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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

古賀茂明氏の報道ステーション最終日はやり過ぎてテレビ出演が難しくなった

2015年04月11日 21時39分34秒 | テレビ番組
 たまたま、古賀茂明氏と古舘伊知郎とのイレギュラーなバトルを見ていた。最後に古賀氏は「I am not ABE」と書かれたプレートを出した。前田武彦を想い出した。夜のヒットスタジオで「共産党万歳!!」と叫び、以降、テレビから締め出された。

 前田武彦はテレビの普及と共に躍り出た放送作家でもあり、超人気の毒舌タレントでもあった。私は前田武彦、木本紀子の掛け合いで進むラジオのポピュラーソング番組を毎日楽しんでいた。日本のヴィートルズ人気もあの番組の貢献度が高かった。

 古賀氏は一般には分からない政府内などの情報を持っていて、彼が情報を開示したり解説するのを大変楽しみにしていた。それだけに、露骨に安倍首相を非難するような態度を鮮明にしたところで、マスコミ人としての資格を失ったような感じとなった。

 古館氏は古賀氏降板を申し訳ないと思い、実際、番組が始まる前まではその事を伝えていたようだが、古賀氏がちょっと露骨になってきたところで、わが身の危険を感じ、突如反論したのであろう。あるいは事前にアドバイスを受けたか。

 前田武彦ほどではないにしろ、各テレビ局は今後、古賀氏を出演させることに腰が引ける。自民党やテレビ局に媚を売る必要は無い。しかし、公正さが要求される公共放送では露骨に見える偏りは厳しかった。個人名を出した攻撃は相手が安倍首相でなくてもまずい。

 櫻井よしこは逆に、かなり右に偏っていると誰しも感じる人だが、凄い事を喋る割には語り口が実に柔らかで、敵を作りにくい。女性であることも手伝って、櫻井よしこならしょうがないなと思わせるところが実にうまい。

 《個人的に、櫻井よしこの論理性、事実認識は女性として素晴らしいと高く評価しているし、発言内容は正しい。ただ、あそこまで右端に寄ってしまうと、ちょっとついて行きにくい。魅力には参るが》

 古賀氏は相当頭の良い人だから、少し、テレビから離れて、別の形で活躍したら良い。テレビへの執着は一般の人から見ても美しくは映らない。古賀氏は池上彰氏と共に、2大良識人と国民から見られていた。

 古賀氏にアドバイスするとしたら、憎い敵であっても、テレビでは安倍氏首相の良いところは褒めるべき。あくまで事実に拘る姿勢が求められる。安倍首相には確かに多くの課題が有るが、日本のトップであり、実行力が有り、方向修正もしているのだから国民が支持しない理由は無い。

 安倍首相や自民党首脳は古賀氏を評価しているから、露骨に攻撃されると、逆に憎さが増してバッシングする。残念な事ではあった。
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