オスプレイ配備の理由は根拠なし!佐賀新聞はもっと勉強すべし!
前号で、佐賀新聞の社説に書かれているオスプレイの佐賀空港配備について検証した記事のなかで、佐賀新聞が強調していた尖閣問題の「日中対立」を口実としたオスプレイの佐賀空港配備が、実は根拠のないいい加減な、デタラメであることを証明する記事を、以下掲載しておきます。ご覧ください。このことについては、以前にも記事にしましたので、それについても、ご覧ください。
対中脅威を煽動し口実に憲法平和主義を否定する集団的自衛権容認 2014年5月29日
安倍政権の独裁ぶりは批判せず応援し中国「脅威」論と中国共産党独裁 2014年6月4日
NHKのクローズアップ現代で、こともあろうことか、中国の経営者たちが、首切り名手である元日航の会長である稲盛和夫氏を神様のように崇めていることを紹介して、今後の日中関係を探っていました。その記事については、以下、参考記事を掲載しておきますので、ご覧ください。
愛国者の邪論が注目したのは、安倍首相派の対中「脅威」を煽る記事を無批判的に報道しているNHKが、日航の労働者を首切りしている稲盛和夫氏を日中経済交流の「架け橋」であると持ち上げていることの意味です。
一つは、本当に日中は「危機」的状況なのか。
二つは、この稲盛氏のような関係は両国政府が公認していることではないのか。少なくとも経済界においては、対立どころか連携しているのです。中国にとって尖閣の「対立」は、日本で報道されているようなほどの意味を持っているものか。
三つは、マスコミが対中「脅威」を煽っていることで、両国民の中にナショナリズムが醸成されているが、これは偽りではないのか。
四つは、日本において、中国は社会主義であるかのように宣伝されているが、これは本当か。
五つは、中国社会主義政府は共産党の独裁政権というのは正しくないのではないか。何故ならば、日本において、首切りの名手である稲盛氏を持ち上げるというのは、どうみても人権否定の暴挙と言わざるを得ません。ところが、日本においても、こうした首切りが「リストラ」という言葉に見るように、仕方ないもの、当然視する風潮があります。ところが、中国においては、このような稲盛氏の経歴は語られず、経営者の神様のように扱われているのです。しかし稲盛氏のやっていること、中国政府のやっていること、これは明白な人権侵害であり、日本国憲法違反です。
六つは、中国政権と安倍政権は、実は極めて似ている政権ではないのか、ということです。安倍首相は、「民主主義や人権の尊重などを価値として共有する国家との関係を強化しよう」という、いわゆる「価値観外交」を強調していますが、これは対中包囲網外交のコピーです。しかし、この稲盛氏の記事を見る限り、中国も同じ価値観を有していると言えます。
以上、クローズアップ現代の内容を考えると、人権侵害を当たり前とする同じ仲間であること、尖閣の「対立」は、経済関係を見ると「友好」を重視していることから、その「対立」は虚構であることが判ります。「対立」を装っているのは、本当は違っていて、裏では「交流」が盛んに行われているのだということです。
ところが、オスプレイ配備や集団的自衛権行使論の口実となっている対中「脅威」論が、稲盛氏の記事にみるように大ウソであることが、明白になると、日米関係を重視するということで、オスプレイを購入することなど、大きなムダであることが判ります。そのような視点で、安倍首相派とマスコミが振り撒く偽りの情報を検証し、憲法の人権と民主主義、平和主義、国際協調主義を使う政権づくりに、国民的合意を形成していく必要があると思います。
いま中国企業で何が? - NHK クローズアップ現代 2014年7月21日(月)放送視聴率 10.0% 株式会社ビデオリサーチ世帯視聴率(関東地区)
クローズアップ現代|2014/07/21(月)放送 | TVでた蔵
クローズアップ現代 出演者 国谷裕子 寺島実郎 2014年7月21日放送 19:30 - 19:58 NHK総合
(オープニング)
緊張が続いている日本と中国だが、現在京セラの稲盛和夫さんの経営術が話題となっている。一体いま中国の経済で何が起きているのか。
なぜ今中国で“日本式経営”ブーム?
中国ではこれまでの安い労働力に頼った経営モデルから日本指揮経営へ脱皮をする傾向が出てきており、中でも京セラの稲盛和夫名誉会長の経営術が注目されている。中国と日本の関係が悪化するなか、なぜ稲盛さんの考えに共感するのか。
なぜ今中国で“日本式経営”ブーム? “日本式経営”ブーム 中国企業に何が
この日中国・杭州で2000人を超える起業家が稲盛さんの公演を聞きに訪れた。アリババ・グループの馬雲会長も稲盛さんを快く受け入れた。2年前に稲森さんの考えを知り会社が救われたという張忠良さん。張さんの工場には4000人以上が働いており、工場の至るところに稲盛さんの言葉が書かれている。張さんは会社を立ち上げ右肩上りの成長を続けてきたが、2008年突然のリーマン・ショックを機に経営難に陥った。その後コンサルタントを雇い、従業員には厳しい成果主義を採用したというが利益は上がらなかったという。
キーワード アリババ・グループ
初めて成長の限界に直面した張さんは稲盛さんの「他を利するところにビジネスの原点がある」という言葉を知り経営者としてのあり方を見つめなおしたという。そこで張さんは経営改革へ乗り出し、社員食堂などを改善すると従業員の姿勢は変わり経営は上向きになった。
なぜ今中国で“日本式経営”ブーム? 中国式経営の曲がり角 模索する企業
現在中国では安い労働力の異変が起きており、最低賃金が年々上がってきていることから従業員を確保できない会社が増えている。ミシンメーカーを経営する阮積祥さんの会社は比較的賃金が高いというが、それでも従業員の確保に苦しんでいるという。そこで阮さんは誕生日を祝うなど家族意識を高めるためのイベントを導入、さらに従業員をお辞儀で迎えるなど誠意を表すことにしたという。こうした経営の仕方は稲盛さんの考えから得たといい、家族のように扱うことを心がけている。
日本の経営手法に注目する中国企業。中には日本企業との関係を深くしようとする企業も多い。この日稲盛さんは吉利自動車の李書福さんに招かれた。世界的に車を売り出していくために日本企業を必要としているのだという。稲盛さんの考えを参考にし経営手法を変えた張さんはこの日元ソニー技術者の古賀宣行と新型加湿器の打ち合わせをしていた。
なぜ今中国で“日本式経営”ブーム?
寺島実郎さんは中国の日本式経営ブームについて「現在の中国は日本の80年代のような感じ。バブリーな経済を引き締めなくてはいけない時期に来ていて今までのひづみのようなものが出てきている。もう社会主義的な考えは通用しなくなっている。稲盛さんの考え方というより稲盛さんのこれまでの実績ありきの考え方が買われているように感じる。」と説明した。
なぜ今中国で”日本式経営”ブーム? 中国式経営の曲がり角 模索する企業と社会
寺島実郎さんは「ここで紹介されている例は一部のもので、日中間の局面が非常に難しい中でナショナリズムが先行してしまう例も多いのでは。やはり学びあう必要があるところもあるので謙虚さを持つことが大事かと思う。コミュニケーションを取るスタンスが大事。」と話した。
明日へ1min 未来への芽 若興人の家プロジェクト
未来塾の番組宣伝。 キーワード 東北発☆未来塾
稲盛和夫京セラ名誉会長「中国と心の交流を」論説は、はたして「老獪」な」なのか「老害」なのか〜中国に対して「相手に利用されても構わない」無防備な外交が通用するとは思えない 2014年6月16日
稲盛氏のもう一つの顔は以下のとおりです。ご覧ください。
写真速報 : JAL整理解雇裁判 「知らぬ存ぜぬ」を繰り返す稲盛会長 2011年9月30日
稲盛和夫陳述書を斬る - JAL退職者懇談会 - [PDF]
2011 年 9 月 30 日JAL整理解雇裁判報告集会の - JAL退職者懇談会 - [PDF]
JAL不当解雇撤回裁判不当判決声明 2012年3月30日
日本航空 再上場 再生はいかに NHK 特集まるごと - NHKオンライン 2012年9月19日
稲盛日航会長記者会見 - 日本航空の不当解雇撤回をめざす国民支援
JAL整理解雇原告団、あれから2年: 定年オジサンのつぶやき 2012年12月31
JALの幹部社員を叱り続けた日々 「解剖·稲盛経営」――稲盛和夫 2013年6月17日
稲盛和夫·JAL名誉会長は 165名の解雇撤回を! - JAL闘争を支える会 - [PDF] 2014年3月30日
こくた恵二 Web Site: JAL不当解雇裁判の勝利を!稲盛氏「従業員の 2014年3月27日
日航、「復旧のめど立たず」。あたりまえだよ、稲盛が言う「利益なくして安全なし」の理念が間違っているから不祥事が絶えないのだ!パイロットと客室乗務員を職場に戻し、人間を大事する経営をせよ! 2014年06月05日
日
日航客室乗務員裁判で不当判決/山下書記局長の談話 2014年6月4日
暖かさと希望を届けたい: 日本航空不当解雇撤回裁判 2014年6月7日