迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

たれしらくものやゑむぐら。

2014-12-01 17:10:00 | 浮世見聞記
四季がうつろうのを見出だすとき、 わたしはきまって、 なにかに急かされて生きていることに気がつく。 恐ろしいことだ。 しかし、 “いけないな” と気が付けるうちは、 まだ救いようもあろう。 永く生きたかったら、 なによりも無駄なものを、 すべて棄てることだ。 神さまにお祈りする必要も、 お医者の処方する薬も、 必要ない。 他力本願など、 結局 . . . 本文を読む
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