東京都は3日、新型コロナウイルスの感染者が新たに3709人報告されたと発表した。過去3番目に多く、火曜日では前週7月27日の2848人を上回って過去最多。爆発的な感染拡大への懸念が強まっている。直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は3337・4人に上昇して過去最多。前週比は189・3%となった。50代の2人を含む7人の死亡も確認された。

 新規感染者の年代別内訳は20代が1208人で最多。以下は30代852人、40代590人、50代404人、10代321人、10歳未満157人と続いた。ワクチン接種が進む65歳以上は3・1%だが115人に上った。

 前日と比べ、入院患者のうち重症者は2人減の112人。感染者の累計は22万6930人となった。

 都内は7月12日から4回目の緊急事態宣言期間に入って3週間を経過。繁華街の人出はやや減少しているが、感染力の強いインド由来のデルタ株の影響で感染者数は拡大の一途をたどっている。(共同)