしまいます。
でも、ビョンドの家に、ミョンハンのネクタイピンが落ちていたのを発見し、自分たちが行く直前にミョンハンが行っていた事を知るんです。それで、ミョンハンに、その理由、ビョンドが死んだ理由を問いますが、それについては何も答えません。
何故なのか理解できない、だから、その理由を明らかにする…とジフンは言いました。
それで、今回の事件で死んだ人を解剖したのですが、何の異常も認められません。毒物・・・と予想し、血液検査をしても、何も出ません。
イハンは、被害者の遺族から話しを聞くうち、彼らが山岳会のメンバーで、親しい間柄だったと言う事が分かりました。メンバーは全員で6名。そのうちの4人が今回死んでいるんです。もしかしたら、それが6人になるかも…と言う事が分かったのです。
で、1名はウジンが召喚し、事情を聞きだしました。
彼らは、現社長チョン・チャヨンが違法に得た贈与財産に関する証拠を偶然見つけ、チョン社長を脅していたんですね。数回にわたって、莫大なお金を受け取っていたのです。
そして、イハンがもう一人のメンバーを追っていたんですが、彼が勤務先に行った時、既にその人は社長に会いに本社に行ったあとだったんです。
死んだ者たちが、死ぬ前に社長との面談をしていた事がわかったていたので、イハンは慌てて後を追いました。
でも、時既に遅し・・・。その人は、またチャン社長を脅してたんですが、チャン社長は飲みモノに毒を仕込んでいたようです。それを呑んだその人は、車に戻ったらそのまま倒れ、死んでしまったんです。
ジフンは、チャン社長に、毒殺の疑いを持っている・・・と面と向かって言いました。でもね、まったく動じる様子はありません。
韓国内では、まだ確認されてない毒だったんですね。だから、発見されるはずが無いと、高をくくっていたのです。
で、ジフンもダギョンと共に、資料を探し、ある毒を探しだしました。
20年前の事件の被害者達は全て火葬されて遺体が残ってないと思われていました。
でも、ただ一人だけ、チャン社長から火葬するよう言われていたけど、したフリをして、別の場所に埋葬していた人がありまして。そのお墓を掘り起こして、20年前の遺体を調査しようとしたジフン。
それがねぇ、なんともオカルトちっくで
20年前の遺体なのに、腐敗してなくてね、殆ど原形のままだったんですよその毒の作用によるものだそうです。
ジフンは、全ての被害者の体内から、その毒アンチモンを発見しました。
で、チャン社長の部屋を捜索し、アンチモンの小瓶を発見。
チャン社長は、逮捕されました。案外あっさりなのね?…と思ったら。こういう地位や名誉のある人が逮捕された場合、社会的な影響が大きいということから、市民が陪審員を務める検察市民委員会と言うのが開かれるそうで。
そこで、証拠とかのチェックが行われるようなんです。
ダギョンもジフンも、それに証人として出席することになってます。
その直前、ジフンの元に、死んだビョンドからの手紙が届いたんです。
な~んとまぁ・・・。
ビョンド、20年前のジフン父の解剖所見を捏造したと認めてましたよ。当時のハニャンの社長から、資金の提供等を約束してもらう代わりに、証拠を捏造したんですね。前社長の犯罪を隠ぺいしたって事です。
それでいて、自分の罪を認め、全てを明らかに…と言うのなら話しは分かるし、ジフンも理解しやすかったかも知れません。
でも、ビョンド、理解してほしい…なんて書いてましたよ。
たった一度の罪で自分の名誉を傷つけたく無かった・・・なんてね。
なんか、ビョンドの‘清く正しい’イメージが丸潰れ。罪を明らかにしたくないから・・・なんて自殺されたんじゃ、ジフンどうすれば良いのか分からなくなりますわな。
ほらぁ・・・。
ジフン、それまでの真実を明らかに・・・という頑ななまでも真っ直ぐな思いを曲げてしまったじゃん
ダギョンが、アンチモンによる毒殺・・・というスジに沿った証言をしたのに、ジフンは、アンチモンで毒殺…とは決められないなんて証言をしちゃった。