元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政局・岸田首相の一日】 2022年04月09日 07:11:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【話題】:昭和の大横綱大鵬さん明かした「ウクライナの血は誇り」オデッサに土俵入り銅像、娘達も思いはせ
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【話題】:昭和の大横綱大鵬さん明かした「ウクライナの血は誇り」オデッサに土俵入り銅像、娘達も思いはせ
「昭和の大横綱」第48代横綱大鵬の納谷幸喜さんも、ウクライナへの強い思いを抱いていた。
父マルキャン・ボリシコさんがウクライナ第2の都市ハリコフ出身であり、生前に「私にウクライナの血が流れていることを誇りに思う」と明かしたこともある。
昨年6月に在日ウクライナ大使館のツイッターにアップされた横綱大鵬の土俵入りの銅像
第48代大鵬の納谷幸喜氏の自宅に飾られている父マルキャン・ボリシコさん(左)と母納谷キヨさんの写真(大鵬企画提供)
77年、正月に家族で記念撮影する第46代横綱大鵬の納谷幸喜さん(後列左)、妻芳子さん(同右)(大鵬企画提供)
58年、北海道巡業時に母納谷キヨさん(前)ら家族と記念撮影する三段目時代の納谷幸喜さん(右端)(大鵬企画提供)
「コサック騎兵」だった父は共産政権を嫌って当時日本の治政下にあった樺太(現サハリン)に亡命した。北海道で生まれ育ち、樺太・敷香(現ポロナイスク)の洋服店で働く母納谷キヨさんと出会い、結婚。5人きょうだいの末っ子として誕生したのが愛称「ワーニャ」と呼ばれた大鵬だ。
だが、父の存在を知ったのはキヨさんが亡くなった1973年(昭48)。妻芳子さんがキヨさんから預かっていた1枚の写真だった。第2次世界大戦の集団帰国命令で母国に戻ることが決まった父。家族は戦火を逃れるために北海道へ移住し、永遠の別れとなった。口ひげの父の姿に記憶がよみがえったことは1つだけ。本紙評論家としての活動中、担当記者に「港か駅かは覚えていないが、馬に乗って見送りに来てくれた」と吐露したことがある。
2011年(平23)5月、ウクライナから「友好勲章」を受章した。同国政府から招待を受け、家族でのウクライナ旅行を検討したが、闘病中のため断念。芳子さんは大鵬の死去後、「お父さん(大鵬)は行きたかったんです。それに『ヨーロッパ巡業をまたやってほしいし、その1つはウクライナで』って言っていたこともある」と代弁した。現在、大鵬の自宅にある遺影の前には、キヨさんの戒名の隣に、日本の住職にお願いした父の戒名も並ぶ位牌(いはい)がある。仏壇上方には父の貴重な写真を引き伸ばし、2人の遺影として飾られている。
昨年6月には、在日ウクライナ大使館が、同国オデッサに大鵬が横綱土俵入りを行う銅像が設置されていることをツイッターで発信した。土俵入りには災いや邪気を払う意味があるともされている。大鵬の三女美絵子さんは10日、「(銅像の)存在は知らなかったのですが(ロシアの攻撃で)壊れていなければ良いなと思う。もともとは一緒の国なのに…。なんで一般市民まで巻き込まれなければいけないのだろう」。長女、次女とは「もし祖父が再婚して子供が出来ていたら、遠い親戚がウクライナにいるかもしれない」などと同国への思いをはせることもある。大鵬の力強い四股が、一刻も早い停戦を導くことを願っている。【鎌田直秀】
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・欧州・ロシア・ウクライナ侵攻、「昭和の大横綱」第48代横綱大鵬の納谷幸喜さん】 2022年04月11日 05:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【2022年04月09日 今日は?】:阪神の金本知憲が904試合連続フルイニング出場の世界新記録達成
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2022年04月09日 今日は?】:阪神の金本知憲が904試合連続フルイニング出場の世界新記録達成
◆4月9日=今日はどんな日
都知事選で青島幸男氏が初当選(1995)
第13代 都知事:青島 幸男(あおしま・ゆきお)
在職期間:1期(1995年4月23日~99年4月22日)
◆出来事
▼岡山の宇野港と香川の高松港をつなぐ宇高連絡船が翌日の瀬戸大橋開通を前に廃止(1988)▼阪神の金本知憲が904試合連続フルイニング出場の世界新記録達成(2006)
伊予丸
世界新記録を達成した金本知憲は、記者会見で笑顔をみせる(2006年4月9日撮影)
◆誕生日
▼本多俊之(57年=ミュージシャン)▼天宮良(62年=俳優)▼伊藤さおり(74年=北陽)▼ミラクルひかる(80年=タレント)▼石丸隆義(81年=俳優)▼山下智久(85年=俳優)▼厚切りジェイソン(86年=タレント)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】 2022年04月09日 00:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。