またしても、高市氏の不道徳発言がありました。
高市氏「原発事故で死者いない」=公明代表は苦言 (2013/06/18-13:14)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2013061800466
自民党の高市早苗政調会長が17日の神戸市での講演で、原発の再稼働問題に関し「東京電力福島第1原発事故を含め、事故によって死亡者が出ている状況ではない。安全性を最大限確保しながら活用するしかない」と発言したことが分かった。 高市氏の発言は、原発再稼働の必要性を強調する中で出た。同氏は18日、国会内で記者団に「被ばくによって直接亡くなられた方は今のところ確認されていないが、安全確保しなければいけないということを伝えたかった」と釈明した。 これに対し、公明党の山口那津男代表は同日の記者会見で「大きな被害をもたらしているというところに共感を持たないといけない」と苦言を呈した。また、新党改革の荒井広幸幹事長は会見で「事実誤認の代表的なものだ」と批判した。 一方、自民党の石破茂幹事長は会見で「避難者が大勢おられる現状にあって、死亡者がいないからという理屈は当然成り立たず、そういう趣旨で言ったのではない」と述べた。(引用ここまで)
「原発事故による死亡者は出てない」自民・高市政調会長 2013年6月17日23時21分
http://www.asahi.com/politics/update/0617/TKY201306170249.html?ref=reca
自民党の高市早苗政調会長は17日、神戸市の党兵庫県連の会合で、「事故を起こした東京電力福島第一原発を含めて、事故によって死亡者が出ている状況ではない。安全性を最大限確保しながら活用するしかない」と原発再稼働を目指す考えを強調した。 原発事故により多くの避難者が出ている現状で「死亡者が出ていない」との理由を挙げて、再稼働方針を強調する姿勢には、批判が出る可能性もある。 自民党は参院選公約の最終案で、再稼働について「地元自治体の理解を得られるよう最大限の努力をする」と推進する考えを盛り込んでいる。高市氏は産業競争力の維持には電力の安定供給が不可欠としたうえで、「原発は廃炉まで考えると莫大(ばくだい)なお金がかかるが、稼働している間のコストは比較的安い」と語った。(引用ここまで)
愛国者の邪論の結論は、以下のとおりです。
アベノミクス成長戦略断行のためには、東日本大震災の際の原発事故で被災し、犠牲となった方々の存在は全く想定されていないことがハッキリしたことです。このことは、高市氏が発言してきた侵略戦争による被害者のことをなど、全く想定外であることと同じ思考回路・脳であることが、ここでも証明されたことです。
このような思想の持ち主を政調会長として擁している自民党の体質、高市氏を政調会長に指名した安倍総裁・首相の任命責任と識見が問われていると思いますが、それはムリでしょう。この間の曖昧な対応が、今回の発言になったわけですから、また同じことが起こることは必至と言っておきます。
そこで、日本のマスコミ、政党などが、このことを、どのように指摘しているか、以下みてみます。
高市氏は「誤解」されたと言っていますので、高市氏の発言のポイントを東京に掲載された要旨からまとめてみました。
1.アベノミクス成長戦略で日本に投資する企業は増えているので、それに応えるためには、電力の安定供給は不可欠だ。
2.しかし、原発は廃炉まで考えると莫大な金がかかるので、廃炉はしない方が良い。
3.稼働中の原発のコストは比較的安いので使う必要がある。
4.しかも、悲惨な爆発事故を起こした福島原発を含めて死亡者が出ていない状況がある。
5.そうすると、地震などがあっても、死亡者を出さないように、安全性を確保しながら、原発を活用するしかない。
6.老朽化した火力発電所はコストがかかる
7.安定的にエネルギー供給もできないのなら、原発しかない。
8.そのような状況を無視して原発を活用・利用しないのは無責任な気がする。
9.趣旨を取り違えられて報道された。
10.伝えたかったことは、安全基準は最高レベルを保たなければならないということだ。
11.死亡者がいないから再稼動する考え方は、そもそも持っていない。
12.国民が誤解されたのであれば、私高市のしゃべり方が下手だったのかもしれない。
どうでしょうか?東京の要約からすると、二重三重の意味で、高市発言は問題です。その理由は以下のとおりです。
一つは、要約(文脈)からすると、安全基準の話ではなく、アベノミクス成長戦略と電力コストの話であるということ
二つは、アベノミクス成長戦略の断行のためには再稼動は必要であるということ
三つは、原発の廃炉は高い、老朽化した火力発電は高い、火力発電のエネルギーを安定的に供給するのも高いし、難しいということ
四つは、だから、安い原発を活用するのが責任ある政策だということ
ということを高市氏は言いたかったのではないでしょうか?しかし、この発言も問題です。何故ならば、
1.「原発は安い」と言ってきたことは、ウソであったことを認めている。
2.火力発電のエネルギーが安定供給できないのは、円安を仕掛けたアベノミクス成長戦略の結果であることを覆い隠している。
3.以上、全く矛盾したことを言いながら、アベノミクス成長戦略の断行のために原発のコストは安いと言っている。
4.しかも、アベノミクス成長戦略断行を正当化するために、悲惨な事故を起こした原発であっても命は失われていないから安全性を確保しつつ原発を活用すべきとまで言い切っているのは、まず持って事実が違っている。
5.高市氏の頭の中、目には、原発によって自殺した農民、避難生活を余儀なくされて命を失った方々や、今もなお生活に苦労され、命を脅かされている方々は、想定外で、しかもアベノミクス成長戦略断行優先のために、見えていないのです。
それでは、発言の要旨と反応の記事を掲載しておきます。
高市氏「原発事故で死者なし」発言 与野党から批判噴出 2013年6月19日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013061902000104.html
高市氏発言の要旨
【十七日】(神戸市での講演で)
日本に立地したい企業が増えているが、電力の安定供給が不安要因だ。原発は廃炉まで考えると莫大(ばくだい)なお金がかかるが、稼働中のコストは比較的安い。東日本大震災で悲惨な爆発事故を起こした福島原発も含めて死亡者が出ている状況にない。そうすると、最大限の安全性を確保しながら(原発を)活用するしかないのが現状だ。火力発電も老朽化し、コストがかかる。安いエネルギーを安定的に供給できる絵を描けない限り、原発を利用しないというのは無責任な気がする。
【十八日】(国会内で記者団に)
趣旨を取り違え報道されている。安全基準は最高レベルを保たなければいけないと伝えたかった。誤解されたのであればしゃべり方が下手だったのかもしれない。被ばくが直接の原因でなくても、体調を崩し亡くなられ、なりわいを失い自ら命を絶たれた方がいる。(死亡者がいないから)再稼働するなんて考え方は、そもそも持っていない。(引用ここまで)
以下、東京の記事のつづきを掲載しておきます。
自民党の高市早苗政調会長は十八日、原発の再稼働について「東京電力福島第一原発事故で死者が出ている状況ではない」として、原発再稼働を主張した自らの発言について「誤解されたなら、しゃべり方が下手だったのかもしれない」と釈明した。ただ、震災関連死を無視するような言葉だけに、与野党から厳しい批判を浴びている。高市氏は十八日、十七日の講演での言及について「被ばくが直接の原因でなくても体調を崩し亡くなられ、なりわいを失い、自ら命を絶たれた方がいる。(死亡者がいないから)再稼働するなんて考え方は、そもそも持っていない」と記者団に説明した。 菅義偉官房長官も記者会見で「前後(の文脈)を見ると問題になるような発言ではなかった」と擁護。「被災者に寄り添う形で東日本大震災復興を加速させるとの政府方針を高市氏も理解していると思う」と語った。 しかし、被災者への配慮を欠いた発言に対する擁護論は少ない。 自民党の溝手顕正参院幹事長は、夏の参院選への影響を懸念し「この期に及んで余計なことを言わなくてもよい」と指摘。公明党の山口那津男代表は「今なお故郷に帰れない方々が大勢いる中、被災者に共感を持たなければならない。被災者の苦労や苦痛をいかに解消するかに全力を挙げなければならない」と苦言を呈した。 野党では、民主党の細野豪志幹事長が、福島県内で大勢の震災関連死者が出ていることを挙げて「この数字の重さを理解できない人は政権を担う資格がない」と厳しく批判。 みんなの党の江田憲司幹事長も「深刻な原発事故への影響の認識が甚だ薄い。政治家を辞めるべきだ」と述べた。みどりの風の谷岡郁子代表は「事故を小さく見せるための無理な考えだ」と発言の撤回を求めた。(引用ここまで)
愛国者の邪論 菅官房長官の「前後(の文脈)を見ると問題になるような発言ではなかった」と擁護が的外れであることがわかります。また、「この期に及んで余計なことを言わなくてもよい」と夏の参院選への影響を懸念している溝手顕正参院幹事長の発言も許せません。ここにも被災者優先主義は見えてきません。「選挙のため」のみです。こんな政党を選択するのは如何なものでしょうか?ということを声を大にして言っていかなければなりません。
以下各紙が伝えた各党・政治家の反応をご覧ください。どのような視点で報道しているか、注目です。
野党、高市氏の辞任要求=自民からも批判 (2013/06/18-19:19)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2013061800615
自民党の高市早苗政調会長が原発再稼働をめぐり「原発事故で死亡者が出ている状況ではない」などと発言した問題は18日、与野党に波紋を広げた。野党各党は高市氏の辞任要求を含め激しく反発。与党内からも東京都議選や参院選への影響を懸念し、批判の声が上がった。 民主党の細野豪志幹事長は衆院議員会館で記者団に対し、政府が認定した福島県内の「震災関連死」が1400人近くに上ると指摘した上で、「この数字を踏まえることができない人は政権を担う資格がない。与党の政調会長失格だ」と述べ、辞任を促した。海江田万里代表も党の会合で「自民党幹部の発言には、命を軽んじる発言が多く見られる」と批判した。 日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は市役所での会見で、「死亡者が出ていなくても、精神的被害など計り知れない被害がある。今の日本では原発推進は目指すべき道ではない」と指摘した。みんなの党の江田憲司幹事長は国会内での会見で「高市氏は即刻、政調会長、政治家を辞めるべきだ」と強調した。 共産党の市田忠義書記局長は東京都内の街頭演説で「高市氏は福島県民の前で(同じことを)言えるのか。こんな人物に政党幹部を務める資格はない」と切り捨てた。 一方、自民党の小泉進次郎青年局長は国会内で記者団に、「被災者の立場、苦しい環境に思いをはせ、国の責任を踏まえた上で発言しなければならない」と苦言を呈し、同党の溝手顕正参院幹事長も会見で、「人が死ぬとか死なないということと(再稼働問題を)一緒にすることはない」と述べた。公明党幹部も「被災者の実態が分かっていない」と批判した。 高市氏は同日、国会内で菅義偉官房長官と会い、自らの発言について釈明した。(引用ここまで)
原発発言:高市氏「しゃべり方が下手」と釈明 毎日新聞 2013年06月18日 21時28分(最終更新 06月18日 23時29分)
http://mainichi.jp/select/news/20130619k0000m010092000c.html
自民党の高市早苗政調会長が、原発の再稼働をめぐり「福島第1原発事故で死亡者は出ていない」と講演で発言したことが波紋を広げている。高市氏は18日、記者団に「まったく趣旨が取り違えられて報道された」「もし誤解されたとしたら、しゃべり方が下手だった」と釈明したが、野党は一斉に批判の声を上げた。 高市氏は17日、神戸市で講演し、原発の再稼働に絡んで「福島第1原発で事故が起きたが、死亡者が出ている状況ではない。安全性を確保しながら活用するしかない」と発言した。 しかし、この発言に批判が広がり、高市氏は18日、記者団に「被ばくで亡くなった方はいないが、安全を確保しなければならないと伝えたかった」と釈明。菅義偉官房長官は記者会見で「(発言の)前後を見ると、問題発言ではなかった。現に死亡者がなかったのは事実だ」と擁護した。民主党の細野豪志幹事長は記者団に「福島県内の震災関連死と認定された人の多くが、避難所生活など原発事故が原因だった。この重さを理解できない人は政権を担う資格がない」と批判した。 みんなの党の江田憲司幹事長は「認識の薄さが甚だしい。政治家失格だ」。新党改革の荒井広幸幹事長は「事故で死亡者が出ていないという認識が事実誤認の代表的なものだ」と述べた。【木下訓明】(引用ここまで)
愛国者の邪論「まったく趣旨が取り違えられて報道された」という高市氏の発言、どこかで聞いたことありませんか?そうです!橋下氏も言っていました。侵略戦争・憲法認識など、橋下氏と高市氏は結構似ている、共感し合っているようです。だからなんでしょうか?橋下氏も高市氏も批判されると同じようなことを言うのでしょうか?「誤解」だと。この手の政治家の傲慢さ・不道徳ぶりが透けて見えてこないでしょうか?
高市氏「原発事故で死者出ていない」…野党反発 (2013年6月18日22時21分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20130618-OYT1T00985.htm?from=blist
自民党の高市政調会長は17日、神戸市での講演で、「悲惨な爆発事故を起こした東京電力福島第一原発を含め、それによって死亡者が出ている状況ではない。最大限の安全性を確保しながら活用するしかない」と述べ、原発再稼働を容認する党の立場を説明した。 この発言に対し、野党は18日、「いまだに避難生活を余儀なくされている人々が数多くおられる状況下にあって、常軌を逸した発言だ」(みんなの党の渡辺代表)などと反発。高市氏は同日、国会内で記者団に、「被曝(ひばく)を直接の原因として亡くなった人はいないが、安全基準は最高レベルを保たなければいけないと伝えたかった」と釈明した。(引用ここまで)
自民・高市政調会長が暴言政権党幹部の資格なし 市田氏批判 2013年6月19日(水)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-06-19/2013061902_01_1.html
…福島県民の前でそんな言葉をいえるのか。政権党幹部としての資格はない。これは安倍政権全体の問題だ」と批判し、「大飯原発を止め、すべての原発の再稼働をやめて廃炉に踏み出すことこそ、最も求められている政治的決断だ」と強調しました。 市田氏は、「『日本では原発の過酷事故は絶対おこらないから大丈夫だ』と、安全神話を振りまき続けてきたのがかつての自公政権だ」と指摘。その自公政権が「福島原発事故によってふるさとを追われた15万人もの人たちの苦悩を尻目に、『今度は世界最高の安全基準をつくるから大丈夫だ』といって、しゃにむに再稼働だ、原発輸出だと暴走に暴走を重ねている。死の灰の商人そのものではないか」と批判しました。(引用ここまで)
「原発事故で死者いない」 高市氏発言に強い反発(2013年6月19日 福島民友ニュース)
http://www.minyu-net.com/news/news/0619/news10.html
自民党の高市早苗政調会長が17日に東京電力福島第1原発事故で死者は出ていないと発言し、原発再稼働に意欲を示したことに対し、県や県内市町村、政党は18日、原発事故による避難により、被災3県で最も多い震災関連死者が出ている状況を指摘、政府・与党に対して「県民の思いを十分に認識すべき」と反発を強めた。発言には身内の同党県連からも批判が上がり、県連は19日、党本部に抗議する。 事故から2年経過した今も避難区域が設定され、なお村民の多くが避難している川内村の遠藤雄幸村長は「直接ではなくとも、原発事故の影響で亡くなった人がいる。事故から2年を過ぎても、この状況を十分に把握していないような発言があったことは悲しい。状況を認識した上で発言してほしい」と述べた。 県は「災害関連死者数が被災県の中で最も多く、いまだ15万人を超える県民が避難生活を続けている状況にある。政府・与党には、本県の実情、県民の思いをあらためて重く受け止めていただきたい」とのコメントを発表した。(引用ここまで)
「発言繰り返す高市氏、確信的な無反省だ」共産・穀田氏 2013年6月19日6時35分
http://www.asahi.com/politics/update/0619/TKY201306180494.html
■穀田恵二・共産党国対委員長
自民党の高市早苗政調会長の発言は、15万人を超える避難をされている方々や、東電福島原発事故の関連で亡くなられた福島の1000人を超える方々、こういう方々を冒涜(ぼうとく)するもので許し難い。しかも、高市氏は同じような発言を繰り返し言っている。確信的な無反省と言わざるを得ない。撤回と謝罪を求める。 要は、原発事故はたいしたことではないから再稼働しよう、と言いたいのだろうが、人類と原発が共存できないという現実を目の当たりにしていながら、よくこういうことが言えるな、という思いだ。(朝日新聞の取材に)(引用ここまで)
高市氏に抗議、謝罪要求=自民福島 (2013/06/19-12:25)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2013061900433
自民党福島県連の平出孝朗幹事長は19日、党本部で大島理森東日本大震災復興加速化本部長に会い、「原発事故で死亡者が出ている状況ではない」との高市早苗政調会長の発言に抗議する文書を提出した。県民への謝罪を求めている。 大島氏は「地元で苦しんでいるときに抗議文を持ってこなければならない事実を生み出していることを真摯(しんし)に受け止める」と述べた。 平出氏は高市氏に面会を申し入れたが、同氏が「予定がとれない」と断ったため、大島氏が代わりに応じた。平出氏は記者団に「(高市氏に会えず)残念だが、なんらかのアクションはあると思う」と述べた。(引用ここまで)
最後に、今回の発言が、アベノミクス政調戦略断行を狙った確信犯的発言であることを強調しておかなければなりません。しかし、このことを指摘しているのは、どこの誰だったでしょうか?マスコミもこの視点で報道しているでしょうか?
ここに都議選直前・参議院選挙を前に、こうした「失言」というホンネを徹底して追及することが大切です。こうしたホンネを徹底的に追及していたら、選挙に大きな影響があることは明瞭です。それは自民党自身が選挙に影響があるから、余分なことは言うなとか、早く幕引きをなどと言っているのです。であるならなば、幕引きは許さないということ、ホンネを引き出していく質問と追及が必要でしょう。
しかし、当事者も、周囲もマスコミも皆、「幕引き」と思ってはいるのですが、「余分なことは言わない」「追及しない」という発想と風潮が、自民党の長期政権の温存に貢献してきたということです。
「首相は死の商人」=共社幹部 (2013/06/17-16:51)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2013061700577
安倍晋三首相が東欧4カ国首脳と発表した共同声明で、原発輸出に前向きな方針を示したことに対し、共産党の市田忠義書記局長と社民党の福島瑞穂党首はそれぞれ17日の記者会見で、「死の商人」との表現で批判した。 市田氏は「東京電力福島第1原発事故がいまだ収束せず、制御不能の状態の下で、海外に売り込むことは、死の商人と言われても仕方がない重大な問題だ」と指摘。福島氏も「たくさんの被災者、避難者を生んだ原発事故の反省が全くない。まさに死の商人として世界を歩いている」と述べた。(引用ここまで)
「死の商人」ぶりを演じた安倍首相の「思い」が、高市氏に伝染した結果、死者が出ているにもかかわらず、さらにまた、死者が出るかもしれないにもかかわらず、今回の発言になったということを、握って話さないように、追及すべきです。
つづく