路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

《記者の目・12.26》:2025年度税制改正 野党が動かした「年収の壁」=杉山雄飛(経済部)

2024-12-26 02:01:20 | 【税制・納税・減税・年収「103万円の壁」・ふるさと納税・物納・脱税・競売】

《記者の目・12.26》:2025年度税制改正 野党が動かした「年収の壁」=杉山雄飛(経済部)

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《記者の目・12.26》:2025年度税制改正 野党が動かした「年収の壁」=杉山雄飛(経済部)

 「年収103万円の壁」の引き上げが決まった2025年度税制改正を取材した。税制改正はこれまで、与党である自民、公明両党だけで決めてきたが、今年は野党の国民民主党が加わったことで流れは一変し、社会の注目も集めた。私たちの暮らしに根ざす税制に対する国民の関心が高まったのは前向きな変化だ。一方で取材の過程では、税制が「政争の具」になりかねないという危うさも感じた。

協議に臨む自民党の宮沢洋一税調会長(右から2人目)、公明党の赤羽一嘉税調会長(右端)と国民民主党の古川元久税調会長(同4人目)=衆院第2議員会館で2024年12月17日、平田明浩撮影

協議に臨む自民党の宮沢洋一税調会長(右から2人目)、公明党の赤羽一嘉税調会長(右端)と国民民主党の古川元久税調会長(同4人目)=衆院第2議員会館で2024年12月17日、平田明浩撮影

 最大の論点となったのは、所得税がかかり始める年収103万円の壁の引き上げだ。壁を超えても所得税の負担は大きく増えるわけではないが、アルバイトの学生が親の扶養控除の対象から外れて世帯の手取りが減るなど「働き控え」の要因となっていた。

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