志位VS安倍質疑の中で
自衛官のリスクはどのように報告されたか!
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-05-28/2015052803_01_1.html
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-05-28/2015052801_01_1.html
サマワの現実 志位 必ず戦死者が出る
首相、リスク頑として口にせず
一口に「武器の使用」といっても、実際に自衛隊がイラク・サマワに携行した武器はどんなものか。志位氏が示したのは、戦車を破壊できる110ミリ個人携帯対戦車弾や84ミリ無反動砲、12・7ミリ重機関銃といった重武装の実態です(パネル2)。「『人道復興支援』でもこれだけの武器だ。『後方支援』では、さらに強力な武器を持っていくことになる。こうした武器を使い反撃する。これが戦闘でなくて何なのか」と迫りました。
これに対して首相は「武器の使用については自己保存型で正当防衛、緊急避難に限られる」などと答弁しました。そこで志位氏は、25日に外務省が提出した「国際法上、自己保存のための自然権的権利というべき武器の使用という特別な概念や定義はない」と明記した文書を示し、「国際法上『武器の行使』とは別の『武器の使用』という概念や定義はない」と指摘。「自己保存のための武器の使用だから、戦闘ではないという理屈は国際社会では通用しない。憲法9条に違反する武力の行使そのものだ」と厳しく批判しました。
イラクでは「非戦闘地域」への派兵が建前でしたが、そこで実際に何が起こったのか。
陸上自衛隊は重武装で展開し宿営地を要塞(ようさい)化してなお、ロケット弾などによる攻撃を14回23発も受けました。航空自衛隊の輸送機はミサイルに狙われ、警告システムが作動、機体を急旋回、急上昇、急降下させる命がけの回避行動を必要としたのです。志位氏は「10個近く棺(ひつぎ)を準備」したという当時の陸自統合幕僚長の回顧も交え、「『非戦闘地域』が建前であっても、攻撃を受け、戦闘に至る一歩手前だった」と指摘しました。
そのうえで、こうした現実を無視して「戦闘地域」での活動を可能にし、弾薬提供や武器・弾薬輸送もできるようにすれば真っ先に攻撃対象になると強調。「自衛隊が現実に攻撃され、『殺し、殺される』危険が決定的に高まるのは明らかだ」と追及しました。
さらに、イラク戦争当時に自衛隊派兵の実務の中心を担った柳沢協二・元内閣官房副長官補が「確実にリスクが高まる」「必ず戦死者が出る」(「朝日」)と述べていることを示し、「この発言は重い。自衛隊員に戦死者が出るのは避けがたくなる」と重ねて追及しました。首相は「殺し、殺される」危険が高まることをかたくなに口にしませんでした。
志位氏は「リスクを語らないのは無責任で不誠実だ。自衛隊の活動地域を大幅に拡大しておきながら『隊員の安全確保』をいうのは、まったくの自己矛盾、荒唐無稽、ブラックジョークの類いだ」と厳しく指摘しました。
派兵自衛官の異常な自殺率
志位 今以上の若者の犠牲避けがたい
首相、質問に答えず
「54人の自殺というのは深刻な数字だ」―。
志位氏は、アフガニスタン、イラクの両戦争に派兵された自衛官が国民平均の約9~18倍という異常な高率で自殺している実態を明らかにした防衛省の真部朗人事教育局長の答弁を受け、こう指摘しました。
志位氏は、イラク派兵隊員4000人を対象にした内部調査で1~3割の隊員が心の不調を訴えていたと報じたNHK番組の内容を紹介。「『非戦闘地域』が建前の活動でも、これだけの若者が犠牲になった。『戦地』派兵でこれをはるかに超える負担と犠牲を強いることになるのは避けがたい」と追及しました。
首相は「大変胸の痛む話だ」と述べたものの、質問には答えませんでした。
志位氏は、アフガニスタン、イラクの両戦争の帰還米兵200万人以上のうち60万人が心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患い、年間8000人もの自殺者が出ている実態を提示。戦場で命を奪われる恐怖とともに、命を奪ったことへの心の痛みがPTSDの原因とされていることにふれ、「日本の若者を『戦地』に派兵し、『殺し、殺される』戦闘をさせる。それがもたらす心身への深刻な傷痕は計り知れない。若者を戦場に送るわけにはいかない」と強調しました。
海外派兵自衛官 自殺者54人
アフガニスタン、イラクの両戦争への派兵任務を経験し、帰国後に自殺した自衛官が2015年3月末時点で54人にのぼることが分かりました。防衛省が27日の衆院安保法制特別委員会で、日本共産党の志位和夫委員長への答弁で最新の数字を明らかにしました。
内訳は、アフガニスタン戦争時のインド洋派兵経験者が25人(海上自衛隊)、イラク派兵経験者が29人(陸上自衛隊21人、航空自衛隊8人)。本紙が14年7月にこの問題を報じた際、同省はインド洋派兵自衛官の一部について「文書が残っておらず不明」としていましたが、この日も「統計の関係で04年度以降(の数字)だ」と断り、自殺者数がさらに増える可能性も残しました。
国民平均と比べ約9~18倍(14年内閣府統計)、自衛官全体(13年度)でも約5~11倍の高い割合で、自殺者が出ている異常な実態が鮮明になりました。
(引用ここまで)
【共同通信】 海外派遣の自衛官54人自殺 インド洋、イラクで活動 2015/05/27 20:55 http://www.47news.jp/CN/201505/CN2015052701001935.html
防衛省は27日の衆院平和安全法制特別委員会で、特別措置法に基づいてインド洋やイラクに派遣された自衛官のうち、54人が自殺していたことを明らかにした。防衛省によると、インド洋が海自25人で、イラクが陸自21人、空自8人の計29人。同省は「自殺はさまざまな要因が複合的に影響して発生するので、派遣任務と自殺の因果関係を特定するのは困難」としている。自衛隊の海外派遣をめぐっては、2001年10月、2年間の時限立法としてテロ対策特別措置法が成立した。政府は海自隊員延べ約1万3千人をインド洋に派遣。また04年1月からは、陸自隊員延べ約5500人をイラクに派遣。(引用ここまで)
TBSテレビ イラク・インド洋派遣の自衛隊員54人自殺 28日 01:01http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2503647.html
戦争をしている他国軍を支援できる新たな法案の議論が始まる中、防衛省は、以前の一時的な特別立法によってイラク戦争やアフガン戦争の後方支援などに派遣された自衛隊員のうち、54人が自殺していたことを明らかにしました。
これは、27日の国会審議で共産党の志位委員長が、新たな安全保障法制によって他国軍を支援する際などに自衛隊員のリスクが高まり、精神的な負担も増えるのではないかと指摘する質問の中で、防衛省が答えたものです。
それによりますと、イラク戦争に関連して後方支援や復興支援に派遣された自衛隊員29人と、アフガン戦争の際に後方支援のためにインド洋に派遣された自衛隊員25人の合わせて54人が、帰国後に自殺していたということです。
その上で防衛省は、「海外派遣との因果関係を特定することは困難な場合が多い」としています。(引用ここまで)
朝日 派遣自衛隊員の自殺者はイラクで29人、インド洋25人 2015年5月28日07時28分http://www.asahi.com/articles/ASH5W6KG8H5WUTFK01M.html?iref=comtop_pickup_04
2003年から09年までイラクへ派遣された自衛隊員のうち、在職中に自殺で死亡したと認定された隊員が29人いることがわかった。27日の衆院の特別委員会で明らかになった。防衛省によると、うち4人は、イラク派遣が原因のストレスで自殺に至ったとみられるという。イラクに派遣された自衛隊員は陸海空の各自衛隊で約9310人。
特集:安全保障法制
01年~07年のテロ特別措置法にもとづくインド洋での給油活動に従事した隊員のうち、在職中に自殺で死亡した隊員は25人だった。こちらは、派遣が原因と認められる自殺者はいないという。この期間に派遣された海空の自衛隊員はのべ約1万3800人で、実数は明らかにしていない。
自殺者の総数については、共産党の志位和夫委員長の質問に防衛省の真部朗人事教育局長が答えた。真部氏は「個々の原因を特定するのは困難だ」と語った。志位氏は「自衛隊員の戦死者が出ていないものの、犠牲者がでていないわけではない」と指摘した。(三輪さち子)(引用ここまで)
毎日新聞 海外派遣の自衛官:54人自殺 防衛省「要因特定困難」 2015年05月28日 00時17分http://mainichi.jp/select/news/20150528k0000m010123000c.html
防衛省は27日の衆院平和安全法制特別委員会で、特別措置法に基づいてインド洋やイラクに派遣された自衛官のうち、54人が自殺していたことを明らかにした。防衛省によると、インド洋が海自25人で、イラクが陸自21人、空自8人の計29人。
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同省は「自殺はさまざまな要因が複合的に影響して発生するので、派遣任務と自殺の因果関係を特定するのは困難」としている。自衛隊の海外派遣をめぐっては、2001年10月、2年間の時限立法としてテロ対策特別措置法が成立した。政府は海自隊員延べ約1万3000人をインド洋に派遣。また04年1月からは、陸自隊員延べ約5500人をイラクに派遣。(共同)(引用ここまで)
産経 海外派遣の自衛官54人自殺 インド洋、イラクで活動 2015.5.27 21:11更新http://www.sankei.com/politics/news/150527/plt1505270034-n1.html
防衛省は27日の衆院平和安全法制特別委員会で、特別措置法に基づきインド洋やイラクに派遣された自衛官のうち54人が自殺していたことを明らかにした。内訳はインド洋で海自25人、イラクでは陸自21人、空自8人の計29人。同省は「自殺はさまざまな要因が複合的に影響して発生するので、派遣任務と自殺の因果関係を特定するのは困難」としている。(引用ここまで)
井上伸 イラク帰還自衛隊員の自殺は一般の15~17倍、米兵は毎日22人が自殺、集団的自衛権行使は若者の命奪う | 国家公務員一般労働組合執行委員、国公労連書記、雑誌編集者 2015年5月28日 0時21分 http://bylines.news.yahoo.co.jp/inoueshin/20150528-00046095/
【速報】 防衛省「イラク等に派遣した自衛官54人が自殺した」 http://jiyusoku.jp/news_pol/gaikoanpo/iraq-jieitaiinjisatu.html
防衛省「海外派遣の自衛官54人自殺」 2015-05-27 23:00:00NEW
海外派遣の自衛官54人自殺 インド洋、イラクで活動 47NEWS 5月27日に初登場[ 社会 ] http://t.news.goo.ne.jp/news/1929711
海外派遣の自衛官54人自殺 インド洋、イラクで活動 2015.5.27 21:13 http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/150527/plt15052721130025-n1.html
自殺するような自衛官は銃殺 野次馬 (2015年5月27日 22:50) http://my.shadowcity.jp/2015/05/post-7134.html