前回の記事は、こちらから。
同じ様に嘘から始まる作品だけど、「ミス・リプリー」のように後味が悪くないのは何故
嘘の性質によるのかもしれません。始まりが、自分の欲とか都合とかじゃなく、身勝手な妹の所為で・・・というものですしね。
その後は、嘘を隠すために、嘘を積み重ねてしまうっていうのは同じだけど・・・。何に一生懸命かってことも受ける印象が違う理由の一つかも。玉の輿に乗ろうとする為なのか、自分の夢を実現する為なのか・・・。人を傷つけるか否か。これは、ソヨン自身が傷つく嘘ですよね。
ま、とにかく、この作品は、楽しく観る事が出来てます
ユンソは、いろんな駒をつなぎ合わせて、ソジン=ソヨン、そして25歳じゃ無くて、34歳だってことも確信しましたね。
それを、ソンイルにどーにかして話そうと思うんですが、いつも何かしら邪魔が入って上手く行きません。
それに、ソンイルの妹のジュヒまでもがソヨンの味方になっちゃってて・・・。その事実をジュヒに突き付けても、ソヨンを庇って、表沙汰にしないよう頼み込む始末。
おまけに、それをばらしたら、ユンソの味方を止める・・・なんて、ある意味脅迫しちゃうし。ソンイルとの仲を邪魔するって事ですよね。ジュヒもユンソに対する意地悪な気持ちじゃ無くて、ソヨンを哀れに思ってるからですね。
ジュヒ、いつ知ったんだっけ?
・・・と、また見落としか或いは忘却かぁっと焦ったら、そのあとのシーンで、ジュヒが知った経緯が出て来ました。
ジュヒは、ソヨンに兄の娘ヒョニの子守役を紹介しようとしたんですよ。で、ソンイルとソヨンを会わせようとしたんです。勿論、それはソヨンにとってはマズイ展開。急いでその場を逃げ出しだものの、ジュヒに結局は見つかっちゃって・・・。事情を説明するしかなかったんです。
あまりにもぐだぐだな事情なんで、ジュヒはちゃんと理解できたかどーか怪しいもんです。でも、とにかく、ソヨンがどう仕様も無い事情から、妹のフリをしてるってことは理解しました。そして、自分の服が販売にこぎつけられたら、その時、辞表を出す・・・というソヨンの気持ちを納得したわけなんですよ。
ジュヒは、一見我儘お嬢様に見えるけど、全く嫌味の無い優しい性格なんです。良かったね、ソヨン。
でもまぁ、ユンソは、ソンイルに直接自分の口からばらすのではなく、ソヨンがもう嘘の付きようのない状況に追い込んで、皆の前でばれるように仕組んでますよ。
それにはやっぱり理由があって。
ソンイルが、ソヨンを気に入ってるのが見え見えだし、ヒョニまでもがソヨンをお気に入りにしちゃってるのがイヤなんですよね。それに、仕事上でも、自分と張り合う状況になってきてるし・・・。
嘘をついて入社してるのに、周囲の皆が彼女を庇い、手助けしているのが気に食わないんですね。
ワークショップを開いた時、わざわざ前の職場の部長からソヨン宛てに荷物を届けさせたんです。
「イ・ソヨンさんいますか?」
と、宅配のお兄さんがやってきて、ソヨンが名乗り出られなくなくて動揺しまくってる時、お兄さんが伝票に書かれてる電話番号にかけちゃった。ソヨンのポケットで、携帯が鳴りだして・・・。
ソヨン、どーしようもない状況です
ここで、つづく・・・。
ジヌクは、ソヨンのデザインしたジャケットを売り出そうと、一生懸命アピールしてます。
路上でアンケートをとったり、販売店を回ったり・・・。
そんな影の活躍をソヨンは全く知りません。
ジヌクは、社内で何故か理由は分からないけど、ソヨンのデザインした服の発売を邪魔する動きが出てる事を知りました。
あまりにも低い原価での製作を命じられたり、工場への受注書が消えて、発売日までに生産が出来なくなったり・・・。
それを知ったジヌクは、一層ソヨンへの協力をするようになりました。ソヨンが一生懸命なのがわかってますからね。
これらは、全てユンソの母ヒョン理事の仕業です。ぺク部長への対抗心からみたいですよ。ぺク部長を、何とかして本社から追い出そうとして支社への移動を提案したりしてます。
これは、ソンイルがどうしても阻止しようとしてます。彼が頼りにしている唯一の人なのかもしれません。
ソヨンがソンイルと偶然会ったところを、先輩社員に見られ、社長と怪しい・・・なんて噂を流されてしまいます。
それを聞いたジヌクは、なーんかイラつきます。
そんな時、自分との約束を反故にしてまで、社長の家に行かなくては・・・なんてソヨンが言いまして。それは、ヒョニから呼び出されただけなんですけどね。
行く理由が分からないジヌクは、焦ってソンイルの家に駆けつけてしまうんですよ。その時の言い訳が支離滅裂なんで、ソヨンはジヌクに怒ります。
口を挟めない位のマシンガントークのソヨン。そしたら、いきなり、その口をふさぐように、ジヌクがkissしちゃった
これはもう、ジヌク本人も驚いちゃったみたい。
ソヨンはお初だったようで、翌日から顔を合わせるのが気まずくって・・・。
このシーン、爆笑しちゃいましたよ チェ・ダニエルくん、面白い
ところで、ソヨンの年齢詐称は、ヒョニにもばれそうですよ。
ヒョニがソヨンの身分証明書を見て、そこに書かれてる数字の意味を聞いたんです。それが生年月日だったんで、まずい・・・と、ソヨンはそれをIQと説明 おいおい・・・
その秘密を二人で共用って事で、ヒョニはソヨンの事を一層気に入ったみたいですよ。それは良いんだけど、ある日、同じ様にジュヒの身分証明書を見て、それが生年月日だと聞いちゃった。
ヒョニ、ソヨンの説明と違うのに不審を抱いたようです。ソンイルに話しそう・・・
ある日、ヒョニはいつものようにソヨンを遊び相手として呼びだそうとしたら、ソヨンがそれを断っちゃったんです。ユンソの手前、あまりにヒョニと仲良くするのはマズイとソヨンも思ってましたからね。
そしたら、ヒョニ、突然いなくなっちゃったって言うじゃありませんか。
で、ソヨンのところにも連絡が来て、大捜索が始まりました。
ヒョニが大好きな人形を部屋に置いたままだと言うのを聞いたソヨンは、きっと家の中に居る…と確信。ヒョニの部屋のベッドの下で眠り込んでるのを発見しました。
ソンイルが帰って来た時、ヒョニをオンブしてるソヨンを見て、とても安心したみたいですね。
それで、ソヨンにヒョニの遊び相手になってほしい・・・と頼んだのです。空いてる時間で良いから・・・と。
それにソヨンは何とも答えられませんでした。
ところが、それを聞いちゃったユンソが、ソンイルに軽率だったと注意。ソヨンが家に出入りするようになる、それではまた人の噂になる…とか言って。
そしたら、なんと、ソンイル、きっぱりと言いましたよ。
「その話は、やめろ。私が考える。」
ヒョン理事がユンソに、
「あなたはソンイルに愛されていない。」
と、言ったことがありました。流石、母親。ソンイルと長年の付き合いってこともあるからね。よ~く分かってる
ヒョニを探し出してくれたお礼に・・・と、ユンソは、ソヨンに靴のプレゼントをしようとしました。これは、ソンイルから頼まれた事でもありました。
ところが、ソヨンは、気持ちだけいただく・・・と受け取りませんでした。
ユンソとすると、ソンイル&ヒョニとは家族、‘ウリ’という言葉で表現できる関係なんだと言う事を分からせたかったのかもしれません。
でも、ソヨンはまーったくそんな事気に止めても無いわけで、ユンソがこだわる割には何の手ごたえも無いんですよ。
だからこそ、単に辞表を出させるだけなんて悔しいって思ったんでしょうね。
皆の前で、特にソンイルの前で正体を暴いてやろうとしたんですよ。
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