【米国】:本土上空で中国の「偵察気球」飛行 かつて日本上空で確認された“白い球体”そっくり?
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【米国】:本土上空で中国の「偵察気球」飛行 かつて日本上空で確認された“白い球体”そっくり?
米国防総省が中国の「偵察気球」が米本土上空を飛行していると発表した。
米メディアなどによると、偵察気球は数日前に米上空に入り、現在は西部モンタナ州の上空を飛行。同州には米軍の核ミサイル基地があり、「機密性の高い場所」の上空を通過したことも確認されたという。
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米国内で捉えられた気球の写真(C)ロイター
「謎」の気球はバイデン米大統領にも報告され、オースティン国防長官が対応を協議するための緊急幹部会議を開いた。米政府高官は「この気球は中国のものだと確信している」と発言。外交ルートを通じて中国政府に懸念を伝えたという。
「イスラエルとパレスチナ」や「韓国と北朝鮮」といった対立を抱えている国や地域間の上空では、偵察目的とみられる互いの気球が頻繁に確認されているものの、「米国と中国」でも同様の気球が報告された、となれば衝撃だろう。
SNSでも、《米中のスパイ合戦》、《米中対立を物語る》などと大盛り上がりだが、今回の報道を受け、日本国内でも出ているのが、《あれも中国の偵察気球だったのではないか……》との声だ。
■仙台市の上空を飛んでいた「謎の飛行物体」
「あれ」とは、2020年6月に宮城県仙台市の上空などで確認された「謎の飛行物体」のことだ。
17日早朝、国交省仙台空港事務所の職員が上空を移動する「白い球体」を確認。宮城県警や防衛省が情報収集に動くなど大騒ぎとなった。当時の河野太郎防衛相も会見で、「レーダー、その他で警戒監視を続けております」と説明していたが、その後、「謎の飛行物体」は消えた。
ニュースでも大きく報じられ、話題となったのだが、その時に撮影された映像と今回、米国上空で確認された飛行物体の姿がそっくりなのだ。
《あれは中国の偵察気球だったのかも》
《仙台には空自基地や陸自の駐屯地があるよね。あれを偵察したんじゃ》
《日本政府はのんびりしていたけど、米国は違うな》
SNSでは「謎解き」の投稿であふれているが、果たして真相は……。
元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・話題・米国防総省が中国の「偵察気球」が米本土上空を飛行していると発表した】 2023年02月03日 13:10:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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