Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

中奥林道の奥に朽ちてゆく家々

2022-06-19 | 奈良県 川上村
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昨日の続きです
吉野川源流・水源地の村 奈良県吉野郡川上村、 高橋谷の滝を見てから ~ 次に瀬戸集落へ向かう








高橋谷の滝
大きな滝壺ではないが、苔生す岩・緑の木々・黒光りする岩に白い流れが美しい




滝から林道の駐車地に戻り、中奥林道の支線に入り1.5Kmほど山の中へ進むと 川上村瀬戸 の集落跡がある


昭和50年頃に20数軒の家々が集団移転したそうである、移転先は川上村白川渡(しらかわど)= 国道169号線白川渡バス停の近くで県道中奥白川渡線の入り口である。






苔生した石垣と緑に覆われた古い建物

石垣の下は 小学校跡らしい、ちょっとした広場になっている、こんな山間地にしてはかなりの広さである





下から見ればどこも壊れてないが


裏へ廻れば 雨戸は倒れて朽ちてゆく、初めて来た数年前はしっかり閉まっていたのに・・・





集落内に平坦地はない




山の斜面を削ったり石垣を積んだり、それぞれ平坦な宅地を造っている





集落内の通路

この石垣の上には寺がある




寺の境内には石仏さまと何かの石碑
 後に見えるのは 下に建ってる家の屋根



小雨が降ったり止んだり、傘をさそうか?少し迷う程度の雨、写真を撮るのにジャマだから多少濡れてもいいか、傘をささずに歩く



当然住む人の居ない家




集落内の通路は落ち葉が積もり緑の苔模様となって、美しいが侘しさ感が漂う





この家は当然古いが、掃除や手入れされてるようだ、持ち主が時々帰って来てるらしい







向こうの家へ行くには、手前の家の軒先を通らねばならない



時の流れは厳しいものがあります、
新しく造られるものもあれば、この集落のように訪れる人もほとんど無く、ただひっそりと元の山に還って行くものも・・・
哀しいような 寂しいような、これも 時の流れでしょうね




コメント (2)
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