挑発に乗るような人間が首相で良いのか!
挑発に乗るような首相が自衛隊の最高指揮官で良いのか!
挑発に乗るような首相が「抑止力」を口にできるのか!
「早く質問しろよ」などと上から目線で議論できるのか!
不用意に「言葉が過ぎ」る人間が
国権の最高機関・憲法を尊重できるか!
TBS 首相やじ、自民・谷垣氏「挑発に乗らないように」29日12:38 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2504598.html
新たな安全保障法制をめぐる国会審議の際、安倍総理が民主党の議員に「早く質問しろよ」とやじを飛ばしたことについて、自民党の谷垣幹事長は、「挑発に乗らないように」といさめました。
「正直申しますと、中身で国民がいろいろどうだろうと思っていることがあるから、それについてしっかり質疑をしていくということが本来でして。挑発上手な方もいらっしゃるので、挑発に乗らないようにやっていただきたい」(自民党 谷垣禎一幹事長)
谷垣幹事長はこのように述べて、総理のやじをいさめる一方、野党側に対しては、「物理的抵抗ではなく、中身の論戦でどういう新機軸を出してくるのか注目しているが、今のところあまり感じられない」と指摘しました。
総理のやじをめぐっては、公明党の井上幹事長も「不用意な発言と思う」と述べています。(引用ここまで)
首相としてあるまじきことが、全国民注視の下で起きた!
前代未聞のことだが、
吉田首相の「バカヤロー!」というのがあった!
解散・総選挙になった!
そんなことも見越してヤジってるのだろう!
そんなことはあり得ないだろうという思い上がりだ!
共同通信 首相「早く質問しろよ」 野党の集中砲火にいらだち失態 2015/05/29 10:12 http://www.47news.jp/47topics/e/265706.php
安倍晋三首相が安全保障法制審議でいらだちを募らせた。中谷元・防衛相に集中砲火を浴びせ失言を狙う野党の戦術を見抜き、答弁を買って出たものの、自らのやじで陳謝に追い込まれる失態を演じた。野党は一斉に反発しており、首相が「今夏成立」を対米公約した法案の審議は序盤から早くも波乱含みだ。
▽名指し
「早く質問しろよ。演説じゃないんだから」。28日の衆院平和安全法制特別委員会。民主党の辻元清美政調会長代理の追及に、首相は何度も自席からやじを飛ばした。
たまりかねた辻元氏が「首相は延々と答弁したではないか」と声を張り上げると委員室は騒然となり、審議はストップ。首相は「言葉が少し強かったとすればおわび申し上げたい」と、陳謝を余儀なくされた。
民主党はこの日、中谷氏に照準を定めていた。前日は「武力行使」と「武器使用」の違いを問う維新の党の質問に「違いが分からないと議論ができない」と発言し、野党の反発を受けたばかり。与党からも「答弁が安定しない」(自民党幹部)と不安視されており、首相との発言のずれを引き出すには格好とにらんだ。案の定、中谷氏は、民主党の後藤祐一氏に武力行使の新3要件をめぐり 執拗 (しつよう) に追及されると答弁に窮し、隣席の首相から助言を受けた。中谷氏を名指しした質問にも、手を挙げた首相が「重要なことですから」と何度も代役を務め、野党席から失笑が漏れた。
▽「国民注視」
野党は29日の審議での攻撃につなげようと、首相のやじに即座に反発した。民主党の枝野幸男幹事長は国会内で記者団に「首相としてあるまじきことが、全国民注視の下で起きた」と批判。首相は2月の衆院予算委員会でも自身のやじで釈明したと指摘し「前回を上回る謝罪を求める」と迫った。
蓮舫代表代行は「長い、逃げる、答えない。首相は安保3答弁を正してほしい」と強調。維新の党の柿沢未途幹事長は「野党のみんなで引き揚げ、委員会を開かせないぐらいの対応をするべきだ」と気勢を上げた。
序盤の野党ペースに、政府、与党は態勢の立て直しに躍起だ。菅義偉官房長官は記者会見で「中身よりもそういうこと(やじや失言)が議論になっている」と野党をけん制。首相周辺は「野党は同じことしか聞かない。質問が一巡すれば矛先も鈍る」と先を見通す。ただ、首相の長い答弁について自民党幹部は「注意できる人がいない。言っても聞かない」と不安を口にする。公明党幹部も「今後の審議日程に影響が出ないか心配だ」と表情を曇らせた。(引用ここまで)
東京 早く質問しろよ! 首相、辻元氏にヤジ 審議中断 2015年5月29日 朝刊 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015052902000134.html
安倍晋三首相は二十八日の安全保障関連法案に関する衆院特別委員会で、民主党の辻元清美氏に「早く質問しろよ」とやじを飛ばし、審議を中断させた。首相が命令口調で野党議員にやじを飛ばすのは極めて異例。質疑再開後に謝罪したが、野党は納得しなかった。 (安藤恭子)
審議で、辻元氏が中東・ホルムズ海峡での機雷掃海を取り上げ「機雷掃海に行くことで、日本がテロに狙われることにつながりかねない」と、自衛隊による機雷掃海が軍事作戦とみなされ、テロを誘発する恐れを指摘していると、首相はいら立ったように「早く質問しろよ」と声を上げ、議場が騒然となった。その後、首相は「辻元議員が延々と自説を述べて、私に質問しないから、早く質問したらどうだと言った」と理由を説明。「言葉が過ぎたとすれば、おわび申し上げたい」と謝罪した。
辻元氏は終了後、記者団に「がくぜんとした。国民の命の問題を質問していたさなかの発言で、怒りというより、一国の首相として悲しくなった」と語った。
首相は二十七日の審議では、答弁の長さを野党から批判された。二十八日の審議では、浜田靖一委員長(自民)から「国民に分かりやすい簡潔な答弁を」と注意され、簡潔な答弁に「留意する」と述べた。
首相は二月の衆院予算委員会で、日教組についてのやじを批判され「日教組は補助金をもらっていて、日本教育会館から献金をもらっている議員が民主党にいる」と答弁。その後、正確性を欠く発言だったとして訂正したことがある。(引用ここまで)
時事通信 やじは慎むべき=中谷防衛相 2015/05/29-09:47 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015052900211
中谷元防衛相は29日の閣議後の記者会見で、安倍晋三首相が衆院平和安全法制特別委員会で民主党の辻元清美氏の質疑中にやじを飛ばし、審議が紛糾したことについて、「やじは議論の妨害になる。お互いに慎まなくてはいけない。常に謙虚に丁寧にやっていく姿勢が大事だ」と述べた。(引用ここまで)