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大丈夫か?とスホが聞きました。
それはこっちのセリフだとジュギョン。
「俺は平気だ。」
とスホは言いましたが、ジュギョンにはそれが嘘だと分かっていました。
ジュギョンは塀の上に立ってた自分を引っ張って下ろしたのがスホだと気付いたと打ち明けました。
で、いい雰囲気になるかと思ったら、ビルで突然の火事騒ぎが勃発。
ま、これは部屋で焼き魚をした家があって、その煙を感知して警報が鳴っただけ。
住民たちと一緒に2人は階段を降りて行きました。
これでスホとジュギョンも自分の気持ちに正直になるのかと思いきや。
それとこれとは別だったようです。
やっぱり、スホからの“気の毒で同情しただけ“と言う言葉はジュギョンの心にぐっさりと突き刺さったままなんです。
スホも、セヨンの死の責任が自分にあるということ改めて認識し、それをジュギョンに知られたくないわけで。想いに蓋をし、ジュギョンと距離を置く事しか考えられなかったようです。
結局、学校でもジュギョンはスホを避け続けるようになってしまいました。
ソジュンはジュギョンのことが本当に好きになってしまったようです。
ゴウンを助けてくれたこともあるし、スホに酷いことを言われて落ち込んでいるのも見てしまったし。
スホのことは置いといて、ジュギョンには済まないと感じたようです。
保護者面談が始まりました。
ジュギョン母がやってきたものの、あまりの成績の酷さに腹が立つばかり。
でも、母には良いこともありました。
スホ父でスターのイ・ジュホンと会った事です。
校長をはじめとした教師たちも舞い上がって特別扱いします。ま、スホを特別扱いする理由でもありますけどね。
ジュギョンの成績表にサインなんぞを貰ったジュギョン母は、大喜びでした。
ジュギョンは、この時初めてスホの父親がイ・ジュホンだと知りました。
教師以外知らない事実だったので、生徒たちも大騒ぎとなりました。
唯一スジンは知っていました。幼馴染であるスジンは、スホが絶対に知られたくない事だと知っているので、誰にも明かしたことはありませんでした。
ジュギョンは、スホが父親と仲が悪いことも知ってしまいました。
以前、一人暮らしだと聞いていましたが、そう言った理由がそこにあると気付きました。
ソジュンは、イ・ジュホンにも恨みを持っています。
セヨンを守ってくれなかった事に対して強い恨みを抱いているのです。
セヨンは何らかの問題を起こしたようですね。イ・ジュホンは所属会社の代表として処罰したようです。
スジンの問題は父親にありました。
父親はスジンがスホに成績で負ける事が我慢ならないのです。
厳しく叱責されたスジンは、異常なまでの潔癖症で、何度も何度も手を洗います。そのせいで、彼女の手はがさがさ。ジュギョンは、その手にクリームを塗ってあげていました。
ゴウンは、ジュギョンにお礼がしたいと呼び出しました。
飲み物をおごってくれました。
その後の様子を聞くと、相変わらず悪口を言われ続けているようですが、ゴウンは挫けていません。
「自分の顔を嫌いになればブサイクと認めることです。だから、ありのままでいることにしたんです。」
と明るく言うゴウン。
ジュギョンは、凄いと思いました。彼女はありのままの自分でいることを恐れているから。
ジュギョンが帰宅すると、家にスホが
漫画喫茶でいる時、偶然ジュギョン母がジュギョンを探しにやってきて、無理やり家に連れてきたってわけ。
イ・ジュホンの息子だと知りましたからね。
スホは、弟のジュヨンからジュギョンへの気持ちを聞かれ、あっさりと答えました。好きだと。
でも、ジュヨンは冗談だと受け取りました。すっぴんを知っても好きだなんて信じられなかったのです。
母はジュギョンとくっつけようとしますが、父はスホがあまりにも全てを備えているのが気に入りません。で、ジュギョンにあまり近づかない様にとか、牽制しますが、ま、あんまり効き目は無さそうです。
そこに、ヒギョンがまたまた酔っぱらって帰宅してくるし。
とにかくいつもながらの騒々しいジュギョン一家。
スホもしっかりと巻き込まれましたが、決して悪い気はしなかったようです。
ヒギョンと一緒にサウナに言ったジュギョン。
そこで、ソジュンと友達にバッタリ。
すっぴんだし、絶対に顔を合わせたくないジュギョンは、必死に逃げ隠れしました。
ところが、その帰り道で、一番会いたくない人と会ってしまったのです。
ヒギョンに頼まれてハンバーガーを買いに行ったジュギョン。
そこで、会ったのがセミたち虐めっ子グループ。
サウナの帰りとて、すっぴんだったジュギョン。逃げられませんでした。
取り囲まれて、また虐められるジュギョン。
隙をついて逃げ出したものの、財布を落として来ちゃった。
学生証も入ってるから、現在の高校がばれちゃうと、取りに戻ろうとしました。
すると、スホが、セミから取り戻してくれているのが見えたんです。
ジュギョンは背を向けて隠れました。
追ってきたスホ。
大丈夫か?と言いました。
「また気の毒だから助けてくれたの?親しくないんだから、素通りすれば良かったのに。面倒だって言ったじゃない。だから避けてたの。壁を作っておいて、また引っ掻き回すなんて。」
ジュギョン、泣き出しました。
あいつらだろ、転校前に虐めてた連中、驚いたよな、怖かっただろ・・・とスホ。
その時、ソジュンと友人が通りかかるのが見えたので、スホはジュギョンをコートで庇い、見えない様にしました。
もう行った?とジュギョンが聞くと、まだだ・・・とスホ。
でもね、もうソジュンたちは行ってしまっていたのです。誰もいませんでした。
どうしよう・・・とおろおろするジュギョンを、スホは抱きしめました。
「大丈夫、もう平気だ。」
そして、かぶっていたキャップをジュギョンにかぶせ、去って行きました。
その頃、セミたちとソジュンたちがバッタリ会っちゃってて。
相も変わらずソジュンに喧嘩を吹っかけて来ました。相手にしませんでしたよ、ソジュンたちは。
スホのPTSDは、かなり深刻です。
セヨンの着信に出なかったことが大きな罪悪感となっていて、誰かの携帯の着信音がいつまでも響いていると、体調が悪くなってしまうのです。先日、セヨンの曲を耳にした時も、具合が悪くなってましたしね。
その日ジュギョンの危機を救う事ができたのも、着信音が鳴り響くバスから転げるように降りた時、偶然、ジュギョンがハンバーガー店に行くのを目撃したからなんです。
スホの家にはセヨンとソジュンとの思い出が仕舞ってある部屋がありました。
そこは、常に鍵がかけてあって、スホは長い間入ることが出来なかったようです。
ソジュンがジュギョンの恋人だという噂がSNSに乗りました。
セミたちは、自分たちが虐めていたジュギョンと同姓同名だと言う事を知りました。
元々、セミはメイクしたジュギョンのSNSをフォローしていて、名前は知っているけど、どこに住んでいるとかの詳細な情報は知りませんでした。
セミの悪仲間ソンミンは、ソジュンをおびき出すのに、ジュギョンを利用しようと考えました。もち、メイクしてるジュギョンを・・・です。
ところで、ソジュン母の執刀医は、なんと、スジンの父だと言う事が分かりました。
おまけに、最高のスタッフを動員してくれたとか。
全てスホが頼んだからでした。
それを知ったソジュンは、スホに会いに行きました。
「俺に感謝されるのを期待してたのか」
と、ソジュン。多分、惨めな気持ちだったのでしょう。
「お前が俺だったらどうしたお前ならウチの母さんを死なせたか
」
と、スホ。
その時、ソジュンにソンヨンから電話が。
ジュギョンと一緒だと言うんです。
ソジュンとスホ。、駆け出して行きました。
ジュギョンは、隙を見て、スアに連絡を入れました。塾に行くことになっていたからです。
動画撮影機能を使い、ピンチを知らせたのです。
スホとソジュン、そしてスアとスジン、テフンも駆け付け、ソンヨンたちをコテンパンにのしてくれました。
こんなに怒ってるスホ、初めて見たジュギョンでした。