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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

石原維新の会、良いんじゃないですか

2012年11月19日 14時42分40秒 | 橋下改革

 流石に石原慎太郎は政治生活も長く、現実的な選択で維新の会との合流を成し遂げた。方向と考え方が明確で、経験豊かな人気者だから党の顔としてもトップとしても申し分ない。橋下ちゃんが頭で立候補した場合、若さゆえ、ちょこまかとしたぶれが出てしまうかな。顔色の悪い松野で人気を落としていたところを十二分にカバーでき、関東方面を中心に票を取れる。

 時間が無い中ではこれ以上ない体制ができた。迫力のない安倍や官僚そのものの野田に対して、ひょっとするとひょっとするのではないかと思える。

 マクロ的には官僚機構改革が日本の最も重要な課題であり、その点で一致しているのだから、十分同じ党として戦える。今や全ての問題、矛盾が官僚支配に集約されている。

 橋下ちゃんとしては、平沼などをどの程度牽制し、どこで妥協するかが焦点だった。石原慎太郎との間では妥協の内容が今一つマスコミなどに受け入れられていない。臭すぎない程度の芝居を打っても良かった。

 TPPや原発の件では、両者の間に大きな食い違いが有る。しかし、そこは政治の世界、何をお題目に立てようとも現実的な選択肢は限られている。TPPに参加しないことは有り得ないことで、石原にして、反対する理由は理解し難い。維新の会が掲げる原子力の全面廃止も有り得ない。

 何故なら日本は中国が台頭する中で、軍事面を中心に日本のアメリカ依存度を急速に高めなければならない。TPPと日中韓FTAはアメリカと中国との綱引きになっており、日中韓FTAが進む中、TPPを拒否するのはアメリカとの関係を切りますよと宣言するようなもの。不利にならないよう交渉戦略を立てればよい。

 原子力に関しては、電力会社に社外取締役を送り込み、経営健全化、発送電分離を実現した上で、安全性確認ができた原発は起動したらよい。また、日本の原子力発電所はアメリカの重要な軍事カード。中国に対して、日本の核武装化をちらつかせるのはこれまでも有効だった。

 ポチであろうが何であろうが、中国に尖閣諸島から始まり、沖縄などを取られるよりはアメリカの懐に入って、相互の繁栄を模索する方が良い。

 中国は必ず尖閣諸島を取りに来る。漁民が大挙して押し寄せ、上陸し、漁民保護を理由に軍隊が出動するパターンは南沙諸島を見ても分かる。それは明日かもしれないし、明後日かもしれない。この奪還には日本国民も相当の覚悟で臨まざるを得ない。現状では中国に対する自衛隊の海軍力優位が報告されている。

 韓国を見て分かるよう、オバマと李の大統領どうしの個人的なきずなや協力、および李大統領の積極的なグローバル戦略が奇跡的な経済発展のベースとなった。アメリカとの新たな相互協力を築くことこそが、日本のV字回復を実現する道だ。

 

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