旧々道はブドウ畑の間を通り(上段写真)、尾白川に沿って僅かに痕跡を残す道筋を通り抜けると、やがてアスファルト舗装された道に。
国道を隔てた先には韮崎宿から3里、台ヶ原宿の入口が。
台ヶ原宿は“新富嶽三十六景”の一つに選定されており、本陣跡は個人宅となって遺されていませんが、「銘酒七賢」を醸造する造り酒屋などは(↓写真右手)、
いにしえの風情がよく保存されており、ゆるやかな坂を上っ . . . 本文を読む
間もなく牧原地区で国道20号線に合流すると大武川に架かる大武橋を渡り、30分ほど現道を進んで上三吹で右手に分かれて旧道へ(上段写真)。
10分ほどで再び国道に合流し、尾白川橋を渡ると、袂には「甲州古道」と刻まれた新しい石碑が。
この脇から伸びている野道が、江戸時代以前のいわゆる“旧々甲州道中”だそうで、ごく最近になって整備されたものらしく、道理で用意した資料にはまだ載っていないはずだと納 . . . 本文を読む