気ままに菓子作り

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五島列島へ世界遺産を訪ねて(1)

2023-05-29 15:17:51 | 観光旅行

昨年の壱岐対馬に続いて
離島で関心ある
長崎県西部に位置する
五島列島に5月25日から
2泊で出かけました
行く前は福江島が
ここに含まれるのも知らず
五島列島の五島市に福江島があり
他に140(?)あまりの島の中で
有人の島が18島
1番大きいのが福江島
久賀島 奈留島 若松島 中通島
これらで五島列島の面積の9割強
いかに小さな島が多いかがわかる
有人の島でも1ファミリーだけと
いうのもあるらしい
地形も複雑で、ジオでも興味深い
潜伏キリシタンの意味も
よくわかりませんでした
450年も地域の人々と共生しながら
信仰心を持ち続けた
強さを実感いたしました
第1日目は上五島と言われる島を
訪れます
長崎空港は埋め立てた場所にあるので、
長崎港まで橋を渡って
向かいます




 ジェットフォイルで福江港経由







  奈良尾港
 ここから島内はバスで観光


    奈良尾神社
樹齢670年と言われるアコウ樹
国の天然記念物
ここをくぐると長生きできるらしい

  幹回りが最も大きく
  常緑だが、一斉に落葉するが
  すぐ1週間ほどで新葉が展開

  オオタニワタリ?
 境内で地元のご婦人たちが作った
 小豆のようかんとお茶の接待
車窓から教会




 中ノ浦教会
 湖面が静かなので映り込む


   夕食はフルコース
 夜屋上に上がって星を眺める
 2日目朝食は鯛茶漬け


 ネパール人が接待
 あるけっ茶のサービス
 これは五島列島のお茶ではなく
 静岡の発酵茶でした
 出発まで時間があったので
 食後のお散歩




車窓から気になった白い花をつけた樹木
なかなか撮れませんでしたが


  オオカメノキかと思いましたら
  翌日はっきり撮ることできました


  アブラギリ (トウダイグサ科)



  頭ケ島天主堂


老朽化によって近くの石を切り出して
珍しい石造り1919年に完成
国の重要文化財
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」








      墓地











  砂岩質の五島石
  幕末から近代にかけて
  石材製品の原料として利用された
教会内は祈りの場であるので
事前予約し、脱帽し、撮影禁止
教会の窓にお花の模様
多分ノイバラ 




祈りの竜馬像
竜馬が組織した貿易船が
遭難して乗っていた若者が
犠牲になったので冥福を祈っている
昼食会場そばの海童神社



   クジラの牙


  アコウジュ


   有川港

 名物の五島地獄だきうどん
 海鮮丼も付いてます


 青砂ケ浦天主堂
 教会設計の第1人者 鉄川與助氏の設計
 2010年に献堂100周年を迎えた
 塩釜の見学




  塩づくり工場前の海
  この塩水を漉して2週間かけて製造
  夕日のスポットが近くの公園にある
  郷ノ首港からクルーズ船で福江港へ
  移動する途中に教会に立ち寄る




  キリシタン洞窟
 明治初期にキリシタン弾圧が始まり
 迫害を逃るため4家族の8名が
 船でしか行かれないこの洞窟に
 身を隠したが、焚火で漁師に見つかり
 拷問を受けた
 今でも潜伏していた人を称える
 ミサが開かれている





  潮の流れと風によって揺れる


    江上港





1918年に完成 鉄川與助氏の作品
2008年に国の重要文化財に指定
以前の教会は1881年に潜伏キリシタンの
4家族が洗礼を受けたのが始まりで
簡素な教会を建てた
その後、信者が周りのタブノキを
切りはらって整地して
資金をきびなご漁の
収入で調達して完成させた
船に戻り久賀島の旧五輪教会堂

 老朽化のためそばに新しい教会を
 建てたので寄贈され、五島市の管理となり
 一般公開されている







   五輪教会 1985年建築
   この地区は車が入れないので
  山道を歩くか、海上タクシーを利用




   宿泊ホテルのある
 コンカナ王国の教会
 夕食後鬼岳の展望台へ移動
 曇り空だったが、月とうっすら星が
 帰りの土手で発光
 姫蛍のようでした
 五島滞在もあと一日


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