【名古屋市】:河村市長「自分の意思ではない」パラリンピック聖火行事へ参加見送る方向
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【名古屋市】:河村市長「自分の意思ではない」パラリンピック聖火行事へ参加見送る方向
名古屋市の河村たかし市長が、15日に市内で開かれる東京パラリンピックの聖火行事への参加を見送る方向で調整していることが10日、複数の市幹部への取材で分かった。東京五輪ソフトボール日本代表後藤希友選手の金メダルをかじり、多くの批判を受けたことが理由としている。
金メダルをかじったことについて陳謝する名古屋市の河村たかし市長(共同)
河村氏は10日、取材に応じ、参加見送りに関し「自分の意思ではない。世界中の不自由な人を祝福する意味でも、パラ行事には出席しないといけないと思う」と述べた。
複数の市幹部によると、市では、対外的な行事に河村氏が当面の間、参加しないことも検討されているという。
市議会関係者は「行事に出なければ市長公務が半分ないのと同じだ。市の今後が心配だ」と話した。
河村氏は4日、市役所で金メダル獲得を報告された際、マスクを外しメダルをかじった。直後から会員制交流サイト(SNS)などで批判の声が上がった。5日、報道陣の取材に「長年の努力の結晶を汚す行為。心からおわびします」と陳謝した。(共同)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・地方自治・名古屋市・東京2020パラリンピック】 2021年08月10日 22:47:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。