工場敷地内の道筋に当たる場所には、八里目の「本宿村一里塚」が保存されているそうですが、関係者以外立入禁止、江戸時代に発刊された「武蔵名所図会」のなかに描かれている当時の姿を見ることで、そこを通ったことにします(上段写真)。
ここで一度旧旧道を離れ、立川段丘を上って美好町を抜けて国立市との境界線から国道20号線の現道に入り、国立市谷保にある「谷保天満宮」に立ち寄ってみることにします。
昌泰 . . . 本文を読む
京所道に入ると間もなく大国魂神社の参道に行き当たり↑、本殿に参拝してから前を通らせていただき、抜けた先の交差点あたりが、
かつて府中宿の本陣があったとされる場所。
交差点を直進すると短い上り坂。
かつてはその先で天台宗善明寺を右手に見て直進していたようですが、現在はJR南武線の線路で分断。
傍にある府中本町跨線橋を通って向こうへ渡ると、その先に今度は「鎌倉街道」として旧旧道は続いてい . . . 本文を読む
現在の古道“品川街道”は、駅前の清水が丘1-8で“旧”甲州道中の都道229号線に合流していますが、“旧旧”甲州道中は駅の新宿寄りの手前あたりで左へカーブして、南々西方向へ進んでいた模様。
資料によれば、東府中駅から府中競馬正門前までを結ぶ京王支線が、当時の道筋の一部に当たっているとのこと(上段写真。右は旧甲州道中)。
まさか線路内に侵入するわけにはいかないので、府中市八幡町3-12付近の「東府 . . . 本文を読む
飛田給薬師堂の脇、調布市飛田給1-2の旧道南側を行くこの道↑が、江戸時代初期までの甲州道中。
250㍍ほど行ったところで府中市へと入り、ここで左手より、東海道の品川宿とを結んでいたと云う古道「品川道」が合流。
府中市が建てた標識にはここから先も「品川街道」としているこの旧旧道は、
現在は住宅街の中の生活道路として、京王線を左手の向こうに見ながらほぼ直線に進み、白糸台4丁目あたりで西武多摩 . . . 本文を読む