ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

桜公園で早咲きの桜を楽しむ

2025-04-09 17:37:23 | お出かけ

周辺のサクラの開花を確認した昨日。

今日は、午前中に、近くを通りかかる用があったので、ついでに桜公園に立ち寄ってみた。

まだこの辺の桜は満開に至っていないけれど、桜公園なら咲いているものがあるかなと思って見に行った。

そこに至る手前では、今年初めてカタクリが咲いているのを見ることができた。

まだ午前中早い時間だったせいか、ほかに咲いているのはあまりなかった。

 

さて、桜公園の高台に到達。

手前で咲いていた大木で、若葉を出しながら白い花を咲かせていたのが、「赤実大島」という種の桜。

少し入って行くと、今きれいなのが「小松乙女」という桜。

さらに奥へ行くと、ピークを過ぎた「河津桜」。

関東方面ではもう散ってしまっただろうけど、ここではまだ花を見ることができた。

 

高台の一番奥は、満開の彼岸桜。

「小彼岸」という種類の桜だとのこと。

彼岸桜には、もう一種類、「江戸彼岸」という種類の大きな桜も咲いていた。

名前を知らない桜が、枝を広げて咲いているのも見られた。。

さすがに、他のほとんどの桜は、つぼみかあるいはまったくというところだった。

 

それでも、桜公園の名前のせいか、来ている人たちもちらほらいた。

夫婦などカップルで5組の人たちや3,4人の一人で来た人たちとすれ違って、あいさつを交わした。

 

これから、ここでは、様々な種類の桜が咲くのを見ることができるようになるだろう。

 

帰るときには、先ほど見たカタクリの花が、より反り返ってカタクリらしく咲いているのを見た。

やはり、陽光に当たると花の開き方が違うのだなあ、と思ったよ。

 

桜に、カタクリにと、束の間だけど青空の下、春の花見を楽しんだ。

寄り道してよかったなあ。

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いよいよサクラ開花!

2025-04-08 18:07:23 | 自然・季節

桜の木がたくさん植えてある、カルチャーセンターのある、新発田市中央公園。

まだまだ咲かないなあと思うところも多い。

しかし、日当たりのよいところから、少しずつ咲き始めた。

昨日、上越市高田公園の桜の開花のニュースが流れていたけれど、下越地方でもいよいよ開花となったのだな、と思った。

 

周辺をうろついてみると、あった、あった。

花開いてるソメイヨシノの桜が。

これからの1週間、いよいよ桜のシーズンになるのだなあ。

 

中央公園内の桜には、ソメイヨシノとは違う種類の桜がひと足早く咲いていた。

枝垂れ桜の仲間の桜の花もあった。

 

 

ずいぶん赤いが、これも桜の花の一種。

なんという種類の桜なのかわからない、無知な私…。

 

ついでに、これもどういう種類の桜か分からないけど、周辺の家の桜は満開。

すごい花の込み具合。

こんなふうに咲く桜もあるんだね…。

 

桜といえば、「燕さくらマラソン」が今週末の土曜日に開催される。

きっと満開の桜の下を走ることができるのではないかなあ。

ただね、私、体調不良が続いているので、その出場・欠場の判断をしなくてはいけない。

はてさて、どうしたもんじゃろのう…??(ちと古いか?)

 

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公園清掃 子ども ヒメオドリコソウ

2025-04-07 20:35:40 | 生き方

昨日の日曜日。

新年度になって最初の日曜日だから、きれいにしてスタートの意味もあるかもしれない。

私の住むところの町内会では、早朝、町内の一斉清掃活動が行われた。

長い冬を終えて、その間にたまったままの落葉や枝、捨てられたもろもろのゴミなどを拾うという美化活動であった。

 

町内にある公園は、子ども会の活動とタイアップして行われ、小学生やその保護者たちが担当して清掃活動を行っていた。

少子化が進んでずいぶん子どもの数が減ったとはいえ、それでも30人くらいが親たちと共に参加していた。

真面目に活動する子たちもいるが、やがてあきてきたりして他の子たちと遊び始める輩も散見された。

ま、その辺はしょせん子どもだから仕方ないな。

活動収拾の目安が示されなければ、まあこんなもんだろう。

気にせずに、私は私の作業に集中して清掃活動を進めていた。

 

ふと目に入ったのは、目の前にいた高学年くらいの男の子が、小さい草の間に手を突っ込み、それを口に持って行く姿だった。

ん!?

そう思って見ていたら、口に入れたものは、ヒメオドリコソウの花びらだった。

ヒメオドリコソウの小さな花びらを引き抜くと、そこには甘い蜜がついている。

そのことを知っている子どもたちが数人、さかんに手を伸ばして蜜を吸っていた。

高学年くらいの子たちではあったが、なんだかとても微笑ましく思えた。

野にあるものを取って、おいしい思いをしようとするその姿が、子どもらしくて愛おしく見えたのだった。

彼らは、どうやってヒメオドリコソウの花の蜜のことを知ったのかな?

もっと小さい時、親や友だちから教えてもらったのかな?

低学年の頃に、生活科や理科の授業で知ったのかな?

いずれにしても、子どもの何気ないこういう風景が、昔も今も変わらずに見られるのっていいなあ、と思ったのだった。

 

公園近くの保育園児たちもよく遊びに来るこの公園。

清掃活動でだいぶきれいになったよ。

せっかくだから、たくさん遊んでほしいな。

ヒメオドリコソウの蜜がいつもあるわけではないけどね。

 

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歓喜!!待望の初勝利 ~2025第9節アウェイ ヴィッセル神戸戦~

2025-04-06 18:11:31 | アルビレックス新潟

応援するチームの勝利って、こんなにうれしいものか!?

よく勝った!

アルビレックス新潟、今季リーグ戦初勝利!!

 

なにしろここまで、開幕8戦未勝利だった。

今季は、4分け4敗だったけど、9戦目での初勝利は、3分け5敗だった2010年のシーズンと同じ。

その2010年、初勝利の相手は、ヴィッセル神戸だった。

奇しくも、今季の9戦目の相手もヴィッセル神戸。

ACLEに参戦したが敗退、14位と精彩を欠いているとはいえ、昨季の優勝チーム。

おまけに前節は勝利を挙げて、縁起のいい国立競技場をホームとして最下位新潟を迎えるという、神戸にとっては気勢の上がる試合だったに違いない。

 

神戸は、今季の新潟に対して多くのチームがするように、前から強いプレスをかけてきた。

新潟がはね返してもはね返しても、ボールを回収するのは神戸ばかり。

ボールを保持して攻めようにも、なかなか相手陣内に攻め込むチャンスはなかった。

試合開始から10分経っても、全くシュートに持ち込めない展開となった。

 

だが、その新潟が先制に成功するのだから、サッカーは分からない。

高いところからボール奪取を狙った星が、倒されながらも触れたボールを受けた長谷川元希が、ドリブルでボールを運び一人でペナルティエリアに迫った。

目の前には、3人の相手選手がいたが、少しボールをトラップして、ミドルシュートを放った。

ボールは、曲線を描きながら、ゴールネットを揺らした。

なんと、初シュートで新潟が先制に成功した。

 

いつもなら、新潟のボール支配率が高いのに、前半のスタッツは、神戸66%:新潟34%。

これだけ相手にボールを持たれるのは、なかなかない。

 

後半、いつ追いつかれるかヒヤヒヤしたが、よく守った。

どの選手も、怖気づくことなくプレーした。

久々の試合出場となった稲村は、後半負傷退場となったが、やっぱりいいDFだと思わせるプレーぶりだった。

そして、やっぱり藤原奏哉!

相手の左側からの侵入や突破を許さない、固い守備で、完勝。

前半の神戸のクロスを防いだのも、奏哉くんであった。

 

さらに、なんといっても長谷川元希。

決勝点となった先制ゴールを決めただけではなく、守備でも光った。

試合の最終盤では足をつらせ、笠井と交代したが、今日のゲームでのスプリント回数は、信じられない29回!!

前から相手のDFにプレッシャーをかけるために走る姿をどれだけ見たことか。

足をつらせた後も、まだスプリントしてるので、感動ものであった。

 

試合終了直後には、初めて彼のうれしそうな顔を見ることができた。

今まで仏頂面でしか、サポーターたちの前に立ったことがなかった彼の笑顔がよかった。

 

その元希のヒーローインタビュー。

冒頭には、笑顔がこぼれた。

「率直に言って、めちゃくちゃうれしい」

「1-0というのは、ホント気持ちいい」

また、足をつらせた後も走っていたことについて問われると、

「チームのために常に戦っているので」

と、当然のようにこたえていたのは、さすがだ。

ここまで結果が出なかったチームについては、

「やってきていることは間違いない」

と、選手たちを代弁するように力強く話していた。

 

これで、昨年9月から続いていたリーグ戦未勝利も17試合連続で止めることができた。

1勝しただけではリーグ最下位は変わらないが、他チームとの差はぐんと少なくなった気がする。

2010年の時には、初勝利から4連勝したのだそうだ。

さあ、反転攻勢といこう。

 

やっと今年のポスターが正面から見ることができる気分だ。

 

Visca Albirex !!!

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桜はまだでも、野の花見が楽しい

2025-04-05 17:59:30 | 草木花

いい天気になるのは久しぶり。

桜の花は、まだつぼみはかたい。

せいぜい、つぼみの先がピンクになってきたというくらい。

それでも、花見に行く。

見る花は、桜ではなく、野草の花。

桜ばかりが花ではない。

桜に先だって、いろいろな野草が花を咲かせている。

 

ナガハシスミレかな?

スミレは種類が豊富なので、よく分からない。

 

ショウジョウバカマは、一つ一つの色や開き方が違っていて面白い。

濃いものあり。

薄いものあり。

何枚もの花びらが線香花火のように、見えたりする。

このいろいろを見ただけで、楽しくなる。

 

植えられてから何年かしても、しっかりと生きのびている雪割草もいい。

赤いもの

青いもの

ピンク。

白いもの、などいろいろだ。

小さくて美しい。

 

頭上にも、いろいろな木の花が。

マンサクが、まだ寒いせいかたくさん咲いていた。

ヒサカキも小さな花をたくさん咲かせていた。

これは、アブラチャンだったかな。

 

地面に目をやれば、キクザキイチゲがたくさん。

まだ咲き出して間もないものあり。

しっかり花を開かせていたものあり。

春を感じさせてくれる。

日が照らないと閉じてしまうから、見に行くのは天気がよいときでないと。

 

特にこの時期私のお気に入りは、イワナシの可憐な小さな花。

これを見たい。

その思いが通じたいのか、今までで最もたくさんのイワナシの花を見た。

旬の時期がぴったり合ったのですね。

 

たくさん花たちとの出会いがうれしかった。

今年もこうして、春の花たちを見ることができた。

生きていればこそ、見ることができるのだよな.

ここ数年そう思うようになってきた…。

 

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シジュウカラも言語を操っている! ~「僕には鳥の言葉がわかる」(鈴木俊貴著;小学館)を読む~

2025-04-04 20:29:53 | 読む

子どものころ、スズメやカラスを除いて身近な野鳥と言えば、シジュウカラだった。

羽や尾の部分に青い線を描いたような体と、、何より鳴き声が独特だった。

「ツツピー、ツツピー」

その声を今も聞くことがあるが、懐かしく思う。

わが家によく来るシジュウカラのために、父は、家の庭の正面にある池近くに巣箱を手作りして備え付けたりしたのだった。

だから、その巣箱に入って行く姿を、ほほ笑ましくよく見たものだった。

また、シジュウカラは、穴を見つけてはよく巣を作った。

あるときは、家で以前使っていた手漕ぎポンプを抜いたコンクリートの台の部分だった穴に巣を作っていてビックリしたこともあった。

なにしろ、のぞいても暗くてよく見えないコンクリートの深い穴の中から、鳥のひなのピイピイ言う鳴き声が聞こえてくるのだったから。

 

さて、本書は、そんなシジュウカラの生態に注目して研究を続けてきた「動物言語学者」の初の著書(今年1月発行)である。

先週の日曜日、日本テレビ系の「シューイチ」という番組に、著者が出ていて、MCの中山秀征からインタビューを受けていた。

シジュウカラの言葉が分かる、という彼の言動に真実味と面白さを感じた。

もっと詳しく知りたくなった。

著書の紹介もあったから、手にとって読んでみたいと思った。

最寄りの図書館にもあることを知ったが、貸し出し中だったので、初めてネットを使って、貸し出し予約をしてみた。

すると、翌日になって貸出可能の連絡があったので、さっそく借りてきたのだった。

 

Amazonの紹介には、次のようなことが書かれてある。

ようこそ シジュウカラの言葉の世界へ。

山極壽一先生(総合地球環境学研究所所長)絶賛!

「類人猿を超える鳥の言語の秘密を探り当てたフィールドワークは

現代のドリトル先生による新しい動物言語学の誕生だ」

::::::::::::::::::::::::

NHK『ダーウィンが来た!』をはじめ国内外のメディアが注目する気鋭の若き動物言語学者による初の単著、ついに刊行!

古代ギリシャ時代から現代に至るまで、言葉を持つのは人間だけであり、鳥は感情で鳴いているとしか認識されていなかった。

その「常識」を覆し、「シジュウカラが20以上の単語を組み合わせて文を作っている」ことを世界で初めて解明した研究者による科学エッセイ。

動物学者を志したきっかけ、楽しくも激ヤセした森でのシジュウカラ観察の日々、鳥の言葉を科学的に解明するための実験方法などを、軽快に綴る。

シジュウカラへの情熱と愛情あふれるみずみずしい視点に導かれるうちに、動物たちの豊かな世界への扉が開かれます。読後に世界の見え方が変わる一冊。巻頭口絵にはシジュウカラたちのカラー写真が、巻末にはシジュウカラの言葉を聞ける二次元コードつき。

 

いやあ、面白かった!

著者のこれまで進めてきた研究のあゆみを余すことなく書いている。

学生時代に卒論を書くために、金のない中、ご飯だけしか食べずに過ごしたとか、その食べ方もお湯をかけるとか水をかけるとかしたとか、笑えるエピソードもあった。

あちこちユーモアにあふれて、読みやすい文章で分かりやすく書いてあるから、どんどん読み進んでいけた。

 

そうはいいながら、さすが研究者だけあって、仮説を立ててからの観察研究の進め方や反論の検証などについても書いてあり、よく考えながらここまで研究を進めてきたのだなあ、と感心した。

それができるのも、「自分は研究者だ」とか「人間として」とかいう上から目線ではなく、生き物目線で物を考えられるからなのだということも伝わってきた。

だからこそ、シジュウカラの鳴き声の細かな使い分けの違いに気がつくのだ。

そこから、シジュウカラも言語を操っている、というさらなる新しい仮説を立て、その検証に取り組むことになるわけだ。

人間以外の動物に言語はない、という固定観念を覆すのだから、すごい。

そして、立ち上げた「動物言語学」。

世界中の研究者たちによって、今後は、シジュウカラ語以外の動物の言語も明らかになるのかもしれない、という期待がふくらむ。

そう思うと、今後が楽しみにも思えてくる。

 

いずれにせよ、好きなもの、好きなことの研究・観察の継続が、ここまで発展するのだなあと感心した。

なお、著書の文章は、中学校1年生の国語の教科書(光村図書)にも「『言葉』を持つ鳥、シジュウカラ」という教材となって、連続採用されているそうだ。

本書だって、平易な文章で書かれているから、中学生くらいには理解しやすいはずだ。

小学生にだって、多少のルビがあれば、面白く読めるのではないかとなと思う。

 

子どものころによく見ていたシジュウカラ。

ちなみに、冒頭に書いた「ツツピー、ツツピー」の鳴き声は、なわばりを宣言する言葉なのだと分かったよ。

 

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期待にそぐわない、悔しくせつない敗戦 ~2025第8節ホーム アビスパ福岡戦~

2025-04-03 11:45:01 | アルビレックス新潟

昨夜は、悔しいやらせつないやらで、なかなか寝付けなかった。

それは、アルビレックス新潟の敗戦に起因している。

 

J1リーグ第8節、ホームにアビスパ福岡を迎えたアルビレックス新潟、最少失点ながらその1点が取れずに0-1で敗れた。

ホーム戦4試合目でホーム初黒星。

それはまだしも、開幕から8試合で未だ勝ち星なしの4分け4敗。

そのうえ、昨季9月からリーグ戦で17試合連続の勝利なし。

これは、クラブ歴代ワーストとなった。

 

勝てないチームの後押しをしようと、昨日のNスタンドのサポーターたちの声援は迫力があった。

試合開始時には、いつもバックスタンドに広げられるビッグフラグ&ビッグジャージも、Nスタンドに移動して、サポーターたちの「アイシテルニイガタ」精神を熱く示していた。

平日の寒い夜にもかかわらず、Nスタンド1層は熱いサポーターたちで満ちているように見えた。

そして、試合中は、様々なチャントを歌って、声高らかに力強い応援を繰り広げ、なんとか選手たちの力になろうという心意気が、反対側のSスタンドにいる私らにも伝わってきた。

 

なのに、結果は、…。

いくら相手が堅守の福岡とはいえ、前節3得点して上向きのはずの攻撃は機能せず、相変わらず課題のセットプレーからのあっけない失点。

たった1点が取れずに惨めな敗戦であった。

毎度毎度繰り返されるような、見たくないシーンをまたしても見せられるものだから、昨日の試合後は、試合終了時とスタンド前での選手たちの挨拶の際の2回も大きなブーイングが起こった。

 

月も変わったし、今日こそは勝つのじゃないかと期待してスタジアムに向かった。

 

新潟に近づき、スタジアムに近づくと、黒い雲の下にはオレンジ色が見えて、今日は勝つのではないかという期待が高まったのだった。

試合開始前の選手のひとことは長谷川元希選手で、

「新年度も始まったことですし、ここからアルビの逆襲といきましょう!」

と、力強かったので、今日こそはと思ったのだったが…。

 

これだけ勝てないと、SNSでは樹森監督交代論も飛び交っている。

リーグで唯一未勝利で、最下位。

他のチームからは勝ち点が離され始めた。

新人監督には厳しい状況だ。

おまけに、次節は、中3日で日曜に東京・国立競技場で昨季王者神戸との対戦だ。

 

1勝できれば、監督も選手もサポーターも皆、自信や期待を取り戻せると思うのだけどなあ…。

 

そんななかで、頼もしいのは、小野裕二選手の姿だ。

今季副主将の彼は、昨日も選手たちの先になって、試合後の挨拶に回っていた。

そして、スタンドのファン・サポーターに目をそむけずに、応援に感謝する拍手をしながら回っていた。

威風堂々とした彼の姿に、「このままでは終わらない」という固い決意を感じることができた。

私は、それを信じる。

一番悔しいのは、プレーをしている選手たち。

ただでさえ悔しいのに、味方のはずのサポーターからもブーイングを受ける屈辱。

どれだけつらいことだろう。

それを思うと、せつなくなる。

 

今はつらいけど、がんばれ!

 

応援する側は、それしか言えない。

 

Visca Albirex !!!

 

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けなげな小さき花たちが咲いている

2025-04-02 13:19:46 | 草木花

関東地方では気温が低い日が続いていて、桜が開花したのに、花見日和には陽気さが足りないようだ。

かくいう当地も、今週は気温が低い日が続いている。

この月曜日の朝には雪が降っていた。

午前中に出かけたときにも、まだ雪は残っていた。

 

午後から再び出かけるときに同じ場所を通ったら、さすがにもう雪はとけていた。

 

そして、雑草とも言われる野草たちが、凛とした風情で花を咲かせていた。

青いのは、キュウリグサの花。

その隣で、ピンクの花を咲かせていたのがヒメオドリコソウ。

普通にそばを通って行く人たちには、この小さな花たちは目に入らないだろうけれど、こうして近くから見てみると、

「せっかく春になるんだもん、少しくらいの寒さに負けていられないよ」

とでも言って笑っているように見えた。

 

同じように、道端でも、春を待っていた野草が花を咲かせている。

オオイヌノフグリ。

青い瞳の「スターアイズ」。

小さき花ながら、毎年早春を飾ってくれる。

 

ハコベの白い花だってそうだ。

何年か埼玉に行って春の野草を見たけれど、あちらは乾燥しているせいか、ハコベの姿はこちらほど多くはない。

代わりに多いのがホトケノザであった。

 

それはともかく、雪国では、こうして小さき花たちが、

「やっと冬が終わったよ」

「やっと春になったよ」

と、群れるようにたくさん花を咲かせ始めている。

けなげな小さき花たちの様子は、いくら見ていてもあきないなあ…。

 

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「定年からの再スタート 日本本土一周100日ドライブ紀行」(五味洋三著;光陽出版社)を読む

2025-04-01 22:28:11 | 読む

定年を迎えてから、早くも8年となった。

その後2年間は再任用職員として働いたから、実質退職してから6年がたった。

退職して自由な時間ができたら、あれもしたい、これもしたいと思っていた人が多いだろう。

だけど、家庭事情などがからんでなかなか好きなことができない人も少なくないだろうなあ。

まあ、私もその一人ではあるのだが。

 

しかし、知り合いの男性T氏は、有言実行。

車で日本の海岸線を1周する旅というのをやってのけた。

その実行力には喝采を送ったものである。

 

図書館で本書を見つけた。

T氏のことを思い出し、どんなふうにしたのかなと興味を抱いた。

 

本書は、1999年に定年を迎えた男性の旅の記録だった。

だから、昨年発刊した著者の年齢は84歳であった。

記録は、当時のワープロで綴ったものが紙で残っていたので、それを改めてパソコンで入力し直したのだそうだ。

その労力を思うと、日本一周以上に恐れ入りました、という気になった。

 

文章は日記にすぎないから、さほど面白いというわけではなかったが、人生を飾るいい旅だったということが伝わってきた。

車で車中泊するだけでなく、イワナを釣って食べたりもしていた。

実に自由な旅だった。

知り合いが全国にいて、訪ねて回って酒を酌み交わし旧交を温めていくのは、とてもうらやましく思った。

また、旅の途中で飛行機等を利用して2、3日家に帰るなんてわざを使ったり、逆に旅先で家族と合流して家族旅行を楽しんだりと、いい感じで日本1周100日旅を行っていた。

その自由さと体力に、やはり若くないとできないなとも思ったりもした。

 

ちなみにルートの概要は、

東京→太平洋側から東北→北海道1周→日本海側を南下→北陸→京都→山陰→九州を大分側から鹿児島→長崎→山陽→四国1周→近畿→名古屋→静岡→山梨→長野→北陸→家へ

…少し違うところもあるけど、こんなだった。

 

ざっとの読みだったけど、健康でいるうちに、自分ももっと楽しまなくちゃなと思わせてもらったよ。

 

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3月31日、年度の最終日は別れの日

2025-03-31 20:45:38 | 生き方

3月31日。

令和6年度の最終日。

 

国会では、来年度予算が、本日参議院での修正可決を経て衆議院に回され、衆議院本会議での同意を得て、年度内成立にこぎつけることができた、と大きなニュースになっている。

なんだかバタバタしたが、数にモノを言わせて与党が好き放題に決めてしまうよりうんといい結果になったのだろうな、と思った。

それはさておき、今日は年度の最終日で明日から新しい年度の初日となる。

この年度がわりで、人事異動の対象となった人の中には大変な人もいるのだろうな、などと考えてしまった。

この国会関係の仕事など、刻々状況が変わる仕事をしている人などで、異動の対象となっている場合は、今夜遅くまで残務整理しなくてはいけないということだろう。

大変な仕事をしている皆さん、本当にお疲れさまです。

 

私は、去年から月曜日だけ約1日出かけて行って、お手伝いのようなことをしているのだが、そこでは正規の職員の方々が働いている。

同じフロアには4人の方々がいるのだが、今回はそのうち3人が異動の対象だ。

1人は定年退職、2人は異動となることになった。

本当にお世話になったなあと思う。

今日の彼らは、それぞれの仕事と合わせて、片付けなどの作業も行っていた。

 

異動するうちの1人は、家から120km以上離れた遠い地へ行くことになった。

さすがにこれは、家族と離れて単身赴任せざるを得ないだろう。

当地からだって、160kmくらい離れているところへの異動だ。

同じ県内での勤務だが、新潟県は広い。

県境の端から端までの直線距離でも250kmを超える。

幅を測ってみても200kmくらいになる。

関東の方だと、200kmといえば、隣県を突破してさらに別な県に行ってしまうくらいの距離だろうと思う。

明日の朝は、そんなに離れたところまで行って、勤務を開始しなければならない。

疲れた体で大変だなあ。

そして、これからの2,3年、大変な生活になるなあ、と同情する。

健康、安全に気を付けて生活してほしいと思う。

最後は、お世話になったことへの感謝とねぎらいの言葉をかけ、握手して別れた。

どうか、お元気で。

 

それにしても、自分が定年退職してから、もう8年もたってしまった。

その後2年間は再任用で働き、さらにその2年後、2か月間だけ働いた。

その時からだって、もう4年もたつ。

3月31日の別れのつらさを、今日は久々に思い出した。

今日で今までの職場を離れ、明日から新しい職場に勤めるという皆さん、

今までのお仕事、本当にお疲れさまでした。

明日からの新しいお仕事も、どうか心身を大切にしてがんばってください。

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