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袖口に忍ばせた短刀を握りしめたオン・ダル。
隙を見て、コ・ウォンピョに斬りかかろうと考えていたのでしょう。
でもねぇ、あの距離は無理だよね、遠すぎる。間に沢山の人がいるし。
コ・ゴンは、候補者の中にいるオン・ダルに気が付きました。
で、声をかけたのです。素性を偽っている者だと。
窮地に陥ったオン・ダル。
そこに、ピョンガンもやって来ました。
ピョンガンは、へ・モヨンからオン・ダルの事を聞かされ、慌ててやってきたのです。
平原王の前に呼ばれたピョンガン&オン・ダル。
そこでピョンガンは、自分の夫だとオン・ダルを紹介しました。
居並ぶ部族長や臣下たちは驚き、大騒ぎとなりました。
思いもよらないピョンガンの言葉に、コ・ウォンピョですら驚きの表情です。
コ・ウォンピョは、これが結婚を避けるためにピョンガンが思いついた策だと指摘しました。
それを聞いて、オン・ダルは間違いなく自分は夫だと言いました。
氏素性の知れないヤツがと、部族長たちに言われたオン・ダルは、平原王に名前を聞かれ、正直に身分を明かしました。
「スンノ部族長オン・ヒョプの息子、オン・ダルです。」
この告白は、更に一同を驚かせ、衝撃を与えました。
コ・ウォンピョは、自分が殺した相手の息子だと知り、危機感を一気に募らせました。
平原王は騒ぐ一同を一喝。
そして玉座を降りると、ピョンガンの頬を叩いたのです。
流石に、これには一同も驚き黙り込みました。
平原王はその場で言い放ちました。
直ちに王宮から出ていけと。
コ・ゴンは大きなショックを受けていました。
2人の並ぶ姿を見て、言葉も出ませんでした。
ウォンが駆け付けて来ました。
やっと一人で耐えなくて良くなったと思っていたのに、また一人この王宮に取り残されてしまうのは、耐えられないと思ったのです。
ピョンガンが、必ず戻ってくると言っても、ウォンは信じられませんでした。
自分は捨てられたと思いました。
平原王は、ピョンガンのために突き放したのです。
これがピョンガンを生かせる方法だと思ったのでしょう。
ピョンガンは、そんな父の気持ちを分かっていました。
その頃、へ・モヨンはトゥ・ジュンソの元を訪れていました。
良く当たる占いだと聞き、やってきたのです。
へ・モヨンが占ってもらったのは、コ・ゴンのこと?それとも、コ・ウォンピョのこと
この先の未来には屍が重なり、血が川の様に流れているとトゥ・ジュンソは言いました。逆らえない運命だと。・・・え?ピョンガンやオン・ダルじゃないよね
ピョンガンは、自分と一緒に王宮を出ると言うコンソン夫人を抑えて言いました。
平原王とウォンを守ってほしいからと。
そして、へ・モヨンにも協力してほしいと言いました。
王宮の様子を知らせてほしいと。
2人の共通の敵と言えるのがコ・ウォンピョだからです。へ・モヨンも親を目の前でコ・ウォンピョに殺されたと言いました。
ただ一つ、へ・モヨンが気になるのがコ・ゴンのこと。
同じ一族であるコ・ゴンはどうなるのかと、へ・モヨンは聞きました。
ピョンガンは、コ・ゴンは信じていると言いました。父親とは違うから・・・と。
オン・ダルがピョンガンとの待ち合わせ場所でいると、そこにコ・ゴンが。
平原王に真実を告げろと剣を突きつけました。夫ではないと言えと。
オン・ダルが従うわけはありません。
格闘となりました。
互角の勝負でしたが、オン・ダルが最後に抑え込みました。
トドメの一撃を・・・と言う時、オン・ダルは躊躇しました。その時、ピョンガンが
ピョンガンはコ・ゴンと二人で話をしました。
全て終わりなの、もう行かせて・・・とピョンガン。
そんな言葉で納得してピョンガンを送り出せるわけはありませんよね、コ・ゴン。
物心ついた時からピョンガン一途で、死んだと思われていた8年の間も変わらず想い続けて来たのですから。
しかし、ピョンガンは最後にコ・ゴンを抱きしめて去って行きました。
ピョンガンを見送るコ・ゴンが泣けましたね
傷だらけのコ・ゴンは、へ・モヨンの薬草店を訪ねました。
このまま家に帰ることは出来ないと思ったのです。
意識を失ったコ・ゴンを、へ・モヨンは懸命に治療しました。
翌朝回復したコ・ゴンに、へ・モヨンはピョンガンへの想いは忘れた方が良いと言いました。
しかし、コ・ゴンはまだ諦めきれていません。
ピョンガンとオン・ダルは幽霊村の皆にも嘘をつき続けることにしました。
「俺は本当でも嘘でも構わない。お前と一緒に過ごせてお前を守れるなら。」
と、オン・ダルは言いました。
平原王はコ・ウォンピョを呼びました。
禍根を残すからこんなことになるのです・・・とコ・ウォンピョは言いました。
今からでも、スンノ部族の生き残りを一掃しようと言う事です。
平原王は珍しくコ・ウォンピョに皮肉を言いました。コ・ウォンピョよりオン・ヒョプの方が全てにおいて優れていたとか・・・なんてね。
しかし、嫉妬に駆られてオン・ヒョプを死罪にしたのは平原王だ・・・とコ・ウォンピョも負けていません。
「私の罪は実に深いようだ。」
と、一本の矢を取り出し、平原王はコ・ウォンピョに言いました。
「私にはもう太子と王子しかいない。もしそちが息子たちを利用し再び私を脅かそうとするなら、その前にこの矢で私を殺せ。私の罪は私の命で償う。そちとそちの一族も血の海に沈むがいい。」
これまでにない平原王の決意に、コ・ウォンピョも緊張が高まったようです。
幽霊村に戻ったピョンガンとオン・ダル。
村の皆は喜んで2人を迎えましたが、サ氏夫人は、ピョンガンを嫁として受け入れられません。
これから先の事を考えると、手放しで喜ぶことは出来ないのです。
2人は、オン・ヒョプのお墓に参り、結婚を報告しました。
ピョンガンとオン・ダルは、プンゲとタラ・サン、タラ・ジンには、本当の事を打ち明けました。
村人たちが勝手に初夜の準備をしてくれて、ピョンガンとオン・ダルは焦りまくり
相変わらず口喧嘩ばかりの2人。挙句の果てに、
「接吻なんて怖くない」
なんてことに。
可愛い2人です
コ・ゴンは手勢を率いて村を襲おうとしました。
しかし、それを止めたのはコ・ウォンピョ。
「剣を振るう前に必要なのは大義名分だ。それが無ければ、武人はただの殺し屋と変わらない。」
そして、機が熟すまで待てと言いました。
ピョンガンがこのまま治まるとは思えないからだと。
コ・ゴンはこの時は思いとどまりました。
コ・ゴンが国境に行かされると知った平原王。
これまで何度もピョンガンを助けてくれ、最初にピョンガンの生存を知らせてくれたのも、コ・ゴンに他なりません。
王室に忠実な臣下だと思った平原王は、コ・ゴンを親衛隊の隊長としたいと言いました。
そして、太子ウォンの信頼を得て、王室への忠義の心を確かめられれば、コ・ゴンを信頼すると言いました。