愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

「今憲法改正しないと日本が危ない」と脅威と危機を扇動する桜井よしこさん!戦争扇動は無能無策無責任の極みです!

2017-04-14 | 安倍式憲法改悪

今や安倍派に残っている思考回路

「詭弁」と「脅威」と「危機」を扇動することしかない!

そして戦争ごっこに酔い痴れているだけ!

憲法平和主義・非核三原則を使う外交努力など想定不可能!

こんな政権は退場させ

新しい安倍政権よりまし政権をつくるしかない!

憲法を活かし国民の命とくらしと

自由・人権・民主主義を発展させることだ!

「いま憲法を改正しないと日本が危ない」

 山梨・甲府で櫻井よしこ氏講演会

産経 2017.4.14 10:15

http://www.sankei.com/politics/news/170414/plt1704140012-n1.html

ジャーナリストの櫻井よしこ氏が13日、コラニー文化ホール(山梨県甲府市寿町)で講演した。美しい日本の憲法をつくる山梨県民の会(横内正明会長)などの共催で、約1500人の聴衆が耳を傾けた。

櫻井氏は核兵器開発や軍事的挑発を続ける北朝鮮について、「米国のオバマ前政権の対話路線が増長をもたらした」と指摘。「約500発のミサイルが日本に向けられている。甲府も照準だ」と関心を求めた。

愛国者の邪論 「オバマ前大統領の対話路線」に責任転嫁ですか!おっかないジャーナリストですね。しかし、これも歴史を無視した一方的な見方考え方です。桜井さんは、きっと将棋はへたくそですね。またスポーツも!相手の立場にたって思考を展開できない独り善がりでは政治は悲惨な結果をもたらすことは戦前の歴史が示しています。ま、斟酌戦争を正当化しているので、理解不能なんでしょう!

トランプ大統領こそ、核兵器超大国として脅しと恫喝外交展開しています。これを軍事的挑発と言っています!やっていることは北朝鮮と五十歩百歩です。

5月に大統領選挙を控える韓国も含め「朝鮮半島が不安定化している」と強調。「日米安保条約が日本の平和を守ってくれた時代は変わった」とし、「改憲によって自衛隊の位置づけを確立し、自らの身を守る必要がある」と訴えた。

愛国者の邪論 いよいよホンネが出てきました!日米軍事同盟不必要論!破たん論です。韓国大統領選挙は、北朝鮮とは全く関係ありません!こじつけです。ジャーナリストとして恥ずべきことです。このようなことを平気で言ってしまって!

これまでの自衛隊は「自らの身を守る」自衛隊ではなかった!と言っているのですね。もう何でもアリ!それにしても「日米安保条約が日本を守ってくれ」ていた『時代』というのは「妄信」「歴史の偽造」です。国家の最高法規憲法があった!国民の平和を求める運動があった!世界の平和を求める世論と運動があった!ベトナム反戦・イラク戦争反対運動などがあった!9条を戦争政策の防波堤にしてきた運動があった!だからこそ、世界から「戦争をしない国」として尊敬の念をもって受け止められていた!

櫻井氏は尖閣問題などにも触れ、「いま憲法を改正しないと日本が危ない。間に合うか、間に合わないかを心配している」と危機感を強調。「日本人は穏やかで誠実だが、いざとなったら堂々と闘う。私たちの国に害をもたらすことは許さない。この決意を形にして表すのが、改憲に至る国民の議論だ」と訴えた。(引用ここまで)

愛国者の邪論 危機感満載!「憲法を改正」すると「日本安全」論ほどデタラメは論法はありません。

一つは、集団的自衛権行使を決めた平和安全法制を強行した時に、これで「抑止力が高まった」から「国民の命と財産・安全安心・幸福追求権を切れ目なく守る」ことができたというのではないのか!

二つは、「危機」と「脅威」をいうのであれば、対策をとったか!全くとっていません。「やらせ」ばかりが目立ちます。

三つは、尖閣をいうのであれば、中国と対話をしたか!「対話の窓口はいつでもオープン」だと言ってきましたが、大ウソです。全くやっていません!できないのです!安倍晋三首相は確信をもっていない!中国人観光客の恩恵は自分の手柄のように語り、この路線で中国と対話と交流を積み重ねることで領土問題を解決しようなどとは、全く考えていません。

四つは、北朝鮮に対して「対話と圧力」というのであれば、「対話」はどうだったか、検証すべきです。憲法平和主義は平和外交を義務付けています。

五つは、プーチン大統領とは「対話」するのに、金正恩委員長とは「対話」はしないのです。どちらも核兵器の使用を公言しています!

六つは、憲法改革しか思考回路がないところは、北朝鮮と全く同じです。しかも、自民党の会見草案を見れば人権と民主主義を否定していることは明らかです。「共謀罪」法案と、これまでの悪法と、これを強行可決する実態を見れば、北朝鮮のような国家づくりを目指していることは明らかです。森友学園の教育勅語礼賛教育は、そのことを示していました。

以上、「危機」感と「脅威」ばかりの、これしかないというのが安倍派の実態と本質であることが判ります。彼らに日本国憲法を使った対話と交流を発展させることなど、微塵もありません。全く想定できないのです。しかも、依拠しているのは戦前の大日本帝国憲法体制なのですから、これは歴史の上では完全に破たん済みです。しかも、これは、70年も前に具体的になっているのです。

今や安倍詭弁政権を支えているのは、詭弁と脅威と危機感のみです。無能・無策・無責任浮き彫り!

 

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安倍晋三語録のウソ・詭弁は腐るほどある!でも辞めない!どうすれば国会議員を止めさせることができるか!テレビが安語録検証番組をつくることだ!

2017-04-14 | 安倍語録

これほどにウソつきとおす人はなし真実なるものオレなりとなり

ウソつきのはびこる国の真ん中に永田のムラの安倍首相おり

詰められるたびに出てくる言の葉は啖呵切るほどバカなにけり

ウソつきはドロボーなりと伝え聞く大ウソつきは断罪せねば

ウソつきを甘やかすなとキーをうつ詭弁を暴き正義説くなり

聞く耳を持たぬ輩の末路なり道端芥なりにけるかも

一国の総理支持する訳ひとつ代わるものなし日本の恥

日本の錦の御旗はためかせ活かす憲法津々浦々に

アベ政治よりまし政権つくりたり憲法活かし悪法破棄を

あの頃の風を吹かせて呼びかけるあなたが主役今動くとき

安倍首相のこれまでの嘘一覧はこちらですwwww

http://liberalsoku.com/archives/48881/

安倍晋三の嘘まとめ   「これまでのお約束とは異なる新しい判断」

   更新日: 2017年02月25日

内海 聡 - 安倍晋三の嘘一覧... | Facebook

https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/941404482609972

 

 

安倍晋三総理の特集サイト『発言語録』

http://beautiful2015.web.fc2.com/Remarks.html

【総理の嘘をあぶり出す】朝日新聞が始めた安倍総理に対する「ファクトチェック」がネット上で高評価!「今後も続けて」 http://yuruneto.com/abe-factcheck/

リテラ   安倍政権の“共謀罪”答弁は嘘とデタラメだらけ! 法務省はテレ朝・玉川徹の取材を拒否して批判封じ 2017.02.20

http://lite-ra.com/2017/02/post-2935.html

年末特別企画 リテラの2016年振り返り なぜここまで平気で嘘をつけるのか? 2016年安倍首相がついた大嘘ワースト10! 強行採決、TPP、ガリガリ君…2016.12.29

公約全部破り 安倍晋三内閣総理大臣の嘘一覧  2013年8月22日

http://politiceconomy.blog28.fc2.com/blog-entry-2395.html

国会答弁で安倍首相がブチ切れ!民主議員「拉致を政治利用したのか」

⇒安倍首相「利用してない!嘘だったら議員を辞める」

     情報速報ドットコム 2016.01.12 15:58

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-9553.html

安倍晋三、安倍自民党のウソと公約詐欺の数々を御覧ください!

http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/a52e929ce5a957daf84d50566b175445

安倍晋三の嘘一覧wwwwwwwwww

http://katsumoku.net/archives/6884929.html

コメント (2)
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トランプのシリア攻撃は国連の合意ナシなのに容認!北朝鮮のミサイル発射には国連憲章をもって批判!北朝鮮のサリンミサイルは未確認なのに可能性で米の先制攻撃を容認する安倍詭弁内閣は退場!

2017-04-14 | 安倍語録

今こそ、デタラメ詭弁内閣をリセットするとき!

戦争大好き人間集団の無法を許してはならない!

こんな政権を放置していたら平和は実現できない!

国民犠牲の身勝手詭弁内閣は即刻退場処分に!

憲法を活かす安倍政権よりまし政権の構築を合言葉に!

浜田昌良(公明党)井上哲士(日本共産党)浅田均(日本維新の会)

VS

安倍晋三総理

【国会中継 参議院 外交防衛委員会】平成29年4月13日

https://www.youtube.com/watch?v=7ezvbxYbVvk

産経 【参院外交防衛委員会】 2017.4.13 23:06更新

安倍晋三首相

「北朝鮮はサリンを弾道につけて着弾させる能力を保有している可能性がある」

 主なやり取り

http://www.sankei.com/politics/news/170413/plt1704130043-n1.html

13日の参院外交防衛委員会での、安倍晋三首相と委員との主なやり取りは次の通り。

藤田幸久氏(民進)「トランプ米大統領はシリア政府が化学兵器を使用した証拠をどう示したのか」

首相「化学兵器の使用と拡散を絶対に許さないという米政府の決意を日本政府は支持している。今回の米国の行動は、事態の深刻化を食い止めるための措置と理解している。東アジアでも大量破壊兵器の脅威が深刻さを増す中で、国際秩序の維持、世界の平和と安全に対するトランプ氏の強いコミットメント(関与)を評価する」

愛国者の邪論 国連の合意はいっさい無視!国際法違反であることは不問!何も答えていません!

愛国者の邪論 国連安保理決議に明確に違反し断じて容認できない北朝鮮のミサイル発射だが国連無視の米国の巡航ミサイルは政府の決意と容認!(2017-04-08 | 安倍語録)

藤田氏「化学兵器使用のどんな証拠を得たか」

首相「トランプ氏との電話会談などで、シリア攻撃に対する説明は受けているし、緊密なやりとりもしている。詳細について申し上げることはできない」

井上哲士氏(共産)「米国のシリア攻撃の国際法上の根拠も不明なまま、なぜ支持ができるのか」

首相「今回の行動は(シリアの)アサド政権に対し化学兵器の使用や生産をしないよう忠告し、これ以上の人道危機に歯止めをかけるために行ったものだと説明している」

井上氏「シリア空爆そのものについては支持をしないということか」

首相「(化学兵器使用は)極めて非人道的であり、国連安全保障理事会決議にも反する。化学兵器の拡散と使用は絶対に許さないという米国の決意を日本は支持をする。これ以上でもこれ以下でもない」

愛国者の邪論 爆撃の是非を質しているのに、答えていません!米国の理由をダラダラ述べているだけです。ゴマカシ・スリカエているだけです。これで爆撃を支持していることを正当化しているのです。「化学兵器の拡散と使用は絶対に許さないという米国の決意」を爆撃で示しているのに、他国の支持をダラダラ述べて安倍政権の支持を正当化して、国連憲章違反であることを不問にしています。これこそ詭弁そのものです。

浅田均氏(維新)「北朝鮮からわが国にミサイルを撃ち込まれる可能性が否定できない」

首相「日本は『対話と圧力』『行動対行動』の姿勢で、弾道ミサイル発射などの挑発的行動を自制するよう求めてきた。国際社会においても、国連決議をもって制裁を科してきた。北朝鮮が危険な道に進んでいく政策を大きく転換するよう促していかなければならない。国際社会が団結し義務と責任を果たすことが求められている」

愛国者の邪論 言行不一致の典型です。いた朝鮮を煽って挑発しておいて、脅威と危機を煽って日米軍事同盟の強化深化を正当化しています。ここに安倍政権の本質が浮き彫りです。憲法平和主義を使って憲法を否定する!

浅田氏「空中給油機能の強化、巡航ミサイル配備を検討してもらいたい」

首相「日本が先制攻撃をすることはありえないが、北朝鮮がミサイルを発射し、ミサイル防衛能力をくぐり抜けて着弾するという事態が起こった場合、反撃をする能力を持つべきではないかというのが自民党の議論、提言の中心だ。反撃する能力をもって、それを抑止力とすべきではないかという論点だ。しかし、敵基地攻撃能力については米国に依存している。サリンを弾頭につけて着弾させる能力については、すでに北朝鮮は保有している可能性がある。日米同盟の抑止力を強化し、国民の生命と財産を守るために何をなすべきかという観点から、常にさまざまな検討は行っていくべきものと考える」(引用ここまで)

愛国者の邪論 安倍首相の詭弁をしょうがない!と諦めるのか、それともトンデモナイ発言だと怒り、政権交代にまでもっていけるか!そこにかかっています。国民を愚弄する安倍詭弁内閣は一刻も早く退場させ、詭弁によって強行してきた悪法をリセットするときです。主権者国民の動きにかかっています。

国際法違反のイラク戦争を想定して北朝鮮崩壊を前提とした拉致被害者救出作戦を計画している安倍政権!国際法違反と北朝鮮に対する最大の挑発だろう!退陣すべし!2017-04-13 | 国民連合政権

 

またまた歴史的に破たんしている敵基地攻撃論を証拠も示さず北朝鮮のサリン使用の「可能性」言及で正当化する安倍晋三詭弁首相を糾弾し退場を求める!2017-04-13 | 安倍語録

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志位和夫共産党委員長の「米国は軍事的選択肢をとるな──外交交渉のなかで北朝鮮の非核化を」との記者会見をNHK以外は黙殺!?もはや戦前!日本の情報伝達のテレビ・新聞は戦争煽動!好戦的!

2017-04-14 | マスコミと民主主義

戦争に至る全ての因子を否定しなければ

 

紛争の平和的解決を模索し選択肢を示さなければ

 

人間は虫けらのように殺され、雑巾のように破棄される!

日本の情報伝達の

テレビ・新聞の堕落・腐敗・不道徳ここにあり!

共産 志位委員長 北朝鮮情勢 米に外交的解決働きかけを

NHK 4月13日 16時56分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170413/k10010947261000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_013

共産党の志位委員長は記者会見で、北朝鮮情勢について、アメリカと北朝鮮がそれぞれ軍事力を行使する事態に発展することを強く憂慮するとして、政府に対し外交交渉によって問題の解決を図るようアメリカに働きかけることを求めました。

この中で、志位委員長は北朝鮮情勢について、「アメリカのトランプ政権は、北朝鮮に対する軍事力行使を選択肢として、軍事的威嚇を強めているが、極めて危険な動きだ。北朝鮮がさらなる挑発行為で応じ、軍事対軍事の危険なエスカレーションが起こることを強く憂慮する」と指摘しました。

そのうえで、志位氏は「アメリカが北朝鮮に先制的な軍事行動をとった場合、韓国や日本を巻き込んで深刻な武力紛争に発展し、おびただしい犠牲が出るのは避けられない。安倍政権はアメリカに対して、外交的解決の立場に立つよう強く働きかけるべきだ」と述べました。

また、志位氏は「衆参両院で予算委員会の集中審議を行って、政府のとるべき対応をきちんと詰めていく必要がある」と述べ、北朝鮮情勢などをめぐって集中審議を行うよう求めました。

安倍・トランプ路線が

憲法・非核三原則を否定しようとしているからこそ

錦の御旗である

憲法平和主義と非核三原則を使え!と声を出すべき!

赤旗 米国は軍事的選択肢をとるな──外交交渉のなかで北朝鮮の非核化を 志位和夫委員長の談話4月13日

(1)

米国トランプ政権によるシリアへのミサイル攻撃にかかわって、北朝鮮に対する軍事力行使につながりかねない、きわめて危険な動きがおこっている。

トランプ大統領は、6日、安倍首相との電話会談で、北朝鮮の核・ミサイル開発への対応として、「全ての選択肢がテーブルの上にある」とのべ、軍事力行使も選択肢とすることを表明した。さらに、11日、自身のツイッターに、「もし(中国が)協力しないのなら、米国が中国なしで問題を解決する」と書き込み、米国単独で北朝鮮への軍事力行使に踏み切る可能性を示唆した。

ティラーソン米国務長官は、9日、米ABCテレビのインタビューで、「シリアに対するミサイル攻撃から北朝鮮が受け取るべきメッセージは何か」と問われ、「国際規範や合意に違反し、約束を実行できず、他国への脅威となるならば、いずれかの段階で対抗措置が取られるだろうというメッセージだ」とのべ、北朝鮮への公然たる軍事的威嚇をおこなった。

米海軍第3艦隊は、9日、シンガポールに寄港していたカールビンソン空母打撃群を北朝鮮の近海にむけて北上させることを明らかにした。米国家安全保障会議(NSC)が在韓米軍への核兵器再配備を提案したとの報道がなされている。

米国トランプ政権が、北朝鮮に対する軍事力行使を公然と選択肢とし、軍事的威嚇を強めていることは、きわめて危険な動きである。これに対して、北朝鮮がさらなる挑発行為で応じ、軍事対軍事の危険なエスカレーションが起こることを、強く憂慮する。

(2)

重大なことは、安倍首相が、トランプ政権のこうした動きを手放しで歓迎する姿勢をとっていることである。

安倍首相は、6日、トランプ大統領との電話会談で、「全ての選択肢がテーブルの上にある」との大統領の発言を「力強い発言」と歓迎した。

また、安倍首相は、7日、トランプ政権によるシリア攻撃への支持を表明したうえで、「東アジアでも大量破壊兵器の脅威は深刻さを増しています」とあえて強調し、「国際秩序の維持と同盟国と世界の平和と安全に対するトランプ大統領の力強いコミットメントを日本は高く評価します」と表明した。

米国のシリア攻撃への支持と一体に、「東アジアでの大量破壊兵器の脅威」=北朝鮮の核・ミサイル開発にあえて言及し、米国の対応を「高く評価」する。安倍首相のこの姿勢は、米国が北朝鮮に対して軍事力行使を選択肢とすることを容認、支持するものとして、きわめて重大である。それは、「武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」とした日本国憲法にてらして許されない。

(3)

トランプ政権は、オバマ政権時代の「戦略的忍耐」といわれる、北朝鮮が非核化の意思を示さなければ交渉に応じないという従来の方針の破たんを認め、北朝鮮に対する「政策の変更」について検討を進めてきた。

私は、この動きに注目するとともに、「問題は『政策の変更』の方向だ」と指摘し、「一部に先制攻撃などの軍事的選択肢が言われるが、これは絶対にとるべきではない」と強調し、「米国は、北朝鮮との外交交渉のなかで非核化を迫る方針をとるべきだ。そういう方向に向かうように、日本政府は働きかけるべきだ」との提唱を行った(2月19日、NHK「日曜討論」)。この方向こそ、いま強く求められていることを強調したい。

米国のカーター前国防長官は、最近、米ABCテレビのインタビューで、「米国が北朝鮮を先制攻撃すれば、北朝鮮は韓国を攻撃するだろう。その戦争は、朝鮮戦争以来、見たこともないきわめて破壊的なものになるだろう」と強く警告している。米国が、北朝鮮に対し、シリアで行ったような先制的な軍事行動という選択肢をとった場合、韓国、日本を巻き込んで深刻な武力紛争に発展し、おびただしい犠牲が出ることは避けられない。地域と世界の平和の破壊につながる軍事力行使は、絶対に許されない。

米国は、国際社会と協調して、経済制裁の厳格な実施・強化を行いながら、北朝鮮との外交交渉に踏み切り、外交交渉のなかで北朝鮮の核・ミサイル開発の手を縛り、それを放棄させるという選択肢こそとるべきである。

安倍政権は、軍事力行使を選択肢とすることを歓迎する姿勢をただちにあらためるべきである。米国に対して軍事的選択肢をとるなときっぱり要求すべきである。北朝鮮問題の外交的解決の立場にたつよう、強く働きかけるべきである。(引用ここまで)

 

 

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