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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

ネットやエクセルなどの作業を自動化するウィンドウズマクロの勧め

2013年02月27日 13時34分53秒 | 社会・経済

 毎日のように、インターネットをから情報入手・送信、ネットの自動トレード、ダウンロードやアップロード、あるいはエクセルを使った計算や処理を実施する人にお勧めなのがウィンドウズマクロ(UWSC)である。UWSCは通常のソフトとしての処理もできるが、目的のホームページに飛んで、ID,パスワードを入力し情報の取得やアップロードもできる。また別のソフトを起動させ、結果をメモに残すこともできる。

  私の会社の場合、全社作業の60%以上はUWSCを使ったソフト(ロボットと呼んでいる)が処理している。ロボットは朝4時にスタートすると、卸業者のホームページにアクセスし、各種のデータをダウンロードすると決められたルールで処理し、あるものはアップロードし、あるものは共通ディスクの決められたフォルダーに格納される。莫大な処理量であり社員ではコスト的には合わない。

 ただし、UWSCはうみうみさんが開発したマクロ系のソフトで、オフィスのようにメジャーではないので豊富なテキストが用意されているわけではない。唯一、小林シンヤ氏が「Windowsマクロテクニック(翔泳社)」を出版しているだけだ。私はこの本を購入し、ロボットを開発するきっかけとなり、分からない時にメールで指導と情報提供を受けた。

 個人が開発したソフトとなると信頼性はどうなのかとの疑問が湧くが、なかなかどうして、信頼性は高い。UWSCの普及版はフリーでダウンロードできる。使い方についてはネットで多数の方が親切にも解説してくれている。ただ、まとまった知識を得るには書籍が適する。

 昨年の7月末の日曜日、フタバ図書でこの本を買い1日で読み終えた。(大変面白かった)そして、月曜日からソフトを開発し始めた。そして3週間で基本的なソフトを作った。その後、処理数量や機能を増やし、バグを解決し合計3か月で現在の自動処理ロボットを開発した。現在スクリプトは4000ラインを超えている。

 私はエクセルマクロ(VBA:VisualBASIC)を使っていたので、UWSCは容易に入れた。VBAでもエクセルなどオフィスの操作を記録させて、同じ作業を繰り返し実行できる。また、画面のボタンをクリック出来るが、何かの拍子に位置がずれると使えない。それに比べて、UWSCの場合は、ボタンそのものを指定するなどで確実性があり、インターネットを含むパソコンの幅広い作業を自動化できる。

 UWSCはなかなか高度で便利な使い方、高機能な使い方ができるが万能ではない。例えば、数値演算には向いていない。VBAに軍配が上がるし、更に速度を求めるならC、JAVAなどコンパイル系にならざるを得ない。スクリプト系のソフトとしてはJAVA SCRIPT(HTMLに組み込んでホームページに動きを与える)などもある。

 UWSCでアクセスも処理できるがちょっとしんどい。UWSCとエクセルVBAの組み合わせの相性が良く、それぞれの特徴を生かせる。例えば、UWSCは文章編集が容易で、スクリプト系ソフトのスクリプトを作成し、メモを立ち上げて書き込むことにより、自らソフトを開発できる。VBAは演算が得意で、データは大量にシートに書き込める。全体をUWSCが制御しつつ、広範囲な自動化を実現できる。

 UWSCでは掲示板で課題解決、指導、情報提供が行われている。しかし、VBAに10か月間取り組み、各種ソフトを開発した私にとっても、掲示板に質問を出すこと自体が容易ではない。当初は何が問題かすら分からない。また解答者(ボランティア)のレベルは相当高いので、この人達にとって的を得た質問が必要になる。それでもめげずに掲示板に質問し複数の回答者から有益な情報を頂いた。

 小林氏は独自に講習会を開いたりメール(著書の中にアドレスがある)で質問を受ける。掲示板でも得られ無いような情報を頂き大分助けてもらった。小林氏に謝礼を申し出たが受け取って貰えないので、ご希望どうりブログで紹介させて頂いた。

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