路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【ゴジラ】:佐賀の観光大使に 県の形そっくり、魅力発信

2024-12-27 08:16:00 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【ゴジラ】:佐賀の観光大使に 県の形そっくり、魅力発信

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【ゴジラ】:佐賀の観光大使に 県の形そっくり、魅力発信 

 11月に生誕70年を迎えた特撮怪獣映画「ゴジラ」を、佐賀県が観光大使に迎えた。県の形が横倒しにしたゴジラのシルエットに似ていることが発端で生まれた企画という。特撮怪獣にちなんだアートやパネルなどが県内各地に出現、県の魅力発信に一役買っている。

佐賀県嬉野市の岩屋川内ダムの壁面に描かれた「ゴジラ」=22日、佐賀県嬉野市(TM & ⓒ TOHO CO., LTD.)

 11月下旬、高さ約60メートルの岩屋川内ダム(同県嬉野市)壁面に巨大なゴジラが出現した。描かれたゴジラは、ドイツの清掃機器メーカー「ケルヒャー」が制作。

 高圧洗浄機で壁についた約半世紀分の汚れを落とし、白と黒のコントラストで浮かび上がらせた。県によると、2025年1月下旬までが見頃という。

 今年11月下旬、岩屋川内ダムを訪れた長崎県大村市の前本三男さん(70)は「口元と目元、手の迫力がすごいね。ダムに洗浄機で描くという発想がいい」と話した。

 また、県庁の展望ホールにも巨大ゴジラが出現。窓に印刷したシートを貼り付け、襲い来る怪獣を演出している。観光客に好評という。

 民間シンクタンクが発表した24年の魅力度ランキングで佐賀県は最下位に沈んだが、県の担当者は「ゴジラと形が似ているのは佐賀県にしかない唯一無二のファクト」と期待を寄せた。

 元稿:サンケイスポーツ新聞社 サンスポ 主要ニュース 社会 【話題・地方自治体・佐賀県が、11月に生誕70年を迎えた特撮怪獣映画「ゴジラ」を、観光大使に迎えた】  2024年11月27日  15:09:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【恐竜王国・福井】:JR福井駅に、さらに恐竜…大型肉食「スコミムス」が登場 全長10メートル、高さ4メートル 9月末に完成予定

2024-12-27 08:15:30 | 【生物学・特定外来生物法・動物生態系・終生飼養・環境税・花粉症】

【恐竜王国・福井】:JR福井駅に、さらに恐竜…大型肉食「スコミムス」が登場 全長10メートル、高さ4メートル 9月末に完成予定

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【恐竜王国・福井】:JR福井駅に、さらに恐竜…大型肉食「スコミムス」が登場 全長10メートル、高さ4メートル 9月末に完成予定 

 福井県福井市の福井駅西口で9月18日未明、ワニのような頭をもつ大型肉食恐竜「スコミムス」のロボットの設置作業が始まった。脚や上半身のパーツが組み上がると、全長10メートル、高さ4メートルの威容が現れた。今月末に完成予定。

恐竜ロボット「スコミムス」の設置作業=9月18日午前3時35分ごろ、福井県福井市中央1丁目の福井駅西口広場

 スコミムスは当初、3月の北陸新幹線県内開業に合わせて設置する予定だったが、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で欧州からの部品調達が滞るなど、制作が遅れていた。これで同駅周辺のロボットやモニュメントは計23体となり、県と市が進めてきた「恐竜エリア拡大プロジェクト」が完了する。

 設置は午前0時半ごろから始まり、スコミムスを制作した「ココロ」(本社東京都)の社員ら約10人が作業に当たった。都内の工場から大型トラックで運んできたパーツをクレーンで土台に移した後、パーツ同士を接合させる作業を同5時ごろまで続けた。今後、パーツのつなぎ目を整える作業や土台の装飾などを進める。完成すれば頭や口が動くほか、鳴き声を上げる。整備費は約1億円。

 ■⇒恐竜3Dホログラムディスプレーが福井駅に登場

 県の担当者は、10~12月に北陸3県で展開される大型観光企画「北陸デスティネーションキャンペーン(DC)」に間に合わせたとし「来県した観光客を多様な恐竜コンテンツでもてなし、駅前周遊につなげたい」と期待を寄せた。

 ■⇒「スコミムス」設置作業の写真をもっと見る

 ■福井駅周辺恐竜エリアポータルサイト

 元稿:福井新聞社 朝刊 主要ニュース 社会 【話題・JP福井駅・西口で9月18日未明、ワニのような頭をもつ大型肉食恐竜「スコミムス」のロボットの設置作業が始まった】  2024年09月19日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【福井県立大学】:国内初の“珍”新学部新設を発表、X興味津々「人気になりそう」「私なら目指す」

2024-12-27 08:15:00 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【福井県立大学】:国内初の“珍”新学部新設を発表、X興味津々「人気になりそう」「私なら目指す」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【福井県立大学】:国内初の“珍”新学部新設を発表、X興味津々「人気になりそう」「私なら目指す」 

 福井県立大恐竜学部の公式X(旧ツイッター)が30日、更新。来年25年4月から国内初の学部が新設されると報告した。

 「国内初、『恐竜学部』誕生」と恐竜の絵文字を添えて書き出し「ようやく仮称がとれました」とつづった。

 公式Xでは、同大が発表した令和7年度(2025年度)入学者選抜要項を掲載。要項によると一般選抜の前期後期や学校推薦型選抜や外国人留学生らが対象の特別選抜など多岐にわたる。理念、目的については「恐竜学部は、福井県で蓄積された恐竜研究をさらに発展させ、地質学を含めた地球科学分野の教育・研究活動を通じ、現代社会の地球科学諸問題に対応するため、幅広い教養と地球科学に関する知識・技術を持ち、多様な局面において協働的および自主的に課題を探求・解決できる人材を育成するとともに、学術情報を地域社会へ積極的に開放することを目的とする」と記している。入学定員は約30名だという。

福井県立大恐竜学部の公式X(旧ツイッター)から

 また、公式Xによると、今月28日に「大学設置・学校法人審議会より、福井県立大学恐竜学部恐竜・地質学科(仮称:申請中)の設置認可を『可』とする旨の答申がなされました」と明かしている。

 「恐竜学部」の新設にXでは「人気になりそう かっこいいなあ」「モンゴルに行ったりしそう」「いいですね! もし私が中学生、高校生だったら絶対目指してるなぁ」「どんな学問領域になるんだろう。生物、気象、地学…あとなんだ、なんか色々ありそうやけど、利活用先として遺伝子とか医学とかプロダクトデザインとか?」などの興味津々のコメントが寄せられていた。

 福井県内の観光名所として「福井県立恐竜博物館」が有名。福井県勝山市村岡町の長尾山総合公園内にある、恐竜を主たるテーマとした自然史博物館。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・福井県立大・恐竜学部の公式X(旧ツイッター)が30日、更新】  2024年08月30日  18:18:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳・12.26】:政治とカネはそもそも安倍派 国民が忘れることはない

2024-12-27 07:40:50 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【政界地獄耳・12.26】:政治とカネはそもそも安倍派 国民が忘れることはない

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・12.26】:政治とカネはそもそも安倍派 国民が忘れることはない 

 ★「何としてでも幕引きを図りたい」。自民党で裏ガネで処分を受けた議員を中心に、衆院選でかろうじて再選された者、来夏の参院選を念頭に駆け込むように政倫審出席を決めた参院議員の思いだ。衆院政倫審ではいずれも旧安倍派の元防衛相・稲田朋美が「派閥の決定に従ってきただけ」、元政調会長・萩生田光一は「2004年に当時の派閥事務局長から、パーティー券の販売ノルマ超過分のキックバックを政治資金収支報告書に記載しないよう、事務所スタッフが指示を受けた」と説明。一方、04年に初当選した元文科相・柴山昌彦も政倫審に出席し、14年ごろに不記載を指示されたとした。

 ★派閥の指示だったと会計責任者の指示を強くにおわせ政治の背景と責任を回避し、誰かをかばう模様は見苦しい。いつからキックバックが始まったのかは議員によって説明がまちまちで、責任者が見当たらない。また「違法とも思わなかった」「知らなかった」「秘書に任せていた」など国民から選ばれた政治家として法律にも暗く疑問も感じず、人任せ。身ぎれいにしようという努力も見られない。この程度の国会議員が派閥にうようよいたと思うだけで、安倍派とはいったい何だったのか。錬金術のグループかと疑いたくなる。

 ★今ではすっかり忘れられているが安倍派のトップ元首相・安倍晋三が「桜を見る会」という公式行事の前夜、前夜祭として会費1人5000円で13年から都内のホテルで「安倍晋三後援会」の主催で開かれており、15~19年の5年間で、総額約2300万円をホテル側に支払った。またサントリーホールディングスが17~19年、計400本近い酒類を無償で提供していたことが発覚。「違法な企業献金」とも言われた。東京地検特捜部は安倍への事情聴取までで追い込めなかった。その後にこの裏ガネ発覚につながる。ところが旧安倍派議員たちはいずれも安倍の名を「安倍に相談した」とか「安倍はこの裏ガネをやめさせた」など裏ガネ問題では安倍の美談ばかり。検証が不能なら裏ガネ問題は自民党がみそぎや説明責任は果たしたといえども国民が忘れることはない。(K)※敬称略

 政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年12月26日  07:47:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳・12.25】:自らの首しめる石破茂の知ったかぶり 来年もこの調子だとすぐ危険水域

2024-12-27 07:40:40 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【政界地獄耳・12.25】:自らの首しめる石破茂の知ったかぶり 来年もこの調子だとすぐ危険水域

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・12.25】:自らの首しめる石破茂の知ったかぶり 来年もこの調子だとすぐ危険水域 

 ★5日の衆院予算委員会でのこと。立憲民主党代表・野田佳彦が、1994年成立の政治改革関連法について「企業・団体献金については廃止の方向で改正が行われた」と質問した。すると首相・石破茂は「94年の政党助成法成立時に政党助成金(政党交付金)を導入する代わりに、企業・団体献金は廃止の方向となったというようなことは、それがコンセンサスだったと私は全く記憶しておりません。(廃止の方向だった)そういう事実は実際にございません」「当時、公的助成が入ったので企業・団体献金がなくなるという意識を持った者は少なくとも自由民主党にはいなかったと思っています」と答弁した。

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 ★これに対して当時の首相・細川護熙(日本新党)はJNNのインタビューに答え「誰が考えてもそれは二重取りになるわけですから企業献金が正当化されるような石破総理の言いぶりというのは、やっぱりちょっと私は大いに気になりますね」と振りかえる。また自民党には1人もいなかったと断じた石破に対して、当時の自民党総裁・河野洋平は23日、超党派選挙制度抜本改革議連で講演。議連は非公開だったが会合後、議連幹事長・福島伸享(有志の会)が河野の発言を披歴した。「企業・団体献金をやらないために政党交付金を導入した。(当時の)細川首相もそう思っていた」「その時に石破さんは(離党して)自民党にいなかったはずだから、分からないのだろう」と当時、自民党を離党し細川連立政権内の新生党に移っていたと解説した。これに関して24日、自民党幹事長・森山裕は「論評することは控えたい」とコメントしなかった。

 ★いくらみんなが飲んでいる時に勉強が好きで本を読んでいても、30年前で多くの議員の記憶に残っている上に、当事者2人が違うと言っており、国民も同様の感覚でいたものを否定するには石破の発言は不用意すぎる。まして予算委員会での発言だ。議事録にも残る。自民党ベテランは「別の言い方はあったはずだ。来年もこの調子だとすぐ危険水域だ」と心配顔だ。(K)※敬称略

 政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年12月25日  07:40:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳・12.24】:石破も物足りないが高市は危険すぎる 総裁選決選投票の国会議員の本音

2024-12-27 07:40:30 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【政界地獄耳・12.24】:石破も物足りないが高市は危険すぎる 総裁選決選投票の国会議員の本音

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・12.24】:石破も物足りないが高市は危険すぎる 総裁選決選投票の国会議員の本音 

 ★自民党総裁選挙に敗北した後、前経済安保相・高市早苗が20日発売の月刊誌で思いを語った。まず衆院選直前の石破執行部による“裏金議員”非公認問題に触れ「とんでもなくひどい話だ。自民党が自ら不記載問題を選挙の主要争点にしてしまった」「候補者だけの責任では決してない。党本部の責任も間違いなく大きい」とし「公示の6日前から報道が不記載問題一色になった。突然、非公認通知を受けた候補者が困惑する様子などが繰り返し報じられるなど、不記載の問題を選挙の争点にしてしまった」と選挙直前の判断が敗戦につながったと指摘した。

石破首相退陣! 高市新党爆誕で立憲と「大連立」へ

 

        石破首相退陣! 高市新党爆誕で立憲と「大連立」へ

 

 ★自民党閣僚経験者が言う。「簡単にひどい話というが、ひどいのは裏金を平気で隠していた議員。それを無視しておけば勝てたという理屈は昭和の政治だよ。まして高市は裏金議員と言われる旧安倍派議員ばかり応援に入った。それも報道に拍車をかけたことを忘れないでもらいたい。落選した仲間をかばう気持ちはわかるが高市の行動は党分裂の火種だ。もちろん選挙直前の執行部の非公認や重複立候補なしの処分は乱暴だった。選対委員長・小泉進次郎は選挙後さっさと辞表を出して逃げ出したし、投票日直前の非公認議員への2000万円振り込みも逆効果になったのは高市の言うとおりだ」。

 ★別のベテラン議員は「13年12月26日に当時の首相・安倍晋三の靖国神社参拝を受け、米政府は『日本の指導者が隣国との緊張を悪化させる行動をとったことに米国は失望している』『米国は首相が過去への反省と平和に対する責任の再確認を表明するか注視している』と異例の声明を出した。以降の首相は参拝をやめ、今の日韓関係に戻った矢先、総裁選で高市は首相に就任しても『適切な時期に普段通り、淡々とお参りしたい』と発言。これで党内の日米、日韓、日中関係者は高市に首相は任せられない。外交が破綻すると感じた」という。石破も物足りないが高市では危険すぎる。それが総裁選決選投票の国会議員の本音ということか。(K)※敬称略

 政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年12月24日  07:42:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳・12.21】:政治資金透明化で本末転倒なすり合わせ 与野党とも改革語る資格なし

2024-12-27 07:40:20 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【政界地獄耳・12.21】:政治資金透明化で本末転倒なすり合わせ 与野党とも改革語る資格なし

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・12.21】:政治資金透明化で本末転倒なすり合わせ 与野党とも改革語る資格なし 

 ★石破内閣最初の仕事であった臨時国会。首相・石破茂の初仕事はどんな評価が得られるか。補正予算、政治改革、103万円の壁。補正予算では全体的に下手に出て、各党を持ち上げながら立憲民主党には野党第1党のプライドを保たせ、国民民主党には以前と同じ手法であやした。野党がまとまらず仲の悪いところを利用しながら一本釣りで混乱を生まない手法はさすがと言わざるを得ないが、これは石破だからではなく、少数与党になった自民党の知恵の出しどころといえる。

 ★予算委員会などの答弁は今までと違い首相自らが説明に立つシーンが多くなった。石破は役人や閣僚が説明するなら自分でという思いと、自身の知識と勉強の成果をここぞとばかり披歴しているが、事と次第では言葉足らずの首相答弁が政府見解になりかねず、こちらも善しあしだ。ただ自民党総裁選挙での発言や総選挙での発言などを封印しており「わが党は強権独裁政党ではない。大勢の理解を得ながら党をまとめていくことも私の仕事だ」「党内融和を優先するつもりはないが、丁寧にやっていきたいと思っている」「言ったこと全てを実現するのは民主主義政党がやることではない」と権力にしがみつき、やりたいことや持論を封印するのは何のために5回も総裁選挙に出たのかと問いたくなる。

 ★石破は政治改革でカネの出入りの透明化を図るためデータベース化を推進したが、自民党案は政党本部、政治資金団体、国会議員政治資金団体、野党案はこれに派閥というのが加わった。本来なら今あるPDFに載っている内容をデータベース化するだけなのに、今回与野党は支出する側の政治団体の実態をデータベース化から外した。つまりPDFには書き込まれていたものがデータベース化によって消えるものが多く、裏金問題の反省による透明化だが、これでは本末転倒だ。明らかに与野党がすり合わせた様子で、両党に政治改革を語る資格はない。石破と立憲民主党代表・野田佳彦の罪は重い。(K)※敬称略

 政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年12月21日  08:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳・12.20】:自民もくろむ衆参ダブル選に大きなツケ

2024-12-27 07:40:10 | 【国会(衆議院・参議院・議運 ・両院予算委員会他・議員定数・「1票の格差」...

【政界地獄耳・12.20】:自民もくろむ衆参ダブル選に大きなツケ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・12.20】:自民もくろむ衆参ダブル選に大きなツケ 

 ★補正予算審議などを見ていると自民党の老獪(ろうかい)さが目立つ。25年度の与党税制改正大綱には国民民主党が掲げていた178万円ではなく、与党案の123万円への引き上げになった。国民民主党代表(役職停止中)・玉木雄一郎は「3党の幹事長間の合意も、我々からしたら無視される形で大綱が決定されるというのは残念というか驚き」と同党が自民党と繰り返す「いいところまで行って、ほごにされる」がまた現実になった。野党幹部は「自民党にすり寄るから突き放される。自民党は国民民主と話を進めながら他党にも秋波を送る。相変わらず野党はお人よしだと思われる。最初から野党政権を作れば、いかようにもできたはずだ。自公国で対等だと考えるところが甘い。国民民主党は学習しない」と手厳しい。

 ★案の定、自公政権との対決姿勢を示したばかりの日本維新の会が補正予算に賛成。水面下で自民党と握る姿勢を示し党内にも不満が残る。ふわふわしている執行部など自民党ならひとひねりというところか。自民党の複雑な弱小野党への攻略の先にあるのは衆参ダブル選で安定多数獲得という野望だ。議席さえ増えればいい自民党の与党・政権への執念と自民党を少数与党化させたのに、野党同士が仲が悪く、立憲民主党にも野党をまとめる力がなく、自民党はそれを横目で見て国民民主を切り維新に素早く乗り換え、補正予算を乗り切った。

 ★与野党とも相手がどう出るか、今国会は探り合いが続いた。結果もろい野党が崩れたといえる。ただ野党も学習するはず。来年からの本予算審議は慎重かつ、野党の情報交換が緊密になれば自民党の思い通りにはならない。政倫審では裏金議員たちが満を持して「知らなかった」「秘書が」を繰り返し反省の言葉は出るものの、さして悪いとも思っていない。国民が「相変わらずだけど、まあいいか」というとでも思っているのだろうか。野党もさることながら国民をなめてはいけない。来夏に衆参ダブルをもくろめば、そのツケも大きいはずだ。(K)※敬称略

 政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年12月20日  08:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【兵庫県】:斎藤元彦知事「一般論としてハラスメントは司法の場が判断すること」…疑惑への対応で見解

2024-12-27 06:35:30 | 【ハラスメント「セクハラ、パワハラ、モラハラ、アカハラ、ドクハラ、シルハラ...

【兵庫県】:斎藤元彦知事「一般論としてハラスメントは司法の場が判断すること」…疑惑への対応で見解

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【兵庫県】:斎藤元彦知事「一般論としてハラスメントは司法の場が判断すること」…疑惑への対応で見解

 兵庫県の斎藤元彦知事は26日の定例記者会見で、自身が内部告発されたパワハラなどの疑惑や一連の対応が公益通報者保護法の趣旨に反しているかの判断について、「司法の場が判断することだ」との見解を述べた。

 ■「反斎藤的な職員で改革を進めさせないのはクーデター」…片山前副知事、公益通報ではないと主張

記者会見で見解を述べる斎藤知事(神戸市中央区で)
記者会見で見解を述べる斎藤知事(神戸市中央区で)

 問題を巡っては、男性職員(7月に死亡)が3月、一部報道機関などに疑惑を告発する文書を匿名で送付。4月には県の公益通報制度を利用し、ほぼ同じ内容を通報した。県は5月、公益通報の調査結果を待たず、「(文書は)核心的な部分が事実ではない」として男性職員を停職3か月の懲戒処分とした。

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 社会 【話題・地方自治体・兵庫県・斎藤元彦知事が、自身が内部告発されたパワハラなどの疑惑や一連の対応が公益通報者保護法の趣旨に反していると指摘されている問題】  2024年12月27日  06:35:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説・12.27】:ホンダ日産統合/弱点を補い収益力高めよ

2024-12-27 06:00:50 | 【経済・産業・企業・関税・地球資源・IT・ベンチャー・起業・インバウンド】

【社説・12.27】:ホンダ日産統合/弱点を補い収益力高めよ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説・12.27】:ホンダ日産統合/弱点を補い収益力高めよ 

 ホンダと日産自動車が経営統合に向け本格協議に入った。2025年6月に統合契約を結び、26年8月に両社を傘下に置く持ち株会社を発足させる計画だ。日産が出資する三菱自動車を含む3社連合が実現すれば、車の販売台数は計800万台超と世界第3位となる。規模や技術協力のメリットを生かして収益力を高め、電気自動車(EV)や自動運転で後れを取る日本の自動車産業を、復活させる好機にしてもらいたい。

 経営統合の構想は5年前にもあったが、立ち消えになっていた。ここへきて統合を急ぐ背景には「100年に1度の大変革期」とされる経営環境の厳しさがある。

 EVや自動運転化が本格化し、日本のメーカーが培ってきたエンジン技術の強みが揺らぐ。EVシフトに巨額の投資を迫られる一方で、自動運転や娯楽機能を支えるソフト開発は新興勢力に有利に働き、世界市場で米テスラや中国・比亜迪(BYD)の台頭を許している。

 統合で巨大グループとなっても、すぐにこうした課題が解決されるわけではない。企業文化の違いを乗り越え、自動車産業を取り巻く急速な環境変化に迅速に対応できる体質に変貌を遂げられるかが問われる。

 ホンダ、日産はともにトヨタ自動車を追い、国内の自動車産業をけん引してきた。ホンダは本田宗一郎氏が創業し、二輪車で急成長を遂げたが、後発で進出した四輪は苦戦し、米ゼネラル・モーターズ(GM)などとの協業にかじを切る。

 日産は1980年代半ばから円高や販売不振に苦しみ、経営危機に陥って99年にフランス大手ルノーの傘下に入った。カルロス・ゴーン社長の下でV字回復したが、最近は再び不振となった。電子機器受託生産大手の台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業が買収を模索中との情報も協議を急がせる要因となった。

 持ち株会社社長と取締役の過半数はホンダが指名するため、今後はホンダ主導で計画が進むことになる。今回の統合が「日産救済」の一面を持つ点は否定できない。会見で3社長の表情に高揚感が見られなかったのは、危機感の表れだろう。

 統合効果としてホンダから日産へのハイブリッド車供給や、日産が強い自動運転やEV関連の技術をホンダに提供することが考えられるが、世界で従業員を9千人削減し生産能力を20%落とすなど既存の日産の再建策を実行するのが大前提だ。

 ホンダ、日産両社の取引先は全国の工場周辺など延べ約3万5千社に上る。事業転換や統合を迫られる場合もあるだろう。急激な環境変化が地域経済に悪影響を及ぼさないよう求める。

 元稿:神戸新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2024年12月27日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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【社説・12.26】:県議会百条委/公正な調査尽くし結論を

2024-12-27 06:00:40 | 【22年改正公益通報者保護法・組織内部の通報が困難な時、報道機関等外部へ通報可】

【社説・12.26】:県議会百条委/公正な調査尽くし結論を

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説・12.26】:県議会百条委/公正な調査尽くし結論を 

 兵庫県の元西播磨県民局長が作成した告発文書問題で、県議会の調査特別委員会(百条委員会)は文書を公益通報として扱わなかった県の対応などを巡り、斎藤元彦知事や片山安孝元副知事への最後となる証人尋問を実施した。

 斎藤知事はすでに2回、証人尋問に応じたが、県議会は調査の途中で「知事の資質に欠ける」として全会一致で不信任を決議した。知事は9月末に失職、11月の出直し選で再選した。再選後初の尋問となったが新たな事実は出なかった。

 百条委は来年2月議会に報告書を提出する。一連の県政の混乱は全国的な注目を集めた。真相解明へ公正な調査を尽くし、県民の納得を得る見解を導き出せるかが問われる。

 元局長の男性は3月、知事のパワハラや贈答品受領などを告発する文書を匿名で作り県議らに配った。知事は県幹部に調査を指示。男性は4月に県の公益通報窓口にほぼ同じ内容を告発したが、県は調査結果を待たず男性を懲戒処分にした。

 公益通報者保護法は通報を理由とする降格などの不利益な取り扱いを禁じており、百条委は告発者の特定や、告発を公益通報と扱わず処分したことなどを問題視した。

 知事は告発文書を「誹謗(ひぼう)中傷性が高く、公益通報に当たらない」とし、処分も「適切」との見解を述べ、これまでの答弁の繰り返しに終始した。片山氏は告発文書の作成意図を「不正な目的と認識していた」と証言し、同法の保護対象にはならないと主張した。

 対照的なのは、知事の尋問に先立ち証言した参考人の結城大輔弁護士だ。調査結果が判明する前に通報者に不利益な扱いをするのは「許されない」と明言し、文書を保護法の対象外とした知事らの対応を批判した。これまで参考人に立った弁護士らも同じ趣旨の証言をしていることを、知事は直視する必要がある。

 今月、県が公表した内部調査の結果では、知事のパワハラなどの疑惑について「確証までは得られなかった」としつつ、知事ら幹部へのハラスメント研修の義務付けなど是正措置を示した。物品受領についてもルールの明確化を要請した。県政の信頼回復へ確実な実行が不可欠だ。

 尋問は今回が最後となるが、知事と県幹部らの証言や認識に違いが残ったままで、疑念が晴れたとは言い難い。当時の県幹部が男性の私的情報を県議らに漏らした疑惑も指摘される。百条委は関係者に再度証言を求めることなども検討するべきだ。

 文書問題は百条委とともに弁護士でつくる県の第三者委員会も調べており、結果は年度内に公表される。厳密な検証を求めたい。

 元稿:神戸新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2024年12月26日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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【兵庫知事選挙】:「パワハラ」「おねだり」報道とSNS選挙 教訓は 東大名誉教授に聞く

2024-12-27 05:15:50 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【兵庫知事選挙】:「パワハラ」「おねだり」報道とSNS選挙 教訓は 東大名誉教授に聞く

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【兵庫知事選挙】:「パワハラ」「おねだり」報道とSNS選挙 教訓は 東大名誉教授に聞く

 SNS(ネット交流サービス)の台頭で、民主主義を支える選挙のありようが変化している。兵庫県知事選では、議会の不信任を受けて失職を選んだ斎藤元彦氏(47)が出直し選に臨み、SNSで大きな支持を集めて再選された。

 一方、ネット上にはデマや誹謗(ひぼう)中傷も飛び交った。教訓を生かし、SNS選挙にどう向き合うべきか。橋元良明・東京大名誉教授(情報社会心理学)に話を聞いた。

 
<picture>橋元良明・東京大名誉教授=小国綾子撮影</picture>
橋元良明・東京大名誉教授=小国綾子撮影

 ■【関連記事】
 ・何が人々を駆り立てたのか 「SNS選挙」で問われる規制と使い方
 ・斎藤知事を再選させた「素人集団」 SNS「チームさいとう」の内幕
 ・年収1000万円も 選挙ユーチューバー「政治信条より再生数」

 ◆「メディア不信」と「ヒーロー像」

 兵庫県知事選ほどSNSの影響力を見せつけられた選挙はなかった。

 「斎藤氏に非はなかった」「既得権を持つ者がはめた」などの発信は、それなりの説得力を持って有権者に伝わった。

 テレビや新聞が「パワハラ」や「おねだり」で斎藤氏を一斉に攻撃したのは「中立性に欠ける」との認識が広まり、「マスメディアが既得権に加担した」との意見が受け入れられやすかった。

 加えて、「陰の巨悪に一人で戦いを挑む」というSNSが作った斎藤氏のヒーロー像も、若者や女性を中心に共感を呼んだ。

 ◆SNSは「もろ刃の剣」

 SNSというツールは選挙と親和性が高い。その情報量と拡散力は候補者と有権者双方に大きなメリットをもたらす。

 候補者はテレビや新聞の時間的・量的公平性にとらわれず、政策などを自由に発信できる。イメージ作りがしやすく、有権者と双方向のやり取りが可能だ。有権者はテレビ番組の時間配分や構成に付き合わなくても、欲しい情報に効… 

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 元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 政治 【選挙・兵庫県知事選挙・SNS(ネット交流サービス)】  2024年12月27日  05:01:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【兵庫知事選挙】:何が人々を駆り立てたのか 「SNS選挙」で問われる規制と使い方

2024-12-27 05:15:40 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【兵庫知事選挙】:何が人々を駆り立てたのか 「SNS選挙」で問われる規制と使い方

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【兵庫知事選挙】:何が人々を駆り立てたのか 「SNS選挙」で問われる規制と使い方

 「こら、この野郎! 逃げてないで出てこいよ」「辞職しろ、ばーか」。奥谷謙一兵庫県議の事務所や自宅には、知事選から1カ月を経ても、誹謗(ひぼう)中傷の電話がやまない。留守電になっている事務所の固定電話には、未明の着信記録も残る。

<picture><source srcset="https://cdn.mainichi.jp/vol1/2024/10/04/20241004k0000m010147000p/9.webp?1" type="image/webp" />兵庫県議会調査特別委員会で証人尋問に応じる斎藤元彦知事=神戸市中央区で2024年9月6日午後3時31分(代表撮影)</picture>
兵庫県議会調査特別委員会で証人尋問に応じる斎藤元彦知事=神戸市中央区で2024年9月6日午後3時31分(代表撮影)

 ■【関連記事】
 ・「パワハラ」「おねだり」報道とSNS選挙 教訓は 東大名誉教授に聞く
 ・斎藤知事を再選させた「素人集団」 SNS「チームさいとう」の内幕
 ・年収1000万円も 選挙ユーチューバー「政治信条より再生数」

 奥谷氏は、斎藤元彦知事がパワーハラスメントなどの疑惑を文書で告発された問題を究明する県議会調査特別委員会(百条委)の委員長を務める。

 知事選告示の数日後、候補者の一人だった政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が奥谷氏の自宅兼事務所前に押し掛け、マイクを握った。「奥谷さんは前知事(斎藤氏)がまっとうな政治家だとバレるのを恐れて(告発者に関する不利な)情報を隠した」「うそで県民をだました」。演説の様子は動画投稿サイト「ユーチューブ」などで発信・拡散された。

 奥谷氏によると、この日を境にSNS(ネット交流サービス)や電話による誹謗中傷に悩まされるようになった。自宅の周囲をうろつく不審者まで現れたため、身の危険を感じて母親と家を出た。

 ◆「冷静さ失った」百条委

 県議会は百条委の結論を見ないまま、全会一致で斎藤氏の不信任を決議。斎藤氏は議会を解散せず失…、

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 元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 政治 【選挙・兵庫県知事選挙・SNS(ネット交流サービス)】  2024年12月27日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【検証】:論理的な考え方→「斎藤氏は被害者」の傾向 兵庫知事選調査で

2024-12-27 05:15:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【検証】:論理的な考え方→「斎藤氏は被害者」の傾向 兵庫知事選調査で

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【検証】:論理的な考え方→「斎藤氏は被害者」の傾向 兵庫知事選調査で

 兵庫県知事選で再選した斎藤元彦氏について、論理的思考能力が高い県民ほど、「マスコミや県議会による印象操作によって陥れられた被害者だ」と考えた――。社会心理学の専門家による調査で、そんな結果が出た。

 鹿児島大の大薗博記准教授と昭和女子大の榊原良太准教授による調査。兵庫県知事選後の11月20、21日にオンラインで実施した。

兵庫県知事選で演説する斎藤元彦氏。2024年11月4日夜の阪神西宮駅前には大勢の人が詰めかけた=兵庫県西宮市で、大野航太郎撮

 兵庫県を除く全国の339人(平均年齢50・7歳)と、兵庫県民の384人(同52・4歳)の有効回答を得た。

 回答者には、相関関係と因果関係の違いなどの理解力を問う「科学的推論能力テスト(11問)」、直感ではなく、じっくりと物事を考えられるかを問う「熟慮的思考能力テスト(7問)」の2種類のテストを解いてもらった。 

 この結果から、一定の論理的思考能力を測定できるという。

 全国では、テストの正解率が高い人ほどネット交流サービス(SNS)や動画投稿サイト「ユーチューブ」の情報を信頼しない傾向が見られた。

 一方、兵庫県民では、全国とは異なる傾向が出た。

 テストの正解率が高い人ほど、新聞やテレビの情報を信頼しない傾向が見られた。

 テレビや新聞、県議会が印象操作をしていると疑って「斎藤氏は被害者だ」と考える人も、テストの正解率が高いほど多かった。

 調査では、「信念を裏付けるために、なるべく多くの証拠を見つけようとするか」「主流の見方が間違っていると感じる事柄をできる限り調べるか」などについても、5段階で尋ねた。

 兵庫県民では、論理的思考能力が高い人ほど、より情報を得ようとしていたという。

 大薗准教授は「情報リテラシーの低い人がSNSの真偽不明な情報に踊らされて斎藤氏を支持したという言説とは逆の傾向が弱いながらも出た」と指摘する。

 理由について、「正しい判断を迫られると、論理的思考能力が高い人の方が、情報を探し求めるのかもしれない。斎藤氏を巡る疑惑がはっきりしない中で多くの情報に触れ、それらが一定の説得力を持っていたのはではないか」とする。

 ただ、「さまざまな解釈は可能で、今後も研究する必要がある」とも付け加えた。

 兵庫県政を巡る問題や新旧メディアの影響、選挙や民主主義について考える材料にしてほしいとし、調査結果を「note」で公開している。【稲垣衆史】

 

 元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 政治 【選挙・兵庫県知事選挙・SNS(ネット交流サービス)】  2024年12月26日  21:36:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【主張①・12.27】:日中外相会談 「北京詣で」は感心できぬ

2024-12-27 05:03:50 | 【中国・共産党・香港・一国二制度・台湾・一帯一路、国家の個人等の権利を抑圧統治】

【主張①・12.27】:日中外相会談 「北京詣で」は感心できぬ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【主張①・12.27】:日中外相会談 「北京詣で」は感心できぬ 

 経済的苦境に喘(あえ)ぎ、トランプ次期米政権の対中強硬姿勢を懸念する中国が、米国と友好関係にある国々に、実の伴わない秋波を送っている。

 それにうかうかと乗ってしまったのが石破茂政権だ。危惧せざるを得ない。

王毅外相(右)と握手する岩屋外相(代表撮影・共同)

 岩屋毅外相が中国・北京で王毅共産党政治局員兼外相と会談した。戦略的互恵関係の包括的推進を改めて確認し、王氏の来年早期の訪日と、その際の「ハイレベル経済対話」開催で一致した。

 岩屋氏は会談で「課題と懸案を減らし、協力と連携を増やす第一歩としたい」と述べた。北京で開いた「ハイレベル人的・文化交流対話」では、中国人の観光滞在査証(ビザ)について、10年間繰り返し使用できる数次査証の新設を表明した。

 対中認識が甘すぎないか。石破首相は11月の習近平国家主席との首脳会談について「かみ合った」と胸を張った。岩屋氏は首相と同じくらいピントがずれている。

 王氏は会談で「(岩屋)大臣は中日関係を一貫して重視しており、高く評価したい」と述べたが、喜んではいられない。石破政権に中国側は猫なで声で接しても実際の対日行動はほとんど改まっていないからだ。

 岩屋氏が議題にしたように、沖縄・先島諸島と台湾との間の日本の排他的経済水域(EEZ)に新たな中国ブイが見つかった。岩屋氏は抗議し、即時撤去を求めたが不十分だった。日本周辺の他のブイも含め、ごく短期の期限で撤去を求め、応じなければ日本側が撤去、無害化すると通告すべきだった。

 スパイ容疑で捕まった邦人の拘束は解かれず、日本人児童刺殺事件の詳細情報も明かされない。日本産水産物の輸入停止は今も続いている。

 極めて残念だったのは、岩屋氏が、靖国神社の社号標を汚し、中国に逃亡した中国人容疑者の引き渡しを求めなかったことだ。英霊を敬う心が乏しいようでは外相失格である。

 今必要なのは「北京詣で」ではない。トランプ次期政権要人と対中認識・戦略のすり合わせを始めることだ。日本は独自に外交政策を決める独立国だ。ただし、中国の軍事的脅威は大きい。中国との形ばかりの「意思疎通」を喜ぶよりも同盟国との緊密な連携こそ欠かせない。

 元稿:産経新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【主張】  2024年12月27日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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