愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

全国紙社説は「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにする」「決意」を位置付けたか!

2015-02-26 | 戦後70年

安倍首相の思考回路の中でのみ議論するのは憲法を活かす決意欠落の証拠!

安倍首相の70年談話を創作する懇談会に関する社説が出ました。すでに記事にしました。そこで、そのことを踏まえて、以下、社説のポイントを掲載しておきます。ご覧ください。そのまえに、社説の問題点の、最大のポイントは、以下のとおりです。ご覧ください。

一つは、70年も経過していて、侵略戦争と植民地主義問題が解決していないのは何故か、全く触れていないことです。
二つは、侵略戦争を反省して制定された日本国憲法の文字を一言も入れていない安倍首相と同じ土俵にいることです。
三つは、憲法を活かした『平和国家』「平和外交」を基軸にするという視点が欠落していることです。
四つは、侵略戦闘と植民主義の加害の事実を再確認すると言う視点が欠落していることです。文字が入っていればそれで済むという問題ではないことは、村山談話以後の政治が示しています。

最後は、ここが重大です!安倍首相の憲法改悪と集団的自衛権行使、武器輸出禁止三原則否定などなどの、現実の政治は、過去の侵略戦争と植民地支配の反省の上に制定された憲法平和主義とどこで、どのように関係しているのか、触れていないことです。言葉の遊びはやめるべきです!

安倍首相は、この談話を発表後に南京・シンガポール・マニラ、瀋陽・重慶など「戦争遺跡」を訪問し「不戦の誓い」を表明できるかどうか、それが試金石=踏絵だ!

「バランスのとれた議論」とは何か、不明だ!
侵略による加害と被害の事実、戦後の日本政府の態度は何か!

朝日新聞  戦後70年談話/未来を語るのならば  2015/2/26 4:00
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
戦後70年の「安倍談話」について意見を交わす有識者懇談会がきのう、初めての会合を開いた。懇談会として草案を書くわけではないというが、国内外から評価される談話づくりに向け、バランスのとれた議論を期待したい。
戦後70年だからといって、必ずしも首相談話を出さねばならないわけではない。それでも安倍氏は2012年に首相に再登板してから、「安倍政権として未来志向の談話を出したい」と繰り返してきた。
首相はかねて村山談話への違和感を漏らしてきた。06年に初めて首相に就任したころから「その精神を引き継いでいく」としながらも、「国策を誤り」「植民地支配や侵略」といった村山談話の根幹部分への評価は明確にしてこなかった。
村山談話を「全体として引き継ぐ」と言い始めた最近も、その違和感の根本は変わっていないようだ。いったい何のために新しい談話を出すのか。有識者の議論が始まるにあたり、この原点に立ち返ってみたい。
首相は「先の大戦への反省、戦後の平和国家としての歩み、今後、アジア太平洋地域や世界のためにどのような貢献を果たしていくのか」を書き込み、世界に発信したいという。日本のさらなる貢献をうたうことに異論はない。だが、その基礎となるのは、戦前の日本の行為についての明確な認識と反省である。それをあいまいにしたまま未来を語っても、説得力は生まれない。
全体として引き継ぐと掲げながら、植民地支配や侵略といったキーワードを村山談話もろとも棚上げにしてしまうのが新談話の目的ならば、出すべきではない。そうした意図があればすぐに見透かされ、「過去に目を閉ざす者」と世界に受けとられるのが落ちであろう
先の国連安保理の討論会で、中国の王毅外相が「真実を認めることをためらい、過去の侵略の犯罪をごまかそうと試みる者がいる」と演説した。王毅氏は演説後、「だれかに照準を合わせることはない」と述べたが、植民地支配や侵略を否定するかのような日本政界の一部の発言を牽制(けんせい)する意図があったのは明らかだ。首相はきのう、懇談会の委員に「未来への土台は、過去と断絶したものではあり得ない」と語った。その通りである。談話を出すならば、国連での王毅発言が的外れであることを首相自身の言葉ではっきりとさせるべきである。(引用ここまで)

何故国際理解を得なければならないのか、避けるな!

言葉だけの「反省」なら、いわゆるサルでもできる!と同じだ!!

毎日新聞  戦後70年談話/国際理解を得るために  2015/2/25 4:00
http://mainichi.jp/opinion/news/20150225k0000m070115000c.html
政府は戦後70年の首相談話を検討する「21世紀構想懇談会」の有識者メンバー16人を発表した。安倍晋三首相の私的諮問機関という位置づけで、きょう初会合が開かれる。
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70年談話:21世紀構想懇を設置、西室氏ら16人起用 02月25日 02時30分
座長には西室泰三日本郵政社長、座長代理には北岡伸一国際大学学長を充てる。西室氏は「新日中友好21世紀委員会」日本側座長、北岡氏は「日中歴史共同研究」の日本側座長などを務めた経験があり、中関係に配慮した様子がうかがえる。米国にパイプを持つ人材も起用された。紛争地の武装解除に取り組む瀬谷ルミ子日本紛争予防センター理事長らも入った。日本の国際貢献を念頭においた人選と見られる
慰安婦問題、靖国問題などの歴史問題は、日本外交の最難関の課題になっている戦後一貫して安全保障や経済問題などに注力してきた政府は、歴史問題に正面から取り組んだ経験に乏しい。懇談会は「談話を書くのではなく、政府が談話の内容を検討するにあたり意見を聞く」(菅義偉官房長官)のが目的というが、文言に留意すべき談話作りにおいて多様な背景を持つメンバーの議論は重要な意味を持つことになろう
16人には戦争責任にふれた過去の首相談話を踏まえ、国際理解を得るよう知恵を絞ってもらいたい
日本政府はこれまでに戦後50年の村山富市首相談話、戦後60年の小泉純一郎首相談話などを積み重ねてきた。歴史的な評価を得るのは容易ではなく、政権が代わるごとに新たな談話を出すのは本来得策ではない。
新談話は有識者による議論を経ることで、作成過程が公開され、検証可能な形になるよう努めてほしい。戦後生まれの世代は、今や約8割を占める。政府は、8月にも出す談話を与党はもちろん幅広い支持を得る内容に仕上げなければならない。
安倍首相は戦後70年談話に、先の大戦への反省、戦後の平和国家としての歩み、今後アジア太平洋地域や世界にどのような貢献をするか−−を書き込む意向を示している。一方で首相は村山談話や小泉談話を「全体として引き継ぐ」と述べるにとどまる。今まで使った言葉の有無に着目することは「こまごまとした議論」という趣旨の発言をしたこともあっただが、「植民地支配」「侵略」といった表現は歴代内閣が踏襲し、日本の公式見解と受け止められている。こうした核となる文言は、はずすべきではない。過去の反省をあいまいにしてはならない
談話が首相個人の考えになっては広範な合意作りが損なわれる。「未来」を重視するにしても、それだけでは中国、韓国はもとより欧米にも歴史修正との誤解を招く。過去を見据えなければ未来は描けない。(引用ここまで

憲法平和主義を盛り込まない「骨格は妥当」とは言えない!
東京でさえも安倍首相の土俵の中で思考している!

中日/東京新聞  戦後70年談話/自省の姿勢揺るぎなく  2015/2/26 10:00
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015022602000148.html
戦後七十年の首相談話はどうあるべきか。安倍晋三首相は村山、小泉両首相談話を「全体として引き継ぐ」としているが、先の大戦への反省を明確にしなければ、国内外で誤解を生みかねない
戦後七十年の首相談話に盛り込む内容を議論する有識者懇談会の初会合が昨夕、開かれた。いわゆる「二十一世紀構想懇談会」。首相の私的諮問機関である。委員は、歴史や外交・安全保障専門の学者や財界人、新聞記者、国際支援活動に関わるNPO代表ら十六人。座長の西室泰三日本郵政社長は七十九歳で、その人生は戦後日本の歩みと重なる。中国要人との交流も深い。西室氏は国会で「戦前と戦中の苦しい時期を体験した。積み上げてきた経験はそれ以外にも広範囲なので役に立てる」と述べた。その経験を生かし、戦後七十年の節目にふさわしい談話づくりに向けて議論をリードしてほしい。懇談会は今夏までに報告書をまとめ、首相に答申する。しかし、談話の内容を決めるのは首相であり、答申がそのまま反映されるわけではない、という。懇談会が、広く意見を聞いたというアリバイづくりに使われてはならない。
首相は談話に盛り込む内容として、先の大戦への反省、戦後の平和国家としての歩み、今後、アジア太平洋や世界にどう貢献するかを挙げた。この骨格は妥当だ。
問題は表現である
戦後五十年の一九九五年八月十五日に閣議決定された村山富市首相談話は、過去の「植民地支配と侵略」に対して「痛切な反省」と「心からのお詫(わ)びの気持ち」を表明し、二〇〇五年の小泉純一郎首相による戦後六十年談話にも、同じ文言が盛り込まれた。安倍首相は二つの首相談話を含め、歴代内閣の歴史認識を引き継ぐとしながらも、「全体として」との条件を付けている。
植民地支配と侵略への反省とお詫びは、外交の基盤となってきた歴史認識の根幹だ。全体として引き継ぐと言いながら、核心部分を変えることがあってはならない歴史修正の意図ありと受け取られれば、国益を害するだけだ。
戦後七十年という節目に、アジアや世界の平和と発展に貢献してきた平和国家としての歩みと、この先もこの道を歩み続ける決意を世界に誇らしく訴えたい。負の歴史であっても、過去と誠実に向き合うことこそが、未来志向を堂々と語る基礎となる。(引用ここまで

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侵略戦争の反省の上に制定された国家の最高法規日本国憲法の文字を入れない70年談話ができる!

2015-02-25 | 戦後70年

いろんなことを言いながら核心をぼかす、いつもの手口浮き彫り!

きれいごとを並べ「言葉の遊び」で本質隠しネライをボカス!

「5つの論点」で、すでに結論は出た!

日本国憲法の平和主義=憲法9条は国家の「錦の御旗」なのに、それがない!

戦後の原点は何か!ポツダム宣言だぞ!

大日本帝国の誤りは何か!この視点は黙殺するぞ!安倍首相は!

江華島事件からポツダム宣言受諾までの70年の膨張・侵略主義を総括せよ!

70年に一貫しているのは天皇主権拡大と人権・民主主義の否定だ!

ポツダム宣言(外務省訳、原文) http://home.c07.itscom.net/sampei/potsdam/potsdam.html

ポツダム宣言受諾に関する交渉記録 http://www.ndl.go.jp/constitution/shiryo/01/010shoshi.html

「戦後の平和国家としての歩み」「戦後日本の平和主義」=憲法9条なのに!

NHK 戦後70年首相談話 5つの論点で議論へ  2月25日 19時19分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150225/k10015744131000.html

戦後70年首相談話 5つの論点で議論へ
 
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政府は、戦後70年のことし発表する「総理大臣談話」の取りまとめに向けて、有識者懇談会の初会合を開き、安倍総理大臣は、戦後70年、アメリカや、中国、韓国をはじめとするアジアの国々とどのような和解の道を歩んできたのかなど、5つの論点について議論するよう求めました。
政府は、懇談会の議論を踏まえ、ことし夏をめどに談話を発表する方向で調整を進めるものとみられます。

安倍総理大臣は、戦後70年のことし▽先の大戦への反省、▽戦後の平和国家としての歩み、そして▽アジア太平洋地域や世界にどのような貢献を果たしていくのかを「総理大臣談話」として発表する考え示しています。
これを受けて、政府は、談話の取りまとめに向けて、25日、総理大臣官邸で、財界人や学識経験者ら16人をメンバーとする有識者懇談会の初会合を開き、安倍総理大臣、菅官房長官らも出席しました。
この中で、安倍総理大臣は「先の大戦に敗れた日本は、戦後の国際社会に再び迎え入れられ、先の大戦への反省のうえに自由で民主的で人権を守り、法の支配を尊ぶ国を作り、平和国家として、またアメリカの同盟国として、戦後70年間、アジア太平洋地域の平和と繁栄を支えてきた。同時に国際社会の一員として、発展途上国の開発協力、平和の維持、民主化支援等を通じて大きな責任を果たしてきた。この平和国家としての歩みは今後も変わらない」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は、

▽20世紀の世界と日本の歩みをどう考え、その経験からくむべき教訓とは何か、

▽戦後日本の平和主義、経済発展、国際貢献をどのように評価するか、

▽戦後70年、アメリカ、オーストラリア、欧州の国々、また中国、韓国をはじめとするアジアの国々等と、どのような和解の道を歩んできたのか、

▽21世紀のアジアと世界のビジョンをどう描き、日本はどのような貢献をするべきか、

▽戦後70周年にあたって日本が取るべき具体的施策はどのようなものか、

という5つの論点について議論を行うよう求めました。
そして、安倍総理大臣は「未来の土台は過去と断絶したものではありえない。先の大戦への反省、戦後70年の平和国家としての歩み、そのうえに、これからの80年、90年、100年がある。これから日本がアジア太平洋地域や世界のため、さらにどのような貢献を果たしていくべきか、これから日本はどのような国になることを目指すのかといった点について考えていきたい」と述べました。
このあと、会合では、座長に日本郵政社長で、日中両国の有識者らで作る「新日中友好21世紀委員会」の日本側の座長を務めた西室泰三氏を、座長代理に集団的自衛権の行使を巡る有識者懇談会で座長代理を務めた国際大学学長の北岡伸一氏を選任しました。
そして、今後、安倍総理大臣が示した5つの論点について議論したうえで、夏をめどに議論の内容を安倍総理大臣に報告することを確認しました。
政府は懇談会の議論を踏まえて「総理大臣談話」の策定作業を本格化し、ことし8月15日の「終戦の日」をめどに談話を発表する方向で調整を進めるものとみられます。

懇談会のメンバーは16人

有識者懇談会は、財界人、学識経験者、ジャーナリストなど16人がメンバーです。
25日の会合で、座長には日本郵政社長の西室泰三氏が選ばれました。
西室氏は日中両国の有識者が政治や文化など幅広い分野で議論し、政府に提言を行う「新日中友好21世紀委員会」の日本側の座長を務め、去年12月に中国を訪問した際には李克強首相と会談しました。
また、座長代理には、集団的自衛権の行使を巡る有識者懇談会で座長代理を務めた国際大学学長の北岡伸一氏が選任されました。
このほか、おととし、アルジェリアで起きた人質事件を受けて、テロなどの緊急事態が海外で起きた際の具体的な対策を検討する有識者懇談会で座長を務めた元外交官で、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家邦彦氏紛争の予防や再発防止に取り組む認定NPO法人、日本紛争予防センター理事長の瀬谷ルミ子氏日本の平和と安全に関して総合的な調査研究を行う「平和・安全保障研究所」の研究委員を務める東京大学大学院教授の古城佳子氏らがメンバーとなっています。
座長を務める西室氏は、総理大臣官邸で記者団に対し「非常に年齢層も違うし、いろいろバックグラウンドの違う方々が集まっているので、できるかぎり意見を自由に出していただくことがいちばん大事だ。そのなかから、コンセンサス的なものが出てくれば望ましいと思う」と述べました。
また、西室氏は安倍総理大臣が5つの論点について議論するよう求めたことに関連して、「これからの議論のいわば柱になるのが5項目であり、それに基づいての話が当然始まる。ただ、結論について今から決め打ちをする気は全くないし、それをやってはいけないと思う」と述べました。

過去の「首相談話」のポイントは

「総理大臣談話」は総理大臣が歴史認識や重要政策に関する意思を内外に示す場合などに出されています。
戦後50年の平成7年には、当時の村山総理大臣が「わが国は遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた。私は疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め、ここに改めて痛切な反省の意を表し、心からのおわびの気持ちを表明する」などとする談話を出しました。
戦後60年の平成17年には、当時の小泉総理大臣が「わが国はかつて植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた。こうした歴史の事実を謙虚に受け止め、改めて痛切な反省と心からのおわびの気持ちを表明する」などとする談話を発表しました。
いずれの談話も「植民地支配と侵略」「痛切な反省」「心からのおわび」などの文言が盛り込まれており、戦後70年のことし発表される「総理大臣談話」で、これらの文言がどのような形で引き継がれるのかが焦点の一つとなっています

自民 谷垣幹事長「未来志向がいちばん大事」

自民党の谷垣幹事長は、総理大臣官邸で記者団に対し「総理大臣談話を有識者が書くのではなく、いろいろな意見を聞くということなので、十分耳を傾けてもらうことが大事だ。もちろん反省も必要だが、いちばん大事なことは未来志向で、今後、将来に向かってどうしていくかということだ」と述べました。

公明 石井政調会長「政府・与党でコンセンサスを」

公明党の石井政務調査会長は、記者会見で「政府は、まずは有識者懇談会で検討してもらうということなので、懇談会での検討を見守りたい。談話は国内外から注目されており、多くの国民が納得し海外からも評価が得られるような内容にすべきだ。談話が出される前に、政府・与党でコンセンサスを得ることが必要であり、いずれ公明党にも何らかの打診があるものと思っている」と述べました。

民主 枝野幹事長「歴代談話踏まえた議論を」

民主党の枝野幹事長は、記者会見で「これまでの自民党政権、あるいは自民党も含む政権で出されてきた談話は単なる一内閣の見解を越えて、日本の歴史認識として受け止められていて、日本の外交の重要な基盤になっている。そうしたことをしっかり踏まえて、国民的な議論が実質的になされるよう期待している」と述べました。

維新 江田代表「深い反省とおわびは不可避」

維新の党の江田代表は、東京都内で記者団に対し「戦後、日本が歩んできた平和国家の道を、これからも守っていくことを世界に向けて発信する未来志向の談話にして欲しい。その上で、村山談話や小泉談話を安倍総理大臣も引き継ぐというのならば、日本が過去に行ってきた植民地支配や侵略に対する深い反省とおわびは避けて通れない。談話の文言を見て、党の見解をまとめ、もの申すことは申し上げていきたい」と述べました。

共産 穀田国対委員長「村山談話否定なら必要ない」

共産党の穀田国会対策委員長は、記者会見で「いわゆる村山談話は国策を誤り、侵略戦争と植民地支配を行ったことを反省するというのが核心部分だ。有識者懇談会がどういう形の結論を出すにせよ、その核心部分を事実上否定するような談話は必要ない」と述べました。(引用ここまで

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香港民主化運動はたくさん報道する日本のマスコミが沖縄の基地反対闘争を黙殺する退廃を暴く!

2015-02-25 | 沖縄

「香港民主化」で検索すると、たくさんあるのに、特に産経は熱心なのに

沖縄の辺野古基地反対運動と「弾圧」は何故か、黙殺する日本のマスコミ!

これが日本の新聞・テレビの実態か!

「香港民主化」のように連日報道したら安倍政権は退陣するしかない!

香港民主化デモ、近く強制排除か 政府「対話余地なし」 2014.11.12 http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141112/frn1411121528005-n1.htm

【香港民主化デモ】警官隊と衝突、37人負傷 学生ら40人逮捕  2014.12.2 09:15 http://www.sankeibiz.jp/express/news/141202/exd1412020915002-n1.htm

香港デモ隊、幸せならぬ抗議の黄色い傘 民主化求め新戦略  2015.2.17 05:00

琉球新報 釈放された山城議長との一問一答  2015年2月24日  http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-239376-storytopic-3.html

視点·論点 「香港 民主化運動の背景とその意味」 | 視点·論点 | 解説委員  2014年11月11日http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/203232.html

今年になって一回も「視点・論点」で沖縄問題を論じていません!ここにNHKのスタンスが浮き彫りになります。

琉球新報 釈放された沖縄平和運動センターの山城博治議長と記者団との一問一答は次の通り。2015年2月24日http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-239376-storytopic-3.html

―2人目も釈放されたが、知っている人か。初めてシュワブゲート前に来た人か。
 「誰だろうと思った。初めて来て、初めて拘束されてびっくりした。警察署の中でもカーテンで仕切られて、ほとんど顔も会わせることができなかった。米軍の建物の中で一緒になって以来の再会だ」
―不当逮捕と言った理由は。
認識があれば、ある程度用意もできるが、機動隊とのせめぎ合いが厳しくなった時、これ以上関係が悪化すれば不測の事態がないとも限らないので、いったん下がろうと言っているところを、後ろから羽交い締めにされて連れて行かれた。基地の侵入というなら分かるが、侵入していない。それをみんな見ているはずだ。黄色いラインから出ようというわけでもなくて、逮捕されて引きずられるのはほとんど理解できない。全くの嫌がらせ逮捕だと思った
―倒されてどうなったのか。
「いったんどこかに座った気がする。そのあと両脚を引っ張られて、フェンスまで引っ張られた」
―どれくらいの距離か
「20~30メートルぐらいかな」
―手錠を掛けられた。
「『フェンス沿いに腰を下ろせ』と言われ、立ったまま手錠を掛けられた。脚を引っ張ったのは米軍の警備員で、手錠を掛けたのは迷彩服を着た海兵隊員だった。海兵隊員に建物の中に連れて行かれた
―警察と地検に何を聞かれたか。どれぐらいの内容を聞かれたか。
「軍の中に呼び出された時には逮捕状も示さない。逮捕状もないから、弁護士呼べとも言えない。向こう(米軍施設内)で『これは一体何の拘束なんだ。不当拘束もいいかげんにしろ』『一体何時間たってるんだ』とずっと言っていた。逮捕とも言わないし、ただの嫌がらせかと思った。機動隊がちょっと拘束することと同じと思って、やがて帰されるだろうと思ってたら、身柄を警察に引き渡すと言われたとき、また外されていた手錠を掛けられて、車に乗せられた。(ゲート前で)赤嶺政賢議員が演説の最中だったから、2時前くらいだったと思うが、その時も逮捕状は示さない。刑特法の何条違反で、身柄を送致されたので、名護署に連れて行くという簡単なコメントがあった。その時も逮捕状はない。名護署にも地検にも、逮捕状を示さないで逮捕はあり得ないと伝えた」
「ここ(名護署)で取り調べられたのは、身上調書、それから事件の調書。午前中と午後の早い時間の取り調べは一切黙秘をした。不当逮捕だから答えられないと言った。その後、弁護士接見があって住所氏名くらは言った方がいい、と言われたので住所氏名を言った。また、自分の言いたいことは言った方がいいという弁護士のアドバイスがあったので、私はみんなを下げるために中の方にいたのに、回り込んで皆さん下がろうと言ったまでだ。その際に後ろから襲い掛かってきた軍の警備員との押し合いの際に脚を引っ張られて、引きずられるように基地の中に連れて行かれた。これが真実だと言った。それ以上のことは分からないと警察には伝えた。地検の方でも同じことを伝えた
特に地検が問題にしたのは、軍側が刑特法違反だと伝えたので、私たちがどこに立っていたのか、黄色いラインだったのか、それが内側だったのか、それを盛んに強調していた。私が伝えたのは、機動隊と最初、仲間が押された時に激しく抗議した、その際確かに抗議の際に、1歩ほど、半歩ほど中に入ったのは事実だと伝えた。しかし2回目は道路側の内側には立っていない。直接の容疑になった際には中には入っていないと伝えた。警察に確認をして一応の取り調べを終えたところだ。とにかくラインの内側だったか外側だったかを気にしていた感じだ。運動としてラインのことは気を付けますかと聞かれたので、ラインのことは気を付けますと答えた
―県民集会の日に拘束されたことについて。
「嫌がらせだと思う。軍の海兵隊や軍警が出たのは初めて。きょうは県民大会だから警備がやたら厳しいとしか思わなかった。もしも県民が怒って基地の中に乱入するのを止めるためにいるんだろうな、としか思えない。まさか引っ張るとは夢にも思わなかった。結果としては、憤る県民の怒りに恐れをなして、もう先制攻撃で、黙らせるようにという行動だったと思うけれど、それはそういかない。ますます怒りに火を付ける。何にもしてないのに襲い掛かるなんて、あり得ない。軍側がやっぱりよっぽど恐れているとしか思えない。そういう思いがあらためて強くなった」
―引きずられた時にけがは。
「頭だけ気を付けた。ガリガリ引っ張られるので、頭だけ押さえていた」
―手錠をされた場所はどこか。
「基地に向かって左側のフェンス。連れて行かれました」
―プラスチックの手錠か。
「金属製の手錠だ」
―地検が勾留請求をしない理由について、何か言っていたか。
「勾留する必要がないからだ。書面に勾留する理由がない 釈放と書かれていた。私と彼は一緒にいたんですよ。拘束された後もずっと私が、何をするにも先に行動していた。彼も別々に連れて行かれた。別での聴取もあったようだ。彼の取り調べが終わるまで、ずっと部屋にいた。大変なことがあったと思う」
―あらためて今後の運動の展開の仕方は。
米軍がしゃかりきになってることがよく分かった。つまり私たちの抗議が効いているということだ。第3ゲートでのフェンスの囲い込みから始まり、米兵らが出てくるのは今までにない。よっぽど警戒しないと、いつテントに襲いかかるか分からない。昨日捕まった時に、もしかしたら私がいないうちに襲い掛かるのではと気掛かりだった。運動はさらに警戒が必要だ。用意周到に、彼らに付け込まれない運動が必要だと思う。合法的にかつラジカルにしっかり声を上げて運動していきたい」(引用ここまで

与那国島の「民意」は尊重するが名護の、この「民意」は無視!

これが日本の民主主義!似非民主主義を本物にする時!

辺野古過剰警備に抗議 那覇市議会  2015年2月23日 10:46 http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=104314

【那覇】那覇市議会(金城徹議長)は23日午前の市議会2月定例会本会議で、辺野古新基地建設に伴う大浦湾や辺野古周辺海域、キャンプ・シュワブゲート前での海上保安庁と県警の市民らへの過剰警備などに抗議し、政府・沖縄防衛局の埋め立て作業の即時中止を求める意見書案を賛成多数(賛成33人、反対4人)で可決した。意見書では昨年の市長選や知事選、衆院選沖縄選挙区で建設反対の候補者が当選したことに触れ「県民の圧倒的民意は示されている」と強調。新基地建設のためにフロートを固定するトンブロックの海への投入、海保や県警の過剰警備を批判した上で「強権的に新基地建設を強行することは民主主義に反する行為で断じて許されない」とし、新基地建設の中止と米軍普天間飛行場の閉鎖・撤去を求めている。(引用ここまで

普天間基地の危険性撤去は国外移転しかない!

「聞きたい」とは「居直り」だ!聞いてどうするのか!

辺野古対案「知事に聞く」=菅長官2015/02/23-12:08   http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2015022300321

官房長官は23日午前の記者会見で、沖縄県の翁長雄志知事との会談が実現していないことについて、「(東京に)来られて日程調整がつけば(会う)」と述べ、面会する用意はあるとの認識を示した。その上で、知事が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設反対を主張していることに関し、「普天間の危険除去をどうするのか聞きたい」と対案をただす意向を示した。 (引用ここまで

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デマヤジ・自分勝手で品位を欠く・言葉の重み自覚なしの安倍首相を断罪しないマスコミに大喝!

2015-02-25 | マスコミと民主主義

品性のない言葉の重さを自覚できないデマヤジ首相は日本にはいらない!

デマヤジを許すマスコミは表現・思想信条の自由の擁護者になり得るか!

「法的には問題ない」と言って西川大臣を擁護していた安倍首相が、ようやくその「任命責任」を口にしました。しかし、「政策を力強く推進することで責任を果たしたい」と言って、またまた「責任」問題をスリカエました。

何としても「責任」を取りたくない、取らない安倍首相の態度は、いわゆる「一般社会」では許されないのではないか!「政治とカネ」問題を曖昧にしておいてもどうってことない。そのうち忘れる!とでも思っているのではないでしょうか。事実小渕問題は選挙でクリアーしたと思っているのではないでしょうか。その後説明責任を果たしたということを聞いたことがありません。

こうした政治の世界の体質が、今回の西川大臣のような問題を起こしていることを自覚できないのです。ここに日本の政治の致命的な欠点があります。更に言えば、この問題の経過も、実は、安倍首相の個人的な人格も加わって日本という『ブランド』に大きな傷を創ったのではないか!それを自覚していない安倍首相が首相でいること、いや政治家として存在できていること、それを糾弾して退陣を求めない日本の政界とマスコミ界も、実は大きな問題と言えます。

それは「デマヤジ」問題があります。自分がヤジられた時に、どのように対応していたか、そして自分がヤジっても、平気でいられる安倍首相、慰安婦問題についていわゆる吉田証言については、この時とばかりに、非難をしていた安倍首相。これが、今度は自分が同じことをやって、平気でいわれるのです。この御仁の脳みそはいったいどうなっているのでしょうか。人を非難しているその張本人が、非難されている人間と同じことをやって平然としているのです。自分を非難しなければならないはずですが、それは関係ないのです。もはや、これは、子どもと同じです。

そんな子どもと同じ脳みそを持っている人物が日本の首相でいられる日本というのは一体全体どんな国でしょうか。呆れるばかりです。しかし呆れているだけでは、この国の政治がトンデモナイことになってしまいます。事実、このような人物のリードする政治が何をもたらしているか、明らかです。この上、被害を拡散することはできません。

憲法改悪を策すデマヤジの首相、責任を取らない首相は別人格ではない!

安倍首相の野望は人類の叡智である日本国憲法を改悪しようとしているのです。自民党の改悪改憲案を視れば、戦前の大日本帝国憲法の復活を目指していいることは明らかです。この野望は何としても阻んでいかなければなりません!憲法を活かす政治を実現していかなければなりません!

その視点で以下の記事を読むと、新聞の眼が曇っていること、健筆が鈍って、錆びていることを指摘しない訳にはいきません。ジャーナリズム精神が欠落していると言わざるを得ません。戦前の歴史の教訓が、全く生きていません!

ここでも、非を認めない独裁者ぶりが浮き彫り!

朝日 安倍首相、「日教組に補助金」発言を訂正 ヤジへの説明  2015年2月23日13時23分http://www.asahi.com/articles/ASH2R3GD5H2RUTFK002.html
写真・図版衆院予算委で、自身の日教組についての発言をめぐり秘書官から説明を受ける安倍晋三首相=23日午前9時49分、飯塚晋一撮影
安倍晋三首相は23日午前の衆院予算委員会で、民主党議員にヤジを飛ばしたことへの説明で「日教組(日本教職員組合)は補助金をもらっている」などと20日に発言したことについて、「補助金(をもらっている)ということは私の誤解だった。正確性を欠く発言だった」と訂正した。民主党の山井和則氏の質問に答えた。
同党の玉木雄一郎氏が19日の質疑で、砂糖業界の関連企業から西川公也農林水産相側への献金を「脱法献金だ」と指摘。その直後に首相は「日教組どうするの」とヤジを飛ばした。20日の質疑で首相はヤジについて「なぜ日教組と言ったかといえば、日教組は補助金をもらっていて、教育会館から献金をもらっている議員が民主党にいる」と答弁した。
首相は午後からの質疑で、教育会館から民主党議員への献金発言について「文科省で調べた結果、2012年度までの10年間の決算書を確認した限り、議員献金という記載はなかったということだった」と答弁。「私の記憶違いにより、正確性を欠く発言を行ったことは遺憾で訂正申し上げる。申し訳ない」と述べた。同党の後藤祐一氏の質問に答えた。
午前の質疑では「教育会館は献金していない。パーティー券も買っていない」との指摘に、首相は「そのように確認されたのであれば、それは間違いのないことだろうと思う」と語っていた。(引用ここまで)

ここでも潔くない答弁でゴマカス安倍首相!

だが、毎日は、党派間の問題であるかのように描く!

毎日 安倍首相:「日教組」やじを陳謝 不用意発言で批判を増幅 2015年02月23日 21時24分(最終更新 02月24日 01時00分 http://mainichi.jp/select/news/20150224k0000m010085000c.html
衆院予算委でやじについて大島委員長(手前)から注意を受ける安倍晋三首相(奥)=国会内で2015年2月20日午前9時4分、矢頭智剛撮影
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◇西川氏追及かわしが裏目に
安倍晋三首相は23日の衆院予算委員会で、日本教職員組合(日教組)を巡る自身のやじを陳謝した。民主党を同じ土俵に引きずり込んで西川公也農相の献金問題への追及をかわそうとしたが、不用意な発言でかえって批判を増幅させた。西川氏は同日辞任。自民党「1強」のゆるみが与党の今後の国会運営に影響する可能性が出てきた。
発端は19日の衆院予算委。民主党の玉木雄一郎氏が西川氏の政党支部への献金問題を取り上げていたさなか、首相は「日教組はやっている」と答弁席からやじを飛ばした。自民党の大島理森予算委員長が「静かに」と制止しても、首相は「日教組はどうするのか」と言葉を重ねた。さらに翌20日の予算委で民主党の前原誠司氏から謝罪を求められると、「日教組が(国から)補助金をもらい、(日本)教育会館から献金をもらっている民主党議員がいる」と主張した。
首相は23日の予算委でも日教組出身の民主党の神本美恵子参院議員の実名を挙げ、文部科学政務官時代に「教育会館という隠れみのではなく、日教組からダイレクトに献金をもらっていた」「日教組からパーティー券(購入)を受けていた」と批判した。
首相はこれまで西川氏の献金問題について「政治資金規正法上は問題ない」との認識を示してきた。日教組と民主党の関係を繰り返し批判したのは、同党へのけん制だ。
しかし、首相のやじや国会答弁には事実関係に誤りがあり、かえって民主党に付け入る隙(すき)を与えた格好になった。同党は(1)日教組は補助金をもらっていない(2)日本教育会館は献金していない(3)神本氏は政務官時代に政治資金パーティーを開催していない−−と反論している。
首相は23日の予算委で「先般の前原委員の質問に対する答弁の中に正確性を欠く発言があった」と認めた。民主党の山井和則氏から「教育会館から献金をもらっている議員が民主党にいるという答弁は間違いか」と詰め寄られ、「献金をもらっていたかどうかは詳細に調べてみないと分からない」と根拠なく発言したことを自ら告白する場面もあった。(引用ここまで

産経は「吉田虚偽証言」の時の「朝日攻撃」の「視点」を使え!

産経 「日教組」答弁勘違い 民主批判、首相は訂正・謝罪 やじ反応には「木鶏たり得ず」と反省 2015.2.24 05:00更新 http://www.sankei.com/politics/news/150224/plt1502240006-n1.html
衆院予算委で答弁する安倍首相=23日午後
安倍晋三首相は23日の衆院予算委員会で、日教組に関する自らの答弁の事実誤認を認め、陳謝した。首相は、閣僚の献金問題を追及する民主党議員に「日教組はどうするの」とやじを飛ばし、同党と日教組の蜜月関係を浮き彫りにしたかったようだが、答弁での勘違いが“勇み足”となった。
首相は19日の同委で民主党議員に「日教組」とやじを飛ばし、20日はその理由について「日教組は補助金をもらっている」「(日教組の本部がある日本)教育会館から献金をもらっている議員が民主党にいる」などと指摘した。ところが、日教組は国の補助金を受けた事実がなく、民主党議員が日本教育会館から献金を受けたこともなかった。
首相は23日午前、「正確性を欠く発言があった。遺憾で、訂正する」と答弁したが、民主党の枝野幸男幹事長は記者団に「明確な謝罪もしない姿勢はあるまじき態度だ。『デマ首相』はいい加減にしてもらいたい」と激しく批判した。
首相は午後に「不快な念を持たれた方がいれば申し訳ない気持ちだ」と陳謝。野党のやじに反応することが多いことには、中国の故事「荘子」に由来し、横綱・双葉山が69連勝で記録が途絶えた際に知人にあてた言葉を使い「『全くまだ木鶏(もっけい)たり得ず』だ。至らなさは反省する」と語った。引用ここまで

産経【衆院予算委】安倍首相が事実誤認認め「遺憾」表明 「日教組」やじ巡る背景説明で 2015.2.23 11:25更新 http://www.sankei.com/politics/news/150223/plt1502230010-n1.html
安倍晋三首相は23日の衆院予算委員会で、民主党議員に「日教組」などとやじを飛ばした背景に関する自身の事実誤認を認め「正確性を欠く発言があったことについては遺憾で訂正申し上げる」と述べた。首相は20日の予算委で、前日の審議中に民主党議員にやじを飛ばした理由について「日教組は補助金をもらっている」「(日教組の本部がある)日本教育会館から献金をもらっている議員が民主党にいる」などと指摘。しかし、日教組は補助金を受けていないことが発覚した。首相は民主党が否定する同会館からの献金についても訂正、遺憾の意を表明した。(引用ここまで

自分勝手で品性を欠く首相で日本はいいのか!何故断罪しない!

ケンカ両成敗でゴマカス北海道新聞に大喝!いい子ぶるな!

問題のスリカエは危機的だ!

北海道新聞/首相のやじ/自分勝手で品位を欠く 2015/2/25 10:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/594526.html
異例の失態である安倍晋三首相が衆院予算委員会で民主党と日教組の関係を批判した自らのやじや答弁を訂正した。
日ごろ野党のやじを批判する首相が、自ら野党議員にやじを飛ばし、後に内容が誤りだったと認めた。身勝手であり、首相としての品位を欠くと言わざるを得ない。
安全保障法制など重要課題が論じられる国会だ。やじの応酬で議論を形骸化させるのではなく、実のある論戦を展開してほしい。
首相は先週の衆院予算委で、西川公也前農水相の政治資金問題を追及する民主党議員に、「日教組はどうするんだ」などとやじを連発した。
民主党と日教組の関係が、問題となった西川氏と業界団体との関係に似ていると言いたかったようだ。だが後になって事実関係に誤解があったと認めた。
国会でのやじがここまで問題となること自体、異例である首相は国会答弁の際、野党のやじに対し、「私が答弁しているのだから静かに聞いて」としばしば発言を中断する。歴代首相に比べてもそうした場面が多い。その自分が野党議員の質問中にやじを飛ばすのでは「人に厳しく自分に甘い」と言うほかない
衆参両院には「議事中はみだりに発言し、または騒いで他人の演説を妨げてはならない」との規則がある。首相の言動はこれに反し、国会軽視とも言える。
たしかに「やじは議会の華」などとして黙認されてきた。時にはユーモアを交えて相手を納得させるなど、言論表現の幅を認めるものだが、いわれのない中傷や議事妨害を放任するものではない。
行政府の長である首相には特に節度が求められる。野党に対して感情的になるのではなく、国政課題について粘り強く説明責任を果たすことが大事だ。静かで建設的な議論を望むのであれば、自らも野党の主張に耳を傾ける態度も求められよう。
民主党政権時代に野党だった自民党も、閣僚らに激しいやじを浴びせた。先週の衆院本会議では自民党議員が共産党の志位和夫委員長の質問中「さすがテロ政党」とやじを飛ばし、撤回し謝罪した
首相は野党を批判する前に、自らの党に目を向け、襟を正すべきではないか野党の側も首相や閣僚らを挑発するためにやじを飛ばすのでは認められない。より説得力のある理念や政策を示し、巨大与党に対抗していくのが本来の姿だ。 (引用ここまで)

事実誤認でヤジを飛ばして発覚して誤れば済むのか!

「おごり」で済ます問題か!この「おごり」のウラで国民はどうなっている!

「おごり」が本質ではない!独裁的思想浮き彫りになってきたのだ!

憲法を否定する自民党に未来はないことを何故批判しない!

神戸新聞  首相のやじ/言葉の重み自覚すべき 2015/2/25 6:05
http://www.kobe-np.co.jp/column/shasetsu/201502/0007768033.shtml
安倍晋三首相は、発言の重みをもっと自覚すべきだ。こともあろうに、国会で自分が飛ばしたやじをめぐる答弁で訂正に追い込まれた
発端は19日の衆院予算委員会。首相は農相だった西川公也氏の政治資金問題を「脱法献金」と追及した民主党議員に対し、「日教組はどうするの」などと首相席からやじった。
20日には、真意をただした別の民主党議員に対し「日教組は文部科学省から補助金をもらっていて、日本教育会館から献金をもらっている議員が民主党にいる」と答弁した。民主党と日教組との関係を持ち出して反撃したつもりなのだろう。
しかし、そこには事実誤認があった。23日になって首相は「教育会館から献金の事実はなかった。記憶違いで正確性を欠く発言を行った」と認め、訂正した。補助金についても確認していなかった。謝罪を求められると「遺憾だ」と繰り返した揚げ句、「不快に思われた方々がいれば申し訳ない」と渋々口にした。
首相は、野党のやじには「私が答えているのだから静かに」などとやり返すのが常だ。だが、自分が不用意な発言で他者の名誉を傷つけても素直に謝ろうとしない。「数の力」へのおごりがあるのではないか。
本質を突くやじは、時に議論を活性化する。とはいえ、閣僚席に座る首相や閣僚は、質問に答えるために国会に出席を求められている。やじにむきになって反論したり、“外野気分”で自らやじを飛ばしたりするのは異例の振る舞いで、国会の品位が疑われる。大島理森予算委員長が自制を促したのは当然だろう。
最近は首相に限らず、相手をおとしめるようなやじが目に余る
17日の代表質問では、共産党の志位和夫委員長が過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件の認識などを首相にただした際、「さすがテロ政党」とのやじが飛んだ。数日後に自民党の山田賢司衆院議員(兵庫7区)が自分の発言だと名乗り出て、撤回し謝罪した。
「自民1強」をいいことに、野党に対して事実無根の放言や誹謗(ひぼう)中傷がまかり通るようでは、国会での建設的な議論は成り立たない。
今国会は、2015年度予算案をはじめ、経済政策と格差是正、安全保障法制の整備など課題が山積している。安倍首相は深く反省し、謙虚に国会論戦に臨むべきだ。(引用ここまで

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「政治とカネ」問題に甘い新聞・テレビ・政党が身勝手安倍首相を増幅させている!退陣を要求しろ!

2015-02-25 | 政治とカネ

任命責任は私にあり、国民におわびしたい
政策を力強く推進することで責任を果たしたい
政治資金規正法上は問題ないと承知している
説明責任を果たしている

ホントに責任を果たしているか!

責任の取り方は辞職だろう!

NHK 安倍首相 「国民におわびしたい」 2月23日 18時21分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150223/k10015680781000.html
安倍首相 「国民におわびしたい」 K10056807811_1502231819_1502231830.mp4
安倍総理大臣は、西川農林水産大臣の辞表提出を受けて、総理大臣官邸で記者団に対し、後任に自民党の林芳正前農林水産大臣を充てることを明らかにしました。
安倍総理大臣は、「任命責任は私にあり、国民におわびしたい」としたうえで、政策を力強く推進することで責任を果たしたいという考えを示しました。

この中で安倍総理大臣は、西川農林水産大臣が辞表を提出したことについて、「西川大臣には、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉、農協改革に大いに力を発揮していただいた。『ぜひ、とどまって職を全うしていただきたい』とお願いしたが、『政策の審議に集中すべきだが、みずからの問題でそれがかなわない状況は変えたいと思っており、それには辞任しかない』という強い意志の表明があり、尊重することにした。大いに力を発揮していただいた方だが大変残念だ」と述べました。そのうえで安倍総理大臣は、西川大臣の後任について、「2年近く安倍政権で大臣を務め、党にあって農林水産戦略調査会長として、西川大臣とともに農協改革等に取り組んできた林芳正氏にお願いすることとした」と述べました。
そして安倍総理大臣は、「任命責任は私にあり、国民の皆様におわび申し上げたい。林新大臣の下、与党と協力してしっかりとした新しい農政を進め、若い皆さんが農業に魅力を感じる農政、そして農山漁村の所得倍増を目指して頑張っていきたい。政策を力強く推進していくことによって責任を果たしていきたい」と述べました。
また安倍総理大臣は、TPP交渉や農協改革への影響について、「後任の林氏も前内閣の大臣としてずっとTPP交渉に当たってきた。また農協改革は党で西川大臣と一体的にやってきた。政策、現状には十分精通していて、一晩で政府の進捗(しんちょく)具合などは理解されると思うので、全く遅滞はない」と述べました。
さらに安倍総理大臣は、「しっかりと政策を前に進めていくことによって、責任を果たしていきたい。景気においても正念場だ。経済政策においても一致団結して、とどまることなく前に進んでいきたい」と述べました。(引用ここまで

産経 【衆院予算委】安倍首相、西川農水相を重ねて擁護 「説明責任果たしている」2015.2.19 18:50更新http://www.sankei.com/politics/news/150219/plt1502190035-n1.html

安倍晋三首相は19日の衆院予算委員会で、西川公也農林水産相をめぐる一連の献金問題について「西川氏の答弁を聞いていたところ説明責任を果たしている。しっかりと農業農村の所得を増やしていくために政策を前に進めてもらいたい」と重ねて擁護した。西川氏は献金の事実を認めたが、「政治資金規正法上の問題はない」と強調した。寄付を受けた直後の一昨年7月に環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉に、自民党の対策委員長として同行していたことについても「国会の農林水産委員会で理解が得られるようにしっかりやってください、とまでしか言っていない」と説明した。民主党の玉木雄一郎氏に答えた。西川氏は自身が代表を務める政党支部が、TPP交渉で日本側が重要項目と位置付ける砂糖の関係団体から献金を受けていたことが判明。指摘を受け、団体側に返金したとしている。(引用ここまで

 産経【西川農水相献金】「政治資金規正法上問題ない」と安倍首相 2015.2.17 11:44更新http://www.sankei.com/politics/news/150217/plt1502170011-n1.html

参院本会議に出席した西川農水相=17日午前

安倍晋三首相は17日の参院本会議で、西川公也農林水産相の献金をめぐる一連の報道について「すでに西川氏が説明している通り、政治資金規正法上は問題ないと承知している」と明言した。

西川氏をめぐっては、自身が代表を務める「自民党栃木県第2選挙区支部」が、国の補助金を受けている選挙区内の木材加工会社から300万円の献金を受けたなどと報じられている。さらに17日には、西川氏が代表を務める政党支部が砂糖業界の関係団体から100万円の献金を受けていたと、報道された。

首相は西川氏に関し「農林漁業者の所得を向上させ、農山漁村のにぎわいを取り戻す大目標に向かって、農協改革を始めとする諸課題について引き続き職務に邁(まい)進(しん)してもらいたい」と強調した。一方、首相は「政治資金については政治家としての責任を自覚し、国民に不審を持たれないよう常に襟を正し、説明責任を果たしていかなければならない」との認識を示した。(引用ここまで

 新聞・テレビ・政党も甘い!駄々っ子を甘やかしているではないか!

毎日新聞 政治とカネ/首相は真剣に向き合え 2015/2/25 4:00
http://mainichi.jp/opinion/news/20150225k0000m070116000c.html

辞任で幕引きとしないのは国会として当然の対応である。政治献金問題で辞任した西川公也前農相に対し、与野党は衆院予算委員会の大島理森委員長(自民)が疑問点などについて本人から聴取し、結果を国会に報告することで合意した。

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だが、依然疑問が残るのは安倍晋三首相ら政府側が事態の収拾を急ぐだけで、政治とカネの問題に真摯(しんし)に向き合っているように見えないことだ。今回、何が問題で、何が問題でないのか。首相らはその整理さえしていない。国会審議は改めてそこから始める必要がある

西川氏に関しては辞任直前の国会審議で新たな疑問も浮上した。西川氏が献金を受けた補助金受給会社から顧問料を受け取っていた問題だ。

政治資金規正法は国の補助金の交付決定を受けた企業や団体に対し、1年間の政治献金を禁じている。西川氏は、この会社が補助金を受けていたとは知らなかったと説明してきたが、通常、顧問は事業実績などを知り得る立場にある。だとすれば果たして西川氏は本当に補助金の受領を知らなかったのか。逆に勤務実態が伴わない顧問なら顧問料は事実上の政治献金に当たる可能性があり、それが政治資金収支報告書に記載されていなければ規正法違反の疑いが出てくる。

これに対し、西川氏は「調べたうえで答える」と委員会で答弁した直後に辞任し、しかも報道陣の簡単なやり取りに応じるだけで記者会見もしなかった。野党側は西川氏が顧問を務める企業などのリストを予算委に提出するよう要求。与党側も受け入れた。これも当然の措置だ。

西川氏も首相も違法ではないと一貫して主張し、辞任は国会が混乱したからというのが理由だった。従来閣僚辞任の際に用いられてきた便法だ。ところが、そうした中途半端な幕引きの結果、「のど元過ぎれば」でいつしか忘れ去られ、また新たな政治資金問題が明らかになる。そんな繰り返しではなかったか。

19日の国会質疑で民主党議員が西川氏の問題をただした際、首相が「日教組、どうするの!」とヤジを飛ばした一件が象徴的だ。その後、事実誤認と分かり、撤回したが、首相は西川氏への献金も、日教組からの献金も同じようなものだといいたかったに違いない。焦点をはぐらかして追及を封じる手法であり、正面から政治とカネの問題に対応しようとしない証左でもあった。

ことは献金を介した「政治と業界の癒着」という根本的な問題だ。まさか首相も「説明をしてもわからない人はわからない」と開き直るつもりではあるまい。改めてまっとうな答弁を聞きたい。(引用ここまで)

高知新聞 西川農相辞任/「任命責任」は言葉だけか 2015/2/24 10:07
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=333814&nwIW=1&nwVt=knd

西川農相が辞任した。自身が代表を務める自民党支部への寄付をめぐる問題が次々に明らかになっていた。辞任は当然だ。

安倍首相は「任命責任は私にある」と述べたが、第2次政権から数えても3人目の閣僚辞任となる。「政治とカネ」問題に対する認識の甘さを問われても仕方ないだろう。

西川氏が代表を務める自民党支部は2013年、農林水産省の補助金交付が決まっていた砂糖メーカーの団体が運営するビル管理会社から100万円の寄付を受けた。政治資金規正法は国の補助金の交付決定から1年間、政党や政治資金団体への寄付を禁じている。寄付を受けたのは禁止期間に当たる。12年に地元栃木県の木材加工会社から受けた寄付300万円も同様に問題となった。

西川氏は問題の発覚後、寄付を返還し、「違法性はない」などと主張してきた。だが、砂糖は環太平洋連携協定(TPP)交渉で、日本が関税撤廃の例外とするよう求める重要5項目の一つ。当時、自民党TPP対策委員長だった西川氏は利害関係者から寄付を受けたといってよい。

安倍首相はきのうの衆院予算委員会で、「国民から十分に納得を頂いていないのも事実だ」と西川氏の説明不足を認めた。ところが、同氏は辞任後、「いくら説明しても分からない人は分からない」と述べている。閣僚としての適格性を疑わせる発言だろう

安倍政権は過去、閣僚の「政治とカネ」問題がつきまとってきた。第1次政権では政治資金の不適切な支出で辞任や更迭が相次いだ。第2次でも昨年9月の内閣改造後、不明朗支出などで2人が辞任している。そして、第3次政権の発足から間もない今回の農相辞任だ。首相はこれまでも「任命責任」を口にしてきたが、「政治とカネ」をめぐる問題が繰り返される。本来は極めて重い意味をもつはずの「任命責任」という言葉が軽く聞こえる。

閣僚に起用する際の、いわゆる「身体検査」の不十分さだけの問題ではない。政界、とりわけ自民党に残る政治資金についての甘い体質が根っこにあるからだろう。国民の政治不信を高めてきた「政治とカネ」問題に、首相、そして自民党総裁としてどう向き合うのか。姿勢が厳しく問われている。(引用ここまで

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「今なお過去の罪を認めない者がいる」と言っているのに日本批判を展開した、けん制したとスリカエる!

2015-02-24 | 中国侵略と戦争責任

時代錯誤の侵略戦争正当化の安倍首相派を批判しているのに!

「日本」「批判」「けん制」とスリカエ!

中国共産党政権を「反日」と攻撃し!

日本国民のナショナリズムを扇動する日本のマスコミの正体ここにあり!

この手口は侵略戦争の反省の上に制定された憲法平和主義否定の策略だ!

伊達判決で断罪された憲法違反の米軍=日米軍事同盟を正当化し深化する道だ!

「世界の平和と繁栄に日本は貢献してきた」のは憲法9条ではないのか!

NHK 国連安保理 公開討論で日中が論戦 2月24日 8時54分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150224/k10015691571000.html

国連安保理 公開討論で日中が論戦
 
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国連の安全保障理事会で、戦後70年に合わせた公開討論が開かれ、議長国・中国の王毅外相が「今なお過去の罪を認めない者がいる」と述べ、日本をけん制したのに対し、日本の国連大使は、世界の平和と繁栄に日本は貢献してきたと反論しました。

国連安保理では23日、ことしが第2次世界大戦の終結と国連の創設から70年に当たるのに合わせて、中国の王毅外相が議長を務め、平和と安全保障を巡る公開討論が開かれました。
この中で王外相は、「ファシズムとの戦いの歴史が明らかであるのに、今なおその事実を受け入れず過去の侵略の罪を認めない者がいる」と述べ、名指しはしなかったものの日本をけん制しました
また、「国連憲章は、今もかつてと同じように有効だ。われわれは憲章の精神を尊重しなければならない」と述べ、第2次世界大戦の戦勝国が主導権を持つ国連の制度が維持されるべきだと強調しました。
これに対して日本の吉川元偉国連大使は、まず「日本は国連に加盟して以来、世界の平和と繁栄に貢献するさまざまな努力を行ってきた」と反論しました。そのうえで、吉川国連大使は「国連は国際社会の実情に合わせて絶え間ない改革が必要だ。国連創設70年のことしはその絶好の機会になる」と述べ、安保理改革などの必要性を改めて訴えました。(引用ここまで

 

【共同通信】 中国外相「侵略を歪曲」とけん制 安保理の戦勝70年討論会合で  2015/02/24 01:29 http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015022301002532.html

23日、国連安全保障理事会の討論会合で演説する中国の王毅外相(手前右)。左は国連の潘基文事務総長(ロイター=共同)
【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は23日(日本時間24日)、「反ファシスト戦争の勝利」と国連創設から今年で70年となるのを記念し、公開の討論会合を開いた。会合を主宰した中国の王毅外相は「ファシズムとの戦争に関する史実は明らかになっているのに、いまだに真実を認識したがらず、過去の侵略の犯罪を歪曲しようとする者がいる」と述べた。「侵略」表現が入るかどうかが注目される今夏の戦後70年談話を準備している安倍晋三首相をけん制する狙いもありそうだ。王氏は「中国は他の国々と共に多大な国家の犠牲に耐え、最後の勝利に重要な歴史的貢献を行った」と強調した。(引用ここまで
 
産経特有のねつ造記事浮き彫り!この手口は韓国大統領貶め記事でも使った!
「北京の日本問題専門家」「中国の共産党関係者」って誰だ!
「産経」のことではないのか!自作自演のねつ記事は止めろ!ハジ晒し!
 
産経クン!「日本をたたくことによって習指導部は求心力を高める
と同時に、国内問題への関心を外に向けさせようとしている」って、
実は、こんなことじゃないのか!
産経クンらは「中国・北朝鮮の脅威を煽り、韓国をたたくことによって
安倍政権は求心力を高めると同時に、国内問題の失政
アベノミクス・東日本大震災・原発・沖縄・TPP・社会保障・財政危機・教育などへの関心を外にむけさせ日米軍事同盟深化・憲法を改悪しようとしている」
 
戦後70年、安倍首相は「反戦平和の誓い」集会を関係国参加で開催しろ!
場所は、南京・シンガポール・ソウル・ヒロシマ・ナガサキ・オキナワなどだ!
やる気あるか!そこで「戦後70年談話」を読み上げろ! 

産経 「日本をたたくことによって習指導部は求心力を高める」王外相発言で中国共産党関係者 2015.2.24 21:29更新  http://www.sankei.com/world/news/150224/wor1502240041-n1.html

【北京=矢板明夫】中国の王毅外相は23日、米ニューヨークでの国連安全保障理事会の討論会合で約80カ国の参加者を前に、名指しを避けながらも厳しい日本批判を展開した。今年は2月19日だった春節(旧正月)で新春を迎える慣習がある中国では、会合は新しい年の最初の重要外交行事と位置づけられる。王外相の演説を聞いた北京の日本問題専門家は「今年の対日政策も昨年と同じく厳しいものになりそうだ」と述べた。

昨年11月には2年半ぶりの日中首脳会談が実現し、中断していた各分野の日中交流は徐々に回復しつつある。日本側の関係者には日中関係回復に対する期待があり、歴史認識にかかわることで新たに中国を刺激するようなことも起こっていない。しかし、日本側の状況とは関係なく、中国の習近平指導部は日本と対峙する姿勢を崩していない。中国の共産党関係者は「反日は中国国内の都合によるもので、簡単にやめられない」と指摘した上で、「日本をたたくことによって習指導部は求心力を高めると同時に、国内問題への関心を外に向けさせようとしている」と指摘した。

2012年秋に発足した習指導部は、日本と対決する姿勢を続けてきたが、国民に飽きられないように毎年“反日カード”を変えているのが特徴だ。13年は尖閣諸島(沖縄県石垣市)の国有化を問題視し、日本政府に譲歩を迫った。14年は戦時中に「強制連行」されたとする中国人元労働者の賠償訴訟や南京事件を大きく宣伝し、中国が被害者であることを強調した。そして今年は戦後70年であり中国が反ファシスト戦争の主役として勝利に大きく貢献したことを国内外にアピールし、国威発揚につなげようとしているようだ

夏から秋にかけ中国国内でさまざまな祝賀イベントが予定されている。秋にはロシアのプーチン大統領らを北京に招いて軍事パレードを開催する予定だ。王外相の国連での発言は戦後70年の対日歴史戦の“ゴング”ともいえるかもしれない。(引用ここまで

読売 中国外相「過去の侵略否定しようとする者いる」 2015年02月24日 07時09分http://www.yomiuri.co.jp/world/20150224-OYT1T50005.html

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テレビは憲法尊重擁護の皇太子の55歳生誕記者会見を正確に伝えたか!安倍自民党を忖度し応援した!

2015-02-24 | 憲法を暮らしに活かす

来夏の参院選後に改憲の国会発議を行い、国民投票に道筋を!

1回目は一部の野党も含めて合意が得やすい環境権や「緊急事態条項」など

9条などの難題は2回目以降に提起ってクーデター条項を先にやるのだ!

安倍自民党の歴史と国民への裏切り浮き彫り!

「国民に親しまれる皇室」を狙って「皇室報道」を展開してきたマスコミ、特にテレビが、安倍自民党の応援団として、「皇室」を正確に伝えない作戦に出てきました!これも歴史の皮肉でしょうか!そもそも自民党の改悪改憲案を視れば、天皇を「元首」として位置付けています。改憲に成功すれば、皇太子は「元首」となります。そして「緊急事態条項」によって独裁化した自民党政権の「元首」となるのです。皇太子が、そのようなことについてコメントすることは現行憲法においては憲法違反となります。

それにしても、現行憲法の第99条を読めば、天皇、国会議員、公務員が憲法尊重擁護の義務を負っていることは明瞭です。その点で、以下の二つのニュースは、誰が日本国の最高法規である憲法を尊重擁護しているか、明らかです。

そこで、浮き彫りになってきていることは、日本国憲法第一条に明記されている天皇の地位の、そもそもの由来である主権者の総意である象徴としての天皇の政治的利用の仕方と軽視です。その根底には国民主権を形骸化・否定したいというネライです。

侵略戦争の反省の上に制定された日本国憲法を、侵略戦争を正当化する立場から否定したい安倍自民党が天皇家をどのように政治的に利用していくか、注目です。

その好例が、皇太子生誕55年に当たって示された皇太子の憲法観の黙殺です。皇太子の昭和天皇に対する「尊敬」観については、皇太子として、孫としてある意味当然の見解です。戦争責任の点から見れば賛成はしませんが。その点では安倍自民党は皇太子と一致しているはずです。それでも、皇太子の憲法尊重擁護の義務を果たそうとする意向は安倍自民党にとっては受け入れられないものでしょう。そのことが浮き彫りになってしまったニュースだったということです。この手口が、憲法改悪に向けて一貫して貫かれることでしょう。この手口を踏まえた憲法活かす論を展開していきたいものです。

生誕55年の記者会見で語った皇太子の憲法尊重擁護の義務実践への決意はこれだ! 2015-02-24 07:58:09 | 憲法を暮らしに活かす

 

朝日 自民、改憲へ「世論対策」本腰 国民投票に向け集会再開 2015年2月22日00時13分http://www.asahi.com/articles/ASH2P5JQ2H2PULFA002.html

写真・図版自民党が想定する憲法改正スケジュール

自民党は21日、昨年末の衆院選で中断していた憲法改正に向けた「対話集会」を盛岡市で再開した。仮に、改憲の国会発議に必要な衆参両院の3分の2の賛成が得られても、国民投票で過半数を得るためのハードルはなお高いとみるからだ。安倍晋三首相や自民は「世論対策」に本腰を入れ始めた。

憲法改正推進本部事務局長の礒崎陽輔・首相補佐官はこの日の集会で、党員や支持者ら約200人を前に「来年中に1回目の国民投票まで持っていきたい。遅くとも再来年の春にはやりたい」と述べ、来夏の参院選後に改憲の国会発議を行い、国民投票に道筋をつけたいとの考えを示した。

礒崎氏はさらに「憲法改正を国民に1回味わってもらう。『憲法改正はそんなに怖いものではない』となったら、2回目以降は難しいことを少しやっていこうと思う」と述べた。1回目は一部の野党も含めて合意が得やすい環境権や緊急事態条項などを対象とし、9条などの難題は2回目以降に提起する考えとみられる。(引用ここまで

憲法の平和主義の果たした役割の『お言葉』を正確に伝えていない!

情報を正確に伝えない改憲への手口浮き彫りに!

NHK 皇太子さま 55歳の誕生日  2月23日 5時07分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150223/k10015657501000.html
皇太子さまは23日、55歳の誕生日を迎えられました。
皇太子さまは誕生日を前に記者会見に臨み、はじめに、この1年も自然災害で多くの人々が亡くなり、とても残念だったと述べられました。そして、先月、阪神・淡路大震災から20年を迎え、来月には東日本大震災から4年になるとして、「被災された方々の悲しみや御苦労に思いを寄せ、厳しい環境のなかで暮らしておられる方々の幸せと御健康をお祈りいたします」と話されました。そのうえで、「これからも被災地の復興に心を寄せるとともに、防災に関して、関心を持ちつつ、私ができることをやっていきたいと考えています」と語られました。
続いて、国際情勢に目を向け、この1年も中東などで武力紛争が続いたとして、「特にわが国国民を含め、市民を巻き込むテロの事件がさまざまな場所で発生したことに深く心を痛めています」と話し、みずから取り組んでいる環境保全や水の問題にも触れたうえで、「世界の平和と繁栄をいかに将来にわたり実現していくかが今改めて問われているように思います」と述べられました。
さらに、戦後70年にあたって皇太子さまは、「戦争の記憶が薄れようとしている今日(こんにち)、謙虚に過去を振り返るとともに、戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に、悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切であると考えています」と話されました。そして、「本年が、日本の発展の礎を築いた人々の労苦に深く思いを致し、平和の尊さを心に刻み、平和への思いを新たにする機会になればと思っています」と述べられました。
一方、去年、11年ぶりに宮中晩さん会に出席されるなど、活動の幅が広がりつつある雅子さまについては、「確かに快方に向かっています」と述べたうえで、「体調を整えながら、引き続き、焦らず慎重に、少しずつ活動の幅を広げていってほしいと思っています」と話されました。また、中学生になり、ご夫妻の公務に同行される機会もあった長女の愛子さまについては、「これからも少しずつ経験を積み、皇族の務めについての理解を深めていってくれればと思っています」と語られました。(引用ここまで

日テレ 皇太子さま、55歳に 「感慨もひとしお」 
http://www.news24.jp/articles/2015/02/23/07269775.html
皇太子さまは23日、55歳の誕生日を迎え、天皇陛下が即位した年齢となったことへの感想を述べられた。
皇太子さまは記者会見で、天皇陛下が即位した年齢と同じ55歳になったことについて、「身の引き締まる思いとともに感慨もひとしおです」と語り、両陛下の姿を学びながら「これからも努力していきたい」と抱負を述べられた。
また、戦後70年の節目に関して「戦争の記憶が薄れようとしている今日、謙虚に過去を振り返るとともに、戦争を体験した世代から、戦争を知らない世代に悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切であると考えています」と話された。皇太子さまは、子どもの頃から両陛下とともに黙とうし、原爆や戦争の痛ましさについて聞いてきたと述べ、愛子さまも両陛下から戦争の話を聞いていると明かされた。
一方、去年初めて、愛子さまを伊勢神宮参拝や高校総体などに同行したことを振り返って、「愛子もこうした行事への出席に少しずつ慣れてきたように見えます」と語り、「皇族の務めについての理解を深めていってくれれば」と希望されている。(引用ここまで

TBS 皇太子さま、55歳の誕生日  23日11:16
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2427568.html
皇太子さまが誕生日を迎え、天皇陛下が即位した55歳となった心境を語られました。
「天皇陛下が即位されたのと同じ年になったと思うと、身の引き締まる思いと共に感慨もひとしおです」
皇太子さまは、55歳を迎えた心境を、このように語ったうえで、象徴としての在り方を求め続けてきた陛下と皇后さまの姿に学びながら、これからも努力していきたいと話されました。また、今年、戦後70年を迎えることについて、次のように述べられました。「戦争の記憶が薄れようとしている今日、謙虚に過去を振り返るとともに、戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に、悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切であると考えています」
皇太子さまは、午前中、皇居の御所を訪れ、両陛下に誕生日の挨拶をされました。この日は、一日、皇族方や職員から挨拶を受けられます。(引用ここまで

FNN 皇太子さま、55歳の誕生日 天皇陛下即位年齢の心境を語られる 02/23 13:07
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00286928.html
皇太子さまは23日に、55歳の誕生日を迎えられた。皇太子さまは午前10時前、天皇皇后両陛下に誕生日のあいさつをするため、皇居を訪問された。事前に行われた記者会見では、陛下が即位された年齢と同じ55歳になった心境を「身の引き締まる思いとともに、感慨もひとしおです」と語り、両陛下のお姿に学びながら、これからも努力していきたいとの考えを示された。
戦後70年の節目にあたっては、「謙虚に過去を振り返るとともに、戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に、悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切」と述べ、長女・愛子さまも、両陛下から直接、戦争の話を聞かれていることを明らかにされた。(引用ここまで)

テレビ朝日 皇太子さま 55歳の誕生日 戦後70年平和への思い (02/23 11:55)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000045034.html
皇太子さまは23日、55歳の誕生日を迎えられました。55歳は天皇陛下が即位した年齢で、戦後70年にあたって平和への思いを述べられています。皇太子さまは午前10時ごろ、沿道の人たちに手を振りながら、両陛下に誕生日のあいさつをするため皇居に入られました。皇太子さまは記者会見で、両陛下の戦争や平和への思いについて「子どものころから、沖縄慰霊の日、広島や長崎への原爆投下の日、そして、終戦記念日には両陛下とご一緒に黙祷(もくとう)をしており、その折に原爆や戦争の痛ましさについてのお話を伺ってきました」と紹介されました。
皇太子さま:「両陛下からは、愛子も先の大戦について直接、お話を聞かせて頂いておりますし、私も両陛下から伺ったことや自分自身が知っていることについて愛子に話をしております」
また、「謙虚に過去を振り返るとともに、戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に、悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切であると考えています」と戦後70年にあたって思いを述べられました。(引用ここまで

皇太子さま55歳に2月23日http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/news/post_84832/
皇太子さまはきょう、55歳の誕生日を迎えられました。これに先立ち行われた記者会見では、戦後70年を迎え、「大変痛ましく思います」と話されました。皇太子さまは、「謙虚に過去を振り返るとともに、戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に、悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切」との考えを示されました。(引用ここまで

 

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生誕55年の記者会見で語った皇太子の憲法尊重擁護の義務実践への決意はこれだ!

2015-02-24 | 憲法を暮らしに活かす

皇太子殿下お誕生日に際し(平成27年)

皇太子殿下の記者会見 会見年月日:平成27年2月20日

http://search.jword.jp/cns.dll?type=lk&fm=127&agent=11&partner=nifty&name=%B5%DC%C6%E2%C4%A3&lang=euc&prop=500&bypass=2&dispconfig=&tblattr=1

会見場所:東宮御所

皇太子殿下のお写真
記者会見をなさる皇太子殿下
問1 この1年を振り返り,印象に残った公務や,社会や皇室の出来事をお聞かせください。天皇陛下が即位された55歳となられたご感想はいかがでしょうか。今後のご自身の活動のあり方についてもお聞かせください。

皇太子殿下 この1年も自然災害が様々な地域に大きな被害をもたらし,多数の方々が亡くなられたことはとても残念なことでした。8月の広島県を中心とする豪雨や9月の御嶽山の噴火により亡くなられた多くの方々に深く哀悼の意を表し,ご遺族と被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。また,降雪による被害も心配しております。

 
今年1月に阪神・淡路大震災から20年を迎え,3月には東日本大震災より4年となります。被災された方々の悲しみやご苦労に思いを寄せ,厳しい環境の中で暮らしておられる方々の幸せとご健康をお祈りいたします。
 
厳しい経験の中から,震災を乗り越え,未来を創造するための取組も多く生まれてきているように思います。昨年11月に訪れた兵庫県では,震災の記憶を風化させず,震災の経験を地域や世代を越えて伝えようとする取組がなされていました。東日本大震災からの復興の取組として,昨年8月にパリで行われた「東北復幸祭」に参加した「OECD東北スクール」の高校生と先日お会いしましたが,被災地の生徒の皆さんが,自ら主体的に企画し,行った催しが大きな成功を収めたことをとてもうれしく思いました。また,昨年訪れた徳島県松茂町の防災センターでは,将来,起こり得る南海トラフ地震への備えとして,小学生の子供たちが,自宅や学校のある地域で地震が起きた場合に,どのようにして安全な場所に,そして,安全に避難をすることができるかを一生懸命話し合っていた姿が印象に残っています。防災には,日頃の心構えや訓練などの備えがとても大切なのではないかと思います。
 
今年,1月に出席した「防災・減災に関する国際研究のための東京会議」では,我が国を含め,災害を受けた各国の経験が共有されましたが,来月仙台で開催される第3回国連防災世界会議を通じ,将来の災害に備えるために,国際的な協力が進むことを期待しております。これからも被災地の復興に心を寄せるとともに,防災に関して,関心を持ちつつ,私ができることをやっていきたいと考えています。
 
また,この1年,訪れた各地で農林水産業の活性化,地方色豊かな文化振興,先端技術や伝統産業を融合した新製品の開発など各地域の活力を感じました。これからも,国内の訪問する各地でそれぞれの地域の特性をいかした新たな取組について見聞を広められたらと思っています。
 
昨年12月に青色発光ダイオードの開発で赤崎氏,天野氏,中村氏がノーベル物理学賞を受賞されたことを喜ばしく思います。今回の3氏の受賞は,地道な研究の積み重ねと大学,民間企業を始め多くの方々の支援と協力から生まれたものと思います。今後とも我が国で先端技術の開発や基礎研究が更に進むことを期待しております。
 
このように技術革新により新たな経済活動が生まれる一方で,世界経済は,先進国,開発途上国の双方が,所得格差や若年者の失業などの課題を抱え,通貨や石油価格の変動などの問題に直面しています。国際情勢に目を向ければ,この1年も中東などで武力紛争が続きました。特に我が国国民を含め市民を巻き込むテロの事件が様々な場所で発生したことに深く心を痛めています。昨年11月にお会いしたグテーレス国連難民高等弁務官から子供を含め難民を取り巻く環境は深刻であるとのお話を伺いました。また,10月に私が名誉総裁を務める,国連「水と衛生に関する諮問委員会」の第23回会合の水循環・水と災害特別セッションやオマーン王室のイニシアティブに基づく第3回スルタン・カブース学術講座での「持続的発展に向けた水資源の管理」に関するシンポジウムが東京で開催され,出席しましたが,環境保全や水の問題の解決などを通じ持続可能な社会をいかに実現するかは喫緊の課題です。このように世界の平和と繁栄をいかに将来にわたり実現していくかが今改めて問われているように思います。
 
昨年11月に愛知県で開催された「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」に出席した際には,未来の地球を支えるために自ら考え,取り組む子供たちを心強く思いました。そして若い世代が,積極的に海外を訪れ,海外の青年と交流し,各国の社会や文化を正しく理解するなど,国民の一人一人が各国との友好を深めていくことを望んでおります。先月,学習院女子大学で,私のイギリス留学中の体験を中心とした講義をいたしましたが,学生の皆さんの目が海外に向いている様子をうれしく思いました。私自身,昨年6月に,国交樹立150周年を迎えたスイスを訪問しましたが,これからも,各国との友好親善の増進に少しでもお役に立てればと思っております。そして,内外の若い人たちとの交流も大切にしていきたいと思っています。
 
今年我が国は,戦後70年を迎えます。この機会に改めて戦争で亡くなられた多くの方々に深く思いを致し,平和を心から願い,世界各国との友好を確かなものとしていくことが大切であると考えています。
 
一昨年天皇陛下が,昨年皇后陛下が傘寿をお健やかにお迎えになられたことをお喜び申し上げております。天皇陛下が即位されて今年で27年目となりますが,天皇皇后両陛下には,長きにわたり,国民の幸せを願い,国民と苦楽を共にされながら,ご公務を行っておられます。このような両陛下のお気持ちを体して,これからも心を込めて務めを果たしていきたいと思います。私は,今年で55歳になりますが,天皇陛下が即位されたのと同じ年になったと思うと,身の引き締まる思いと共に,感慨もひとしおです。私は,常々,過去の天皇が歩んでこられた道と,天皇は日本国,そして国民統合の象徴であるとの日本国憲法の規定に思いを致すよう心掛けております。そして,これまで,象徴とはどうあるべきか,その望ましい在り方を求め続けてこられた天皇陛下と陛下をお側(そば)でお支えになっておられる皇后陛下のお姿に学びながら,これからも努力していきたいと思っています。
 
両陛下がこれまでなさってきた,こどもの日及び敬老の日にちなんでの施設訪問については,今年から秋篠宮と共に受け継がせていただくことになります。今年は,こどもの日にちなんだ施設訪問を行う予定です。私は,沖縄や北海道の豆記者やボーイスカウトのメンバー,全国高等学校総合体育大会の参加選手や大会ボランティアの生徒を始め,意欲に満ちて,生き生きとした子供たちと出会う機会が多くあります。一方で,いじめや子供の虐待など心の痛む問題もあり,青少年や子供たちを取り巻く環境が少しでも良くなるように社会全体で取り組むことが大切です。また,次の世代を担う子供たちが健やかに育っていくこととあわせて,若い世代が社会の問題に関心を持ち,高齢者や障害者など弱い立場にある人たちを大切にし,思いやりのある寛容な社会を築いていくことも重要だと思います。これからも,このような社会をつくっていくために努力されている多くの方々のお話を伺いながらいろいろと考えていかれたらと思っています。
 
問2 今年は戦後70年の節目の年です。戦争と平和への殿下のお考えをお聞かせください。先の大戦や戦没者慰霊については天皇,皇后両陛下からどのようにお聞きになり,愛子さまにはどう伝えられていますでしょうか。
 
皇太子殿下 先の大戦において日本を含む世界の各国で多くの尊い人命が失われ,多くの方々が苦しい,また,大変悲しい思いをされたことを大変痛ましく思います。広島や長崎での原爆投下,東京を始め各都市での爆撃,沖縄における地上戦などで多くの方々が亡くなりました。亡くなられた方々のことを決して忘れず,多くの犠牲の上に今日の日本が築かれてきたことを心に刻み,戦争の惨禍を再び繰り返すことのないよう過去の歴史に対する認識を深め,平和を愛する心を育んでいくことが大切ではないかと思います。そしてより良い日本をつくる努力を続け,それを次の世代に引き継いでいくことが重要であると感じています。
 
両陛下には,これまで様々な機会に,戦争によって亡くなられた人々を慰霊し,平和を祈念されており,今年は,戦後70年に当たり,4月にパラオ国をご訪問になります。戦後60年にはサイパン島をご訪問になりましたが,お心を込めて慰霊されるお姿に心を打たれました。また,両陛下には,今年戦後70年を迎えることから,昨年には広島,長崎,沖縄で戦没者を慰霊なさいました。私は,子供の頃から,沖縄慰霊の日,広島や長崎への原爆投下の日,そして,終戦記念日には両陛下とご一緒に黙祷(とう)をしており,その折に,原爆や戦争の痛ましさについてのお話を伺ってきました。また,毎年,沖縄の豆記者や本土から沖縄に派遣される豆記者の人たちと会う際に,沖縄の文化と共に,沖縄での地上戦の激しさについても伺ったことを記憶しています。
 
私自身もこれまで広島,長崎,沖縄を訪れ,多くの方々の苦難を心に刻んでまいりました。また,平成19年にモンゴルを訪問した際に,モンゴルで抑留中に亡くなられた方々の慰霊碑にお参りをし,シベリア抑留の辛苦に思いをはせました。
 
私自身,戦後生まれであり,戦争を体験しておりませんが,戦争の記憶が薄れようとしている今日,謙虚に過去を振り返るとともに,戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に,悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切であると考えています。両陛下からは,愛子も先の大戦について直接お話を聞かせていただいておりますし,私も両陛下から伺ったことや自分自身が知っていることについて愛子に話をしております。
 
我が国は,戦争の惨禍を経て,戦後,日本国憲法を基礎として築き上げられ,平和と繁栄を享受しています。戦後70年を迎える本年が,日本の発展の礎を築いた人々の労苦に深く思いを致し,平和の尊さを心に刻み,平和への思いを新たにする機会になればと思っています。
問3 雅子さまは11年ぶりに宮中晩さん会に出席されるなど,少しずつ活動の幅を広げられています。現在のご体調と今後の見通しについてお聞かせください。昨年中学生になられた愛子さまの学校やご家庭でのご様子はいかがでしょうか。伊勢神宮参拝やご両親の公務への同行などを通じて,愛子さまは皇族としてのご自身のお立場をどのように感じられているでしょうか。
 
皇太子殿下 雅子は,治療を続ける中で,体調をその都度整えながら,公私にわたってできる限りの活動をするための努力を続けています。そうした中で,この1年を振り返ると,昨年7月に神宮参拝のため三重県を訪問し,11月に「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」への出席のため愛知県を訪問しました。東京でも10月にオランダ国王王妃両陛下の国賓訪問に際する国賓行事出席や11月に皇居宮殿での文化勲章受章者等の茶会などの行事に出席しました。また,東宮御所内の仕事などでも,私をよく支えてくれる一方,愛子の成長にも心を配ってくれています。
 
このように,雅子は,確かに快方に向かっておりますが,これですぐに活動の幅が広がるわけではないと思います。お医者様からもご助言を頂いているように,体調を整えながら,引き続き,焦らず慎重に,少しずつ活動の幅を広げていってほしいと思っています。
 
愛子は,昨春から学習院女子中等科に進学し,元気に通学をしております。新しい環境の中で中学校生活を始め,その環境にもかなり慣れてきたのではないかと思います。中等科生になり,勉強する内容も難しく,量も多くなっていますので,家でも頑張って課題などに取り組んでいます。雅子も私も愛子の勉強を見ることがありますが,内容の難しさに驚くこともしばしばです。同時に中等科では,外から多くの生徒が入ってきたので,新しいお友達も増え,上級生とも交流するなど,実り多い中等科生活を楽しんでいるようです。
 
7月の武蔵野陵及び武蔵野東陵の参拝,さらに神宮参拝は,雅子と共に,愛子も同伴しました。愛子は,一昨年の神宮式年遷宮に際して私たちと一緒に遙拝を行い,また,初等科6年生の時に,放送委員として昼休みの放送で神宮式年遷宮について紹介するために学習していたので,実際に神宮を参拝し,更に理解を深めたのではないかと思います。その後も8月に東京で行われた全国高等学校総合体育大会の競技などにも愛子を同伴しておりますが,愛子もこうした行事への出席に少しずつ慣れてきたように見えます。これからも少しずつ経験を積み,皇族の務めについての理解を深めていってくれればと思っています。
 
両陛下には,雅子の体調をお気遣いいただき,そして,愛子の成長を温かくお見守りいただいていることに心より感謝申し上げております。また,国民の皆様より私たちに温かく心を寄せていただいておりますことに心より感謝しております。
 
問4 昨年夏に完成した昭和天皇実録のご感想や昭和天皇との思い出についてお聞かせください。天皇のあり方について昭和天皇のお姿から感じられたことについても,あわせてご紹介ください。
 
皇太子殿下 昨年8月に昭和天皇実録が天皇皇后両陛下に奉呈されました。実録が,長い時間をかけて多くの人々の努力により今回完成したことをうれしく思いますとともに,編纂(さん)に関係した方々のご苦労もいかばかりであったかと思います。実録は,昭和天皇ご一代のご事蹟(せき)を客観的資料に基づき記したものであり,実録の内容の公表を通じ,多くの人が昭和天皇のご事蹟(せき)に関心を持ち,併せて昭和という時代への理解を深めることになればと思います。
 
実録自体は大部のものであり,全体を読むのには時間が掛かりますし,個別の内容について申し上げることは控えたいと思いますが,昭和という激動の時代にあって60年を超える長きにわたり,国民を思われ,真摯(し)にご公務に当たられた昭和天皇のお姿がしのばれます。昭和天皇のご事蹟(せき)と昭和の時代の変遷を,政治,社会,文化,外交などの総合的な視点から理解するためにも,更に実録を読み進めていきたいと思います。昭和天皇には,幼い頃から,御所に上がらせていただいた折に,優しくお声を掛けていただいたことを懐かしく思い出します。そして,天皇のお仕事の大切さやお仕事が大変なこともお話の節々に感じたように思います。小さい頃の思い出ですが,御所に上がった折に,生物学者でいらっしゃった昭和天皇が,何かをお調べになるのに書庫に入って行かれたことがありました。今の陛下も一緒に行かれて,私も興味があったのか,後をついて行ったように思います。書庫の中で分厚い本を昭和天皇が広げられ,今の陛下と何か楽しそうに,それでいて真剣な感じで話し合われていたのをよく記憶しています。その時,私は,何かあったら調べることの大切さ,そして,お二人の研究者としてのまなざしを肌で感じ,研究をするというのはすばらしいことだなと,子供心に思ったことを覚えています。
 
現在の私は,昭和天皇とも現在の天皇陛下とも研究分野は異なりますが,お二人から,真理を探求していくことの大切さや,その楽しみについても,いろいろと教えていただいてきていることに対して大変感謝をしております。

<関連質問>

問1 4月に,韓国大邱(テグ)市で,世界水フォーラムが開催されます。国連「水と衛生に関する諮問委員会」の名誉総裁でいらっしゃる殿下は,これまでに京都,メキシコ,トルコでの会議に出席されました。今回の出欠に関しては政府が対応しているとのことですが,韓国で開かれる大会について,殿下ご自身のお気持ちをお聞かせいただけるでしょうか。

皇太子殿下 私も,国連「水と衛生に関する諮問委員会」の名誉総裁をやっておりますので,今回の世界水フォーラムが,水問題を考える上で良い大会となることを心より願っております。

私の出席については,これは政府の方で検討されることですので,私からはコメントは控えたいと思います。

問2 先ほど昭和天皇との思い出の中で,御研究者としての姿勢を学ばれたとお話がありましたけれども,天皇陛下の御公務について,昭和天皇から何か学ばれたことがございますでしょうか。
 
皇太子殿下 昭和天皇とは本当に小さい時から御所に上がるたびに非常にいろいろと良くしていただいていたわけですけれども,昭和天皇から直接公務について何か教えていただいたということよりは,やはり昭和天皇とお話をしながら,ご様子を拝見しながら,昭和天皇がご公務に真剣に取り組んでいらっしゃるということを非常に肌で感じ,そのことが私にとっても大変大きな教えになったように思います。

問3 先ほども戦争については,両陛下から子供の頃からいろいろとお話を伺い,黙祷(とう)の際など折に触れ,原爆の悲惨さであるとか,いろんなことを伺ったというふうに伺いました。もし,そういった両陛下からお聞きになられた話の中で特にお心に残っていることがございましたら,お教え願いますでしょうか。

皇太子殿下 個々のことについてお話しするのは差し控えたいと思いますが,両陛下からのお話の中で,やはり本当に戦争がいかに悲惨なものであるか,こういったことを本当に二度と繰り返してはいけないものだということが,お話の節々で感じ取られ,本当に両陛下の平和を尊ぶお気持ち,それから諸外国との友好関係を大切になさるお気持ち,そういうものが私にも非常にひしひしと伝わってきて,そういったことが私にとっても非常に強く印象に残っております。(引用ここまで

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憲法9条の対話と交流外交をサボり中国の脅威を煽り軍備強化と辺野古新基地を正当化する安倍政権は退場!

2015-02-23 | 沖縄

歴史的に破たん済みの「脅威」論を現代に使う意味は何か!

安倍政権は辺野古基地建設、与那国島の自衛隊配備、集団的自衛権行使などを正当する際に必ず繰り返し強調しているは、中国の「脅威」です。テレビも、この「脅威」を繰り返し垂れ流しています。これが日本国民の「中国」観に大きな影響を与えていることは各種世論調査にも明らかです。

前号でも明らかにしたように与那国町の住民投票結果を報道する記事を視れば読売・産経ばかりでなく、その他の新聞においても、この中国「脅威」論を取り上げています。こうして中国「脅威」論を国民にスリコムのです。勝ってはソ連「脅威」論でした。そのことを通して憲法9条を形骸化してきたことは周知の事実です。

これは戦前の「鬼畜米英」論、「満蒙は生命線」論、「ABCD包囲網」論を垂れ流すことで、日本の大陸膨張政策・侵略主義は「自存自衛」であって「やむを得ないものだ」という思想と論理を国民にスリコムことと同じと言えます。

戦前の場合、こうしたスリコミの裏側で行われたことは、三井財閥・三菱財閥・住友財閥・安田財閥の、いわゆる四大財閥の利益を保証することでした。そして昭和になると、そればかりか理研コンツェルン・日産コンツェルン・森コンツェルン・日窒コンツェルン・日曹コンツェルンなどの、いわゆる新興コンツェルン、「新興財閥」が大きくなったことに観るように、国民の勤勉を利用して巨大な利益を独占したのでした。財閥http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%A1%E9%96%A5

これらは、国民の貧困を放置することではじめて富の集積が可能になったことを思い起こすことが大切です。現在に日本とリンクさせるべきです。同時に、これは国民の労働運動や農民運動などの生活改善運動、各種民主主義を実現する運動を弾圧しながら、さらには「国体・天皇制護持」を浸透させるために「教育勅語」思想を学校やマスメディアを使って徹底し、地域においては「青年学校」「在郷軍人会」「隣組」などの組織を使ってはじめて可能になりました。

このことは現在も同じです。現代のマスコミが執拗に垂れ流し「軍事抑止力」論を正当化する「世論」を創ってきました。戦前のような弾圧はありませんが、先日の結縄の事例などを視ると、肝心なところでは「弾圧」を行ってきたことは事実です。

もう一つあります。それはマスコミを使って軍事「脅威」を煽ることで恩恵を受けている勢力、軍事利益共同体のことです。しかし、これらの「軍事利益共同体」は、マスメディアを通して、巧妙に隠されています。以下ご覧ください。

軍事利益共同体の利益を覆い隠す「防衛装備」論のデタラメ浮き彫り!

武器輸出新3原則を閣議決定 企業の国際共同開発を促進 2014.4.1 10:43更新 http://www.sankei.com/politics/news/140401/plt1404010029-n1.html

「新しい武器輸出政策と日米欧防衛企業の対応」 - 一般財団法人 平和・安全保障研究所 - [PDF]
http://www.rips.or.jp/research/pdf/RIPS_PP_no16_Japanese.pdf

F35部品輸出を容認 武器輸出三原則の例外に  官房長官談話 2013/3/1 11:29 (2013/3/1 13:14更新)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS01009_R00C13A3MM0000/

武器輸出三原則の緩和と国民の意識 - 防衛省  - [PDF] http://www.mod.go.jp/msdf/navcol/SSG/review/4-1/4-1-5.pdf

I 我が国防衛産業・技術基盤の特色及び位置付けhttp://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/meeting/bo-san/houkoku/01.html

軍事利益共同体を告発しなければならない!

軍事利益共同体は税金に群がるウジムシ・ハゲタカ・ハイエナ以下だ!

勤勉な国民の労働と血税を食い物にするな!暮らしに使え!

日本が「死の商人」にー安倍政権、武器輸出三原則撤廃を目指す
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20130723-00026687/
税金を使って軍事産業を支援
安倍政権が武器輸出三原則の撤廃を目指す背景には、国内軍事産業の働きかけもある。 今回、F-35の部品生産、機体組立の参画企業として、三菱重工が選定されたが、同社の取締役相談役である佃和夫氏は2010年に経団連・防衛生産委員会の委員長として、「新たな防衛計画の大綱に向けた提言」を取りまとめている。同提言では、武器・兵器の国際共同開発に日本企業が参加できるよう、武器輸出三原則の見直しを求めていた。(引用ここまで

赤旗 首相の海外セールス同行 軍需11社 自民に1億円献金 2014年4月5日(土)http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-04-05/2014040515_01_1.html

赤旗 沖縄 辺野古新基地·ゼネコン極秘受注/党県委が防衛局に抗議   2014年8月13日 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-08-13/2014081302_02_1.html

辺野古移設工事に官製談合疑惑。翁長氏圧勝&赤旗報道で「どさくさ着工」もできず! 2014年11月20日 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41148

沖縄県民の民意に反していないと強弁する安倍首相が固執するのは50数億円プロジェクトだから!(2015-02-19 08:58:20 | 沖縄)http://blog.goo.ne.jp/aikokusyanozyaron/e/ca1783d1faef8f1e76f1c0c813e79b57

政府の「理由」の中にみる大ウソをマスコミが報せない!

政府の言い分を垂れ流し既成事実化を謀る政府を応援している!

憲法9条を使うと言う意見も想定も排除している!

与那国町の「民意」と沖縄県・名護市の「民意」は別物か!

産経 菅官房長官「計画通り部隊配置進める」 与那国住民投票 2015.2.23 11:48更新 http://www.sankei.com/politics/news/150223/plt1502230014-n1.html
菅義偉官房長官は23日午前の記者会見で、与那国島(沖縄県与那国町)への陸上自衛隊沿岸監視隊配備をめぐる住民投票で、賛成が上回った結果について「計画通りに部隊配置を実現するために淡々と進めたい」と述べた。安全保障にかかわる自衛隊配備が住民投票にかけられたことには「国の安全保障は国全体で大局的観点から進めることが極めて重要だ」と指摘。沿岸監視隊配備の意義に関しては「わが国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、南西地域をはじめ島(とう)嶼(しょ)部の防衛は極めて重要だ」と説明した。(引用ここまで

朝日 防衛相「計画通り進める」 与那国の住民投票結果を歓迎  2015年2月23日01時36分http://www.asahi.com/articles/ASH2Q7GP9H2QUTFK00F.html
 中谷元・防衛相は22日、陸上自衛隊の沿岸監視部隊配備をめぐる沖縄県与那国町(与那国島)の住民投票で賛成多数となったことを受け、「すでに建設が進展し、2015度末の開設に向けて、計画通り引き続き着実に進めて行く」との談話を発表した。談話は「部隊の開設を支持、賛成していただいたことをうれしく心強く思う。我が国土、国民を守るため、地域の平和と安全、災害対応のためにも、部隊配置は極めて意義深く重要だ」としている。(引用ここまで

毎日 与那国住民投票:中谷防衛相、予定通り配備計画推進 2015年02月22日 22時39分(最終更新 02月22日 23時04分)http://mainichi.jp/select/news/20150223k0000m010096000c.html
与那国町の住民投票で陸自配備賛成が上回ったことを受け、中谷元・防衛相は「自衛隊沿岸監視部隊の開設を支持、賛成していただいたことをうれしく心強く思う」と歓迎するコメントを発表。予定通り配備計画を進める方針を示した。
関連記事
与那国住民投票 陸自配備賛成が多数 
尖閣から150キロ 活性化か標的の島か 
与那国で説明会 住民「本当に安全か」 
中谷氏は「与那国島の部隊配置は、我が国土国民を守るため、地域の平和と安定、災害対応などのためにも極めて意義深く重要だ」と強調。一方で、今後計画を進めるに当たっては「引き続き(地域の)ご協力と、地域と自衛隊の一層の連携をお願いする」としている。与那国島への沿岸監視部隊配備は、南西諸島の防衛力強化に向けた自衛隊部隊配備の第1弾。来年度予算案には、与那国島の沿岸監視部隊の宿舎整備費に加え、鹿児島県・奄美大島への部隊配備に向けた用地取得費を計上。沖縄県・宮古島や石垣島への配備計画も省内で検討を進めている。【飼手勇介】(引用ここまで


「軍事抑止力」論ではなく、「非軍事抑止力」を使え!の声を!

「非軍事抑止力」論とは「対話と交流」=平和的解決のことだ!

中国の「脅威」を煽り、対話をサボる安倍政権を退陣させるべき!

憲法9条を使った「東アジア平和共同体」構築の議論を!

紛争は軍事ではなく非軍事的手段=対話と交流で解決!これ憲法9条の理念なり!憲法9条を活かすことこそ!2014-12-20 08:20:44 | 憲法を暮らしに活かす
http://blog.goo.ne.jp/aikokusyanozyaron/e/280b2d2f9169e655c6f53746833af99d

中日韓の産官学メディア界が「東アジア運命共同体」構築を提言 人民網日本語版 2014年12月24日14:24
http://j.people.com.cn/n/2014/1224/c94474-8827276.html

福田康夫元首相「日中は偶発的衝突を起してはならない」人民網日本語版 2014年09月28日17:59
http://j.people.com.cn/n/2014/0928/c94474-8789142.html

蔡名照氏「中日友好は人心の向かうところ、対話と交流を継続すべき」人民網日本語版 2014年09月28日15:49
http://j.people.com.cn/n/2014/0928/c94474-8789075.html

日中首脳会談首相と国家主席3年ぶり「日中首脳会談」開催  2014.11.10
http://www.iza.ne.jp/topics/politics/politics-5327-m.html

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「蛍の光」を忘れて過ちを繰り返すのか与那国町よ!国境の島を平和の島にするために知恵を!

2015-02-23 | 沖縄

投票結果は拮抗している!まさに二分!

島民の一致点は島の未来の保障だろう!

島に憲法9条を活かす!とは何かを議論すべき!

与那国町の住民投票は貴重な経験となりました。以下、各紙の報道を掲載しておきます。この島をどん底に向かってスタートさせていくか、否か、考えてみたいと思います。その前に、以下の「蛍の光」をご覧ください。

蛍の光http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9B%8D%E3%81%AE%E5%85%89

この「蛍の光」の思想は、今もなお、反省することなく亡霊のように受け継がれています。以下の記事が、それです。
安倍内閣 お友だち・お飾り大臣を裸にする
有村治子女性活躍相は「蛍の光」3番、4番も歌える“超右翼”  2014年9月13日 http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153324/1

この記事にある思想の延長線上に、今沖縄が置かれているのですね。その際の口実が「貧困」です。国民を貧困に陥れておいて、この道しかないと脅して、アメをばらまく!そして毒まんじゅう。麻薬のように与えるのです。この毒まんじゅうを食べるのか、拒否して飢えたるものの気品を高く掲げるのか!そして知恵を出し合うか!です。

しかし、それにしても、このような事態は、実は戦前もありました。国内の「貧困」を放置しておいて、「満蒙は生命線」と煽り、大陸侵略・膨張を正当化したことです。その誤りは軍事に依存しなくても資源が入ることが可能になった戦後の経済の発展を視れば明らかです。その根底に憲法9条があることを軽視・黙殺しているのです。『蛍の光』の誤りは、沖縄戦で実証されました。

それが今、中国の「危機」を煽って、与那国島を取り込もうとしているのです。しかし、そう簡単にはいかないでしょう。票の動きを視れば明らかです。しかも歴史を繰り返すことはできないからです。たった150人の自衛隊が配備されることで、与那国町が活性化できるでしょうか?与那国町の活性化を言うのであれば、自衛隊に頼らない方法を提示すべきです。

与那国島という地理的位置を資源にするという発想です。知恵がなさすぎます!安倍首相の言葉を使えば良いのです。以下ご覧ください。

辻本議員と安倍首相のバトルで見えてきた安倍首相の身勝手国民切り捨て思想と思考回路!2015-02-21 12:23:05 | 中東http://blog.goo.ne.jp/aikokusyanozyaron/e/49f25a604f73d6aa81a4bc3dadbadfc0
首相「一生懸命、おとしめようという努力は認める。しかし、はっきり申し上げて日本は脅しにあっても安全な国だ。われわれの政権ができて500万人観光客が増えた。日本は安全な国だから来てくれている。まるで日本が危険な国であるかのようなことをあなたはおっしゃった。とんでもないことだ
首相日本は安全な国だ。安全な国であることを確保することが私の責任だ。私に求められているのは公邸に泊まるとか、泊まらないということではない。公邸にずっと泊まっていたら立派な首相なのか。私は違うと思う」(引用ここまで

どうでしょうか。笑ってしまいました。自分が「日本国内にテロの危機を招いた」と言われたくないという考えが根底にありますので、このようなことを言ってしまった!実は、そこに大きな落とし穴があるのです。こんなデタラメはないでしょう!

一つは、「日本が安全な国」だったら、辺野古も与那国町への自衛隊配備は不必要です。

二つは、日本は安全な国だから観光客が来てくれているのであれば、もっとそのことをアピールして観光客を確保する方針を沖縄にも与那国町にも使うことです。中国に一番近い与那国町を観光の島にすれば良いのです。

三つは、日本が安全な国であるのは憲法9条があるからです。日米軍事同盟があるからではありません。それはアメリカが示しています。

ところが、以下の記事を読むと、その発想は全くありません。日本は「安全な国」をウリにするならば、軍備より観光です!ドンドン来てもらえば良いので!中国に一番近い島です。与那国島は。全く思考回路がプッツンしてしまっているのです!呆れますね。こんな簡単なことが判らないのです。

一億総認知障害病に侵されているというのが、現在の日本ではないでしょうか。現在マスコミが陥っているというか、意図的に国民の思考回路を遮断しているのは、思考がつながると本質が浮き彫りになるからです。だから、その場その場の記事しか書かないのです。

選挙の本当の争点は何だったのか!

時事 陸自配備賛成が多数=沖縄・与那国の住民投票  2015/02/22-22:52
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2015022200154
日本最西端の島の沖縄県与那国町で22日、陸上自衛隊の沿岸監視部隊配備の是非を問う住民投票が行われ、即日開票の結果、賛成票が多数を占めた。結果に法的拘束力はないが、誘致を進めた外間守吉町長の方針を住民が「承認」する形となり、防衛省は計画通り2015年度末の配備を目指す
【動画】陸自、水陸両用車「AAV7」公開=雪原で高い走行性能披露
投票結果は賛成票632、反対票445、無効票17。投票率は85.74%だった。
外間町長は同日夜、町役場で記者団の取材に応じ、部隊配備に協力していくかとの問いに、「そういうことだ。(沖縄)防衛局、防衛省を含めて話をしていきたい」と語った。中谷元防衛相は「計画通り引き続き着実に進めていくが、引き続き(地域の)ご協力と、地域と自衛隊の一層の連携をお願いする」とのコメントを発表した。
沖縄県与那国町で行われた住民投票の結果を受け、記者団の取材に応じる外間守吉町長=22日午後、同町役場
与那国町への監視部隊の配備は南西諸島の防衛強化の一環。同町がある与那国島は尖閣諸島から約150キロの位置にあり、防衛省は監視部隊を通じ、航空機や船舶の動きを把握する狙いだ。隊員約150人と監視レーダーを配備する計画で、昨年春から工事が行われている。
選挙戦で賛成派は、部隊が配備されれば人口が増え、税収増や活性化につながると主張。反対派は、レーダーの電磁波による健康被害などを訴えた。 
同町の人口は約1500人で、有権者は永住外国人も含む中学生以上の1276人。投票は、賛成、反対のいずれかに丸印をつける方式で行われた。(引用ここまで

反対派がいると行政がスムーズにできないと言ってしまった町長!

しかし、住民の過半数はイエス!とは言っていないぞ!

NHK 与那国町長 自衛隊配備計画に協力  2月23日 4時28分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150223/k10015657081000.html
日本最西端の沖縄県の与那国島で、政府が進める陸上自衛隊の配備計画への賛否を問う住民投票が、22日行われ、配備に賛成する票が反対を上回りましたこれを受けて、与那国町の町長は、住民の理解を得ながら、引き続き配備計画に協力していく考えを示しました。
与那国島では、政府が、南西諸島の防衛体制を強化するため、陸上自衛隊の150人規模の沿岸監視部隊を配備する計画を進めていて、この計画への賛否を巡る住民投票が、22日、与那国町の住民およそ1300人を対象に行われました。そして、開票の結果、自衛隊の配備に▽賛成が632票、▽反対が445票で、配備に賛成する票が反対を上回りました。投票率は85.74%でした。
この住民投票は、町議会で、反対派が提案した条例案が可決されて行われたもので、中学生およそ40人を含む未成年や、永住外国人5人も投票の対象となりました住民投票の結果に法的な拘束力はありませんが、条例では、町長と議会に対し、結果を尊重するよう求めています
住民投票の結果について、計画を推進してきた与那国町の外間守吉町長は、記者団に対し、「非常に安どしている。今後は行政運営がスムーズにできると思う。400人以上の反対の人たちの気持ちも察しながら、島づくりにまい進していきたい」と述べ、住民の理解を得ながら、引き続き配備計画に協力していく考えを示しました。一方、外間町長は、住民投票の対象に中学生以上の未成年も含めたことについて、「国防に関することを子どもたちに判断を委ねるのは大人としていかがなものか。中学生にはやはり投票させるべきではなかった」と述べ、批判しました。(引用ここまで)

三度目も勝っているというのなら辺野古はどうなんだ!

産経 陸自配備、賛成が過半数 与那国町住民投票 2015.2.22 20:49更新 http://www.sankei.com/politics/news/150222/plt1502220013-n1.html
陸上自衛隊沿岸監視部隊配備の是非を問う住民投票で賛成多数となり、万歳する外間守吉町長(前列右から2人目)ら誘致派=22日夜、沖縄県与那国町
日本最西端の与那国島(沖縄県与那国町)への陸上自衛隊「沿岸監視隊」配備の賛否を問う住民投票が22日行われ、賛成票が過半数を占めた。来年3月に部隊配備を完了させる方針の防衛省にとって弾みがついた形ただ、駐屯地予定地を縦断する町道の廃止と駐屯地への水道の引き込みについて町議会の議決を得なければ施設整備に支障が生じ、配備反対派は施設建設差し止め訴訟を起こすことも検討しており、なお楽観はできない
平成21年と25年の町長選も陸自配備を最大の争点とする一騎打ちで、いずれも陸自を誘致した外間守吉(ほかま・しゅきち)町長が反対派を破っており、住民投票は賛成派にとって3度目の勝利にあたる。
住民投票は1284人に投票資格があり、選挙権のない中学生41人や永住外国人5人にも資格が与えられた。投票率は85・74%だった。(引用ここまで

「軍事抑止力」オンリー思考回路で思考停止典型記事!この道しかない!

日本は安全ではないのか!?

読売 抑止力強化に追い風…陸自配備「賛成」過半数 2015年02月23日 07時48分http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150223-OYT1T50003.html?from=ytop_ylist
政府が与那国島への陸上自衛隊配備計画を進めるのは、海洋進出の動きを活発化させる中国を念頭に、南西諸島の防衛態勢を強化するのが狙いだ。
住民投票で賛成票が過半数を得たことを追い風に、政府は日本全体の安全保障の観点からも、計画を着実に進める構えだ中谷防衛相は22日夜、「部隊配備は国土、国民を守り、地域の平和と安全、災害対応などのためにも極めて重要だ。地域のご協力をお願いしたい」とコメントした。
沖縄本島から与那国島までの約500キロ・メートルは、陸自部隊が配備されていない「空白域」になっており、防衛省幹部は「日本最西端に位置する島に、自衛隊が存在することが一番の抑止力になる」と強調する。与那国島に配属される部隊の主な任務は、付近を通る艦船や航空機の監視だ。
南西諸島近海など日本周辺では近年、中国軍の活発な動きが目立っている。2012年10月には、与那国島と、西表島に近い仲ノ神島の間の海域を、中国軍艦7隻が初めて北進したことが確認された。14年版防衛白書は、「中国海軍の艦艇部隊による太平洋への進出回数は近年増加傾向にある」と指摘し、「進出の常態化」への懸念を示している。
与那国島には警察官2人が駐在しているが、住民からはかねて、「拳銃2丁で国境の島が守れるのか」と不安の声も上がっていた。与那国島の北、約150キロに位置する尖閣諸島の周辺では、中国公船による領海侵入が断続的に続く。政府関係者は「アジアの安全保障環境が変化する中、自衛隊の配備は緊急時への備えにもなる」と強調する。2015年02月23日 07時48分 Copyright © The Yomiuri Shimbun (引用ここまで

東京 与那国島、陸自配備に賛成多数 住民投票、政府方針を追認 2015年2月23日 01時36分http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015022201001623.html
日本最西端の沖縄県・与那国島(与那国町)で22日、陸上自衛隊沿岸監視部隊配備の是非を問う住民投票が実施され、即日開票の結果、賛成が632票で、反対の445票を上回った。政府の配備推進を追認した形。誘致派の外間守吉町長は記者団に「非常に安堵した。行政運営がスムーズにできる」と述べた。沖縄防衛局は「計画通り部隊配備を進めていきたい」とのコメントを出した。反対派は、陸自施設の建設差し止め訴訟を起こす考えを示した。陸自配備は、海洋進出を活発化させる中国に対抗し、政府が掲げる南西諸島の防衛力強化の一環。配備予定地では既に造成工事が進んでいる。(共同)
 陸上自衛隊沿岸監視部隊の配備予定地=22日午後、沖縄県与那国町(引用ここまで

日経 陸自配備、賛成が多数 与那国島の住民投票 政府方針を追認、投票率85.74% 2015/2/22 20:58 (2015/2/23 1:35更新)  http://www.nikkei.com/article/DGXLASDE22H0E_S5A2 20C1PP8000/
日本最西端の沖縄県・与那国島(与那国町)で22日、陸上自衛隊沿岸監視部隊配備の是非を問う住民投票が実施され、即日開票の結果、賛成が632票で、反対の445票を上回った。政府の配備推進を追認した形。陸自配備は海洋進出を活発化させる中国に対抗し、政府が掲げる南西諸島の防衛力強化の一環。配備予定地では既に造成工事が進んでいる。町選挙管理委員会によると投票資格者数は1276人で、うち永住外国人は5人、中学生以上の未成年者は96人。投票率は85.74%だった。防衛省によると沿岸監視部隊は150人規模で、2016年3月末までに配備予定引用ここまで

島の活性化に自衛隊を活用するのは原発依存と同じ!

思考回路が単純!破綻済みの「活性化」論では成功しない!

知恵を出し合う労力を厭うなかれ!安直を求めるなかれ!

朝日 自衛隊配備「賛成」多数 沖縄・与那国の住民投票 2015年2月22日21時21分http://www.asahi.com/articles/ASH2P7KVZH2PTPOB004.html?iref=reca
泗水康信
写真・図版
与那国島の地図
日本最西端の沖縄県与那国町(与那国島)で22日、同町への陸上自衛隊の部隊配備について賛否を問う住民投票があり、賛成が約6割を占め、反対を上回った。人口減少が続く島の活性化への期待に加え、政府が進める南西諸島の防衛強化に理解が示された形だ。反対する住民は、工事差し止めを求める裁判を起こすことも検討している。
沖縄・与那国、陸自配備への賛否問い住民投票
投票した中学生「将来考えた」 与那国島で住民投票
投票権は中学生以上の未成年と永住外国人にも与えられた。町選挙管理委員会によると、当日有権者数は1276人(うち中学生以上の未成年96人)で、投票率は85・74%。開票結果は賛成632票、反対445票、無効17票だった。開票結果に法的拘束力はない。
島では「国境の島にこそ自衛隊が必要」などと主張する住民が自衛隊の誘致活動を展開。人口減少が続く島の活性化の観点から配備に賛同してきた外間守吉町長は、結果について「安堵(あんど)している。防衛省と連携しながら行政運営していきたい。反対の人たちの気持ちも察しながら、一緒に話し合っていければ」と語った。町は、自衛隊施設に使われる町有地の賃料などを財源に、学校給食費を無償化し、ごみ焼却施設の建設も予定している。(引用ここまで)

賛成派と反対派の論戦は噛み合っていない!

毎日新聞 与那国住民投票:陸自配備賛成が多数 2015年02月22日 21時17分(最終更新 02月22日 23時01分)http://mainichi.jp/select/news/20150223k0000m010075000c.html
町民らが見守る中で進む開票作業=沖縄県与那国町で2015年2月22日午後8時、福永方人撮影

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沖縄県与那国町で22日、陸上自衛隊配備の賛否を問う住民投票があった。即日開票の結果、「賛成」が632票で「反対」の445票を上回った。法的拘束力はないが、住民投票条例は町長と町議会に「投票結果を尊重」するよう求めている。政府は計画通り配備を進める方針で、外間守吉町長も受け入れる意向だ。順調にいけば、日本最西端の町に2016年3月、初めて自衛隊が配備される
与那国町の人口は約1500人。投票は外国人を含む中学生以上が対象で、当日有権者数は1276人だった。うち中学生以上の未成年者が96人、外国人は5人。投票率は85.74%だった
与那国町への自衛隊配備は、外間町長が09年、誘致を求める町民の署名活動などを受け防衛省に要請。その後、配備賛成、反対両派の一騎打ちとなった09年と13年の2回の町長選でいずれも外間町長が当選し、防衛省は昨年4月から駐屯地の造成工事を始めた。しかし、同9月の町議選で反対派が優勢となり、町議会で住民投票条例が可決された。
住民投票で、配備賛成派は町の人口流出と経済衰退が著しいことから、自衛隊員と家族の移住による人口増加や経済効果を主にアピールした。反対派は有事に駐屯地が攻撃目標にされる危険性や、監視レーダーの電磁波による健康被害の恐れなどを訴えていた。
政府の計画では、周辺を航行する艦船や航空機をレーダーなどで監視する陸自の沿岸監視部隊(約150人)を配備する。中国の軍備増強などをにらんで進めている南西地域の防衛力強化(南西シフト)の一環。与那国町は日中の緊張状態が続く尖閣諸島から約150キロと近く、中国の反発も予想される。【福永方人】(引用ここまで

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