都議選が迫ってきました。自民党のとんでもない参議院選挙公約が発表されました。都議会では第一党を奪還するとの世論誘導調査が発表され、自民党に嫌気がさしている有権者は、「はじめからわかっている選挙に行ってもしょうがないな」ということで、「棄権するのでは?」というムードを反映して、低投票率を予想するマスコミも出ています。
ところで、サッカーワールドカップ開催か、国民の暮らしか、という争点で、ブラジルでは、生活防衛の国民運動が発展してきています。昼のニュースでは80万人がデモに参加したそうです。また五輪開催の競走相手のトルコでも政権の横暴に怒った民衆がストライキを起こしています。トルコの場合は、「混乱」ぶりが強調されています。東京五輪の「追い風」として位置づけているからでしょうか?
もしそうだとすれば、フェアープレー精神に反すると言えましょう。日本でも、柔道界やプロ野球界の「不祥事」は解決していません。福島の原発も、日々汚染水が流れている事実が報道されています。首都直下型地震対策は大丈夫でしょうか?ブラジル風に言えば、五輪に使うカネを地震対策に使え!ということになりますが、それらが選挙の争点にもならないとは、呆れます!
そればかりか、高市発言がありながらも、原発再稼動に向けて、国をあげて動き出しているかのような錯覚に陥ってしまいそうな報道が繰り返されています。原発ゼロに向けた運動の報道がないことも反映しているのでしょうか?
しかし、巨大地震が襲ってくる可能性が日増しに募ってきている時に、首都東京の都議選は、民主の落ち込み、第三極の失態などを理由に「争点がない」などと、「偽りの争点隠し」報道が繰り返され、有権者に諦めを振りまいています。
そこで、東京都の選挙制度を調べてみました。やはり、小選挙区制を中心とした選挙制度と、一票の格差によって、民意が切り捨てられ、それが政治不信と無関心をつくりだし、結果的に、石原都政が支えられてきたような気がします。
以下、一人の議員を選ぶのに、どれだけの有権者が投票の権利を得ているか、調べてみました。この有権者が、23日にどれだけ、投票し、どんな政治家と政治を選択するか、どれだけの声が死票になるか、検証して見たいと思います。
今、日本は学ばなければならないのは、トルコやブラジルの民衆の運動ではないでしょうか?
1人区 |
千代田区 |
中央区 |
島部 |
武蔵野市 |
青梅市 |
昭島市 |
小金井市 |
有権者数 |
42,746 |
107,324 |
23,085 |
117,190 |
113,098 |
91,911 |
95,802 |
議員一人 |
42,746 |
107,324 |
23,085 |
117,190 |
113,098 |
91,911 |
95,802 |
2人区 |
港区 |
文京区 |
台東区 |
渋谷区 |
荒川区 |
西多摩 |
南多摩 |
有権者数 |
183,624 |
167,200 |
152,492 |
180,077 |
162,857 |
207,533 |
187,901 |
議員一人 |
91,812 |
83,600 |
76,246 |
90,038 |
81,428 |
103,766 |
93,950 |
2人区 |
北多摩二 |
北多摩三 |
北多摩四 |
西東京市 |
小平市 |
日野市 |
三鷹市 |
有権者数 |
159,114 |
248,215 |
154,899 |
161,371 |
149,401 |
145,464 |
148,486 |
議員一人 |
79,557 |
124,107 |
77,449 |
80,685 |
74,700 |
72,732 |
74,248 |
2人区 |
府中市 |
立川市 |
|
|
|
|
|
有権者数 |
203,114 |
134,511 |
|
|
|
|
|
議員一人 |
101,557 |
67,255 |
|
|
|
|
|
3人区 |
墨田区 |
目黒区 |
豊島区 |
北多摩一 |
町田市 |
有権者数 |
209,740 |
224,774 |
222,082 |
249,243 |
344,731 |
議員一人 |
69,913 |
74,924 |
74,027 |
83,081 |
114,910 |
4人区 |
新宿区 |
江東区 |
品川区 |
中野区 |
北区 |
葛飾区 |
有権者数 |
256,275 |
389,187 |
308,463 |
267,701 |
277,990 |
363,025 |
議員一人 |
64,068 |
97,296 |
77,115 |
66,925 |
69,497 |
90,756 |
5人区 |
板橋区 |
江戸川区 |
八王子市 |
有権者数 |
444,671 |
530,678 |
457,045 |
議員一人 |
88,934 |
106,135 |
91,409 |
6人区 |
杉並区 |
練馬区 |
足立区 |
有権者数 |
461,674 |
580,915 |
539,399 |
議員一人 |
76,945 |
96,819 |
89,899 |
8人区 |
大田区 |
世田谷区 |
有権者数 |
578,630 |
721,328 |
議員一人 |
72,328 |
90,166 |
【東京都議選2013】 一票の格差最大5・43倍 16選挙区で逆転現象 2013.6.20 14:27 [選挙]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130620-00000125-san-soci
国政選挙で問題となる「一票の格差」は都議選でも生じている。人口と定数のバランスが、他区との比較で逆転している「逆転現象」も計16選挙区にあり、こうした事態を抱えたまま、23日の投開票を迎える。都議会での議論は進んでおらず、区割りや定数見直しなど、「身を切る」ことが求められている。 都議会局によると、平成22年の国勢調査に基づく各選挙区の議員1人当たりの人口は、最も少ない島部の約2万7千人に対し、最多の北多摩3区(調布市、狛江市)は約15万1千人。この場合、格差は5・43倍に達し、各地の高裁で「違憲」判決が相次いだ昨年の衆院選の最大2・43倍を大きく上回っている。 しかし、それぞれ定数1の島部と千代田区(議員1人当たり約4万7千人)は公職選挙法が定める「特例選挙区」として他の選挙区に合併させず、「当分の間」は存続することが認められている。 両選挙区が特例とされるのは、島部が「地理的事情」、千代田区は「国政の中枢が位置する」などが理由とされ、平成11年の最高裁判決でも「合憲」との判決が出ている。都議会局は「最大格差が5倍といっても、島部を都心の選挙区と合併させるわけにはいかない」と説明する。 特例選挙区を除いても、中野区(同約7万8千人)と北多摩3区の最大格差は1・92倍に達する。これまで都議会の各会派が議会改革について協議する「都議会のあり方検討会」は議論を重ねてきたが昨年6月、「引き続き国政の動向を注視する」として現状維持を決めた。
関係者によると、検討会が現状維持とした背景には、近年起こっている都心回帰の流れで、もともと議席数が多い区部の人口が増えたことで、区部と市町村部の1票の格差が自然に是正されている状況があるという。 これに対し、日本維新の会は「現在も格差が2倍近くあり、すでに違憲すれすれの状態」、みんなの党も「可能な限り格差をなくすべきだ」と今回の都議選で是正強化を訴える。 一方、練馬区(人口約71万人)は定数6なのに、大田区(同69万人)が定数8=図というような「逆転現象」も課題だ。両選挙区のほかにも、江戸川▽八王子▽杉並▽町田▽品川▽北▽新宿▽中野▽北多摩3▽豊島▽目黒▽西多摩▽府中▽墨田-の計16選挙区が該当している。 一部の政党からは「定数配分の見直しを今回の選挙でもやるべきだった」と現状を批判する声も上がるが、ある議会関係者は「定数を増やしたり減らしたりすれば逆転現象は解消できる。しかし、それによって逆に一票の格差が広がる選挙区も出てくる」と指摘する。
ある都議は「ただ、『減らせばいい』と主張するのではなく、格差と逆転の兼ね合いをどうすべきなのか、考え方を示す必要がある」としている。(引用ここまで)
閣僚級・党幹部、連日てこ入れ…都議選1人区(2013年6月20日17時30分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130620-OYT1T00923.htm?from=ylist
23日に投開票される東京都議会議員選挙(定数127)で注目されるのが、全42選挙区のうち七つある定数1の「1人区」。
2009年の前回選挙では、民主党が6勝1敗(無所属の推薦候補を含む)と大勝し、直後の衆院選でも都内に25ある小選挙区で21勝と躍進した。都議選の1人区は、来月に迫った参院選のバロメーターとなるだけに、党の顔が連日てこ入れを図っている。
自民党が長らく議席を奪えない「鬼門」の選挙区が、民主の菅直人元首相が地盤にしている武蔵野市と小金井市だ。中でも小金井は、都議選で単独選挙区になった1989年以降、自民は一度も勝っていない。 「今度こそ四半世紀の悲願を果たしたい」。自民新人の陣営幹部は力を込める。告示日の麻生副総理をはじめ、閣僚級が入れ代わり立ち代わりで駆けつけている。
対する民主も、菅元首相に加えて海江田代表ら党幹部が選挙区入りし、候補者について「民主党のエース中のエース」(細野幹事長)と連日訴えている。小金井、武蔵野の両選挙区の陣営には、菅元首相の秘書が張り付いて支えている。 「小金井と武蔵野は民主の最後の砦(とりで)。ここで落としたら、他では勝てない」。昨年末の衆院選で、菅元首相が自民候補に小選挙区で敗れており、陣営の危機感は強い。 両選挙区に新人を立てている共産党も、笠井亮衆院議員らが応援に入り、無所属の新人候補を交えて混戦模様となっている。
自公、過半数獲得の勢い 都議選終盤情勢 2013/6/20 2:00
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1904V_Z10C13A6CR8000/
終盤を迎えた東京都議選(23日投開票、定数127)は、日本経済新聞社の19日までの分析によると、自民党が現有39議席を大幅に上回る50議席台半ばをうかがい、第1党の奪還は確実な情勢だ。ともに与党を形成する公明党も堅調で、両党で過半数の64議席を上回るのも確実な勢い。安倍政権の経済政策「アベノミクス」が一定の評価を得ることになりそうで、都議選結果は7月の参院選に向けた与野党の戦略に影響するとみられ…
投票率、低下の可能性=前回は54.49%-都議選 (2013/06/18-14:46)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2013061800543
23日投開票の東京都議選の投票率について、各陣営は40%台半ばから50%前後を予想している。前回2009年は衆院選の前哨戦として都議選への関心が高まり、05年比10.50ポイント増の54.49%を記録した。今回は都政で目立った争点がないことなどもあり、投票率は前回より低下するとの見方が多い。 過去最高の投票率は1959年の70.13%。その後は、参院選との同日選となった77年の65.17%や、消費税導入への批判で社会党が伸びた89年の58.74%を除いて低下傾向が続き、97年の40.80%が過去最低だ。 前回は、投票率の上昇が民主党への「追い風」となり、議席の大幅増につながったとみられている。 今回は日本維新の会やみんなの党など「第三極」が勢いを失い、4年前のような風が吹くことはなさそうだ。
自民、50議席台うかがう=民主と「第三極」苦戦-都議選情勢 (2013/06/18-14:47)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2013061800539
与野党が参院選の前哨戦と位置付ける東京都議選(23日投開票)について、選挙区の取材などを通じ終盤情勢を探った。自民党は、安倍内閣の高支持率を背景に現有の39議席から大幅に議席を伸ばす見通しで、都議会第1党奪還が確実な50議席台半ばをうかがう。都議会与党の公明党と合計で、過半数の64議席を上回る勢いだ。
59人の公認候補を擁立した自民党は、2人目の候補を擁立した定数2、3の選挙区以外で優勢に戦いを進めている。前回と同じ23人が立候補し都議選で6回連続の全員当選を目指す公明党はおおむね堅調だが、一部の選挙区で他党と激しく議席を争う。
前回は54人が当選し第1党に躍進した民主党は44人に公認候補を絞り込んだが、前回は6勝1敗だった定数1の選挙区で苦戦するなど、現有の43議席を大きく割り込む見通し。党の支持率が低迷する中、労働組合などの組織票を固める守りの選挙を強いられている。前回13議席から8議席へと後退した共産党は、議案提出権のある11議席が目標。
都議選への挑戦で注目を集めた「第三極」だが、日本維新の会は橋下徹共同代表の従軍慰安婦をめぐる発言の影響で擁立した34人の候補は苦戦している。維新との選挙協力を解消したみんなの党も他党の候補と議席を争い伸び悩んでいる。
現有2議席の地域政党、東京・生活者ネットワークは、議席維持に懸命。生活の党、みどりの風、社民党の議席確保は厳しそうだ。
都議選「自民に投票」38%…民主、第3極苦戦(2013年6月17日07時06分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130616-OYT1T01001.htm?from=blist
与野党が参院選の前哨戦と位置づける東京都議会議員選挙(23日投開票)について、読売新聞社は15、16日、東京都内の有権者を対象に世論調査(電話方式)を実施した。 自民党候補に投票するとした人は38%で他党を大きく引き離し、安倍内閣の高い支持率を反映した。都議会第1党の民主党は10%にとどまった。みんなの党は5%、日本維新の会は4%で、「第3極」政党はいずれも苦戦。来月の参院比例選でも、投票先を自民党と答えた人は40%で他党をリードしている。 都議選の投票先について、前回(2009年)の同時期調査では、民主党29%、自民党17%で、選挙結果も民主党54議席、自民党38議席と民主党が上回った。今回は自民党が民主党を引き離しているほか、公明党は7%、共産党は6%だった。 前回は43%が投票先を決めていなかったが、今回の調査で投票先を明らかにしなかったのは24%だった。