Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

熊野古道(紀伊路)の糸我峠へ

2017-05-07 | 和歌山県
熊野参詣道紀伊路の有田市と湯浅町に跨る丘陵を南北に越えるのが糸我峠である。
古代からの交通の要衝地であり、「万葉集」七巻に 「足代過ぎて 糸鹿の山の 桜花 散らずあらなむ 還り来るまで」 と詠まれている。 「熊野御幸記」には、「イトかの王子に参ず 又険阻を凌ぎてイトか山を昇る」 と記されている。 ・・・現地説明文より抜粋 

この古道は万葉の時代からあったらしい、相当昔から人々はこの道を歩いていたのだろう


今日のコースは
香芝から山麓線で五條へ ~五條ICから京奈和道に乗り ~岩出根来IC ~阪和道に入って ~海南ICで降りる ~R42号で有田市の宮原橋南詰を目指す、この橋が熊野古道糸我峠への入口あたりなのだ

連休の終わりのせいか? わりと空いていて250CCのオフロードでも、自宅から有田大橋まで2時間ほどで着いた、さすが高速道路は値打ちがある


有田大橋を渡り宮原橋を目指して進む

地元の人に聞いて狭い道を入って行ったら

糸我王子があった
新しい花も供えられて、付近はきれいに清掃されている、赤い熊野古道の幟が風に揺れている


左の石柱には 「左くまの道」と刻まれている


糸我王子社跡、この石柱と説明版がなかったら、たんなる " みかん畑 " だ


写真では解り辛いがかなりの上り坂、対向車が来ないことを祈りながら進む


峠近くの休憩所へ着いた、ここからバイクでは行けない、少し休憩して歩く



こんな竹の手摺の道を上って行く


木々の間から有田川と有田の街が見える


峠の頂上へはすぐに着いた
糸我峠と刻まれた石柱と案内版が無かったら " 単なる農作業道 " だ
ここに2軒の茶屋があったとのことだが、これも 「 茶屋跡 」 の石柱のみ
それに、地元の高校生らが描いた、「当時の賑わっていたであろう」 峠の人々の行き交い、休憩する大~きな絵があった



▽ 峠近辺を歩く

湯浅の町


湯浅港だろうか? 後方の山には風車が並んでいる


湯浅湾だろう


北には有田の街と有田川


バイクへ戻って、山の中の作業道をバイクでうろうろしてたら、峠頂上へ出た
 熊野古道を湯浅へ下るコースはかなり急坂なので、違う山道を適当に降りて行く



途中に 「 鹿打坂峠(昔の登り口)万葉の熊野古道 」 というのがあって、鹿打峠の石仏(役行者)様がおられました


山の中からみかん畑の中の農道を下って行ったら県道20号有田湯浅線へ出た、地元の人に聞いたら 湯浅町栖原 とのこと
海辺ではたくさんの人が遊んでいました。

R42号へ出て ~海南 ~R424で紀ノ川IC ~京奈和道で帰る


ちょっとビビった道もあったけど、山の中をゆっくりうろうろするのも面白いですネ 。。。

本日の走行距離は 231km  穏やかな絶好のツーリング日和でした。



コメント
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