路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【筆洗・01.25】:鈴木おさむさんの小説『もう明日が待っている』は解散したアイ…

2025-01-26 07:03:35 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【筆洗・01.25】:鈴木おさむさんの小説『もう明日が待っている』は解散したアイ…

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【筆洗・01.25】:鈴木おさむさんの小説『もう明日が待っている』は解散したアイ…

  鈴木おさむさんの小説『もう明日が待っている』は解散したアイドルグループ「SMAP」が題材。彼らの番組の放送作家時代に見た光景を基に書いたという

 ▼メンバーの「モリクン」が脱退しオートレーサーになると明かす会見に「リーダー」が志願して加わる場面がある。重苦しい会見にしないためで好きな巨人のユニホーム姿

 ▼モリクンが父や兄に相談したと語ると「なんで僕に相談してくれなかったのかな」と反応し、記者を笑わせた。泣いたふりして「今までありがとう」と感謝し、記者に「泣いてないですよ」と突っ込まれた。でも、モリクンとの最後の番組収録でリーダーは人目もはばからず泣いた

 ▼リーダーこと中居正広さんが芸能界引退を発表した。今回のトラブルで傷ついた女性やテレビ業界への影響を考えれば、そう決意するほかなかったのかもしれない。中傷が女性に向かわぬことを切に祈る

 ▼中居さん発表の文に「これで、あらゆる責任を果たしたとは全く思っておりません。今後も、様々な問題、調査に対して真摯(しんし)に向き合い、誠意をもって対応して参ります」とある。逃げぬと誓っているのだろうか

 ▼小説では、仲間を思うリーダーは、自分は1人でもみんなを守るとの趣旨のことを酔って言う。利他の心を知るはずの人の過ち。果たすべきを果たそうとするなら、いささかでも報われるファンはいる。 

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【筆洗】  2025年01月25日  07:02:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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