迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

地名の聲を聴く。

2019-03-06 18:22:37 | 浮世見聞記
東海道かわさき宿交流館で、『川崎市南部の「地名とくらし」展』を見る。 “工都”として大変貌を遂げた近代の川崎から、それ以前の面影を街並より見出すことは、とても難しゐ。 しかし、交差点に残された名称や地名などから、かつての風景を偲ぶことは出来る。 さうした原風景の再現を試みたのが、この企画展。 解説パネルの文面からは、調査に挑んだ人々の苦心のほどが窺へる。 それだけに、内容に奥行きが . . . 本文を読む
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