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まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『王の顔』17話まで

2015-06-18 18:50:27 | 韓国ドラマのエトセトラ
王の顔 OST (KBS TVドラマ)(韓国盤)
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KT Music

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義兵の一人が、ドチの言うがまま、世子光海君が王になろうとして謀反を企てた・・・と供述したわけですが、言葉はそれで終わりませんでした。

「“そう言え”と、昨夜提調様に脅されました。」

あいやぁ~っ大どんでん返しですよ。

実は、ドチが男を脅しているのを、偶然、光海君が目撃したのです。

そして、ドチが去った直後に男の前に進み出たわけで。男を、仲間を裏切る様な人間じゃ無いと信じていると一言声をかけたのです。

その旨を、光海君は、話しました。

男もそれを認めました。

でも、ドチは認めません。・・・当たり前ですよね。

で、どちらが真実か見極めなくてはということになり、結局、ドチも牢に入れられたわけです。

義兵たちも、そのままです。

 

宣祖は、その結果に驚きながらも、少々がっくりした表情を見せました。

彼は、本心は、光海君を世子の座から降ろしたかったんでしょう。

後の裁きは、領議政に任せる・・・とその場を去りました。

 

牢に居る義兵のところにカヒが現れました。

光海君を陥れたのは、ドチか?・・・と聞きました。かつては首領として仰いだドチです。まさか・・・という思いもあったでしょうが、決裂した時、光海君を殺す側に立つと言っていた言葉がカヒには気になっていたのです。

義兵は、そうだと答えました。

これで悪事は働けまい・・・と言う義兵に、カヒは首を横に振りました。これで諦めるようなドチでは無いと知っているのです。

王妃の言葉が甦りました。

光海君を守るために宣祖の側室に・・・。それが、今彼女に出来る一番の方法だと思えました。

即、王妃の前に行き、承諾したのです。

 

王妃も喜び、すぐさま宣祖にその旨伝えました。

宣祖も、行き詰まっている日々に、やっと光が射したと思ったのかもしれません。嬉しそうでした。

そして、その夜、すぐに夜伽となったのです。

でも、宣祖も気になっていました。

あれほど側室になるのを拒んだカヒが、何故気持ちを変えたのか・・・です。

 

「側室になる気はありません。夜伽はしません。」

そう、カヒは言いました。宣祖、驚きました。そーでしょうねぇ。

王様の傍で心の傷を癒してあげたいし、自分も癒されたい・・・と、カヒは言いました。

宣祖は、なんて無礼なと怒りました。よりによって王である自分の傷が何か知ってるのか・・・と。

「民の信望を得られないでいる事が傷となっているのでしょう。そして、それは相の所為だと思っておられるのでしょう。でも、心持次第で相は変わる筈です。これからは、私がお傍にいます。民の信望を得られるようお手伝いします。王様の相を変えてさしあげます。」

一瞬、言葉に詰まった宣祖。彼の傷は、まさにそれだったからです。

親を殺した相手である宣祖を、心から想うようになれば、宣祖の相も変わると思う・・・。そう、カヒは言いました。

難しい事だからこそ、その情愛は深いかと・・・。

「そうなれば、王様の心も変わり、相も変わると信じています。」

宣祖、ふと、その言葉を信じたくなったような表情でした。

それは、翌朝、そのまま寝てしまった自分を、ずっと傍で見守っていてくれたカヒを見た時、より強く感じたみたいです。

 

ドチの取り調べが始まりました。

でもねぇ、領議政は、ドチの敵じゃありませんでしたよ。いいように言いくるめられてしまいました。

つまり、顔相を読む自分は、宣祖の意思を実行しようとしただけだ・・・と言ったのです。口には出さないが、光海君を廃位させたいと宣祖は思っているのだと。

領議政、結局、証拠不十分とでも言うのでしょうかねぇ、そのまま放免としてしまいましたよ。

 

ところで、カヒが都に来ていると思った光海君は、彼女の行方を追っていました。

でも、全く手掛かりは得られませんでした。

そんな時、友達の妓女が、カヒの弓矢を届けに来ました。

もう使わないから、光海君に渡してくれと言う伝言があったと聞きました。

どういう理由なのか、光海君には分かりませんでした。

 

ドチの釈放に、驚き、怒ったのは光海君。

領議政に抗議しました。

「王様は、義兵の活躍を快く思っていません。だから、重臣はキム提調の事を厳しく罰せよとは進言出来ないのです。」

と、答えた領議政。

光海君は、重臣が言えないのなら、自分の口で宣祖に話す・・・と宣祖の元に向かいました。

 

そこで光海君が見たモノは。

宣祖の傍に座るカヒ・・・。

 

自分の目を疑った光海君。

呆然とカヒを見つめました。

カヒは、静かに光海君を見つめました。彼女は、この時が来るのがそう遠い日じゃないと分かっていたでしょうから、覚悟が出来ていたのでしょう。

でも、光海君は違いました。

宣祖に、ドチの処分の事で抗議しようとした事全てが頭から消えてしまいました。

それほど、ショックだったのです。

 

カヒは、光海君とは幼いころ出会っていること、義兵として一緒に戦ったということも、ちゃんと宣祖に話していました。

だから、ここで自分に会ったら、光海君は、驚くのも当たり前だと宣祖に布石を打っていたのです。

 

呆然自失で宣祖の前を下がってきた光海君。

ショックのあまり、倒れて寝込んでしまいました。

数日後気がついた時、全ては悪夢だったと呟きました。でもね、ヨンシンが告げたのです。夢ではありません・・・と。

 

二人の話を、世子嬪ユ氏が聞いてしまいました。そして、王妃に確かめました。

これで、結婚した時、光海君が言った言葉の意味が分かったのです。

「最も大きな罪を犯す相手は、私と結婚する女人だと思っていた。そなたは私にとって恩人同然だ。そなただと分かっていたら、結婚しなかった。悪い事をした。」

その時、ユ氏は、光海君が自分を向いてくれる時まで待つと決意したのです。

そして今、心の中にいるのが、カヒだと分かったのです。その上、カヒは、光海君を守るために王の側室となった・・・。

ユ氏には、カヒも光海君も哀れでなりませんでした。

このあたりが、ユ氏の優しさですね。良かった、光海君を守ろうとする人がここにも居てくれて。

 

キム氏が、宣祖の新しい女人ができたと知りました。

即、乗り込んで来ましたよ。

会って、逆賊の娘だと知ったキム氏は、即座に追い出そうとしますが、負けるカヒではありません。

王妃もやってきたことで、キム氏は引き下がらざるをえなくなりました。

 

でも、黙って居られるキム氏じゃありません。

ドチにこの話を報告。

ドチは、まさかカヒ?・・・と思いました。

それはすぐに分かりました。宣祖の前に出た時、傍にはカヒが座っていたのです。

カヒ、ドチに対して敵対心むき出しです。ま、宣祖に気付かれない程度に・・・ですが。

ドチは、やりにくくなったと感じたでしょうね。可愛さあまって憎さ百倍となりそうな表情です。

 

王妃は、光海君を慰めに行きました。

そして、カヒの行動の意味を話して聞かせたのです。

いっそう光海君は、ショックを受けました。

カヒは自分の為に宣祖の側室となった、もう自分はカヒへの想いを断たなくてはならない・・・と決心するしかありませんでした。

 

王妃は、それから間もなく息を引き取りました。

宣祖に、世子を頼むと言うのが、最期の言葉でした。

 

国境では女真族との攻防が続いていました。

ある日、女真族の情報を持った男が朝鮮に逃れて来ました。

日本との戦いで苦戦したのは、情報を持っていなかったせいだと光海君は強く感じていました。

だから、この男をなんとしても助けようとしました。ホ・ギュンと言う男です。

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『トライアングル』6話まで

2015-06-18 11:09:59 | 韓国ドラマのエトセトラ
TRIANGLE MAKING FILM SPECIAL DVD「喜怒哀楽」上 (初回盤)
クリエーター情報なし
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「仕事に妥協せず生涯潔く生きて来た人の誇りを傷つけた。どんな理由があろうと、絶対に許さない。」

と、ドンス。

そんなに悔しければ、拒めばよかったのに・・・とボクテ。

拒まなかった時点で、ドンスもシネ父の人生を汚した共犯者なんだと言いました。

ドンス、その言葉に、言い返せませんでした。

 

そして、ヨンダルに向かって言いました。指示に従ったら、正式に部下としてやる・・・と。

 

ヨンダルは、ドンスに、ボクテといた理由を聞かれ、スパイをするなら、挨拶しておいた方が得策かと思って・・・と言いわけしました。

ヨンダル、双方に都合の良い言い方をしてますけど・・・。大丈夫かしら。

 

ドンスは、ヨンダルに食事をおごりました。

スパイを引受ける者には、皆そうやってる・・・と言いました。そして、家族になったんだからと。

ヨンダルも、ドンスに対して、反感は持ってない様子です。

こんな調子で、ボクテの命令に従えるのかしら?

 

ジョンヒが、借金を肩代わりしてくれた人物が居ることを知りました。

そして、すぐに思い当たったのです、ヤンハだと。

切羽詰まっていたジョンヒ、やっぱりありがたかったんですよ。ヤンハに素直にお礼を言いました。

出来るだけ早く返すから・・・と。

ヤンハ、嬉しそうです。

自分がジョンヒに惹かれてるというのを、既に認識してるんですね、彼は。

 

ヨンダルは、資金を援助してもらい、手下たちとの合宿を開始しました。

えらく昔風な合宿ですよ。

ワンゴニ組と名付けた組織で、このサブクという地域を牛耳ろうと意気盛んです。

 

ところで、ボクテを追い詰めようとしていた矢先に捜査を止めたドクスに、監察が入りました。

もしかしたら、ボクテと手を組んでるんじゃないかと疑いをもたれたのです。

ブランド物を着てる事も、疑いの証拠となりました。でも、何があろうと、ドンスばボクテと手を組むなんて、あり得ません。

ま、ドンスの剣幕に、監察もあっさり引いた感じですね。

 

ヤンハが会長の息子だということは、社内の一部の人間しか知らない情報でした。

直属の上司が、事情を知ってヤンハにそれまでの態度を謝ったりしましたが、ヤンハは、特別扱いはしないでくれと言いました。そして、この事は内密にしておいてくれとも。

でもね、ヤンハがイケ面だってことで、同僚の中で注目されてしまってね。

ジョンヒの友人が上司にしつこく聞いたことから、会長の息子だって言っちゃった。

ヤンハに気に入られてるジョンヒを、シンデレラだ・・・と羨ましがる友人。

ジョンヒは、反対に不安を覚えてしまいました。それは、スジョンがジョンヒの事を調べてると知り合いから聞いた事で、いっそう膨らみました。

 

ジョンヒは、ヤンハにお金を返しました。友人から借りて・・・。

ヤンハにしてみれば、ほんの気まぐれで遊びかもしれないけど、自分にとっては職を失うことになるかもしれない・・・と思ったのです。

「あなたの恋愛ごっこに付き合ってる暇はないの。ディーラーになれるチャンスをあなたの為に逃したくない。私とあなたは住む世界が違うの。あなたの軽い悪ふざけが私の人生を大きく左右するのを分かってる?」

突然の態度の変化に、ヤンハは戸惑いました。

でも確かな事は一つ、自分の身分が知られてしまったということです。

 

シネが休暇を利用してサブクに来ました。

ヤンハに会う事も理由の一つだったみたいです。

ヤンハの表情がソウルに居たころより、ずっと明るいのが、シネにはほっとできる事でした。

好きな人が出来たと言うヤンハの言葉にも・・・。

 

シネは、ドンスにも、休暇をとれば?・・・と連絡しました。

監察に調べられたってこともあって、彼には珍しく、休暇を取る事に。

で、サブクに来たんですが。

丁度ユン会長と共に、ピルサンも来てましてね。顔を合わせた3人それぞれに複雑な表情になってましたね。

シネは、ドンスといると、自分には見せた事のない様な表情をする・・・とピルサン。

シネは、まさか会うとは思わなかったピルサンの登場に、戸惑っていましたし、気分が悪くなった感じ。

そして、ドンスは、二人の不仲を知ってるし、ピルサンの浮気も知ってるわけで。

ホント、大人な対応だけに、悶々とする感情が入り乱れてましたね。

 

ヤンハと別れて家に帰って来たジョンヒ。

彼女の表情がすぐれないのを見たヨンダルは、バイクでのドライブに誘いました。

浜辺で、ジョンヒは海に向かって大声を出しました。物凄く惨めな気持ちだったんですよ。ヤンハに対して・・・。

ふと、涙がこぼれたのを見て、ヨンダルが何故・・・と聞きました。

「分からない。」

と答えたジョンヒ。泣きたくなったことはない?・・・とヨンダルに聞きました。

「それを言うなら、毎日泣きたい。」

生きるのが大変だと思ってるのは、自分だけじゃないとジョンヒは感じたかも。

 

ボクテが、ヨンダルの返事を聞きました。

命令が出たら、ドンスを密かに始末してくれるのか?・・・と。

ヨンダル、迷った末に、頷きました。

あいやぁ~っ

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『トライアングル』5話まで

2015-06-18 09:22:53 | 韓国ドラマのエトセトラ
トライアングル DVD-BOX2
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ヨンダルが連れて行かれたところには、ぼこぼこにされたジャンス&ジェリ。

二人は、お金のありかも吐いちゃって、既に、ボクテにそのお金は渡ってしまってましたよ。

計画が全て泡と消えてしまったヨンダルでした。命があっただけ、良かったと思わなきゃ・・・というジャンスの言葉も、耳に入らなかったようです。

ボクテは、ヨンダルがドンスの事情聴取を受けても口を割らなかったこと、そして目つきが気に入りました。

使えるヤツ・・・と思って、事を穏便に済ませたみたいですね。

実際、後日、周辺の息のかかってる者に、ヨンダルに目をかけてやれという指示をだしたくらいですから。

ヨンダル、天下のボクテのお眼鏡にかなったと言う事で有頂天になりました。

 

ジョンヒとヤンハは、カジノディーラーの研修生としての日々が始まりました。

ヤンハは、違法賭博でディーラーやってた事を、秘密にするとジョンヒに言い、ジョンヒは、ヤンハがそこに出入りしていた事を秘密にする・・・と負けずに言いました。

ただ、誤解するなと釘も刺しました。ヤンハは自分のタイプじゃないって。

ヤンハ、ジョンヒの媚びない姿勢が心地よい感じですね。

ディーラーの先輩からのいじめもありますが、ジョンヒは、そんな事に負けるわけありません。堂々と渡り合ってますよ。

 

ところが、ある日、ジョンヒは違法賭博のチャンマダムから借金を返すためにも、仕事を続けるようにと強要されてしまったのです。それを、偶然耳にしたヤンハ。

高額な利子も含めて、代わりに支払ってあげたのです。

正式にカジノのディーラーになろうと、頑張ってるジョンヒを脅すな・・・と。

 

そんないつもと違うヤンハの態度を不審に思ったのが、新しく室長となってやってきた幼馴染のスジョン。

すぐさま、部下にジョンヒの事を調べさせてますよ。

 

ドンスたちは、チョンジン開発の家宅捜査に入りました。

コ・ボクテの会社です。

やましい事がた~んとあるようですね、ボクテ。

で、どーにかして捜査を止めさせようと、シネの夫ピルサンに頼みこみました。シネの父がソウルの警察本庁に居るのを知ってて、そちらから捜査の中止を指示してもらおうと思ったのです。

ピルサンは、ヤンハの養父であるユン会長の部下ですが、直接ボクテとも関わっているんですよ。ユン会長の知らないところで。

 

ピルサンは、すぐにシネ父に連絡し、会いました。

常々、シネ父は、娘が立派に成長し、立派な婿をとったということに大満足していました。

だから、その婿からの頼みは、無下に断れなかったのです。彼自身は真面目に警察畑を歩んで来た人物なんですが・・・。

自分の生き方に反してでも、婿の頼みを聞き入れましたよ。

そして、ドンスに、捜査の中止を頼んだのです。

ドンス、すぐにボクテの手が伸びたと察したみたいですね。

 

また、ドンスは、偶然ホテルでピルサンが別の女性といるところを目撃していました。

シネに隠れて浮気・・・とショックを受けました。

で、治療のために、シネに会った時、さりげなくピルサンの事を聞いたドンス。

シネは、初めて、形だけの夫婦だと言う事を打ち明けました。結婚自体が間違っていた・・・と。

「一度も彼の事を愛した事はなかった。」

と言ったシネ。

好きな人がいたんだけど、その人は自分に心を開いてはくれなかった、私を愛していた筈なのに・・・。

そう言ってドンスを見つめるシネ。

充分ドンスにも分かっていました。

 

ヨンダルは事業を始めようとしていました。内容はまだ決まって無いようですが・・・

で、資金を出してくれる人を探すんですが、彼を信用する人なんて、そうそうはいなくてね。

キム女史がボスと離婚して自分を探してるって言うんで、お金を出してもらえるかも・・・なんて不純な動機で会いに行ったんだけど。一緒に住んでくれるなら、いくらでも出す・・・なんてキム女史。

それに従うわけにはいかないヨンダルでした。

 

そんな時、ボクテのお眼鏡にかなったって話しがもたらされたもんだから、ヨンダル運が巡って来た・・・と一転張りきりましたよ。

手下を集めて、合宿ですって。

子分を立派に育てて、この地域を牛耳ろうと考えたのです。

まずは、お礼を・・・とボクテのところに出向いたヨンダル。

命をかけてボクテに仕える・・・と言いました。

そしたら、ボクテは言ったのです。

自分が指示したら、ドンスを刺せるか?・・・と。

流石に、すぐには返事が出来なかったヨンダルです。

 

そこに、ドンスがやってきましたよ。

彼とすると、シネ父に、意に染まない決断をさせた事が許せなかったのです。

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『トライアングル』4話まで

2015-06-17 16:14:30 | 韓国ドラマのエトセトラ
TRIANGLE MAKING FILM SPECIAL DVD「喜怒哀楽」上 (初回盤)
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ジョンヒの手を取って警察からは逃れたものの、ほっとした時、二人の前に現れたのは、今度は暴力団。

ヨンダルは、ジョンヒを帰し、彼らと戦ったんですが、やっぱりねぇ。多勢に無勢。

手段を選ばない奴らに、お腹を刺されてしまいましたよ。

意識を失いつつ、ヨンダルは逃げ切り、ドンスに連絡。助けてくれと言う言葉を残しました。

 

ドンスは、ヨンダルがギチャンの事で何か知ってると思ってますから、必死でヨンダルの行方を追いました。

クク刑事の協力を得て、ジャンスにも聞いたのですが、分かりません。

 

ジャンスは、実際、ヨンダルの行方を知らなかったのですが、事情はぴんっと来ました。

ヨンダルが帰宅しない事で心配したジョンヒから、騒動の様子を聞いていましたからね。

ギチャンのお金の事で、追われてるんだ・・・と察しました。

で、ジェリと共にアジトで倒れてるヨンダルを発見したのです。

知り合いの元医者に頼んで手当てをしてもらい、どーにか意識を取り戻したヨンダル。

これで、腹をくくったようです。

一世一代の賭けをしよう・・・と。

 

ドンスたちは、ヨンダルを見つけられないでいました。

そんな時、フィリピンに逃げていた一味が、ヤクザに協力を求め、そのヤクザが入国してると言う情報が入ったのです。

 

ワタナベと言うヤクザ、コ・ボクテから手下を何人か借りて、ヨンダルを追っていました。

そして、とうとうヨンダルを見つけ、拉致したのです。

この様子を、ジェリが見てました。

何で助けないの?・・・と思ったら、これは作戦の一つだったようですよ。

おそらく狙われるだろうと踏んで、その場合、警察に駆け込んで助けてもらおうと言う事になっていたのです。

そして、予定通りジャンスが、ドンスの部下のところに駆け込み、ヨンダルが拉致されたと通報したのです。

 

で、ぼこぼこにされてるヨンダルを、ドンスと部下たちが救いだした・・・という結末。

 

ヨンダルは、ギチャンのことで事情聴取を受けました。お金のありかを知ってるだろう?・・・と。

散々ドンスから脅されましたが、ヨンダルは吐きませんでした。

シネにヨンダルの話が本当か嘘か見極めてもらったりもしたのですが、はっきりとはしませんでした。

そして、ヨンダルは釈放されたのです。

ジャンス、ジェリ共々、してやったり・・・と大喜び。

でもね、そう甘くはありませんでしたね。

今度はボクテの手下たちに捕まっちゃいましたよ。既に、ジャンスとジェリは捕まってて、ぼこぼこにされてました。

あ~ぁ・・・

 

ところで、ドンスの過去ですが・・・。

幼い兄弟3人だけに鳴ってしまった彼らは、養護施設に入れられたんだそうです。

そこで散々苦労して、ドンスは弟たちを守ってきたようですね。

で、盗み等をしてて警察に目をつけられたので、半月ほど施設から姿を消したんだそうです。戻って来たら、ドンウは養子に出されてて、ドンチョルは逃げたんだとか。

刑事になっても、ずっと弟たちを探し続けていたけど、いまだに見つからないままで。

弟たちを守れなかった罪悪感は、まだ消えてないようです。

 

そして、ドンチョル・・・ヨンダルは、家族や生まれた場所の事など、全く記憶に無いようですね。

彼の最初の記憶は、駅で物乞いをやってた時だとか。その後は学校にも行かず・・・いえ、行く機会も無く、真っ当な生活をしないまま現在に至っているようです。

 

ユン会長のところに養子に出されたドンウ・・・ヤンハは、彼なりに来るしんでいます。

後継者となるべく養子にされたのですが、ユン会長とは親子の情は育ってなさそうで・・・。息がつまりそうなプレッシャーを感じてるようですね、ヤンハは。

ただ、ユン会長は、ヤンハを後継者に育てたい気持ちは本物のようですし、彼なりにヤンハを息子として大切に思ってるんじゃないかと感じます。

 

コ・ボクテとユン会長の関係が少し明らかになりました。

鉱山主だったユン会長は、労働者との騒動を押さえるのに、当時暴力団のボスだったボクテの協力を得ていたようなんです。

その鉱山で、ドンスの父は働いていたようです。

きっと、騒動の中で、ボクテたちによって殺されちゃったんじゃないかしら?

 

ジョンヒに、ディーラーになれるチャンスが巡って来ました。

その初日、遅れそうになったジョンヒは、ヨンダルにバイクで送ってもらいました。一歩近づいた二人ですね。

で、上司のところに行って見ると、もう一人新入社員が。

なんと、ヤンハです。

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『トライアングル』3話まで

2015-06-17 12:18:31 | 韓国ドラマのエトセトラ
トライアングル DVD-BOX1
クリエーター情報なし
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大金持ちになっちゃったヨンダル&ジャンス。

嬉しくて大興奮の後、今度は不安になって来ました。

ギチャンは死んだと言うけど、ギチャンの仲間でフィリピンに逃げた奴らが、お金を取り戻しに来るんじゃないか・・・って。

ギチャンに襲われる夢も見たりしたもんだから、ヨンダルはアジトを変えることを決意。

お金も、炭鉱の中に隠しました。

大金を目の前にしたら、やはり相棒のジャンスまで信じられなくなってしまいそうなヨンダル。お互い、裏切りは無しだと約束しました。

やっぱり、こう言う状況になっちゃったら、目がくらんでしまうのね、人って。

 

で、ヨンダルは、家も変えた方が良いってんで、不動産屋に行くんですが、日ごろの行いが悪いもんだから、信用してもらえなくてね。

お金を見せてやっと物件を紹介してくれましたよ。

その時、偶然、ジョンヒの祖母が店に部屋を貸したい・・・とやってきたんです。

ヨンダル、ジョンヒに一目ぼれだったんでしょおうね。ずっと気にしてるんです。で、こんなラッキーなんて又とない・・・と、即、貸して貰う事で話しはまとまりました。

 

ジョンヒはびっくりです。

パンツ一丁で逃げてた理由が、人妻との不倫騒動だと友人から聞かされ、ヨンダルの悪評を聞いたばかりですからね。

部屋を貸すなんて、とんでもない・・・てなもんです。

でも、借金に追われてる今、現金収入は喉から手が出るほど欲しいわけですよ。

結局、そのまま家主と店子となりました。

だけどね、ジョンヒもヨンダルの事を悪評ほどには嫌ってなさそうなんですよ。

 

ギチャンの事件で、元の仲間を調べたドンスは、50億くらいの大金をどこかに隠した筈だと言う話を仕入れました。

それを、フィリピンに逃げた仲間が取り返しに来るんじゃないか・・・って。

容疑者を絞り込む過程で、ヨンダルがギチャンと関係がある事が判明。呼び出して事情を聞こうとしました。

でも、その時、ヨンダルは高級ホテルで豪遊してる最中。

お金も出来たし、今さら刑事のスパイなんて、馬鹿らしくて出来ないわけです。

あっさりとドンスの呼び出しを拒否しました。

 

ヨンダルが泊ったホテルには、ヤンハも宿泊中でした。スイートルームに。

賭博で完敗したことを根に持ってるヨンダルは、再勝負を持ちかけました。

馬鹿にして相手にしないと言ってたヤンハですが、しつこいんで、仕方なくそれを受ける事にしましたよ。

 

ヤンハは、ホテルでジョンヒを見かけました。制服で、従業員だと言う事が判明。

ヤンハは、ジョンヒをお酒に誘ったんだけど、びしっと断られてしまってね。違法賭博場の事を口にして脅迫めいた言い方をしちゃった。

違法賭博場でディーラーをやってる事がばれたら、ホテルは首です。

仕方なく、ジョンヒは部屋に行きました。

で、負けたら、お酒を飲む・・・というゲームをしたんだけど、ヤンハにかかったら、ジョンヒなんて子供と同じ。

負け続けて、ワインをしこたま飲み、おまけに服まで脱がなきゃいけなくなっちゃって・・・。

どーしようってな時、一人の女性が部屋に来ました。イ・スジョン、ヤンハの幼馴染だそうです。それ以上の感情を持ってるように見えますね、スジョンの方は。

 

スジョンが来た事で、ジョンヒは、部屋を出て行く事が出来ました。

 

ところで、ドンスとヨンダルは、酔ったりふともの思いふける時、決まって口を突いて出てくる歌がありました。

古いブルースだそうで。

ドンスによると、亡き父親が酔っ払った時、よく歌っていたんだそうです。

ヨンダルも、幼いながらも何度も耳にしていたんでしょうね。

 

ヤンハは養父であるユン会長の前に出ると、発作が起るみたいです。

会いに行くと思っただけで、震えが来てましたからね。で、薬を飲んで落ち着いてから、父の前に出て行きました。

ユン会長は、ヤンハに厳しく当たっています。まぁ、特別厳しいとは思いませんでしたが、どうもすぐに手が出るようなんですよ。それが、おそらくヤンハには心の傷として、トラウマとして残ってるんじゃないでしょうかね。

そのあたりを、シネの夫ピルサンは、良く分かってるみたいで、ヤンハの事を庇っています。

 

ヨンダルの仲間のジェリが出所してきました。

で、ジョンスと3人でドンチャン騒ぎをして歓迎。

その時、ギチャンの死が自殺では無く他殺らしいと言う話を聞き、怖じ気づきました。お金のありかを吐かせるためにギチャンを殺したのでは?・・・と察したからです。

ジョンスは返した方が良いと言いましたが、ヨンダルは今さら・・・です。

だけど、気持ちが鬱々としてしまったので、チャンマダムの賭博場に。

その時、警察の手入れが

ジョンヒは、ここで捕まっちゃったら、カジノでの仕事は首でしょうから、焦りました。

その時、ヨンダルが、彼女の手を取って、逃げ出しましたよ。

 

その頃、ドンスはシネのところを訪ねていました。治療を受けるなら、シネが良いと考えたんでしょう。

やはり、精神的な病のようです。

シネすら、彼の過去を知りませんでした。家に来るまでの事は・・・。

ドンスは、ぽつぽつと話し始めました。

「炭鉱で働く父と弟が二人いた。ドンチョルとドンウ。12歳の時、父が炭鉱事故で死んだ。ドンチョルは7歳、ドンウはまだ赤ん坊だった。母親は突然いなくなった・・・。」

やっと弟たちと生き別れてしまった当たりの事情が分かるのね。

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『トライアングル』2話まで

2015-06-17 07:50:47 | 韓国ドラマのエトセトラ
TRIANGLE MAKING FILM SPECIAL DVD「喜怒哀楽」下 (初回盤)
クリエーター情報なし
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パンツ一丁で裸足。そんな状況じゃ、捕まるのも時間の問題。

キム女史の夫であるボスと手下にキム女史共々捕まっちゃって、ヨンダルは穴に埋められそうに・・・

絶体絶命って時に、クク刑事がさりげな~く割り込んできて、事無きを得ました。

 

クク刑事は、ドンスにヨンダルを紹介。

ドンスは貸金業者の実情を知るためのスパイにならないかと持ちかけたのですが、ヨンダルは、拒否。

この時の、砂だらけで汚れたジェジュンくんの顔。必見です。これまで見た事ない情けなさ。別人のようです。

 

ドンスは、ソウルに戻る前に、寄り道をしました。

炭鉱だった場所なのかな?

父親に会いに行くと言いました。そこに、父の遺灰を撒いたようですね。その時、彼の傍には幼い弟二人。あれが、ヨンダルとヤンハなんですね。

いったい、どういう経緯で別々に育つことになったのでしょう。興味がわきます。

 

ジョンヒは、カジノのディーラーになりたいみたいですね。

でも、規則で成れないんだと先輩は言ってます。一体、どういう規則なんざんしょ。

 

そんなジョンヒに目をつけたのが、チャンマダム。

違法な賭博場をやってるようですね。

ジョンヒの美貌を知ったチャンマダムは、彼女の借金を肩代わりし、店で働いて返せと言ったのです。

高額な報酬を示され、ジョンヒは働く事を決意しました。今のままでは、借金を返すどころか、利子の支払いも無理な状況ですからね。ディーラーと言う仕事に興味があった事も理由の一つかも知れません。

 

コ・ボクテは、ドンスを呼び出しました。

いい加減争うのは止めようと言いました。自分はもう暴力団のボスではなく、実業家に転身したんだから・・・とね。

こんな話、ドンスが乗るわけは無く。

ボクテは、予期してたんでしょうね。ここで、奥の手を出して来ました。

ドンスの部下二人が、袖の下を受け取ってる証拠写真を見せたのです。

「むやみに私を刺激するな。」

と、ボクテ。

流石のドンスも、何も言い返せませんでした。部下にも、注意しませんでした。こういうところは、情があると言うべき?

 

ヨンダルは、ギチャンの隠し資金から借りた1億の、もう殆どを使いきってしまってました。

残りのお金でどうにか儲けないと、返す事も出来ません。それはすなわち自分たちの死を意味していますから、必死になりました。

ところが、以前、酔って騒いだために、カジノには出入り禁止の措置が取られてまして、入る事も出来ない状態なんです。

ここで思い出したのが、ドンスの提案。スパイにならないか・・・ということ。

 

即、ドンスに連絡し、カジノに入らなきゃ、情報も掴めない・・・とか何とか言って、出入り禁止を解いてもらいましたよ。

で、勝負・・・って事になったのですが、やっぱり負け続き。

結局持ち金を減らしただけでした。

 

シネと夫のピルサンは、もう2年もの間仮面夫婦を続けているんだそうです。シネ父も、まさかそんな状況に鳴っているとはつゆほども思ってません。

ピルサンは、復縁したいと望んでいますが、シネはあまりそんな気無さそうです。

まだ結論は出ていません。

また、ピルサンは、仕事の上でボクテとも顔見知りでしてね。何だか自分のボス、ユン会長抜きで話しを進めようとしてますよ。

ユン会長は、ヤンハの養父でもあります。

 

ある日、刑務所でギチャンが自殺体で発見されました。

シネが検証したところ、自殺に見せかけた他殺ではないかと言う疑いが浮上。

その事件の担当がドンスになりました。

シネは、ドンスの事を監察班には、適当に誤魔化しておいたようです。でも、治療が必要なのは事実だ・・・とシネ。

いったい、何の治療?

 

チャンマダムの店に、ヤンハが来ました。

一人勝ちしてます。

それを見たマダムは、ヨンダルを呼びました。ゲームに参加させて、ヤンハの一人勝ちを防ごうって魂胆なのかな?

ディーラーも変えました。

出て来たのは、ジョンヒ。

ヨンダル、驚きました。パンツ一丁ですれ違って以来の顔合わせです。彼女の事が気になってるヨンダルとすると、あれはもう恥ずかしいなんてもんじゃない騒動だったわけで。彼とすると、顔を合わせるのは気まずいですよね。

ジョンヒの方は、どーってことない感じですが。

 

勝負は、ヨンダルの完敗。

ヨンダル・・・賭けごとに向いてないって感じ。勝ってるのを見た事が無いんですもん。

 

ところで、ジョンヒに目が留まったのは、ヤンハも同様。

仕事帰りのジョンヒに声をかけましたが、あっさりと拒否され、それ以上深くは追いませんでしたね。

 

盗んだお金を全て使いはたしてしまったヨンダル。

もう、返そうにも、稼ぐ資金がありません。で、再度お金を盗もうとジャンスに提案。ジャンスは尻込みしますが、もうそれしか方法は無いって感じ。

ところがですよ。

その時、彼に幸運の女神が。お金の持ち主のギチャンが死んだと言うじゃありませんか。

クク刑事から、親しかったヨンダルに情報提供の話があって、それを知ったヨンダル&ジャンス。小躍りして喜びました。

そして、即、残りのお金を全て掘り出したのです。

大丈夫かい?大丈夫じゃなさそう・・・

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『秘密の扉』完観

2015-06-16 20:47:56 | 韓国ドラマのエトセトラ
秘密の扉 OST (SBS TVドラマ)(韓国盤)
クリエーター情報なし
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レビュー一覧は、こちらから。

 

英祖はソンを救う手立てを考えていたのです。

書斎を作った事だけを認めろと言いました。逆賊を養成し、書斎の者たちを逆賊の思想に染めた事は、全てナ・チョルジュの責任にすれば良い・・・と。

そうすれば、世子の座を降りるだけで良いから・・・と。

これだけが、ソンの命を守り、サンを世孫のままで守れる方法は無いと英祖は言いました。

一旦は断ろうとしたソンですが、サンの事を言われると・・・ねぇ。

と言うか、ソンはやはり自分の夢や民の願いのみにとらわれてて、サンや世子嬪ホン氏の思いを忘れがちです。

その点、英祖は流石・・・というところです。

王と言う立場ゆえ、守らなければいけない事、気を配らなくてはいけない事が多々あって、それらをどんな時でも一つも忘れたりはしてないんです。

 

英祖は、ジェゴンを呼び、ソンを説得しろと命じました。世子の座を降りる事です。

でもね、ジェゴンはずっとソンの傍でソンを見て来ました。だから、ソンの思いは痛いほど分かっているのです。

だからこそ、そんな事言えませんでした。

かと言って、英祖の命令は絶対です。

結局、ジェゴンは職を辞しました。

ソンにとっては、頼れる人が又一人いなくなったのです。

 

英祖は、自らの手で、ソンを納得させるしかありませんでした。

で、まずはソンの手足をもぐ事にしたのです。チャン内官、チョ・ジェホを流罪にし、ウソプも投獄。

それを知ったソンは、英祖に談判に行こうとしたんですが、ホン氏が止めました。

廃位を認めてください・・・と言いました。

彼女も、それしかサンを守る術は無いと思ったのです。

自分はソンにどこまでもついて行くと言いました。囚人としての暮らしでも構わない・・・と。でも、サンだけは、守ってほしいとね。

 

英祖が廃位の手続きを始めると聞いたミン・べクサンが、それを辞めてほしいと直訴。

そして、自分の命を捨てる代わりに、息子ウソプを助けて欲しいとも言いました。

でも、英祖は許しません。生きて、息子を正せなかった罪をお前も一生悔いて生きるがよい・・・と言いました。自分もそうだと言う事です。

 

しかし、べクサンは、その夜、自害して果てました。

英祖をそれを聞いて、言いました。

「世の家庭の父親は実に気楽なものだな。子供の為に、いつでも死ねるのだからな。だが、君主である父親は息子の為に何ができるのだろう・・・。」

辛く苦しい胸の内が分かります。

ウソプは一旦釈放されました。

 

『お前と世子様は愚直過ぎる。だから酷い目に遭うのだ。だがな、私はこう思う。世子様とお前は呆れるほど不器用な若者だから、それゆえに、尚更誇らしいと』

息子ウソプに残した言葉でした。

泣けたわ~っ

 

べクサンの死で、老論派が変わるかと思ったら甘かったです。

領議政のキム・サンロは、尚更ソンへの憎しみを募らせたのです。ずっとべクサンとは同志とも言える仲だったのです。

その友が、ソンと関わったがために、このような末路をたどる事になってしまった・・・と思いました。

だから、いっそうソンを幽閉、廃位なんぞという処罰じゃ納得出来なくなったのです。

 

英祖は、老論派の面々に取り囲まれ、強訴されましたよ。

あんなに、王を追い詰めるモノなの?派閥って言うのは・・・

 

老論派は、ソンは勿論、逆賊の息子であるサンも、処罰しようと考えていました。

それを知ったホン氏父は、老論派ではあるけど、サンは娘の子です。何としても助けたいですよ。

で、英祖に訴えました。

ソンとサン、二人の内どちらかを選ぶなら、サンを選ぶ・・・と。

英祖は流石にサンまで殺されたりすることは無いだろうと思っていました。でも、それが甘い考えかもしれないと思い知らされたのです。

自分の手で息子の命を奪うなんて、人間じゃない・・・と怒った英祖ですが、どうしようもありませんでした。

ホン氏父の苦しみも充分分かったからです。

 

ソンも驚き、怒りました。自分だけでなくサンまで・・・と言うのですから。

そんな時、鳴砂団が挙兵するという知らせが、ジダムを通じてもたらされました。

ナ・チョルジュが内官に化けてソンに会いに来ました。そして、計画を告げたのです。

ソンには、英祖のいる離宮を任せたい、殺すか幽閉するかの判断はソンに任せる・・・と。

ソンは考える時間をくれと言いました。

 

英祖は、領議政のキム・サンロを呼びました。

サンにまで責任を取らせるのを防ごうとしたのです。

ソンを戸籍から除き、サンは、亡きソンの異母兄孝章世子の養子として王位を継がせると言いました。

これ以上の譲歩はしない・・・と英祖。決裂なら、どちらかが死ぬまでの戦いとなる・・・とね。

英祖の並々ならぬ決意を知り、サンロはその条件をのみました。

 

英祖がソンを呼びました。

息子の事は父親である私が全て把握していると思っていた。それは、思いあがりだったようだ。

いっそ、私の息子に生まれなければ良かった。普通の家庭の息子に生まれたら良かっただろうに。

私の子に生まれたばかりに・・・。

泣けた~っホントに泣けた~っ

ソンは、父の決心を察しました。

悔やんでも悔やんでも悔やみきれない思いだったかも。でも、誰が悪いとか、良いとか言う問題じゃないんですよね、これは。

ホント、時代が悪かったと言うか、生まれた環境が悪かったと言うしかないかもね、英祖の言うように。

 

ソンは、ホン氏父を呼び、サンは大丈夫なんだな・・・と確認しました。

自分さえ決心すれば・・・と。

 

最期に、ソンは、サンと遊びました。

サンは、父が王位を継げないなんてことは嘘だと母から聞き、本当に嬉しそうです。

 

ソンは決心しました。蜂起はしない・・・と。

“武力で王座を手に入れたら、民にとって非情な君主となってしまう。間違った手段を取って生き残っても、目的は達する事が出来ないだろう。間違った手段が我々を変えてしまったからだ。蜂起の取りやめは敗北とは違う。夢の為に多くの忍耐が必要だという、この現実を受け入れるだけだ”

この手紙を読んだチョルジュ。

蜂起を決行しましたよ。もう、彼らには立ち止まる事は出来なかったのです。それに、ソンをみすみす死なせてしまうなんて、出来なかったのでしょう。

 

鳴砂団が、離宮に忍び寄りました。

ジダムの話で、それを知ったソンは、急ぎました。

で、危機一髪、英祖を救ったのです。

 

英祖は、その剣で、自分を殺して王座につけと言いました。父より息子が先に死ぬと言う事が、英祖には耐えられなかったのです。決心した今になっても・・・。

でも、ソンは、剣を捨てました。

苦しまないでください・・・とソンは言いました。

「私が去るべき時なのです。敵を殺して王座を取る、負の連鎖を断ち切らねば。虐殺を指揮した手で未来をつくるのがどれほど辛い事か、誰よりも父上がご存じでしょう。」

 

処刑の日、皆、泣きながらソンを見送りました。

ソンは静かに米櫃の前に進みました。

その時、サンが駆け付けて来たのです。父の最期の言葉を託され、じっとしてはいられませんでした。

手紙を握りしめ、裸足で父に飛びつきました。

「死んではなりません。」

何度も何度も泣きながら訴えました。

ソンは、兵に、サンを連れて行くよう命じました。

門から外に出されたサンですが、門を叩きながら訴えました。

その時、ジェゴンが駆け付けました。チェ尚宮から知らせを受けて、飛んで来たのです。

サンを宥めました。父上に叱られますよ・・・と。

二人で、門の中に向かってお辞儀をしました。

 

ソンは、米櫃に入りました。

英祖は、その様子を目をそらさずじっと見つめていました。

 

英祖の死の後、サンは即位し、第22代王となったのです。

“私はもうすぐ死ぬ。だからお前は私の仇を討ってくれ。私の仇を討つために王宮の最も美しい場所に書斎を建てよ。そして、身分の差無く人材を集め夢を実現させよ。そうすることこそが私の仇を討つ最善の方法だ”

この遺言どおり、正祖は奎章閣という人材育成機関をもうけました。

そして、即位してすぐに宣言したのです。

「私は思悼世子の息子だ。」

・・・と。家系図からも削除されてしまっていた父ソンの名誉を回復したのです。

成人したサンを演じていたのが、イ・ジェフンくん。ソンとの二役だったのね。知らなかったから、正祖が振り向いて、彼だと分かった瞬間、なんだか救われた気分になりました。

あのままじゃなんとも苦しくてね、気持ちが。

 

とにかく、完観です。

見応えのある作品でした。

ラスト、あまりにも泣けて、またまた目が膨れてるわたくしです。

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『秘密の扉』23話まで

2015-06-16 15:57:23 | 韓国ドラマのエトセトラ
秘密の扉 OST (SBS TVドラマ)(韓国盤)
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携帯の無い時代って、ホント・・・辛いねぇ。

これが本来の人の生活なのかもしれないけど、事の進み方がリアルタイムで分かる現代だったら、早目早目に手を打てるんだけどね。

 

ソンは、監司チョン・フィリャンに事の次第を説明して、書斎が決して逆賊なんぞじゃ無い事を説明しなくちゃ・・・という一心で関西に急ぎました。

その間、チョン・フィリャンは、ホン氏父に急かされながらも、書斎の場所を掴もうと必死でした。

書斎の面々は、仲間がお尋ね者になったことで動揺していましたが、ミン・べクサンが落ち着かせ、勉学に励んでいました。

そして、ゲヒは、英祖から正式に軍を派遣する許しを得て、関西に向かっていたのです。

 

英祖は、捕らえたチョ・ジェホとチャン内官に聞きました。

書斎を作ったのは、世子か?・・・と。

逆賊を養成するところだとゲヒから聞いていた英祖は、書斎を作った目的が、人材育成だとジェホが言っても、それをすぐに信じることは出来ませんでした。

で、東宮殿を調べるようキム内官に指示。

キム内官が東宮殿に着いた時には、あの隠し部屋の中にあった禁書と言える書物は、世子嬪ホン氏のところに移動してありました。チェ尚宮とジダムとがした事です。

それでも、英祖には、ショックな書物がたくさん置かれていました。

しばし悩んだ英祖は、ゲヒを呼びました。そして、出兵を指示したのです。

 

ホン氏父と監司チョン・フィリャンたちは、やっと書斎の場所を突き止めました。

兵と共に書斎に押しかけ、居合わせた者たちを全て捕らえようとしました。

その時、ミン・べクサンが出て来たので、流石に驚いたのですが、一方で、罪を押し付けるのに、恰好の人物がいたと思ったようです。べクサンが首領だとし、全ての罪を彼に被せることで、ソンを守る事が出来ると考えたのでしょう。

ところが、そこにソンが到着し、自分が書斎を作った張本人だと言っちゃったんですよ、監司の前で。

チョン・フィリャンとすると、ホン氏父から、書斎=逆賊の養成所と聞いてるだけで、まさか世子が作ったとは聞いてませんからね。一瞬、意味が分からなかったようです。

ソンが、書斎の者たちは、逆賊等である筈が無い、兵を引けと命令。

チョン・フィリャンは、次期国王であるソンの命令に従うしかありませんでした。

 

書斎の面々やナ・チョルジュたち鳴砂団は、やはり世子ソンが自分たちを守ってくれると、ほっとし、改めてソンへの信頼を深めたようです。

 

ホン氏父は、ソンが来た理由を聞き、老論派の罠にはまってしまったと感じました。

で、この際、ソン自らここに来た事を利用しようと考えたのです。

つまり、ソンは、逆賊を始末しようとして、来たんだ・・・と取りつくろい、書斎の者たちを一網打尽にしてしまってはどうかとソンに言ったのです。

ソンがそれを納得する筈がありません。

ホン氏父は、娘と孫の事を考えるともう居ても立っても居られない気分だったと思います。どうしてこう混乱を起こしてばかりいるんだろうと、ソンが恨めしかったでしょう。

ホン氏父の言動も、理解できます。方法が良いか悪いかは別として・・・。

 

ソンは一旦都に戻る事にしました。

英祖に事情を話し、問題解決に当たろうとしたのです。

 

ソンが出立した直後、ゲヒの一行が村に到着。

ソンが兵を引かせたと聞き、すぐさま、書斎を攻めようと考えました。

その頃、書斎の者たちは、ソンの指示に従い、ここを去ろうとしていました。とにかく、命を守る事だけを考えようとしたのです。

べクサンたちは、山道を逃げました。

そして、ナ・チョルジュたち鳴砂団は、ゲヒの兵に襲いかかったのです。

 

結局、チョン・フィリャンの兵に、べクサンも取り囲まれてしまい、チャン内官の弟は、べクサンを庇って矢に射られて死んでしまいました。

その他の者たちも、多くが死に、残りの者は捕らわれて都に送られたのです。

べクサンは、一人都に向かいました。やるべき事がある・・・と言って。

ナ・チョルジュたち鳴砂団は、武装し、王宮殿を攻めようとしています。

 

都に戻ったソンに、英祖は一つだけ聞く・・・と言いました。

「書斎とは、平民や、逆賊の子孫までもが集まる場所だと?お前が作ったのか?」

「そうです。」

英祖は、これだけでソンを下がらせようとしました。

説明しようとするソンの言葉を遮って英祖は言いました。

「お前と私が言葉を交わして何の意味がある。議論してみたところで何も変わらんだろう?お前は志を断ち切れないし、私の思いも変わらぬ。」

そして、住まいを離宮に移すと言いました。

塀のすぐ向こうに世子の息遣いが聞こえる。ここに居ては冷静に考えられない・・・と。

父と息子というしがらみを断ち切らないと、王としての判断が出来ないと思ったのでしょう。

 

長生きしたのが悔やまれる・・・と英祖は思っていました。

ソンの考えを知る前に、死んでおけばどんなに良かったか・・・と言いました。

 

この話を聞いた世子嬪ホン氏は、サンを連れて英祖に会いに行きました。

離宮に行くのを止めてほしいと、ソンを見捨てないでほしいと頼みたかったのです。

英祖は、サンを可愛がっていました。

可愛い孫の頼みでも、もう遅かったのです。

 

ソンが窮地に陥って、今度ばかりは廃位も間違いないだろうと踏んだ老論派は、喜びました。

王妃キム氏が男子さえ産めば、名実ともに王妃として栄華を極められるだろうとキム氏に言いました。

キム氏、なんだか雰囲気が変わって来ましたよ。以前のような、大人しい無欲な女性の雰囲気じゃ無くなって来てます。

 

ホン氏は、夫ソンに怒りをぶつけました。

度重なる行動に、堪忍袋の緒が切れたというところでしょう。仕方がありませんよね、お察しします。

「世孫に合わせる顔がよくありましたね。会う資格はありません。子供を省みない父親に一緒に過ごす資格はありません。」

ソン、何も言えませんでした。

 

可哀相なのは、サンです。

父の事が好きなのです。尊敬しているのです。なのに、誰もが父の事を悪く言うわけで・・・。

「分別ある行動とは何ですか?父上はとても慎重な方です。何より私に温かく接してくれます。なのに・・・。」

そう言って泣きました。

ソンは、謝りながら我が子を抱きしめるしか出来ませんでした。

 

この頃ゲヒは、ソンがナ・チョルジュに出した手紙を押収していまして、内容から、手元金が、彼らに支払われていた事が判明。

チョルジュたち鳴砂団は、英祖を襲おうとした逆賊だと思われています。

だから、これはソンが逆賊を養成するために鳴砂団に資金を提供したとみられても、仕方が無いわけで。

報告を受けた英祖、ますます気持ちが落ち込みました。

 

ソンにナ・チョルジュとの関係を問いただしました。

ソンは、知り合いだと言いました。

そして、王を殺そうとしていたのか?・・・と聞かれた時も、しらばっくれる事なく、言いました。

「おそらく、そう思われます。」

純粋過ぎる~っ

英祖、怒りのあまり、思わずソンに向けて矢を番えました。

ソン、目をつむりました。そのまま殺されても仕方が無いと覚悟を決めたようです。

でもね・・・射られるわけ無いですよね、父親が。

 

「何故そんな奴らを集めた?国に不満を持つ者が集まれば逆賊に変わる事を知らなかったのか?」

「民だからです。君主の声はいくら小さくても国中に響き渡ります。しかし、民の声はいくら大きくても国中には響きません。皆で声を集めねば誰も耳を貸してくれぬからです。だから集まるのです。」

「お前が送った手元金で奴らは兵を要請し、謀反を企てた。」

「生きるための防御は反逆ではありません。官軍が攻めて来たから武器を手に取ったのです。」

「武器があること自体が問題なのだ。民が勝手に作った軍隊は王室と朝廷を攻撃するものだ。何故、それが分からぬ!」

「だからこそ民の声を聞くのです。彼らの怒りの根底にあるものを王は聞いて知るべきです。民の怒りに寄り添って考え、代わりに記号を与えれば、民はすすんで武器を捨てるからです。」

相容れない主張です、二人。

 

いつまでそんな妄想に・・・と英祖。息子のあまりの純粋さに呆れた様な口調です。

目の前の現実を見ろ・・・と言いました。

現実に何が起っているか。純粋さがあだとなり、逆賊に手元金が渡り、兵士が養成された。挙句の果てに王室に刃向かった。

「お前のこの手で、次期国王の手で逆賊を育てたのだ。そして何より、それが明るみに出てしまった。よってその罪を軽く受け止めることなど出来ない。」

おそらく、重臣たちに知られず、内々に処理出来ていたなら、きっと英祖もここまで厳しい処罰を下さなくて良かったんでしょう。

明るみに出てしまった以上、王として、いくら息子でも世子でも、厳しい処分を下さなくてはいけなかったのです。それが、王室を存続させていく方法なんです。

王座が、権力がかかっているのです。

ソンは東宮殿に幽閉されてしまいました。

 

老論派は、これでは収まりませんでした。

逆賊を養成したなんてこと、幽閉なんて生ぬるい処罰じゃ・・・と死罪を望むわけですよ。

 

英祖はソンに言いました。世子の座を降りよ・・・と。そして、都を離れろ・・・と。

多分、それが命を救う唯一の方法だと思ったのでしょう。やはり父親なのです。

ところが、ソンはそれを拒否。

「自分の罪が何か分からないからです。無実の民を苦しめ、逆賊の烙印を押した者たち、彼らを相手に最後まで戦います。」

その道を選ぶのね、やっぱ・・・

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『秘密の扉』22話まで

2015-06-16 09:53:50 | 韓国ドラマのエトセトラ
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ジェゴンは少論派のチョ・ジェホに書斎の事を打ち明けました。

ジェホも驚き呆れました。破滅まで突っ走るつもりなのか・・・と。

当たり前ですよね。英祖の意思に背き、また、老論派につけ込む理由を与えることですからね。それを承知の上でやってるのですから。

でも、ジェゴンは言いました。身分制度をなくして、この世がどうなるのか、見極めようとしているソンという主を、支えて見守って行くのが臣下としての務めだと思う・・・と。そして、上手く行かないと分かったら、その時、諌めるのも、臣下の役目・・・と。

悩んだ挙句、ジェホも決心しました。まずは、世孫の問題を解決し、その後、書斎の運営がうまくいくかどうか、政治的に有効かどうかを見極めるつもりだ・・・と。

 

ところで、ウソプ父であるミン・べクサンは、ソンからの書斎で民を教育してほしいと言う頼みを断りました。

何と言っても自分は老論派であり、ソンの意見に従う事は出来ないと言い、聞かなかったころにしたい・・・と言ったのです。

 

ジェホは、英祖とソン、そして重臣たちを集め、サンを世孫に冊封する旨を諮ったのです。

当然、老論派は猛反対。

ソンが身分制度廃止なんぞという妄想を捨てたのかどうか、それが問題で、いまだに妄想を抱いているのなら、世子としての資格は無いと言うのですよ。

捨てたと言うのなら、文書に署名を・・・とまで。

英祖は、世孫の件を充分知っていながら・・・と言うか、彼自身がそれを望んでいるにもかかわらず、提案に“初耳”と言った態度を取りました。臣下からの要望と言う形を取ろうとしてるのです。

なのに、ソンが何も答えないので、嘘でも良いからそんな考えは捨てたと口先だけで言えば良いのに・・・とはらはらしつつ見てたんですが、署名・・・となると、黙ってはいられません。

自分自身が、半ば脅されるように署名したことで、これまでずっと苦しめられて来たわけですから。

「何事だ君主となる者に、念書を書かせると言うのか

激怒して見せました。これで、ひとまず時間を稼ぐことは出来ました。

 

英祖は、彼なりに最大限努力してるのです、息子を守るために。

なのに、ソンは自分の気持ちを最優先してて、英祖に言われるまで息子サンの事にまで気持ちが向いて無かったように思えます。

確かに、民と身分の差による、勉学の機会の有無という事を解消し、政治においても彼らの意見を取り入れたいという考えは正しいと思いますし、いずれそうなって行くわけですが・・・。あまりにも急ぎ過ぎの感があります。

後の世に託すというのではなく、自分の人生の間に、その足掛かりを・・・と言う気持ちも分かるのですが。

世の中を変えるというのは、このように難しいモノなのだと改めて分かりますね。

 

運営が軌道にのりつつある書斎ですが、やはりいろんな意見を持つ者がいるようで。

地道に勉強を続けようとする者。そして、こんな悠長なやり方ではなく、英祖を殺してソンを王位につけ、一気に事を進めようと考える者・・・。

ナ・チョルジュの周辺は、過激派が多く、ソンを信じて機会を待つと彼が言っても、なかなか押さえられないでいます。彼らが暴走しない事を祈るだけです。

チョルジュは、それをソンに報告。悠長に待っていられない者の身にもなってくれと言いたかったのでしょうね。

 

ソンは悩んでいます。

父英祖や老論派の意見に従い、自分の信念を捨て、世子としても彼らが望む務めをするべきなのか。

それがおそらく彼の周囲にいる人たちを安堵させる唯一の方法だとソンも分かっています。でも、民の見つめる目、彼らと約束した自分の思いを捨てる事が出来ないのです。

酔ってべクサンに、愚痴を吐いたソンでした。

父を説得する自信も無い、民を武力で統制する自信も無い・・・とソン。

「私には、政治をやる資格が無いのでは?」

べクサンは言いました、それは違う・・・と。

「意見が対立し激しい葛藤が生じる場、それを何としても仲裁しようとする場、それが政治のあるべき姿だ・・・と私はそう考えております。」

そして、べクサン自身も、悩んだ末に、書斎を実際に見てみることを決断したのです。

 

英祖は、ホン・ゲヒを懐柔しようとしていました。

ゲヒが職務中の剰余金を着服したと指摘したのです。

老論派の為に、ひいては国の為に預かっているだけだと主張するゲヒ。

でも、英祖は、そんな忠誠心など必要ないとばっさり。そして、罷免されたくなかったら、世孫の一件を認めろと言ったのです。

ゲヒは、ひとまず時間の猶予をもらいました。

 

一方で、相変わらず世子ソンのお手元金の行方を追っています。

ゲヒの行動を知ったソンは、敢えて罠をしかけましたよ。わざとウソプをこれ見よがしに手元金を持って関西に行かせたのです。チョルジュの商団の本拠地とゲヒが見ている地域です。

ゲヒは、すぐ動きました。王妃キム氏の父を、関西に派遣し、ウソプが怪しいモノと接触する現場を押さえろと命じたのです。

 

そして、英祖に返事をしに行きました。

世孫の件は納得できない・・・とね。その前にソンが世子の座から降ろされるかもしれない、そうなったら、世孫の冊封も流れる・・・なんてね。

お手元金の一件を英祖に話し、その使い道は、英祖を暗殺しようとした怪しい一団の資金源となってる・・・等と、憶測を述べたのです。

笑って信じない、英祖。

でも、ゲヒは自信満々な態度でした。

 

で、現実はどうなったかと言うと。

ゲヒの動きを察したソンが、ちゃんと手を打ってましたよ。

ウソプをまずは関西地域の監司チョン・フィリャンのところに行かせたのです。

特に飢饉被害が甚大な関西地方に、お手元金から援助を出した・・・という説明でした。ソンは、英祖から問い詰められた時にも、そのように説明しました。

内密にしたのは、他の地方から不公平だと言う反発が出ないように考えたからだ・・・と。

 

ゲヒは、愕然としました。納得してはいないようですが、とにかく表向きは自分の失態です。

英祖から、世子を謀反人扱いしたと言う罪で死罪も免れないほどの罪だ・・・と言われ、もう世孫の一件を許すしか身を守る術はありませんでした。

世孫サンの冊封を急ぐ運びとなりました。

 

「臣下との駆け引きは見事だった。」

と英祖はソンに言いました。老論派の疑いを晴らすために、今回ゲヒを嵌めた事を、英祖は察してました。

「しかし、心を隠す事も覚えろ。臣下には絶対に本心を悟られてはならぬ。特に結論の出ていないあやふやな考えは臣下に知られないようにしろ。」

さもないと、臣下に隙を突かれる・・・。ソンは英祖の言葉を受けてそう言いました。

「出来る限り慎重な態度で政治に臨みます。ご心配なさらないよう。」

英祖は嬉しそうにソンの言葉を聞いていました。

 

そして2年が過ぎました。

 

ソンが高熱で倒れました。腫れものの所為みたいです。

何度医師が政務を休むようにと進言しても、ソンは聞く耳を持たなくてね。

英祖は、どうにかして治したいと、医師の進めでもある湯治に行かせる事にしたのです。

 

ある日、世子嬪ホン氏が見舞いに来ました。ところが、布団の上にソンの姿がありません。k

帰ろうとした時、声が聞こえ、不審に思って行って見たところ・・・。なんと、ソンが隠し部屋に入って行くのを目撃しちゃった

そして、ソンが寝込んだ隙に、そっと部屋に入り、書斎の記録簿を発見しちゃったよーっ

驚きどうすれば良いのか分からなくなったホン氏は、その帳簿を持ち帰り、父に見せちゃった事から、事は大きくなってしまいました。

 

ホン氏父は、英祖と老論派に見つかる前に、書斎を潰してしまわなくては・・・と決断。

ソンが湯治に行ってる間に始末しようと。

 

ところが、この話し合いが、またも老論派に漏れちゃった部屋なんて、意味無いねぇ・・・。内緒話なんて、絶対に無理なツクリって何

ゲヒは一杯食わされた2年前以来、ソンの周辺だけでなく、ホン氏の周辺にも手の者を配置して、情報を探らせていたのです。

 

ホン氏父は、自ら監司チョン・フィリャンの元を訪れました。

書斎を、反乱を起こそうと考えてる輩の集団だと決めつけ、万が一謀反が起った時は、それを事前に察知しなかったチョン・フィリャンの罪は重くなるぞと脅したのです。

逆賊として、チャン内官の弟、チョルジュの仲間イ・ダルソンたちが指名手配されました。

 

この知らせは、即、ソンにも知らされました。

と言うか、投げ文したのは、老論派の者?敢えてソンに知らせて、ソンを動かしたのかな?

 

案の定、ソンは手遅れになる前に、チョン・フィリャンに会わなくては・・・と自ら関西に行く事を決断しました。

罠にはまったね・・・。

湯治に行く行列の籠の人となったソン。

ところが、途中でゲヒたちが挨拶を・・・等と言って籠の中を確かめた時には、ソンの姿は無かったのです。

自らが育てた逆賊の元に行った・・・とゲヒから報告を受けた英祖。

馬鹿にしたような笑い顔が怖かった。

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『ピノキオ』16話まで

2015-06-15 16:50:57 | 韓国ドラマのエトセトラ
ピノキオ OST (SBS TVドラマ)(韓国盤)
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レビュー一覧は、こちらから。

この作品の好きな理由の一つは、本筋を取り囲む周辺のエピソードの分量が適度なところ。

あまりにも周辺エピソードが多くて、いったい本題は何?・・・とか、誰が主人公なの?・・・と思う作品も多々あります。ファミリードラマは、そう言うのが多いんですが、話数も多いから、仕方が無いのかもしれませんが・・・。

せっかちなまぎぃとすると、それはいいから、早く先に進んでよ・・・と言いたくなる事もよくありまして。そう言う意味で、この作品はとても良く出来てる思う次第です。

 

ハミョンとイナは、想いを確認し合いました。

イナを送って行こうとしたんだけど、タクシーがなかなか捕まらなくて。仕方が無いから、自分の家に・・・とハミョンが言うんですね。

その時、イナが、

「ダメ!。」

と、拒否。

何を想像してるんだ?・・・とハミョンが言ったら、別に・・・と言った直後にしゃっくりするイナ。

こう言うところが本当に面白い。嘘がつけないから、本心を知られちゃう。不便だけど、見てる方は面白いです

 

ハミョンの家で、靴ずれの手当てをしてもらって、さぁ帰ろうって時、ダルピョンとイナ祖父がやってきちゃった

この際、二人の事を話しちゃおうと言うハミョンですが、イナは、誤解されるだけだから・・・と反対。結局、イナはタンスに隠れることに。

二人はまた、野菜やお肉を持って来てくれたのです。

この時、ダルピョンは長い髪の毛が落ちてるのを発見。

“ん”・・・という表情が笑えます

イナと別れたばっかりなのに、もう他の女性を家に・・・なんて、ダルピョンは誤解しちゃって、機嫌が悪くなっちゃいましたよ。

 

二人が帰って、ほっとしたハミョンがタンスを開くと、なんと、イナは爆睡中。

こんな時によく眠れるな・・・と苦笑するハミョン。

イナを見つめる目がとてもとても優しそうです。ついさっきまでの、苦しい表情は消えました。

 

気持ちは変えられない・・・と確認し合った二人ですが、イナはやはりイマイチ自信が持てないのです。

ジェミョンのこと、自分の母チャオクの事を考えると、やはり敵同士ですからね。でも、それで別れたいとは思わないのです。別れられないと、忘れられないと分かったからです。一歩進歩しました。

もう少し待ってとイナは言いました。

チャオクにきちんと謝らせるから・・・と。そうしなきゃ、堂々とハミョンに会えないから・・・と。

ハミョンがいくら大丈夫だからと言っても、イナ自身が納得できないと、しゃっくりは止まらないのです。

 

車載カメラの映像は、YGNで一人占めしないで、他局にも使わせる事にしました。そうやって、真実を追い求めて行く態勢が整いかけました。

ギョドンは、珍しくチャオクに向かって、事件を徹底的に追及すると言ったのですが、チャオクは余裕しゃくしゃくってって感じ。

一旦消えた火が、またつくかしら?・・・なんて言いましたよ。

何の事かと思ったら、オリンピックです

世は、オリンピック一色となってしまったのです

 

MSCは、6名もの記者をオリンピック取材に出張させようとしてるし、YGNも、事件担当者から3名行かせようとしてます。つまり、事件の事は、もう賞味期限が過ぎた扱いなのです。

ハミョン父の事件の時と同じでした。

事件直後は、ハミョン父や家族に世間の怒りは向けられたけど、新しい事件や事故が起ることで世間の関心は次第に薄れて行き、事故原因が突き止められた時には、本当の責任者が突き止められ、判決が言い渡されても誰も興味を持たなかった・・・。

この流れの中で自分が如何に無力か、ハミョンは改めて知る事になったのです。

 

イナは黙っては居られませんでした。

チャオクに、ミスを訂正してくれと訴えました。映像が編集されたものである事は証明されたわけだから、チャンスには何の責任も無かった・・・と正式に発表してほしかったのです。

それに対して、チャオクは、本当の責任者は罰せられるんだから、それで良いじゃないかと言いました。

「誰も責任者に注目しません。13年前のキ・ホサンssiと同じです。」

もし意図的に操作していたのなら、母さんは謝罪すらできない・・・とイナ。

「私の好きな人の事だから。私がとてもダルポを好きなの。だから彼に母さんの謝罪を聞かせたい。」

流石に、チャオクも驚いたようです。イナは真っ直ぐにチャオクの目を見つめていました。

 

事故で17人目の死者が出ました。

イナはお葬式に行きました。そしたら、ハミョンが先に来ていたのです。

「誰に向かって怒れば良いのかわからない。」

と泣く遺族。

ハミョンも、イナも、どう言って慰めればよいのか、分かりませんでした。記者として、真実を公にできない無力さを二人とも味わっていました。

 

その日は、両社とも、飲み会を予定してまして。また、同じ店になっちゃった・・・。

背中合わせで飲み会が始まりましたよ。

イナの服装が地味だと指摘されたことから、イナが問題提起。

「事故の被害者のお葬式に行ってました。」

既にオリンピックの事ばかりで、事故の事が忘れ去られようとしてる・・・と。

一瞬にして、飲み会の雰囲気が重くなりました。

仕事の話はちょっと・・・とキムキャップが指摘したんだけど、それに対して、ギョドンは、真っ当な事を言ってる・・・と応援。

国民が見たいニュースを流すべきか、見るべきニュースを扱うべきか・・・で両社入り混じっての討論となりました。

両局長は、敢えて言うなら、見たいニュースを取る・・・と言いました。

その言葉で、やっぱね…オリンピックと事故のニュースじゃねぇ・・・という雰囲気が流れました。

ギョドンやハミョン、イナは、がっくりし、チャオクなんぞは、ほらね・・・という表情。

 

ハミョンがふいに先輩のチャン記者に言いました。

「いい知らせと悪い知らせがあるんですが、どちらを先に聞きます?」

「良い知らせを。」

コンサートチケットが来てる・・・と言うのが、良い知らせ、健康診断の結果、すい臓がんだと言う知らせがあった・・・と言うのが、悪い知らせだとハミョン。

「何で早く言わない!」

と言われたハミョンは言いました。

「なんで?見たいニュースじゃないからですよ。」

見たいニュースと見るべきニュースの優劣は、何なのか、確認したかったのです・・・と。勿論、その話は嘘です。

このセリフは、局長に向かって言いました。

 

局長は、これで分かったのです。決心しました。

事故は過去のモノではない・・・と。YGNは、オリンピックよりこちらを優先報道する・・・と。

記者たちを総動員して、事故の背景、関わった議員までも、逐一漏らさず調べ上げると指示したのです。

この影響は大きかったようです。

怠慢を報道されてはマズイと、役所等も、必死になって事情を確認し、工場の実態を暴き、流れで収賄事件も発覚。関係した議員は、免職の恐れが出てくる始末。

ボムジョ母に泣きついてますよ。

 

『事故のニュースが消えるのを願っている人たちがいます。この事故の責任者たちです。責任者が残らず姿を現し、相応の償いをするまでYGNはこの事故について報道を続けます』

これが、YGN局長の言葉でした。

ハミョンは、13年前に、このような記者がいてくれたらよかったのに・・・と思いました。

 

やっとマスコミから解放されたアン・チャンス夫婦が、記者室にお礼の果物を持って来ました。

でも、YGN以外の社は、皆、事故を報道していません。

恥ずかしい思いをするイナたちでした。

 

ボムジョは、ずっと気になっていたことを母にぶつけました。

13年前の事件と今回の事件は、とても似てる。どちらも、チャオクが世論を操作した。13年前、その翌日、チャオクはボムジョ母に会った・・・。今回も会ってる。

「今回は、背後にキム議員がいた。僕とも親しいし、母さんとはもっとだ。ソン部長、キム議員、母さん、3人は事故と関係があると思ってる。違う?」

「記者を辞めたら、答えてあげる。」

そう、ボムジョ母は言いました。

でも、流石に息子にまで疑惑を突きつけられたらじっとしてはいられませんでした。

とにかく、証拠となるモノは全て消すよう、チャオクに指示しました。

あの携帯ですよね・・・。

 

チャオクが必死に何かを探してて、必死だと言う事を気づかれたくないらしい・・・と言うのは、キムキャップも既に気づいていました。

そんな話を、ボムジョは耳にしたのです。

で、例の自分が持っていたチャオクの携帯を思い出したのです。

 

チャオクも、やっとイナが持ってるのでは?・・・と気づきました。

で、イナに確認し、持ってる事が分かったので、返してくれと言ったんです。

それを、ボムジョは聞いていました。怪しいとすぐに察しました。

 

イナも、母の態度に不審なモノを感じていたので、すぐさまそのデータを復元。

出て来たのは、あまりにもショックなモノでした。

ボムジョとイナ、関係者の息子と娘は、母親の悪事を知ってしまったのです。

キ・ホサンとその家族に世間の目が向けられるよう、操作しろというボムジョ母の指示。それに従ったチャオク・・・。

あまりにも酷い・・・。二人とも、言葉が出ませんでした。

 

この作品も、ここでしばらくレビューお預けです

次回、千葉に戻った時に、ダビングして来ますゆえ、それまでお待ちください。

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『ピノキオ』15話まで

2015-06-13 16:10:58 | 韓国ドラマのエトセトラ
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レビュー一覧は、こちらから。

 

チャンスは、自分が事故に対して責任があるなんて思っていません。警官としてやるべきことをしただけで、事故とは全く関係無いと知ってますから。

だから、事をあまり大変な事だとは思って無かったんですね、最初は。

でも、報道は過熱する一方。

ハミョンとイナが、子供の満一歳の誕生日をするのは、時期的にマズイんじゃないかと言ったのですが、チャンスは気に止めませんでした。

 

MSCは、事故原因より、チャンスに的を絞って、あたかも彼が原因で事故が起ったかのような報道をしました。

キムキャップが、反対したのですが、チャオクが押し切りました。

YGNでも、チャンスが窃盗事件の容疑者サンタを取り調べ中に逃がしてしまった事を持ちだした者がいました。でも、ギョドンがきっぱりと言ったのです。

「未確認の情報に振り回されるな。キ・ホサンの事件を忘れるな。なぜ入社試験で取り上げられたか考えろ。火災の原因が正式に発表されるまでアン巡査のネタは使うな。真実が明らかになるまで、事実だけを見ろ。さもなきゃ報道被害が出る。」

結局、YGN以外は、チャンスのネタを取り上げ、そちらに注目するばかりの報道となりました。

 

MSCだけが持ってる事故前日、チャンスが現場に行った時の監視カメラの映像をチェックしていたイナとボムジョ。

映像の不自然さを発見。原本だと言うのに、編集されていた事を突き止めたのです。

すぐに、チャオクにその点を確かめに行ったイナ。

チャオクは、しらばっくれようとしました。

そこに、ハミョンも。

爆発で監視カメラを管理していた保安室は吹っ飛び、映像を取りだすことなんて不可能なのにどこから手に入れたのか?・・・と問いました。工場主しか見られない筈なのに・・・と。

チャオク、映像は、ボムジョ母から渡されたモノでしょうから、そんな事分かりませんよね。

しどろもどろです。

原因を特定されるのがマズイから、意図的に編集したのでは?・・・とハミョンは続けて問いました。

 

ハミョンとイナは、工場周辺の監視カメラをチェックし、編集された部分に何が写っていたのかを調べる事にしました。

イナは、靴ずれが出来てるし、殆ど寝てないようだし、そのために鼻血まで出しちゃって。

ボムジョは、イナが心配でなりません。

 

チャンスの子供の満一切のお祝いの日だったんですが、ハミョンもイナもボムジョも、ユレにお祝い金を渡して、代表で参加してもらうことにしました。

ユレが会場に行ってみると、なんと、マスコミが多数押しかけていましてね。

案の定お祝いは、散々なモノになってしまいました。

チャンスたちはまるで犯人のようにマスコミに追いまわされました。

我慢できなくなったチャンスは、MSCに押しかけました。決して暴れようとか言うんじゃなくて、チャオクに真実をちゃんと報道してもらいたいと訴えたかっただけなのです。

家族まで犠牲になってしまってるのですから・・・。

それを知ったハミョンは、イナに連絡。自分も駆け付け、チャンスを止めました。

チャンスの話を聞いて、イナは辛くなりました。全て、母チャオクの報道の所為ですから。

 

じっとしている事はできませんでした。

疲れた体、痛む足を引きずってでも、監視カメラをチェックしようとするイナ。

ボムジョが必死に止めました。

「仕方が無いじゃない。チャンスも、ダルポも母の所為で苦しんでる。彼らに悪くて休んでいられない。母が謝罪しないから。」

ボムジョ、もう止めることを諦めました。

せめて、協力しようとしたのです。

この話を、チャオクが聞いていました。

 

チャオク、ふと思い出したようです。ボムジョの家に忘れて行った携帯を。

でも、ありません。必死に探してますが、見つかりません。

イナが自宅に持ち帰ってますからね。

 

イナは、監視カメラの映像をハミョンたちにも送ってくれました。

それを見て、ハミョンは、一台の車に、カメラが付けられてるのを発見。車の持ち主から、車載カメラの映像を手に入れる事が出来ました。

イナ・・・ハミョンの方が、要領良いよ

で、とうとう編集時にカットされた部分を見つけたのです。

チャンスが帰った後、数台の廃油処理会社のトラックが工場に入って来ていました。

廃油による事故だと推察されました。

ハミョンは、原因特定で終わらず、チャンスを隠れ蓑にしようとした者がいる・・・とギョドンに言いました。そこまで追求したいと。

「俺が黙ってると思うのか?」

とギョドン。

よっしゃぁ~っ

 

イナも、車載カメラの事に気づいていました。

だけど、彼女の場合、それを足で調べていたんですよ。

ボムジョは、イナを探しに来たハミョンに食ってかかりました。

イナがどれほど責任を感じているか、ハミョンに対しても、チャンスに対しても・・・。それを知ってるのかと。

「イナに何の責任がある?ソン部長の娘だからか?イナを苦しめないで諦めろ。煮え切らない態度を取るな!」

 

見つけた時、イナは靴下を血で染めながらも、一生懸命車をチェックしていました。

ハミョンは、編集された部分を発見したと話しました。

 

食事も取らずに動いていたイナ。

いつものうどん屋さんで、なんと4杯も食べてましたよ。

でもね、話しの途中でしょっちゅう“ごめん”と謝るのが、ハミョンには苛立たしかったのです。

イナの所為じゃないのに・・・と。

で、つい口げんかの様になっちゃって、イナは店を出て行ってしまいました。

でもね、お金を払おうと戻って来たのです。4杯も食べちゃったから・・・なんて。

 

ハミョンは、その時、イナの胸に第二ボタンがかかってるのを見つけました。

もう、我慢は出来なかったようです。

何も言わず、突然kiss。

お前は誰かの娘でもなく姪っこでもない、お前はお前だ。どんなに努力しても忘れようとしても気持ちは変わらない。死んだ父さん、兄さん、お前の母親の事を思うと、いけないと思うけど、諦められない・・・。

「私も同じ・・・。」

そう言って、イナもkissしました。

ほっとしましたよ・・・

 

ところで、ユレも、やっとハミョンの想いを知りました。

流石にショックだったようですが、ふっ切るのも早そうだから心配要らないね。

ボムジョは時間がかかりそうだけどね。

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「田代親世のどっぷり衛星劇場。in Summer」公開収録決定!

2015-06-12 21:24:59 | イベント、プレゼント関連

恒例の「どっぷり衛星劇場。」の夏バージョン番組収録に参加できるそうです

今回は、残念ながらゲストはいらっしゃらないそうですが、4人のパネリストの方々のトークは、それだけで充分満足出来る事でしょう。

1週遅かったら、絶対に応募するんですが、またも、日程的に合わず・・・

アンケートのみ、参加しました。

 

日時:7月2日(木)午後

場所:東京都内某所

収録所要時間:約2時間(途中休憩あり)

入場料:無料(招待のみ)

 

今回は、ダブルチャンスですよ

 

なんと、アンケートに答えた方の中から、チ・チャンウクくんの公演に招待してくださるそーです

日時:7月18日(土)

場所:豊洲PIT

招待数:2組4名

公演についての、詳細は、こちらから。

 

詳細、アンケートは、こちらから。

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『ピノキオ』14話まで

2015-06-12 11:22:59 | 韓国ドラマのエトセトラ
ピノキオ OST (SBS TVドラマ)(韓国盤)
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ボムジョにとって母は、優しくて仕事に一生懸命で、世界で一番の母親だと今まで思ってきたようなところがあります。

だから、今回、不当な利益を挙げようと、品物を仕入れ値の倍の値段で売っている・・・なんて主張、とうてい受け入れられるものではありませんでした。だから、ハミョンたちの行動に腹が立ったのです。

この騒動、ボムジョ母の耳にも入りました。

息子が売り場に来てる報告があったので、ボムジョ母は、すぐさま売り場に。

事情を聞いたボムジョ母は、あっさりと話しを聞いてくれて、インタビューもOKしてくれました。

ユレも、イナもほっとしました。

 

会長室から出ようとした時、イナはソファーの陰にピアスが片方落ちているのを見つけました。

先日母チャオクが付けていたのと同じに見えたので、そのまま持ち帰りました。

やはりチャオクのモノでした。

13年前、携帯を忘れて行ったのも、ボムジョ母に会った時で、今回も落ちてた場所を考えると、二人の関係はまだ続いてる思えます。

 

ボムジョ母は、売り場取材等、快く引き受け、取材はスムーズに終わりました。

で、デパートの売り方に批判的な報道がなされたのです。

これを気にしたボムジョは、母に謝りました。ボムジョ母は、優しく“いいのよ”と返信し、ボムジョは改めて母の人柄に感心したのです。

 

でもね、ハミョンは何か胡散臭さを感じていました。

社長室の外に捨てられていたシュレッターのごみを持ち帰り、それを復元したのです。出て来たのは、なんと商品の注文書。

報道がされる前に、いえ、取材される前に、既にリュックは追加注文されていたのです。ボムジョ母はニュースを利用したのです。

ボムジョは、報道で客足が途絶えるとか、購買拒否が起るとかで、デパートに損害が出ると思っていました。

だから、ハミョンに、母を侮辱されたと怒っていたのです。

でも、実際に売り場に行ってみると、お客でごった返していたのです。

追加注文書の意味が大きく彼にのしかかって来ました。母の自分が知らない別の顔を見た気がしました。

 

すぐに母のところに行きました。

追求したら、最初はしらばっくれていた母。でも、追加注文書を突きつけたら、開き直ったように言いました。

「あなたの言うように、ニュースを利用することの、どこが悪いの?」

ボムジョ、言葉が出ませんでした。

 

ハミョンに聞きました。

「同じ気分だったか?兄さんの本当の姿を知った時には。辛かったか?」

「ああ。」

ハミョンとボムジョが一歩近づいた感じです。

 

ハミョンは、チャオクが携帯を忘れて行った日を聞きました。

「2000年10月23日。イナのメールを初めて読んだ日だ。」

その前日、10月22日、ハミョンの母が自殺しました。何かの因縁を感じたハミョンです。

 

ところで、アン・チャンスは、イナやハミョンと同級生だったジヒと結婚してまして、既に3人の子持ち。

チャンスがサンタに逃げられた一件で、派出所に左遷されちゃってね。

そこに顔を出せと言われたハミョンとユレが行きましたら、イナも来てて。そこにジヒまで来ちゃったから、ちょっとした同級会の雰囲気。

ユレは、以前、ボムジョからハミョンは自分が好きだと嘘を言われたのを、いまだに信じてる状態でして。なのに、この場でハミョンとイナが最近まで付き合ってて、別れた・・・なんて話を聞いて、ちょっとショックを受けてます。

ま、別れたんだから、大丈夫・・・なんて、自分を励ますあたり、ユレもすっかりハミョンの事が好きになってるんですね。

 

ボムジョは一人暮らしを始めました。

今回の一件で、母の別の顔を見ちゃって、ショックだったのと、母から離れてあれこれと見つめてみようと思ったのかも。

新しい部屋の内装とかに母が口出しするのを、断ってます。やっと親離れしようとしてるんでしょうね。

それどころか、記者の口調で、13年前チャオクが家に来た日にちを聞きました。勿論、覚えてない・・・とはぐらかしましたよ、母は。

息子がどんどん変わって行くのが、ハミョンの所為だと感じたボムジョ母。ハミョンが目障りになってきた・・・と呟いてます。

怖いよ・・・。

 

イナ祖父は、チャンスから、ハミョンが兄に対して申し訳ないと言う気持ちを持ってると聞かされ、ジェミョンに面会に行きました。

ジェミョンは、喜びました。

弟を助けてくれたお礼を言いたいとずっと思っていたからです。

イナ祖父は、ハミョンのこれまでの人生を、ジェミョンと別れた13年間の人生を教えてあげたいと思って、面会に行ったのです。

 

ある廃棄物処理工場で火災が起りました。

昨日、チャンスがカセットコンロのボンベがラーメンを作ってて爆発したという通報で出かけて行った場所でした。

被害者の数が物凄く大きくなり、ハミョンは13年前の父の事故の事と被りました。

ギョドンもそう感じたようで、彼がずっと集めて来た13年前の事故の資料をハミョンに渡し、類似点が無いか確認させました。

 

チャオクに、ボムジョ母から食事の誘いの連絡が入りました。

やっぱり今でも付き合いはあるのね。

イナから聞かれた時、そうは言わなかったんだけどね。

まぁ、MSCの大株主ってことで、交際を絶つことは困難でしょうね。

ボムジョ母は、今回の廃棄物処理工場の火災の事で頼みがあると言いました。

13年前の事故と結びつけられそうで、マズイと言うのです。やっぱり、何かあったのね、13年前に。

「これで、流れを変えて。」

と、ボムジョ母がチャオクに差し出したのは、USB。

今回の事故工場を許可した議員がいて、ボムジョ母は、その議員と深いつながりがあるようです。で、13年前の事故の事を話し、今回も同じように処理しようとしてるのです。

 

その頃、ハミョンたちも、両方の事故の類似点をあれこれと見い出していました。

ボムジョは、母の態度が気になっていたのでハミョン父の事故を調べてみたらしいです。

爆発的な火災が起ったのは、爆発性の不法廃棄物があったからだ・・・と言いました。

実際、この事は記事にもなっていたのですが、扱いは小さく、ハミョン父の事だけが表に出てて、そんな事が理由だなんて、おそらく殆ど人が目に留めなかったのでしょう。ハミョン父を矢面に立たせて、目立たなくしたと言う事です。

 

ハミョンは、ギョドンに聞きました。何故父だけに報道が集中したのか・・・と。責任者は殆ど追及されていないのに・・・と。

ギョドンは言いました。

最初は責任者を追及する方向に行っていたのに、ある時、急に方向が変わった・・・と。意図的に変えたと思ってるとね。

その時、スクープが入りました。

MSCです。

“警官による、人災の可能性がある”・・・と。

 

アン・チャンスです。

事故前日、ガスコンロの事故で出動した様子が監視カメラの映像と共に報道されたのです。チャオクの担当です。

ガスコンロの事故だったのに、如何にも工場全体のガス事故の通報のように述べられ、チャンスがチェックをおろそかにした結果、この事故が起ったのでは?・・・なんて結論付けたのです。

ハミョンとイナは激怒。

違う事は彼らが知ってます。

 

「13年前と同じだ。」

と、ギョドンは言いました。

「原因を探っていたのに、突然お前の父親の話が出て来た。今のチャンスのように。」

「皆信じたんですか?」

と、ハミョンは家族崩壊の真実を知りました。

一匹の犬が吠え始めたら、近所の犬もつられて吠える…それと同じだったとギョドン。

「今分かった。俺は近所の犬だった。」

 

ハミョンは、チャオクに話しを聞くため、MSCに急ぎました。

で、チャオクを見つけた時、彼女の前に立ったのは、イナとボムジョでした。

「チャンスに責任はありません。」

と、イナ。

でも、感情的なイナの話を聞くつもりは無いとチャオク。

チャンスには、監視カメラの映像と言う証拠があり、疑惑を持たれてもしょうがない・・・と。

「人は、疑惑を真実だと思いこみます。13年前と同じように。」

と、イナ。

「薄っぺらな証拠で、人を追い詰める気ですか?」

「薄っぺらな証拠も無いくせに。」

そこに、ハミョンが来ました。

「証拠を持って来ます。チャンスが無実だと言う証拠を。13年前の様な犠牲者は絶対に出しません。あなたが変えた流れを元に戻します。」

く~っカッコ良い、ハミョン

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うめたこ弁当

2015-06-11 13:30:42 | 食べ物関連

夏限定のお弁当だとか。
わたくしには、新商品です。

左側には、タコめし。
右側の薄味のご飯の上に、カリカリ小梅のみじん切りがたっぷり。
オカズは、煮物中心。
トマト豆腐なるものもありましたが、見た目、羊羹かと。だから、最後に残しておいて、いざ、デザート…となったのに(;^_^A
頭の中は、甘さが来る態勢になってたので、一瞬、
「ん?」
トマト味には戸惑いました。
左端の四角いオレンジ色のモノがそれです。
わさび味の昆布の佃煮が、良いアクセントでした(*^^)v

ご馳走さまでした。

余談ですが。
隣のサラリーマンの方は、お弁当の他に、デザートも用意してらっしゃいました(^_^)b
白玉入りの冷やし汁粉でしたね。
それも、2個(;^_^A
美味しそうでした。

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『ピノキオ』13話まで

2015-06-10 21:12:35 | 韓国ドラマのエトセトラ
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ダルポ、チャオクから死亡診断書を確認して無いと言う証言を取り、してやったり…の表情です。

手分けして証言を集めたんだけど、亡くなった元運転手の弟のところに行ったユレと、同僚に話しを聞きに行ったボムジョは、揃いも揃って皆、病死だと言ったらしいんですね。

ハミョンは、あまりにも証言が揃ってるのが、却って怪しい気がしました。

そこに、イナから、死亡診断書は問題ないというメールが届きました。

メールで報告?・・・とハミョンは気になりました。

嘘をつくと・・・或いは自分自身でも納得できない事を言うと、しゃっくりが出てしまうイナ。電話で話せないのかも・・・と思ったんです。流石です、ハミョン。

 

当たり

イナは、病院で元社長が持っていた死亡診断書を見てもらったところ、空欄になってる箇所があると指摘されたのです。

診断書が意図的に操作されている・・・と。

で、原本を確認したところ、なんと、自殺と書かれていたのです。元社長が診断書を操作したことが判明しました。

まずいです。それでは、自分たちが思ってるように、チャオクを追い詰める事は出来ません。

 

ハミョン、これでチャオクを辞めさせる事が出来ると、思っていたのに、誤報じゃ無かったと分かり、がっくりしました。

で、事もあろうに、イナにこの事実を伏せろと言ったのです。

自分の家族が壊された嘘に比べて、小さな嘘だ・・・と。

イナも、了承しました。でも、しゃっくりが止まらないのです・・・。

 

ハミョンが家に戻ると、イナ祖父とダルピョンが待っていました。

野菜や食糧をたくさん持って来ていました。

暖房は効いているか、床を手で触って確認したり、隙間風が入ったりしないかチェックするイナ祖父。ダルピョンは、隣家の人に自分の携帯番号をメモして渡し、ハミョンに何かあったら、連絡を・・・と言いました。

泣けてくるくらいの思いやりです。母親ではなく父親がするので、より一層心に沁み入る気がします。

彼らはそれだけすると、さっさと帰って行きました。後には、封筒に入ったお金と温かそうなマフラーが置いてありました。

マフラーを抱きしめ、ハミョンは泣きました。

 

出勤してくるチャオクに抗議するため、たくさんの支援者がMSCの前で居ました。

ハミョンたちYGNも、MSCも、待ち構えていました。そこに、チャオクが出勤してきました。

支援者が押し寄せたので、危ないと運転手が言ったのですが、チャオクは、何かあったらニュースになるから・・・と敢えて車から降りました。

そしたら、罵声と共に、生卵をぶつけられちゃって・・・。身動き取れない状態になったのです。

 

13年前、自分と兄ジェミョンが記者たちにチャオクたちに押し掛けられ、囲まれて散々な取材を受けたのを思い出したハミョン。

イナと目が合いました。

罵声を聞くだけでそれまでは何も口を挟まなかったハミョン。

悔しい気持ち、真実を隠してでもチャオクを追い詰めたい気持ち、そして、それは記者としては失格だという気持ち、様々な思いが頭の中にあったのでしょう。

ハミョンの真っ直ぐな記者としての気持ちが勝ちました。

元社長が掲げてる診断書を取り上げ、それが操作されてるものだと指摘したのです。

一気に形勢は逆転。

しどろもどろとなった元社長は、反対にマスコミに問い詰められることになってしまいました。

 

何故?・・・とチャオクはハミョンに聞きました。

「あなたが13年前に取るべきだった行動を起こしただけです。」

と、ハミョンは強い口調で言いました。

伺いたい事があります・・・とハミョンは続けました。

「何故人はあなたの言葉を信じない。あなたさえ自分を信じてない。それでも記者ですか?」

私は今後も問い続けます。答えを聞くまで・・・決してくじけません。

最後の言葉は、イナに向けても言った言葉でした。きっと、自分に対しての言葉でもあったのでしょう。

 

チャオクは、ニュースのアンカーを降りました。

会長の言葉に従ったわけですね。

 

ハミョンは、毎日のようにジェミョンの面会に行っています。

そして、あった事、思った事を正直に話しているのです。良かったねぇ、ハミョン。

良き相談相手だよね、ジェミョンは。

 

ボムジョは、自分の誕生日だから・・・とイナを食事に誘いました。

イナが席を外した時、ハミョンから電話が入りました。

ハミョンは兄に言われたのです。今回の事で、ちゃんとイナに謝らないといけない・・・と。

その電話に、ボムジョが出ました。

 

ボムジョは、イナに告白しようとしていたのです。だから、ハミョンに、イナと別れたんだな?・・・と確認しました。

で、これから話す事を聞いててほしいと、携帯を伏せたのです、通話状態のままで。

「メールを読んでたのは、僕だ。」

最初は軽い気持ちだったけど、君に会いたくなってここまで来て、君を見つけた・・・。

君が誰を好きか知ってる。忘れようとしてるんだろ?手伝う。付き会おう・・・。

 

ハミョンが携帯を聞きながら店の前まで駆けて来て、二人の姿を見つけました。

「付き合おう。」

しゃっくり・・・。

ね、無理でしょ?・・・とイナ。

「ここから始めよう。君に尽くすよ。僕に悪くて断れないほど何でもしてあげる。僕はダルポと違う。君は重荷でもないし敵でもない。」

そうボムジョが言った時、ハミョンは携帯を聞くのを止めました。

敵・・・。この言葉は彼にとって痛いですよね。後ろを向きました。

でも、ハミョンやぁ、この後のイナの言葉を聞いててほしかったよ。ここからがイナの本心なんだからぁ。

「想ってくれてありがとう。でも断るのが悪いと思うほど世話になる気は無い。仲の良い同期でいましょう。」

 

イナ、嘘がつけないと言うだけじゃ無くて、本当に一途です。ハミョン、聞いてれば良かったのにぃ。

 

チャオクは、アンカーの席から移りました。

私物を運ぼうとした時、箱の底が抜けちゃって。イナが拾うのを手伝ってあげたんだけど、その時、例の古い携帯をそっと取ったのです。

イナとすると、昔の自分のメールを読んでみたかっただけなのですが。

 

翌日、いつものように警察署にネタ集めに行きましたら、署の中からサンタの格好をした男が走り出て来ました。

イナは靴を投げて捕まえようとしたんですが、反対に男に殴られそうになっちゃって。

そこに、ハミョンが飛び蹴りで参戦。

無事、男はチャンスたちに確保されました。

ハミョンは、つい、イナの頬を撫でて、大丈夫かと問いました。真剣です。イナも戸惑ってます。ハミョン、整理なんて出来てないよね、全然。

 

サンタの男は、ボムジョ母のデパートでリュックを盗んで捕まったのです。リュックは今流行りの高価なモノで、中学生の息子が仲間外れにならないようにと、つい出来心で盗んでしまったと言うのです。

この一件があって、ハミョンたちは海外の倍の値段で売ってるリュックを、次のネタにしようと思い付きました。

 

その日はクリスマスイブ。

サンタを逃がしてしまったってことで戒告処分を受けたチョンスと何の約束も無いハミョンは、二人でお酒を飲みました。

酔ってハミョンは本音が出ました。きっと初めて口にした言葉だと思います。

「酒を飲むのも気が引ける。通りを歩く事も、人に会うのさえ気が引ける。胸がときめくのは、尚更だ。」

「兄さんは兄さんで、お前はお前だろ。」

・・・とチャンス。

そう言いながら、銀杏やスルメ、お菓子をポケットに詰め込むんです。一体何?・・・と思ったら、ちゃんと理由がありました。

銀杏はイナ祖父の好物、スルメはダルピョン、お菓子はイナの好物なんです。

酔っ払ったハミョンは、チャンスに、元の家の住所を言った為、イナ祖父たちの家に連れて行かれました。その時、クリスマスプレゼントだとポケットから、出したのが、それだったんです。

チャンスから、ハミョンの言葉を聞いて、イナ祖父もダルピョンもハミョンの苦しみ悲しみを知りました。泣けました。

 

ハミョンは夢を見ました。

イナが自分の服を片付けてくれてるのです。首には、例の第二ボタンのペンダントがかかってました。

それを見て、夢だ・・・とハミョンは思ったのです。自分の財布の中に、返されたボタンが入ってるからです。

「今は一緒にいられない。だけど、他の男のところに行くな。」

「うん。わかった。」

「覚めたくない。」

でもね、これ、夢じゃないと思うよ。イナ、第二ボタンじゃなくて、同じ服の別のボタンを取ってつけたたんだと思うよ。ダルピョンが着てて、ボタンが二つ取れてたもん。

 

翌朝、ハミョンはイナに謝りました。

事実を隠せと言った事です。記者としてあるまじき行為だった・・・と。

 

サンタの男の盗難事件は、ボムジョ母が謝罪を受け入れず、周りが止めたのに、通報したと言う事でした。

情け容赦ない人らしい・・・とハミョンは聞いて、見た目とは違う評判がちょっと気になりました。

取材を要請しても、デパート側は許可してくれなくてね。食いさがれとギョドンに言われ、ハミョンとユレはカメラマンと一緒に売り場に入って行きました。その場で交渉しようとしたのです。

でも、ボムジョが流石にムカついちゃって。

ハミョンたちの邪魔をしたことから、事は大きくなっちゃった。

 

ボムジョとハミョンが喧嘩の様に争ってしまったので、イナも止めに入りました。

その時、ハミョンの言葉が言い過ぎだと指摘したことから、ハミョンはちょっとショックだったみたい。

ボムジョの肩を持ったと思ったんです。

で、怒りのあまり、第二ボタンを捨てようとしちゃったんだけど、やっぱりそれは出来なくてね。

「やっぱり夢だ。」

と、思うんです。

でも現実だったみたい。その時、イナの胸には第二ボタンのペンダントがかかってたもん。

じれったいねぇ、この二人。整理するなんて、絶対に無理だと分かってるでしょうに。

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