愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

危険なオスプレイを購入し佐賀に配備するの何故か!災害対策なら自衛隊は災害救助隊に改組せよ!

2014-07-20 | 沖縄

 思考回路メチャクチャのオスプレイ購入・配備!

 「死の商人」の利権擁護政治が浮き彫りに!

規定のものとは言え、小野寺防衛相が、オスプレイの配備方針を明らかにしました。しかも電話一本で。危険な得たいの知れない兵器を17機も購入するというのです。高い買い物です。何故でしょうか。集団的自衛権行使とオスプレイの購入で、財政難で喘ぐアメリカに「恩を売る」安倍首相の思惑は何か。対中包囲網作戦の目的である日本の多国籍企業の利益優先主義の貫徹です。それは裏を返せば、国民の命と生活の犠牲にしてはじめて成り立つのです。

それはカネです。国民が労働によって生み出したカネを国民に返さず多国籍企業が独占するのです。そのオコボレを政治家や識者、メディアに回すのです。日々国民に偽りの情報を垂れ流すための「知恵」、それもゴマカシ・スリカエ・トリックを編み出していくための装置が、職場や地域や学校などにおいて張り巡らされていくのです。それを「合法」化するために国権の最高機関が利用されるのです。

これらは悪魔のサイクルです。この悪魔のサイクルを断ち切るのは、主権者の国民が「不断の努力」しかありません。国権の最高機関を変えていくことです。そのためには、日々偽りの情報を垂れ流しているマスコミ・マスメディアを変えていくしかありません。

以上のような問題意識をもって、日々垂れ流されている情報を検証していくことに、微々たるものですが、力を注ぎ、国民的議論が巻き起こることを願って、愛国者の邪論は記事を書いています。ご理解をいただければ、ご意見をいただければと思います。

以下ご覧ください。このニュースが何を伝えようとしているのか、何が不足しているのか、などなど、このニュースで語られれている日本語から読み取ることに力を注ぐのです。

電話一本で!ますます独裁化する安倍政権!

佐賀空港にオスプレイ配備方針 防衛相が表明 2014年7月20日 15:36 http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=77327

佐賀空港へのオスプレイ配備を目指す意向を表明した小野寺防衛相=20日午前、東京都千代田区

 小野寺五典防衛相は20日、2015年度から自衛隊に導入する方針の新型輸送機オスプレイについて、佐賀空港(佐賀市)への配備を目指す意向を表明した。佐賀県の古川康知事には17日に電話で伝達したと明らかにした。18年度までの中期防衛力整備計画(中期防)にオスプレイ17機の調達を明記したことを踏まえ、これを一つの部隊として同空港に置く考えも示した。防衛相がオスプレイ配備先に言及したのは初めて。都内で記者団の質問に答えた。防衛省は22日に武田良太副大臣を佐賀県に派遣し、古川知事らと協議入りする。小野寺氏は「地元からの要請は一切ない」と強調した。(共同通信)(引用ここまで

災害支援や急患輸送なら自衛隊ではく災害救助隊に!

離島防衛に重要な装備なら、外交努力を抑止力に!

読売新聞 オスプレイ購入費、来年度予算に計上へ…防衛相  2014年7月11日 

【ワシントン=岡部雄二郎】訪米中の小野寺防衛相は10日(日本時間11日)、記者団に対し、米海兵隊の新型輸送機「MV22オスプレイ」の購入費を、8月末に行われる2015年度予算の概算要求に計上する方針を初めて表明した。小野寺氏はオスプレイについて、「災害支援や急患輸送、離島防衛に重要な装備だ」と強調した。今後5年間の防衛力の整備方針を定めた中期防衛力整備計画(14~18年度)では、オスプレイ17機の購入を明記している。ただ、小野寺氏は15年度予算で購入する機数について「正確に決まっていない。価格の問題もあるので、交渉の中で最終的に決めたい」と述べるにとどめた。日本政府関係者によると、オスプレイ1機は100億円程度とみられ、政府は購入したオスプレイを陸上自衛隊に配備する方針だ。2014年07月11日 11時45分 Copyright © The Yomiuri Shimbun (引用ここまで 

わざわざ試乗して既成事実化を演出する!

一回の試乗で安全が確認できれば、こんな簡単なことはない!

朝日新聞 オスプレイ、来年度購入へ 防衛相が米で試乗、考え示す2014年7月11日

 訪米中の小野寺五典防衛相10日午後(日本時間11日早朝)、米軍の新型輸送機MV22オスプレイについて、8月に示す来年度予算の概算要求に購入費を盛り込む考えを示した。ワシントンで記者団に語った。小野寺氏はこの日、オスプレイに試乗し、ワシントン近郊の国防総省とバージニア州のクアンティコ海兵隊基地の間(片道約65キロ)を往復。その後、記者団に「大変安定性があり、機能も高いことが分かった」と感想を述べた。空中でヘリコプターから固定翼に変わる同機の特徴について「離島防衛に加えて災害支援や急患輸送に力を発揮する。離島が多い日本に向いている」と語った。今後5年間の防衛力整備の在り方を示した中期防衛力整備計画では、離島を奪還する水陸両用部隊の創設に関連して、オスプレイ17機の導入を決めている。ただ「1機100億円以上」(防衛省)とみられ、来年度の購入機数は「価格交渉をして決めたい」(小野寺氏)としている。配備先については「現在、数カ所に絞って検討している」(防衛省)という。オスプレイは開発段階や生産の初期段階で事故が多発。米軍が2012年に沖縄県に配備を始めた際には住民らの激しい反対運動があり、その後も配備撤回を求める動きが続いている。安全性を疑問視する声があることについて小野寺氏は「米側は、操作ミスなどによる人的事故で機体の問題ではないと思っている」との認識を示した。(ワシントン=今野忍)(引用ここまで

アメリカの死の商人に血税を恵む安倍政権!

米、価格交渉妥結へ 陸自オスプレイ購入 | 沖縄タイムス+プラス  2014年7月12日

【平安名純代・米国特約記者】政府が陸上自衛隊に導入予定の新型輸送機MV22オスプレイ(海兵隊仕様)をめぐり、米政府が8月末までに価格交渉を妥結する見通しを立てていることが10日までに分かった。価格は1機当たり9千万ドル(約91億円)~9800万ドル(約100億円)程度とみられる。米国防総省筋が本紙取材に明らかにした。政府は、今後5年間の防衛力整備の方針を定めた中期防衛力整備計画で、陸上自衛隊の装備品として2018年度までにオスプレイ17機を導入する方針を明記した。

オスプレイの製造元の米ベル・ヘリコプター社のジム・ギャリソン社長兼CEOは9日、ロイター通信に対し、米政府が9月末までに日本政府に17機の販売価格の見積もりを提示し、「年末か来年初頭に販売に関する契約、または合意が成立するだろう」と述べている。(引用ここまで

オスプレイhttp://www.okinawatimes.co.jp/category/?category=%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4

米国のベル社とボーイング社が共同開発した、垂直離着陸が可能な航空機。主翼両端の回転翼とエンジンの角度を変えることで、ヘリコプターのような垂直離着陸と、固定翼機並みの速度での飛行が可能。当初は米4軍で装備する計画だったが、現在製造・配備されているのは海兵隊のMV22と、空軍のCV22。これらを総称して「V22」とも呼ばれる。

 1989年に試作機が初飛行した。その後2000年までに発生した4件の墜落事故とそれに伴う飛行停止、原因究明で計画が遅れたが、改良や評価試験の末、2005年に米政府が「安全基準を満たす」として量産が決定した。

MV22主要データ

回転翼直径

約11.61m

全長

約17.47m

全高

約6.4m

重量

約16000kg

最大離陸重量

23859kg

最高速度

時速 約520km

飛行高度

7925m

航続距離

3892km

戦闘行動半径

約600km(兵員24人搭乗時)

搭乗人員

搭乗員3~4人+人員24人

普天間への配備

普天間飛行場に配備される海兵隊のMV22は、既存の輸送ヘリコプターCH46の置き換えで24機配備。そのうち2012年に配備された機体は、第265海兵ティルトローター(傾斜式回転翼)機中隊(VMM-265)所属の12機。残りの12機は2013年夏に第262海兵ティルトローター機中隊(VMM-262)所属となり、CH46を置き換えた。

MV22とCV22の違い

海兵隊のMV22は輸送用で、空軍のCV22は特殊部隊の投入・回収などに用いられる。特殊作戦用のCV22には低空飛行能力を高めるレーダーが搭載され、敵のレーダー、ミサイルに対する警戒装置などが強化されている。(引用ここまで

沖縄の負担軽減を逆手にとって本土の基地機能の強化を!

岩国、東アジア最大の米軍基地に 2014年7月20日 15時49分

http://www.okinawatimes.co.jp/category/?category=%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4

死の商人=川崎重工と手を組む自民党安倍政権!

1機50億円!ヘリコプター巡る日米新鋭機事情 沖縄・岩国で使用予定のオスプレイ、安全性は 2012年07月15日 12:00

加藤 秀行阪神 裕平http://moneyzine.jp/article/detail/204372

ヘリコプターは便利な航空機だ。そのため平時はもちろん、災害や戦争にと利用される状況も実に多彩だ。

今秋から、米海兵隊が新型輸送機「MV22」通称オスプレイを沖縄や岩国(山口)で使用する予定となっており、物議を醸している。

 同機は、ヘリコプターの長所である機動性と、固定翼機の特徴であるスピードと航続距離の長さを併せ持つ航空機。回転翼の角度を変えることで、垂直離着陸やホバリング(空中停止)が可能。さらに、通常の輸送機の倍に相当する約500キロの速度での飛行も可能だという。価格は、配備当初の2005年は1機7,100万ドル(当時のレートで約78億円)だった。2012年の段階でも、値を下げたとはいえ1機6,277万ドル(約50億円)だ。

 そして、オスプレイで指摘されているのが安全性だ。当初の構造上欠陥は改善されたにもかかわらず事故が続き、今年も4月と6月に墜落事故が発生した。安全上で問題視されているのは操縦の難しさだ。パイロットの熟達度が確認できない現状でのオスプレイの操縦は、事故の発生が懸念される。また、日本国内の米軍基地は周辺に住宅や学校などもあるため、万が一の際は大きな被害が出ることも考えられる。配備反対の声をよそに、7月1日オスプレイを載せた船は米国を出航した。目的地の岩国に姿を見せるのは7月下旬となっている。

 一方、日本国内では新型国産ヘリコプターの実用化計画が始まった。防衛省は、今年から川崎重工業と手を組み、現在陸上自衛隊で使用中の多用途ヘリコプター「UH-1J」の後継機種「UH-X」の開発に着手する。多用途ヘリコプターの多用途とは、有事や災害時に想定されるさまざまな状況を指す。具体的には、日本国内への侵略行為やゲリラ事件が発生した場合の物資輸送や負傷者などの搬送。災害時は被災者の救出・搬送、空中消火活動、周辺の画像撮影と伝送などを行うことだ。

 開発は、予算など各種のリスクを軽減するため、陸上自衛隊の観測ヘリコプターとして活躍中の「OH-1(製造は川崎重工業)」をベースに行われる。また今回の開発では、UH-1Jで不足する超低空域・洋上での安全性の向上と、スピードと航続距離アップを図るようだ。2017年までは試作や試験を実施する。開発にかかわる総経費は約284億円。新型輸送機の配備にあたっては、周辺に住む人々への影響をしっかりと検討してもらいたい。(引用ここまで 

靖国参拝など大東亜戦争正当化主義を貫きながら

 アメリカにおべっかを使うのは何故か!

日刊ゲンダイ安倍首相 訪米の手土産 オスプレイ 1機100億円購入 ふざけるな!2013年1月4日 
http://gendai.net/articles/view/syakai/140336

 死者が続出するのではないか。米軍の欠陥ヘリ「オスプレイ」を自衛隊に導入することがほぼ決まった。防衛省が、2013年度予算案に約1000万円の「調査費」を要求することを決めたのだ。「調査費」がつけば、いずれ導入されるのは確実である。 しかし「オスプレイ」は、何度も墜落事故を起こし、多数の死者を出している欠陥品だ。しかも、1機100億円もする。なぜ、アメリカに高いをカネを払ってまで導入する必要があるのか。1月中旬、安倍首相が訪米する時の“手土産”にするためなのは明らかだ。
かつて首相の訪米は、参勤交代と揶揄(やゆ)され、訪米する時は手土産を持っていった。安倍首相は、オスプレイの購入を手土産にするつもりでしょう。アメリカが大喜びするのは確実です。アメリカはオスプレイの開発に2兆円もの費用を使ったといいます。他国に売りつけて、少しでも開発費を回収したいのがホンネでしょう。1機売れば、100億円のカネが入るだけでなく、運用システムもセットで売るから、儲けは莫大になります」(軍事評論家・前田哲男氏)
 日本は最低でも12機、買わされる可能性があるという。しかし、オバマ大統領に気に入ってもらうために、国民の税金を使って欠陥ヘリを購入しようなんてとんでもない話だ。
安倍首相はアジアにはエラソーにしているが、アメリカには弱い。典型的な屈米、媚米派です。呆れたのは、首相が掲げている外交政策は、アメリカのシンクタンクヘリテージ財団”のリポートそのままということです。ヘリテージは、アメリカが推し進めるべきこととして、(1)日本がより大きい国際的役務を受け入れるようにする(2)防衛支出を増やさせる(3)集団的自衛権を柔軟に解釈させる――などと提言している。安倍首相は、アメリカのご機嫌を取っていれば、政権は安泰だと思っているのでしょう」(政界関係者)
 危険なオスプレイが国民の頭上に墜落したら、どうやって責任をとるつもりなのか。この男に国益は関係ないということだ。(引用ここまで

琉球新報 オスプレイ事故 機体大破、米軍「最も重大事故」 2013年8月31日

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国中を違法に飛び回るオスプレイに抗議もしない、できない日本!国民の命を安全は無視する暴挙!

2014-07-20 | 沖縄

 国民無視を屈辱と自覚できない日本で良いのか!

不平等条約撤廃を掲げてたたかった民権運動に学べ!

明治の国民よりヒドイ日本国民に甘んじることはできない!

前号では、NHKの報道を視ていました。今回は、各地の記事を掲載して、その問題点を明らかにしてみたいと思います。ご覧ください。各紙の記事を読むと、日米軍事同盟容認論の矛盾が浮き彫りになります。特に神奈川県においては、三浦半島にヘリが墜落したばかりなのに、黒岩県知事の発言は、大問題です。この発言はゲンパツとの共存の思想と論理と基地温存の思想と論理が全く同じものであることを、改めて浮き彫りにしました。

この「共存」論によって、大儲けをしている輩こそ暴露していかなければなりません。そうです。「死の商人」「利益共同体」です。ここが国民的議論によって暴露されれば、解決できることでしょう。だからこそ、ゲンパツも基地も集団的自衛権行使もバラバラで無関係のように報道しているのだと思います。以下ご覧ください。

沖縄に配備しているオスプレイを北海道で展示する意味は!

北海道新聞 オスプレイきょう札幌に飛来 あすイベントで一般公開 (07/19 06:25http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/552095.html

米軍の新型輸送機MV22オスプレイ2機が19日、陸上自衛隊丘珠駐屯地(札幌市東区)に飛来する。道内上空を飛ぶのは初めてで、20日に同駐屯地で開かれるイベント「第28回札幌航空ページェント」で一般公開される。安全性への懸念から札幌市や市民団体が中止を求めているが、イベントを主催する北海道航空協会は「予定に変更はない」としている。北海道防衛局が道や札幌市などに示した飛行日程によると、2機は19日午前に米軍岩国基地(山口県)を離陸し、米軍横田基地(東京都)経由で同日午後、丘珠駐屯地に到着する予定。詳細な飛行時刻や経路は明らかにされていない。防衛省によると、札幌に飛来するとみられる2機は18日、米軍普天間飛行場(沖縄県)から岩国基地へ移動した。20日の航空ページェントは午前9時から午後3時まで開かれる。オスプレイはイベントでは飛行せず、地上展示となる。<北海道新聞7月19日朝刊掲載>(引用ここまで

国民無視がまかりとおる!それでも言わないのは!

国民主権も国家主権も放棄している! 国家的恥辱だろう!

埼玉新聞 オスプレイ来るな 浦和でビラ配布など飛来抗議活動 2014年7月19日(土)http://www.saitama-np.co.jp/news/2014/07/19/10.html

オスプレイ飛来反対でビラ配りや署名活動を行う関係者=18日午後、JR浦和駅西口

 米軍新型輸送機MV22オスプレイが19日、給油のため東京都内の米軍横田基地に飛来することに反対する県平和委員会(さいたま市)の会員ら約20人が18日、JR浦和駅西口で抗議活動をした。「オスプレイ来るな!」の横断幕を掲げたほか、ビラの配布や署名活動を行った。 会員らはオスプレイが県内上空を飛行する可能性が高いことを強調。「危険な航空機が市街地の上を飛ぶことは断じて許さない」と訴え、通行人の女性らが署名に応じていた。 越谷市のNPO職員栗田みえ子さん(53)は「集団的自衛権反対のデモに行けなかったので、何かあったとき、自分の子に『お母さんは何もしなかった』とは言いたくない」。浦和区の向励さん(81)は「太平洋戦争中は浦和も爆撃された。戦争を知らない世代が政治家になって物事を勝手に決めている一方、このような活動をしている人もいる。頑張ってほしい」と話した。

 県企画総務課基地対策担当によると、オスプレイ2機が20日に札幌市で開かれる航空イベントで展示される予定。19日午後に横田基地を離陸し札幌へ、21日午後に札幌から横田基地に戻るという。 飛行ルートは明らかにされておらず、基地対策担当は「埼玉上空を飛行する可能性がある」として、ホームページ上で「飛来可能性」を伝える内容を更新。県内全市町村にメールを送った。自衛隊北関東防衛局に問い合わせたが、県内上空を飛行するかどうかは分からないという。(引用ここまで 

「基地と共存していかねばならない」からガマンしろ!

この原発と基地正当化思想と論理は同じ!

東京 オスプレイ、厚木経由で岩国へ 飛来日常化を懸念 2014年7月19日

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20140719/CK2014071902000125.html

「厚木に降りるな」と声を上げて抗議する人たち

 東日本に初めて飛来した米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の垂直離着陸輸送機オスプレイは十八日、四日間滞在した米軍キャンプ富士(静岡県御殿場市)から米軍厚木基地(大和、綾瀬市)に再飛来して米軍岩国基地(山口県岩国市)へ飛び去った。厚木基地周辺の自治体や住民には、オスプレイ飛来の日常化に懸念が広がった。 (原昌志)

 午前十一時十八分、プロペラを上に向けて基地南側から着陸姿勢に入ったオスプレイはやや機体を揺らしながら着陸した。十五日の初飛来時と同様、燃料補給車とみられる車両が近づき、午後零時四十七分に離陸した。 第四次厚木基地騒音訴訟団の相沢義昭事務局長は「騒音は少ないかもしれないが、問題は危険性。市民にもっと関心を持ってもらいたい」と話した。

 米海兵隊が使用するキャンプ富士はオスプレイの訓練候補地。二〇一二年、普天間にオスプレイが配備される際に米軍がまとめた報告書には二~六機が毎月二~三日間、訓練に来ることが盛り込まれている。地元の御殿場市は訓練を認めない姿勢だが、輸送などの飛来はやむを得ないとしている。また、北信越や東北地方の山間部の訓練経路を使うことも想定されている。基地監視団体リムピースの金子豊貴男・相模原市議は「今回は明らかに東日本進出の地ならし。厚木基地は整備能力が高く、今後も経由することは十分に考えられる。警戒を強めなければいけない」と語った。 大和市の大木哲市長と綾瀬市の笠間城治郎市長は「地元の声を無視して再び飛来したことは極めて遺憾」などとする談話を発表。綾瀬市は厚木基地あてに抗議文を出した。

知事「地元の声に耳傾けて」

 オスプレイが米軍厚木基地に再飛来したことを受け、黒岩祐治知事は十八日、「基地周辺住民の負担がこれ以上増大することのないよう、地元が納得できる対応を国に求めている。ぜひ、地元の声に耳を傾け、真摯(しんし)に対応していただきたい」とコメントした。

 黒岩知事は十七日の定例会見で、神奈川へのオスプレイ飛来が常態化しかねない事態について「基地と共存していかねばならないという側面はある。オスプレイは開発段階では重大事故があったが、技術的な問題はクリアされたと聞いている。安全性について、しっかり丁寧に説明を続けることが大切だ」と述べた。(皆川剛)(引用ここまで 

日米対等な関係とは何か!憲法を活かす日米平和友好条約は想定外!

神奈川新聞時代の正体 米軍基地を問う オスプレイ再飛来「市民の目がリスク減らす」 2014.07.19 10:40:00http://www.kanaloco.jp/article/74879

 米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)に18日、再び姿を現した米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイ。金網のフェンス越し、鋭い視線を送る人物がいた。在日米軍基地の地元自治体の議員や市民でつくる基地監視団体「リムピース」の編集長、頼(らい)和太郎さん(65)。軍事機密の壁に挑んできた市民の目は異形の機影に何を重ね見るのか。

飛行経路割り出せ

 18日午前10時、厚木基地の滑走路を遠くに望む草柳広場。頼さんが双眼鏡を握り締めていた。

 「まず大切なのは、飛行経路を割り出すことだ

 例えば、オスプレイの運用について日米合同委員会で取り交わされた合意事項。

 〈周辺のコミュニティーに及ぼす飛行運用による影響が最小限になるよう(中略)飛行する際の進入及び出発経路は、できる限り学校や病院を含む人口密集地域上空を避ける

 頼さんは言う。 「飛行経路が分かれば、『学校の上を飛んでいるじゃないか』と言える。感情論でなく、理性的な反論を行うことが米軍や国への交渉材料になる」  鍵は機体番号だ、という。

 「何番のオスプレイをいつどこで見つけ、どの方角に飛んで行ったか。同じ機体が目撃された地点と地点を引けば、おぼろげに経路は浮かび上がってくる

 番号は数千円で購入できる倍率10倍の双眼鏡でも十分捉えられる。スマートフォンのカメラで撮影し、後でズーム機能で調べる手法も有効という。

 「それを市民と自治体職員、皆でやる。途方もない作業と思うかもしれないが、調べる気になれば意外とできるものだ

情報の受け皿必要

 目撃情報を寄せ合う試みは沖縄では採用されている。頼さんが、そこで強調するのが「情報の受け皿」だ。

 「飛行ルートをあぶり出すには監視の目が多い方がいい。県内のすべての自治体が協力して情報を集める。さらに情報を地図に落とし込み、分析する。沖縄では県が音頭を取ってやっている。神奈川で県がやらないなら、大和市や綾瀬市がやってもいい。とにかく体制をつくるべきだ

 それも、日米合意に対する「不適切」な飛行情報を一つでも取りこぼさないよう、すぐに取り組むべきだと訴える。 オスプレイはプロペラの角度を変えることでヘリコプターのようにも、固定機のようにも飛べる。過去7度の墜落事故はいずれも、プロペラの回転軸を85度以上とする「ヘリモード」か、前方に1~84度に傾ける「転換モード」で飛行中に起きている。 日米合意ではヘリモードは「米軍の施設及び区域内」、転換モードは「できる限り限定」とする。

 「機構に欠陥があるオスプレイは本来、飛ぶこと自体が避けられなければならないと考えるが、仮に飛ぶ場合、飛行モードに関する約束事をきちんと守らせることが墜落事故を受けるリスクを小さくすることにつながる

共存すべき相手は

 「最善策はオスプレイを飛ばさせないこと。極力、飛んでくる回数を少なくさせること」と力説する頼さんは、17日の定例会見での黒岩祐治知事の発言に落胆した。 飛行中止要請を行った綾瀬市に同調するかどうか、記者から問われ、言った。

 「どうやって(基地と)共存していくかが大切。そのためには地元の不安を払拭(ふっしょく)する努力が一番大事だと考えている

 穏やかな頼さんの口調がにわかに怒気を帯びた。 「例えば、米兵の犯罪は治外法権で裁かれないという一例をとっても、そもそも対等な関係ではなく、現状では、米軍は共存を前提とした関係が築いていける相手ではない。県が住民の心情に寄り添っているのなら『共存』という言葉は出ないはずだ。危機感が薄すぎる

 一方で、県の役割に望みも捨てない。 「米軍や国の立場に近づいていっては県の存在価値はない。目撃情報の集約から、それを材料にした交渉までリーダーシップを取り、県民や市町村の思いを受け止められるのは、やっぱり県しかないと思う

 沖縄県では2012年10月にオスプレイが配備されて以降、市民も巻き込んだ形でオスプレイの飛行情報を集約し続けている。通報は常時受け付けているほか、12、13年の10~11月には集中的な調査も実施した。 情報収集を始めた理由について、同県基地対策課は「オスプレイの飛行に関する日米合意が守られるのか、という県民の不安があったから」と説明する。

 結果を基に12年冬には国や米軍に検証を求め、13年7月に「沖縄県から提示されたMV-22オスプレイの飛行状況の検証について」と題した回答を得た。

 同県は、市街地をヘリモードで飛行するといった、合意違反があるとみられるケースが318件あったと指摘していたが、いずれも「日米合意に違反した飛行であったことを確認することはできなかった」との回答だった。同課は「機体をすべて撮影し、角度を検証するのは困難。客観的なデータとして示すことができず、歯がゆさを感じている」と話す。

 また、日米合意の前提が「運用上、必要な場合を除き」となっていることにも壁を感じている。同課は「県民は市街地上空で飛行モードを転換することに不安を感じているが、米軍からは防衛省を通じて『運用上やむを得ず市街地で変換したことがあった』との回答があった。そもそも国は運用違反と認識はしていない」と声を落とす。「米軍側の裁量でいかようにも言い訳ができる。やはり対等な関係とは言えない」(引用ここまで 

本土訓練の既成事実化は姑息な理由から!記憶しておくべし!

 【共同通信】オスプレイ、横田基地に飛来 札幌の駐屯地で展示へ 2014/07/19 12:31 http://www.47news.jp/CN/201407/CN2014071901001080.html

米軍岩国基地を離陸するオスプレイ=19日午前7時36分、山口県岩国市

 米軍の新型輸送機MV22オスプレイ2機が19日、東京都の横田基地に飛来した。都内の基地への飛来は初めて。札幌市の陸上自衛隊丘珠駐屯地で開かれる航空イベントに参加する予定で、給油のため立ち寄ったとみられる。同日正午ごろに横田を離陸。同日中に札幌に到着する。

 2機は午前7時半ごろ、山口県の米軍岩国基地を出発し、横田基地には午前9時10分ごろから相次いで到着。横田基地には在日米軍司令部がある。札幌での航空イベントは航空会社や民間企業でつくる北海道航空協会が20日に開き、2機を地上展示する。オスプレイは21日に札幌を離れる予定。(引用ここまで

関連記事 

オスプレイが普天間帰還へ キャンプ富士から厚木経由2014年7月18日【共同通信】

防衛省、佐賀空港への配備検討 自衛隊導入オスプレイ 2014年7月18日【共同通信】

オスプレイ厚木に飛来、首都圏初 反対派が監視、訓練が全国拡大も2014年7月15日【共同通信】

安全対策や情報開示求める オスプレイ展示で北海道2014年7月11日【共同通信】 

自分たちが決めたルールさえ守っていない!

琉球新報 オスプレイ、普天間深夜飛行60回 防衛局13年度調査 2014年7月19日  http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-228746-storytopic-252.html

【宜野湾】沖縄防衛局は18日、米軍普天間飛行場で2013年度(13年4月~14年3月)に行ったMV22オスプレイや回転翼機(ヘリコプター)の飛行状況調査結果を発表した。同飛行場で確認されたオスプレイの離陸は838回、着陸は約825回で、日米で合意した航空機騒音規制措置で運用が制限される午後10時以降の飛行は60回だった。 調査は、日米両政府が04年の沖国大ヘリ墜落事故を受けて普天間飛行場の場周経路(滑走路を中心に周回する飛行の経路)について再検討し、07年に合意したルールが守られていないとの指摘を受け、防衛局が10年1月から通年で実施している。 ヘリの航跡結果では12年度の結果同様、日米間で合意した飛行場の場周経路を逸脱した航跡が多数あったが、防衛局は「米軍が(合意を)守っていないということを示すものではない」と前年度の見解を踏襲している。(引用ここまで

これまでの記事をご覧ください。

「朝日」よりましな「毎日」の「復帰40年記念」の世論調査から読み取る「政治」と国民意識について 2012年5月13日

アメを与えて仕打ちのムチ、争点づらし「基地撤去より生活」と煽り、自立を阻んだ意味を考える 2012年5月22日

軍事基地の「負担ゼロ」を言わない「負担軽減」論は、とんでもないペテン、マヤカシだ 2012年7月9日 

野田政権の自民党化を後押しし増税と社会保障改悪を煽った「毎日」の無責任と混迷 2012年7月19日 

それにしても野田首相の言葉の軽さは酷い!国民の直接行動で首相のウソに決着を!次は7.29に行くぞ!2012年7月17日

日米同盟深化のためのオスプレイ配備の本質を回避し、混乱させる「毎日」「東京」社説 2012年7月21日

NHKは誰の立場でオスプレイ配備報道しているのか!米軍も大喜びだろう! 2012年7月26日

「無敵艦隊勝利」を今度は日米で!日米合同委員会開催はチャンスだが、マスコミこそ対米従属の極致! 2012年7月29日

国民の闘いを積極的に報道せず歴史を歪曲し説教たれる「朝日」の知的退廃を示した今日の「社説」2012年7月30日 

二大政党の党首選でうつつを抜かしている時、沖縄で革命が起こった! 2012年9月10日

またしても反革命が起こった!オスプレイ運用と原発ゼロ否定のデタラメさは原発再稼動・増税と同じだ! 2012年9月20日 

東京」でさえ諸悪の根源に手をかけない、根本的治療はできず痛み増で悶絶死へ、危険水域の日米安保タブー2012年9月24日 

オスプレイ配備を批判する地方紙でさえも日米軍事同盟の抑止力・安全安心繁栄神話に取りつかれている!2012年9月25日 

危険のたらい回し論に終始!日米軍事同盟容認では出口は見えない!日本のマスコミに再度忠告する!2012年10月02日 

オスプレイ強行配備の野田政権、しかし沖縄さえも安保廃棄を言わないのは何故か!「抑止力」論の呪縛こそ!2012年10月4日 

日米両政府をおもねるマスコミ、県民を守れない沖縄県、最大のネックは抑止力論の呪縛、差別・負担分担論!2012年10月18日 

国際紛争は武力から話し合いで解決する時代に入った!19世紀的石頭の安倍・石原アナクロ連中を博物館へ!2012年11月2日

最初から抜け道を作って国民を騙そうとする安倍と米政府の「基地負担軽減」論を暴かないマスコミに大喝!2013年4月6日 

辺野古移設の前提化と米軍基地の永久化を当然視する全国紙の反国民的体質を変えるために声をあげなければ!2013年4月7日 

北朝鮮報道にみるNHKの「やらせ」の実態は、これだ!国民をミスリードする報道は直ちに中止を!2013年4月30日

オスプレイ配備と訓練強行に日米両政府の国民無視を正当化する憲法平和主義の軽視論と論理の典型を診る!2013年10月8日 

辺野古に移設しないと普天間を固定化するぞ安倍政権を恫喝!国民分断で高みの見物!日米主従関係の証!2013年12月23日 

ご主人様米国の要求を拒絶しない沖縄県知事にアメを与え辺野古移設ムチでシバル安倍自公政権の姑息に大渇!2013年12月23日 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沖縄の負担軽減を逆手にとったオスプレイ本土飛行の既成事実化を謀る日米両政府!問題の本質隠蔽のNHK!

2014-07-20 | 沖縄

あたかも日本国民のためであるかのような印象操作を謀る暴挙! 

日米両政府とNHKの手口をご覧ください!

以下のNHKの報道をご覧ください。米司令官のオスプレイの利点から始まった本土への飛行、しかも様々な「理由」を口実にあげて既成事実化を謀っているのです。使い古された対中朝「脅威」論と災害救助論で正当化しているのです。しかもこれだけ問題のある兵器ですが、日本政府は、アメリカから買って、民間飛行場である佐賀空港に配備するというのです。もうメチャクチャです。長くなりますので、NHKの報道をご覧ください。一回一回では、しかもテレビだけ視ている分については、忘れてしまいます。記録しておく必要があります。

オスプレイ活動範囲拡大 北海道上空を初飛行  7月19日 16時53http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013142911000.html

K10031429111_1407191819_1407191828.mp4

アメリカ軍の新型輸送機オスプレイ2機が、航空イベントでの展示のため、19日午後札幌市の丘珠空港に飛来しました。北海道の上空をオスプレイが飛行したのはこれが初めてです。沖縄県のアメリカ軍普天間基地所属のオスプレイ2機は19日午後、札幌の上空に姿を見せました。そして水平に向けていたプロペラをヘリコプターのように垂直にして、午後2時20分すぎ相次いで滑走路に着陸しました。オスプレイが北海道の上空を飛行したのはこれが初めてです。2機は20日に丘珠空港で開かれる航空イベントで、自衛隊機や民間の航空機とともに展示され一般に公開されます。イベントでのオスプレイの飛行予定はないということです。
一方、空港周辺ではオスプレイの飛来に反対する人たちが騒音を測ったり、プラカードを掲げてシュプレヒコールをあげたりして抗議しました。オスプレイはおととし沖縄県のアメリカ軍普天間基地に配備され、本土での飛行は主に山口県の岩国基地を拠点に行われていますが、今回初めて東京の上空を飛んで横田基地を経由するなど、全国に活動範囲を広げています。(引用ここまで)

オスプレイ 東京上空を初めて飛行  7月19日 12時19http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013137801000.html

K10031378011_1407191212_1407191225.mp4

沖縄のアメリカ軍普天間基地所属の新型輸送機、オスプレイ2機が19日、東京の横田基地に飛来しました。東京の上空をオスプレイが飛行したのはこれが初めてです。2機のオスプレイは19日午前9時過ぎに、相次いで東京のアメリカ軍横田基地の上空に姿を見せ、ヘリコプターのようにプロペラを上に向けながらゆっくりと着陸しました。アメリカ軍によりますと、オスプレイは20日に札幌市で開かれる航空イベントに向かう途中、給油のため横田基地に飛来したということです。オスプレイが東京の上空を飛行したのはこれが初めてです。
今回の飛行を受けて、横田基地の地元自治体でつくる連絡会は「国に対し、安全性への懸念が払拭されないまま、飛来することがないよう強く要請する」とするコメントを発表しました。その後、2機のオスプレイは正午前に横田基地を離陸し、午後2時20分過ぎに札幌市に着きました。
オスプレイは2年前に沖縄の普天間基地に配備され、本土での飛行は主に山口県のアメリカ軍岩国基地を拠点に行われてきましたが、今月15日には神奈川県の厚木基地や静岡県内のアメリカ軍基地に初めて飛来するなど全国に活動範囲を広げています

周辺住民などが抗議集会

オスプレイがアメリカ軍横田基地に飛来したことを受けて、基地に隣接する福生市の公園で抗議集会が開かれ、基地周辺に暮らしている人などおよそ300人が集まりました。集会では参加者が、オスプレイはこれまでも度々事故を起こしていて構造上の欠陥があり危険だとか、基地周辺の住民はアメリカ軍機からの部品の落下などに不安を感じていて、これ以上の負担は受け入れられないなどと主張しました。そして参加者全員で、オスプレイの飛行中止を求める活動を続けていくことを確認しました。基地の騒音被害を訴え、飛行の禁止を求める裁判を起こしている福本道夫さんは「私たちは騒音を中心とした基地の被害に40年以上も声をあげて来たがさらに騒音や危険が増えるのは耐えられない」と話していました。。(引用ここまで)

自衛隊のオスプレイ配備 佐賀空港検討  7月19日 5時44http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013135811000.html

K10031358111_1407190615_1407190619.mp4

防衛省は、自衛隊に新たに導入する新型輸送機、オスプレイの購入費を来年度予算案の概算要求に計上する方針で、佐賀空港を自衛隊との共同使用にしたうえで配備先の候補地とする案を検討しています。

防衛省は、新型輸送機、オスプレイについて、離島防衛や災害への対応などに有効だとして、陸上自衛隊に5年間で17機導入することを決めていて、来年度予算案の概算要求に初めて購入費などを計上する方針です。そして、配備する候補地の選定を進めていて、南西地域の離島防衛を強化するなどの観点から、佐賀市の佐賀空港を民間航空と自衛隊との共同使用にしたうえで配備する案を検討しています。関係者によりますと、配備する場合には、滑走路などの既存の施設に加え、格納庫や給油施設などを新たに整備する必要があるということです。また、防衛省としては、沖縄のアメリカ軍普天間基地に配備されているオスプレイの訓練などにも活用するようアメリカ側に働きかけ、沖縄の基地負担の軽減につなげることも検討しているということです。防衛省はこうした方針も踏まえ、来週22日に武田副大臣が佐賀県を訪れ、古川知事と意見を交わすことにしていますが、オスプレイを巡っては、安全性に対する懸念も根強いことから、地元の意向を探りながら慎重に調整を進めることにしています。

佐賀県知事「国の話真剣に伺う」

佐賀県の古川康知事は19日朝、報道各社の取材に対し、「報道を通じて、佐賀空港がオスプレイの配備の候補にあがっていることは分かっている」と述べました。そのうえで、来週22日に武田防衛副大臣が佐賀県を訪問することについては、「相手方が22日に、何の話をしにくるのかは、詳しくは分からない。今の段階では当日話を伺うだけだ。一部の報道で、佐賀県のほうからオスプレイの配備についてお願いしているというふうな報道があったけれども、まったくそういうことはない。国が真剣に話をしにくるのであればこちらも真剣に話を伺う」と話しています。。(引用ここまで)

オスプレイ飛行 市民グループが米軍に抗議  7月18日 0時06http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140718/k10013099641000.html

K10030996411_1407180015_1407180028.mp4

アメリカ軍の新型輸送機オスプレイが15日、関東などで初めて飛行した際、市街地の上空で日米間で合意した運用ルールに違反した飛行があったとして、市民グループがアメリカ軍に抗議しました。

沖縄のアメリカ軍普天間基地に所属する新型輸送機オスプレイは15日、神奈川県の厚木基地や静岡県のキャンプ富士に初めて飛来しました。これについて17日、基地の監視活動などを行っている市民グループなどが国会内で記者会見し、厚木基地周辺でのオスプレイの飛行を監視した状況について報告しました。日本でのオスプレイの運用を巡っては、プロプラを上向きにするヘリコプターモードでの飛行は、運用上必要な場合を除きアメリカ軍の施設の上空に限るとするルールが日米で合意されています。しかし市民グループでは、今回、厚木基地周辺の市街地の上空でプロペラを上向きにして飛行しているのが確認されたとしています。このため市民グループでは16日、アメリカ海軍厚木基地の司令官宛てに抗議したということです。また、オスプレイの飛行計画の詳細な情報提供を求める声が地元の自治体から上がっていることについて、福田護弁護士は、「アメリカ軍は航空法に基づいて政府に飛行計画を提出することになっているが、政府はこれを公表していない。政府はアメリカ軍から提出された情報を地元自治体にも提供すべきだ」と述べました。。(引用ここまで)

オスプレイ 関東・静岡を初飛行  7月15日 21時11http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140715/k10013040071000.html

沖縄のアメリカ軍普天間基地所属の新型輸送機オスプレイが、神奈川県の厚木基地を経由して、静岡県のアメリカ軍基地、キャンプ富士に着陸しました。オスプレイによる関東や静岡県上空の飛行はこれが初めてです。

正午ごろ、沖縄の普天間基地を飛び立ったオスプレイ1機は、午後3時半ごろ、いったん神奈川県の厚木基地に着陸しました。そして、およそ1時間後に再び離陸し、午後4時45分ごろ、富士山のふもとの静岡県御殿場市にあるキャンプ富士に着陸しました。防衛省によりますと、今のところトラブルの情報はないということです。オスプレイの本土での飛行は、主に山口県のアメリカ軍岩国基地を拠点に行われ、関東や静岡県上空を飛行するのは今回が初めてです。

キャンプ富士周辺には今回の飛行に反対する人たちが集まり、「富士山麓にオスプレイは似合わない」などと訴えていました。また、御殿場市の若林市長は「騒音のデータや飛行ルートの検証を行い、安全性の確認をしっかり行いたい」と話しています。今回の飛行についてアメリカ軍は、人員輸送が目的で訓練は行わず、今月18日に沖縄に戻る予定だとしています。一方で、オスプレイについては、今月19日に東京のアメリカ軍横田基地に飛来する予定があり、関東など各地に今後、活動範囲を広げる可能性があります。(引用ここまで

オスプレイ 経由地の厚木基地に  7月15日 18時11http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140715/k10013035341000.html

K10030353411_1407151928_1407151943.mp4

沖縄県のアメリカ軍普天間基地所属の新型輸送機、オスプレイが、人員輸送のため、神奈川県の厚木基地を経由して静岡県内のアメリカ軍基地に向けて飛行しました。オスプレイが関東や静岡県上空を飛行するのはこれが初めてです。オスプレイは、15日午後3時半ごろ厚木基地の上空に現れ、両翼のプロペラをヘリコプターのように上に向けて基地の滑走路に着陸しました。南関東防衛局などによりますと、このオスプレイは沖縄県のアメリカ軍普天間基地に所属するうちの1機で、人員輸送のため、経由地の厚木基地に寄ったあと、静岡県のキャンプ富士に向けて飛び立ちました。オスプレイが関東や静岡県上空を飛行するのはこれが初めてです。

厚木基地の近くの公園で子どもを遊ばせていた男性は「オスプレイは安全だと聞いていましたが、騒音がすごくてやはり心配です」と話していました。また、散歩をしていた30代の男性は「思ったより音はうるさくなく、安全に飛んでくれれば問題はないと思います」と話していました。厚木基地がある大和市の大木哲市長は「大変遺憾だ。県や周辺の市とも協力して、二度とオスプレイが飛行しないよう国やアメリカ軍に強く求めていきたい」と話していました。

基地周辺で抗議集会

オスプレイの飛行を受けて、厚木基地の周辺では、市民グループによる抗議集会が開かれました。
このうち基地の北側にある公園では、米軍機などの騒音被害を訴えて、飛行の中止を求めている原告団のメンバーなどおよそ80人が手にプラカードなどを持って、「オスプレイの配備を撤回しろ。厚木への飛行を許すな」と大きな声で繰り返し訴えていました。原告団団長の藤田栄治さん(80)は「長年、騒音で苦しめられてきたうえ、追い打ちをかけるオスプレイの飛行は絶対に許してはならない。今回の飛行で歯止めがかからなくなるのが怖い」と話していました。

防衛相「飛来情報は速やかに関係自治体に周知」

小野寺防衛大臣は閣議のあと、記者団に対し、「先週、アメリカを訪れた際、実際にオスプレイに乗り、能力の高さを実感した。オバマ大統領も、私の3週間前に同じ機体に乗るなど、アメリカの要人も使っている航空機であり、アメリカも安全性に確信を持っている装備だ。ただ、飛行について懸念や不安があるのは承知しているので、飛来の情報が得られれば、速やかに関係自治体に通報したい」と述べました。(引用ここまで)

オスプレイ 関東・静岡上空きょう初飛行  7月15日 5時07http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140715/k10013012381000.html

K10030123811_1407150515_1407150525.mp4

沖縄のアメリカ軍普天間基地所属の新型輸送機、オスプレイが15日、神奈川県の厚木基地を経由して静岡県内のアメリカ軍基地まで飛行する予定です。オスプレイが関東や静岡県上空の飛行を計画するのは初めてです。防衛省によりますと、アメリカ軍のオスプレイ1機が15日、所属する沖縄の普天間基地から神奈川県の厚木基地を経由し、静岡県のアメリカ軍基地、キャンプ富士まで飛行する予定だということです。2年前、沖縄に配備されたオスプレイが関東や静岡県上空の飛行を計画するのは初めてで、飛行の目的について、アメリカ軍は人員輸送のためだと説明しています。

基地の地元のうち神奈川県の大和市や綾瀬市は「市民の負担増加につながるおそれがあり容認できない」などと反発しているほか、静岡県御殿場市は「不安を持つ住民が多いことを理解してほしい」としています。
オスプレイの本土での飛行は、主に山口県のアメリカ軍岩国基地を拠点に行われてきましたが、今月19日に東京のアメリカ軍横田基地に飛来する予定を明らかにするなど、関東など各地に今後、活動範囲を広げる可能性があります。(引用ここまで)

米司令官 オスプレイ配備の利点を強調  7月13日 19時28http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140713/k10015980351000.html

K10059803511_1407132135_1407132137.mp4

アメリカ太平洋空軍の司令官は、日本に空軍の新型輸送機オスプレイを新たに配備する計画について、具体的な配備先や配備の時期はまだ調整中だと述べる一方、実際に配備されれば災害などで人道支援に役立つと強調しました。

アメリカ軍は、海兵隊がおととしから去年にかけて新型輸送機MV22オスプレイを沖縄の普天間基地に配備したのに続いて、空軍も沖縄の嘉手納基地に駐留する特殊部隊が運用する新たな輸送機として、空軍仕様のCV22オスプレイの日本への配備を検討しています。
これについてアメリカ太平洋空軍のカーライル司令官は13日、横田基地でNHKなどの取材に応じ、CV22オスプレイの具体的な配備先や配備の時期は、「まだ調整中だ」と説明しました。
そのうえで「オスプレイは安全で高い能力を持っている。災害での人道支援に生かすことができる」と述べ、オスプレイ配備の利点を強調しました。
一方、カーライル司令官は安倍政権が憲法解釈を変更して、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行ったことについて、「同盟国のパートナーとして日本政府の決定を支持する」と述べ、歓迎しました。そのうえで、「日本政府や自衛隊が何ができるのかは関連する法律の改正を見なければならない」と述べ、日本国内での今後の法整備の進捗(しんちょく)状況を注視していく立場を示しました。

ミサイルは挑発的

アメリカ太平洋空軍のカーライル司令官は、北朝鮮が弾道ミサイルを日本海に向けて再び発射したことについて、「私たちは北朝鮮の動向に注意を払っている。今回のミサイル発射は挑発的な行動で国連決議に違反するものだ」と非難しました。その一方で、「関係国は北朝鮮を国際社会に組み入れるために北朝鮮に継続的に関与することも必要だ」と述べ、対話を通して北朝鮮に核の放棄を促していく外交的な取り組みも重要だという認識を示しました。(引用ここまで)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする