その先で赤坂台地にさしかかると、山に囲まれて坂を上り下りする甲州道中らしい風情が、次の韮崎宿まで続きます。
上段写真は赤坂台地を下ったすぐ先、甲斐市下今井の寺町地区。
旧道は次の仲町地区を抜けたところで県道6号線と合流。
中央本線のレンガアーチをくぐり抜けて線路沿いにしばらく進むと、武田勝頼ゆかりの「泣き石」なる巨石を右手に見て過ぎます。
そして中央本線の塩崎駅を過ぎて志田地区に入ると . . . 本文を読む
甲府柳町宿で中断していた甲州道中探訪、終点の下諏訪宿をめざして再開です。
現在は国道52号線となっている旧道は(上段写真)、荒川に架かる荒川橋を渡って甲府市街地を抜けると、それまでの片側二車線から一車線の道へ。
やがて甲州市上石田一丁目で突然現れるこのS字カーブは、
明らかに昔の桝形の名残りであります。
写真右手に写っているのはサイカチの木で、本来は川岸に生息する樹木であることから . . . 本文を読む