【社説①・12.30】:回顧2024 人権の重みを再認識した
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①・12.30】:回顧2024 人権の重みを再認識した
能登半島地震で始まった2024年が幕を閉じる。
【社説①・12.30】:回顧2024 人権の重みを再認識した
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①・12.30】:回顧2024 人権の重みを再認識した
能登半島地震で始まった2024年が幕を閉じる。
【社説①・12.29】:道開発予算案 災害対策の整備万全に
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①・12.29】:道開発予算案 災害対策の整備万全に
【独自】:北海道内の日本人500万人割れ 住基ネット11月末 外国人は最多6.4万人
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【独自】:北海道内の日本人500万人割れ 住基ネット11月末 外国人は最多6.4万人
住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)上で北海道内の日本人が11月末で498万4千人となり、500万人を下回っていたことが分かった。道内の人口全体は504万8千人だが、このうち外国人は前年同期比1万人増の6万4千人で過去最高を更新した。全体に占める外国人の割合が増え、共生社会の実現がますます求められる。
【独自】:迫る人口急減時代 北海道内の日本人500万人割れ
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【独自】:迫る人口急減時代 北海道内の日本人500万人割れ
北海道内の日本人が500万人割れし、人口急減時代が迫っていることを印象づけた。2025年には団塊の世代が全て75歳以上の後期高齢者となり、死亡者数の増加に拍車がかかる本格的な「多死社会」が到来するとされる。効果的な人口対策が見当たらない中、労働力や地域の担い手として期待される外国人との共生社会の構築が急務だ。
【社説・12.30】:2024墓碑銘 体験者の言葉を指針に
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説・12.30】:2024墓碑銘 体験者の言葉を指針に
戦後79年の今年、沖縄戦の記憶や記録の継承に力を尽くした体験者や研究者が相次いでこの世を去った。
石川榮喜さん(享年95)は、県立第一中学校(現首里高校)の生徒でつくる「一中鉄血勤皇隊」として沖縄戦に動員され、戦後は語り部として活動した。
13歳で古里の平安座島を離れ、17歳で鉄血勤皇隊に召集された。戦況が悪化する中、本島南部をさまよい、数え切れないほどの遺体を目にした。
「日本兵も住民もただ生き延びようと、ウジやシラミにまみれて逃げ惑うだけ。飛び出した内臓を抱えて死んでいった友もいる。今の人たちが語るような勇敢さや美しさなんかどこにもない」
戦争の醜さをそう証言した。
「ひめゆり学徒隊」として動員され、ひめゆり平和祈念資料館開館に尽力し証言員を務めた石川幸子さん(享年99)、首都圏在住の沖縄戦体験者として全国各地で講演した同じひめゆり学徒の与那覇百子さん(享年96)、「ふじ学徒隊」として動員され両親、姉妹、祖父母を亡くし語り部となって体験を伝えた名城文子さん(享年97)も逝った。
「かつて多くの人が気付かないうちに戦争に巻き込まれた。逆戻りさせてはいけない」。石川さんは生前、私たちにそうメッセージを送った。
「台湾有事」を想定した沖縄・南西諸島の軍事要塞(ようさい)化が急速に進む。
戦争体験者が残した言葉を、戦前に逆戻りしないための指針にしたい。
■ ■
沖縄戦研究の第一人者の一人、吉浜忍さん(享年74)も亡くなった。
高校教諭や沖縄国際大学の教員として沖縄戦の調査や継承に取り組んだ。新沖縄県史編集委員会会長を務め、地域に根差した平和教育を重視し県内各市町村史の編さんにも関わった。
戦争遺跡として全国初となった沖縄陸軍病院南風原壕群の町文化財指定に尽力。「沖縄戦若手研究会」を立ち上げるなど後進の育成にも情熱を傾けた。戦争体験者から直接話を聞けなくなる時代を見据え「戦争の生き証人」としての戦争遺跡の重要性を説いた。
沖縄戦の軍事的中枢施設だった第32軍司令部壕の文化財指定を強く訴え、壕の保存・公開に向けた基本計画検討委員会の会長に就いたばかりだった。壕は11月29日、吉浜さんが求めた県史跡に指定された。
■ ■
来年、沖縄は戦後80年の節目を迎える。
県は「平和祈念事業」(仮称)に全庁体制で取り組む計画だ。これまでの平和関連の取り組みを検証し、戦後100年を見据えた「平和ビジョン」も策定する。
1945年以前に生まれた戦前・戦中世代の人口は全体の1割を切ったと推計される。戦争体験者がいなくなる未来がやがてやって来る。
「新しい戦前」にしないために沖縄戦の記憶と記録をどう継いでいくか。80年の節目に立ち止まって考えたい。
元稿:沖縄タイムス社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】 2024年12月30日 04:01:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【社説・12.29】:軟弱地盤「着手」 強行やめ国会で議論を
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説・12.29】:軟弱地盤「着手」 強行やめ国会で議論を
仕事納めの後の土曜日に砂をまくだけの作業を「着手」と発表するのは工事の進捗(しんちょく)を印象付けたいのだろう。国が代執行に踏み切って1年。強引さだけがひたすら目立つ。
名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局が軟弱地盤の改良工事の着手を発表した。
大浦湾側にはマヨネーズ状の軟弱地盤が広がっており、計画では7万本超の砂くいなどを打ち込み、地盤の強度を高めることになっている。
最深部は90メートルにも達し、国内で例のない難工事とされている。
着手について林芳正官房長官は「大きな前進」と意義を強調した。
ただ、この日行われたのは海底に砂を敷く作業だけ。「トレミー船」と呼ばれる船から大浦湾へ投入される様子が確認された。
年内の作業は同日までで、砂くいを打ち込む本格的な工事は年明け以降となるという。
防衛省は来年度予算案で、新基地建設の関連経費として前年度比24・3%増となる約2006億円を計上した。
そのうち約8割が軟弱地盤の改良工事に充てられる。
内閣府の沖縄関係予算が4年連続で減少しているのとは対照的だ。県が増額を強く要望する一括交付金は、過去最低額まで落ち込んでいる。
県民の暮らしより、新基地建設を優先するような予算編成であり、到底納得できない。
■ ■
新基地建設は自民「1強」の下で強行されてきた。
「辺野古反対」を掲げて当選した翁長雄志知事に対し最初に代執行をちらつかせたのは安倍晋三政権だった。
国と県との対話などを条件に訴訟は和解で取り下げになったが、半年もたたずに再び埋め立て承認取り消しの取り下げを求めて県を提訴したのである。
2019年には県民投票で改めて反対の民意が示されたものの、安倍政権は一顧だにしなかった。
民意を背に軟弱地盤の改良工事に伴う設計変更申請を不承認にした玉城デニー知事に対して岸田文雄前政権は、代執行の強権をついに発動した。
度重なる民意の表明や県の呼びかけに応えようとせず一方的に工事を押し進める態度は異常というほかない。
■ ■
翻って石破茂首相は新基地建設について「十分に沖縄の理解を得て決めたかといえば、必ずしもそうではなかった」との認識を示した。少数与党下の国会は新基地建設の妥当性についても議論を深める機会だ。
立憲民主党の野田佳彦代表は辺野古関連予算の修正を求める考えを表明。国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)も軟弱地盤の検証が必要との認識を示している。
対話によって合意形成を図る民主主義の基本に戻す必要がある。議論が尽くされるまで工事を止めるべきだ。
元稿:沖縄タイムス社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】 2024年12月29日 03:58:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【社説・12.29】:大浦湾地盤改良着手 工事を止めて再試算示せ
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説・12.29】:大浦湾地盤改良着手 工事を止めて再試算示せ
事業総額はどれほど膨らむのか、再試算を示すまで工事を進めるのは許されない。
沖縄防衛局は28日、名護市辺野古の新基地建設に伴う地盤改良工事で、軟弱地盤が広がる大浦湾の海底に「敷砂」をまく作業を行った。これをもって7万1千本もの砂ぐいを打設する地盤改良工事が始まったと発表した。だが、海底に砂を敷くのは改良工事に入る準備であり、本格的な作業は年明けになる。
海象が悪く、年内のくい打ち込み作業は難しくなっていた。仕事納め後の土曜だというのに、そこまでして敷砂の作業を急ぐ必要性はなかったはずだ。年内に改良工事に「着手」したという実績にこだわったとすれば、姑息(こそく)なやり方だと言わざるを得ない。
なぜ防衛局は見せかけの工事着手で、普天間飛行場返還の「前進」を強調するのか。際限なく工費や期間が膨らむ埋め立て工事の見込み違いやずさんさを隠し、もう引き返せない事業なのだという既成事実を積み上げようとする焦りがあるのではないか。
政府が27日に閣議決定した2025年度当初予算案で、新基地建設費用として契約ベースで約1919億円、歳出ベースで約706億円を計上した。政府が新基地建設の費用として試算している9300億円のうち、約81%の7543億円を25年度までに支出してしまう計算だ。
これまでの埋め立てに用いた土砂量は計画全体の15%にすぎない。これから長い時間をかけて大量の土砂で大浦湾の軟弱地盤を固めていくため、総工費は9300億円を超えることは間違いない。9月の時点で木原稔防衛相(当時)は「今後の検討などによって変更があり得る」と費用の見直しが生じる可能性を認めながらも、新たな試算額は示さなかった。
辺野古新基地の建設費用は当初3500億円以上というのが政府の説明だった。2019年になり、軟弱地盤の改良に必要な設計変更を加えた総工費として約2・7倍の9300億円に修正した。これをさらに超過するのだ。
これから始まる軟弱地盤の改良工事は前例のない難工事だ。埋め立ての明確な完了時期は示されていない。政府の計画では普天間飛行場が返還されるとしても2030年代後半より後としており、今後10年以上を要する見込みだ。
軟弱地盤は最深部で約90メートルまで堆積しているが、国内に現存する地盤改良船では対応できない深さのため、防衛省が予定している改良工事は約70メートルまでだ。安定した地盤に改良できるのか不確定要素があり、さらなる設計変更の可能性も否定できない。
来年度で総工費の8割超を支出するとすれば、最終的にいくら投じることになるのか早急に見直しが必要だ。政府は既成事実づくりの作業に躍起になるのではなく、工事を止めて総工費の試算を改めて国民に示すべきだ。
元稿:琉球新報社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】 2024年12月29日 04:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【金口木舌・12.29】:冬の風物詩
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【金口木舌・12.29】:冬の風物詩
今年は甲子園球場が開場して100年の節目だった。日本初の本格的な野球場は球児が目指す全国大会の舞台として整備された。県勢初出場は1958年の首里高。復帰願望とも重なり、甲子園は県民の憧れの地だった
▼学生スポーツ界には会場が大会の代名詞になっている競技は多い。ラグビーの花園、サッカーの国立、高校バレーボールの代々木、駅伝の都大路など。全国から集うつわものとの出会いは成長の糧となり、世界に羽ばたく選手を輩出してきた
▼駅伝では関東の大学が競う箱根もその一つ。毎年1月2~3日に開催される冬の風物詩だ。その舞台に初優勝を懸けて県勢が挑む。出雲、全日本に続く3冠を目指す国学院の上原琉翔(りゅうと)と嘉数純平の両選手だ
▼都大路ではエースとして北山高を県勢最高順位の27位に導いた。ただ2人には悔しさしかなかった。タイムは中の上。涙する姿は力を出し切れなかった思いが強かったのだろう。この経験がきっと2人を強くした
▼年末年始は各競技の全国大会がめじろ押し。県外で活躍する県出身者も増えている。それぞれの聖地で戦う姿はいっぱいの勇気をくれる。
元稿:琉球新報社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【金口木舌】 2024年12月29日 04:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
《社説①・12.30》:トランプ新政権と日銀 リスクへの備えを周到に
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《社説①・12.30》:トランプ新政権と日銀 リスクへの備えを周到に
来年1月に発足するトランプ次期米政権の高関税政策にどう対応するか。日米とも中央銀行の手綱さばきが問われる。
米国が輸入品に高関税をかければ、世界経済や国際金融市場に悪影響を及ぼす恐れがある。米国では追加関税分が商品価格に転嫁され、インフレを再燃させることが懸念されている。株式・為替市場の動揺も予想される。
米連邦準備制度理事会(FRB)は今月に入り、警戒感を鮮明にした。パウエル議長は「関税主導のインフレが経済にどう影響するかを議論している」と語り、今後は物価高の抑制にも配慮する姿勢を示した。景気の下支えを狙って9月に金融政策を緩和方向に転じたばかりだが、来年は利下げペースを緩める方針だ。
日銀の金融政策運営も難しさを増している。物価上昇率が2%の目標を上回っているにもかかわらず、今月、追加利上げを見送った。「トランプリスク」を意識したためだ。植田和男総裁は記者会見で「次期米政権の経済政策を巡る不確実性は大きい」と述べた。
元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】 2024年12月30日 02:02:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
《社説②・12.30》:大麻にも「使用罪」 罰則にとどまらぬ対策を
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《社説②・12.30》:大麻にも「使用罪」 罰則にとどまらぬ対策を
大麻を取り締まる法律が強化された。若者らを違法薬物から守る対策を進めたい。
法改正で、大麻が新たに「麻薬」と位置付けられた。所持や譲渡、輸入などはこれまでも禁じられていたが、今後は使用も処罰対象になる。
使用罪がなかったのは、許可を得て麻製品用に栽培する農家の人が作業中に成分を吸い込む可能性を考慮していたからだ。近年の研究で吸引はほぼないことが確認され、今回の法改正になった。
元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】 2024年12月30日 02:02:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
《余録・12.30》:株式相場の格言…
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《余録・12.30》:株式相場の格言…
株式相場の格言「辰巳(たつみ)天井」は竜が天に昇るように辰年の株価は上がるという意味だ。今年半ばまではその通りだった。日経平均はバブル期の最高値を更新し、4万円も初めて突破した
▲要因の一つは、株で得た利益への非課税枠を大幅に拡充した「新NISA(ニーサ)」が始まり、投資に乗り出す人が増えたことだ。気をよくした政府は「貯蓄から投資へ」と旗を振った
▲だが8月には過去最大の4000円超も急落する場面があった。その後は持ち直し、きょう今年最後の取引を迎えるが、老後への不安から株を始めた人は気をもむ1年だっただろう
▲「老後の備えは投資で稼ぎなさい、と政府が政策の失敗のツケを国民に押しつけているように見える」。こう語るのは、中小企業などの経営コンサルタントを務め、投資に関する著作も多い名古屋大客員教授の小宮一慶(かずよし)さん(67)だ
▲2%超の物価上昇が続き、金利がほぼゼロの預金は目減りするばかりだ。アベノミクスの異次元緩和の弊害が残っている。「小さな会社で一生懸命働いてお金をコツコツためた人が損をする社会はおかしい。投資に関心があれば学んでほしいが、無理にリスクを取らずに済むようインフレに見合う金利が必要だ」
▲巳年はヘビの脱皮にちなんだ「再生」の意味があり、格言でも株高のようだが、過去は米同時多発テロなど波乱が多かった。高関税を振りかざすトランプ米政権も発足する。相場頼みに陥らず、国民が安心して暮らせる社会を作るのが政府の役割だ。
元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【余録】 2024年12月30日 02:04:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
《なるほドリ・12.30》:口唇口蓋裂の女性が患者を支援しているの? ■NPO設立し交流会 悩み相談や専門医紹介=回答・芝村侑美
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《なるほドリ・12.30》:口唇口蓋裂の女性が患者を支援しているの? ■NPO設立し交流会 悩み相談や専門医紹介=回答・芝村侑美
なるほドリ 唇(くちびる)などに重い疾患(しっかん)があった女性が、当事者や親をサポートするための活動をしているというニュースを見たよ。
記者 重度(じゅうど)の口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)で生まれた、大阪市の小林栄美香さん(30)のことですね。20回以上の手術を乗り越えて、NPO法人「笑みだち会」(https://emidachikai.org/)を設立し、支援(しえん)活動をしています。
Q 「口唇口蓋裂」という病名なんだね。、
■この記事は、有料記事です。残り567文字(全文788文字)
■続きは、会員登録後、お読み下さい。
元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【なるほドリ】 2024年12月30日 02:01:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
《¥サバイバル・令和の「値段」・12.30》:宿泊価格決定、AIの波 オーナー納得、導入の鍵
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《¥サバイバル・令和の「値段」・12.30》:宿泊価格決定、AIの波 オーナー納得、導入の鍵
東京都心部の宿泊代が急上昇している。「東京ホテル会」によると、平均客室単価は11月に史上初めて2万円の大台に乗った。円安で外国人観光客が増加したところに、需要が多い時には価格を上げる「ダイナミックプライシング」という仕組みが作動。上昇に拍車をかけているのだ。人間とは異なり「迷い」を感じない人工知能(AI)の活用も値上げの動きを強める。
ダイナミックプライシングが広く活用されてきた宿泊業界。客室の販売価格を決める「レベニューマネジャー」は、業界では花形の職種として知られる。この花形職種の人材不足が、さらなる宿泊費の高騰につながるかもしれない。、
■この記事は、有料記事です。残り2183文字(全文2457文字)
■続きは、会員登録後、お読み下さい。
元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【¥サバイバル・令和の「値段」】 2024年12月30日 02:01:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【韓国旅客機事故】:卒業まで3カ月、航空業界が夢だった 事故機に搭乗のタイ人女性
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【韓国旅客機事故】:卒業まで3カ月、航空業界が夢だった 事故機に搭乗のタイ人女性
韓国南西部の務安(ムアン)国際空港で29日に発生した旅客機事故で、搭乗していたタイ人のシリトーン・チャウさん(22)のおじが地元メディアの取材に応じ、「航空会社で働くのが夢だったのに……」と無念さをにじませた。
報道によると、シリトーンさんはバンコク大の4年生。韓国に住む母親を訪ねるため事故機に乗っていた。母親は迎えに来た空港で事故を知り、状況が明らかになるのを待ち続けたという。
シリトーンさんはタイ北部チェンライの少数民族出身で、おじは「大学まで進んだ彼女は、私たちの家族の誇りだった」と話した。
大学では観光や航空ビジネスについて学び、卒業後は航空業界で働くことを望んでいた。おじは「卒業まであと3カ月だったのに」と話し、事故が信じられない様子だったという。
旅客機にはもう一人、タイ東北部ウドンタニ県出身の女性(45)も乗っていたが、いずれも死亡が確認された。【バンコク石山絵歩】
元稿:毎日新聞社 主要ニュース 国際 【アジア・オセアニア・韓国南西部の務安(ムアン)国際空港で29日に発生した旅客機事故】 2024年12月30日 00:20:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【韓国旅客機事故】:「娘がくれた金で葬儀あげることに」 タイ人父悲嘆
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【韓国旅客機事故】:「娘がくれた金で葬儀あげることに」 タイ人父悲嘆
韓国南西部の務安(ムアン)国際空港で29日に発生した旅客機事故で、搭乗していたタイ人2人のうちの1人で、東北部ウドンタニ県出身の女性(45)の父親が地元メディアの取材に応じ、「娘から最後に渡されたお金で、娘の葬儀をあげることになってしまった」と嘆いた。
女性はジョンラック・ドゥアンマニーさん。77歳になる父親は海外で働くほかの子どもたちから、末娘のジョンラックさんが事故機に乗っていたと連絡を受けたという。「ニュースでしか聞いたことのないような事故。ショックが大きく、涙が枯れ果てた」と話した。
ジョンラックさんは韓国で約7年働いており、年に1度タイに帰国していた。今回は12月初旬に韓国人の夫とともに帰省し、29日の便で韓国に戻るところだったという。夫は数日前に先に帰国していた。
ジョンラックさんは出発前に「将来、私の火葬に使って」と1万バーツ(約4万5000円)を父に手渡したといい、父親は「本当に娘の葬儀をあげることになるとは思ってもみなかった。娘をなんとかタイに帰国させ、最後にもう一度だけ顔を見たい」と目に涙を浮かべた。
地元メディアによると、もう1人の搭乗者はバンコク在住の大学生(22)で、韓国にいる母親を訪ねるところだったという。【バンコク石山絵歩】
元稿:毎日新聞社 主要ニュース 国際 【アジア・オセアニア・韓国南西部の務安(ムアン)国際空港で29日に発生した旅客機事故】 2024年12月29日 21:43:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。