NHK世論調査の愛国者の邪論的読み取り方!
安倍政権の憲法否定の根拠=口実
中国・北朝鮮・テロの「脅威」除去のために
最良最高の方法は何か!
国民目線の世論調査をやれば、安倍政権は即退場となる!
憲法活かす!=「錦の御旗」=「一点共闘」そのものだ!
安倍内閣 「支持」51% 「不支持」32% 5月11日 19時00分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150511/k10010075751000.html
NHK世論調査 各党の支持率 5月11日 19時20分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150511/k10010075891000.html
NHKは今月8日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象にコンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。調査の対象となったのは1594人で、67%に当たる1062人から回答を得ました。
1.安倍内閣
「支 持」 51% 541.62人
「不支持」 32%
「不 明」 17%
(1)支持する理由 541.62人
「他の内閣より良さそうだから」 38% 205.8156人 19.38%
「実行力があるから」 20% 108.3240人 10.20%
「支持する政党の内閣だから」 16% 86.6592人 8.16%
「不明」 26%
(2)支持しない理由
「政策に期待が持てないから」 43%
「人柄が信頼できないから」 20%
「支持する政党の内閣でないから」 12%
「不明」 25%
2.各党の支持率
(1)政権政党 42.8%
自民党 37.5%
公明党 5.3%
(2)政権亜流派 2.0%
維新の党 2.0%
(3)旧二大政党派 8.6%
民主党 7.8%
社民党 0.8%
生活の党と山本太郎となかまたち 0.2%
(4)真っ向勝負派 3.5%
共産党 3.5%
(5)無党派層 43.1%
特に支持している政党はない」が 34.7%
(6)不明 8.4%
愛国者の邪論の検証
安倍内閣を「積極的に」支持する人は少数派!
「実行力があるから」 20% 108.3240人 10.20%
「支持する政党の内閣だから」16% 86.6592人 8.16%
合計194.9832人です。全体の1062人のうちの18.36%です。
内閣支持率51%から、消極的支持と思われる「他の内閣より良さそうだから」38%・205.8156人、19.38%を差し引くと、31.62%です。そのうちの積極的支持者は18.36%、その中間に位置する13.26%はどう変わるか!そこにかかっているのではないでしょうか。
しかも、政権与党支持者は、42.8%です。亜流政党を入れても44.8%です。
49%は安倍内閣を支持はしていない!という「事実」を見抜いていく必要があるのではないでしょうか。
3.6つの政策課題を挙げて、国が今最も力を入れて取り組むべきだと思うことを聞いたところ
「社会保障制度の見直し」 24%
「景気対策」 20%
「財政再建」 13%
「原発への対応」 13%
「外交・安全保障」 12%
「東日本大震災からの復興」 10%
「不明」 6%
愛国者の邪論の検証
国民は「憲法改悪」は望んでいないぞ!
憲法活かす!憲法25条をこそ!具体化せよ!
憲法改悪・集団的自衛権行使・自衛隊の武力行使など、要求したいないことが判ります!安倍政権の国民無視ぶりが浮き彫りになります。「外交・安全保障」で要求しているのは「対話と交流」を「もっとやれ!」ということではないでしょうか。「武力で備えろ!」「武力で解決しろ!」などいっていると言えるでしょうか!そのことを質問すべきです!
4.安倍内閣の経済政策について
「大いに評価する」 8%
「ある程度評価する」 48%
「あまり評価しない」 30%
「まったく評価しない」 9%
「不明」 5%
愛国者の邪論の検証
「アベノミクス」と設問しないのは何故だ!
「安倍内閣の経済政策」とは「アベノミクス」ということではないでしょうか?この間マスコミは、あれだけ「アベノミクス」というコピーを垂れ流していましたが、どうでしょうか!?「地方創生」に切り替えていないでしょうか?しかし、この言葉もいっせい地方選挙が終わったトタン、どうなったでしょうか?
そのような問題意識に立って、設問項目を読み取り。国民の反応を読み取ると、漠然としています。「評価する」は56%です。「評価しない」は44%と拮抗しています。ところが以下をご覧ください。
5.景気が回復していると感じるかどうか
「感じる」 15%
「感じない」 43%
「どちらともいえない」 37%
「不明」 5%
愛国者の邪論の検証
具体的な回答になれば、化けの皮が剥がれる!
「景気回復」などと言う言葉ではなく
暮らしが良くなったか、年金はどうか、医療費は?と訊け!
「評価する」が56%もあるのに、「回復していると感じる」のは、15%。「どちらともいえない」37%と、両者を足しても52%です。「アベノミクス」=「安倍政権の経済政策」の失敗は浮き彫りです。
6.安倍総理大臣はアメリカのオバマ大統領と会談し、アジア太平洋地域だけでなく世界の平和と安定に貢献するため、日米同盟を強化していくことを確認しましたが、このことを評価するかどうか
「大いに評価する」 14%
「ある程度評価する」 50%
「あまり評価しない」 22%
「まったく評価しない」 8%
「不明」 6%
愛国者の邪論の検証
美辞麗句を並べて支持率を稼ぐ手口で世論誘導はするな!
美しい言葉を並べてもシラケている国民がいるのだぞ!
「アジア太平洋地域だけでなく世界の平和と安定に貢献するため、日米同盟を強化していく」『中身』について、全く問題にしていない設問です。ここがポイントです。したがって、ここに出ている数値を視ると、この設問そのものが、如何に安倍政権が使う言葉だけを、国民に問いかけて、その結果を利用しようとしているか、改めて浮き彫りになりました。
『中身』を知らなくても、答えられる設問であること、『中身』を知らなくても答えていることが浮き彫りになります。むしろ、国民の「良心」が浮き彫りになっているという解釈も成り立つのです。それにしても、こうやって自民党政権とマスコミは国民の「良心」「良識」を利用して『世論誘導』をしてきたのです。
そこで強調しておかなければならないことは、安倍首相が「美しい言葉」「美辞麗句」を並べ立てている理由が改めて浮き彫りになるのです。こうした設問をすることそのものが、安倍政権のネライを貫徹させる意図、それを具体化するNHKをはじめとしたマスコミの応援団ぶりを示しているということを!
しかし、それでも、36%が「評価していない」のです。しかも、あれだけ垂れ流しておいて!シラケている国民が浮き彫りです。ここに運動の確信があります。如何に国民の「良心」を引き出すか!
6.日米両政府が新たな日米防衛協力の指針、ガイドラインをまとめ、自衛隊とアメリカ軍が協力する範囲や内容が拡大することについて
「大いに評価する」 8%
「ある程度評価する」 34%
「あまり評価しない」 35%
「まったく評価しない」 15%
「不明」 8%
愛国者の邪論の検証
軍事力に不安・疑問が透けて見えてくるぞ!
軍事力より平和外交力をこそ!
それは憲法9条の理念=紛争の平和的解決だ!
何故、このことを問いかけない!訊かないのか!
『中身』がちょっと具体的になると、国民の反応が違ってくることが、浮き彫りになります。「自衛隊とアメリカ軍が協力する範囲や内容が拡大する」ことを「評価しない」が58%となります。ここに最大のポイントがあります。
安倍政権にしてみれば、抽象的に、美しい言葉で、「美辞麗句」並べ立てて、「丁寧に説明」して、スリカエ・ゴマカシ・デタラメを垂れ流して、法案を通したいところでしょう。その逆をどのように徹底していくか!
憲法9条の平和外交=平和的解決=非軍事こそ、最大最良の抑止力であることをマスコミも政党も国民も検証すべきです。
7.安倍総理大臣がアメリカ議会で演説し、集団的自衛権の行使を含む安全保障法制の関連法案を、ことし夏までに成立させる考えを明言したことについて
「大いに評価する」 7%
「ある程度評価する」 33%
「あまり評価しない」 34%
「まったく評価しない」 17%
「不明」 9%
愛国者の邪論の検証
「国際公約」ほど国民無視はない!
外国でパフォーマンスは止めろ!の声を高くあげよう!
安倍首相本人は米議会で大見得を切って発言して「国際公約」をして日本の世論を包囲、既成事実化を謀ったつもりでしょう。しかもそのような目論見を否定するかのように国会軽視を否定していますが、「評価する」40%より「評価しない」60%が上回りました。
そもそも安倍首相の国会軽視については、国会に出席する日数を含めて暴いていく必要があります。国会において、安倍首相の海外訪問を容認することが「合意」されてしまいましたが、この方針が破たんしてきました。本人は、他国の制度を取り入れて、外国の指導者を気取っていますが、これも憲法に明記しれた議会制民主主義制度を蹂躙するものと言えます。マスコミも政党も、この事実を暴いていく必要があります。
8.安倍内閣が進めている安全保障法制の整備の内容を、どの程度理解しているか
「よく理解している」 6%
「ある程度理解している」 39%
「あまり理解していない」 40%
「まったく理解していない」 9%
「不明」 6%
愛国者の邪論の検証
安保法制そのものが憲法9条否定であることを訊け!
「どの程度理解しているか」、「真ん中」が多いのは当然です。ここでも『中身』が問題です。憲法9条を否定しているかどうか、直接に問いかけるべきす。
9.先月、安倍総理大臣と中国の習近平国家主席による2回目の日中首脳会談が行われましたが、この会談が実現したことで、日中関係の改善がどの程度進むと思うか
「大いに進む」 1%
「ある程度進む」 23%
「あまり進まない」 58%
「まったく進まない」 11%
「不明」 7%
愛国者の邪論の検証
あのような「立ち話的会談」を「会談」を言えるか!
しかも通訳を介しての「会談」だ!
「この会談」の『中身』が問題です。そもそも、「この会談」は「会談」と言えるか!ここでも政権の意図が浮き彫りになりました。中国や韓国、北朝鮮、ロシアと、もっとも近い隣国との関係をどのように構築するか、安倍首相は「対話の窓はいつもオープン」と言いながら、挑発的言動を繰り返して、事実上の「会談拒否」状態に持ち込んでいるのです。このことは経過を視れば一目瞭然です。安倍首相以外の、経済界の要人や政界の要人とは「会談」は可能になっているのです!ここに安倍首相の本質を曖昧にしている姿が浮き彫りになるのです。ここに、安倍政権の応援団ぶりが浮き彫りになります。
憲法9条にもとづく平和外交こそ、唯一無二の方策!
同時に、「会談」を拒否しながら、「脅威」を煽り、そのことをとおして集団的自衛権行使と自衛隊の海外派兵と武力行使を正当化している安倍政権の本質、犯罪を暴きながら、「会談」を拒否するのではなく、「対話と交流」こそ、「脅威」を取ろ除く唯一無二の途であること、「平和的解決」こそ、憲法9条こそ、日本がとるべき途であることを、一大国民世論にしていく課題が透けて見えてきます。