神奈川県藤沢市の藤澤浮世絵館で、「小栗判官物語と遊行の縁」展を見る。江戸時代には歌舞伎や浄瑠璃、また読本などを通じて大衆に流布されてゐたと云ふ小栗判官と照手姫の物語も、現代ではほとんど知られていない。私も二十年ほど前に、木挽町の劇場で三代目の市川猿之助がお家藝として主演した「當世流小栗判官」を観たことで、辛うじて知ってゐるだけだ。しかし江戸時代には、歌舞伎の人気狂言として何度も脚色されてゐた。その . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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