この季節になると、街路樹などを電飾するのが當世風。しかし私は、このやうな人工物(つくりもの)に風情は覺えぬ。傍を通るとき、電飾の点滅が目にチカチカして、煩(うるさ)いだけだ。見せてゐるつもりはないのに魅せてゐる──さういふのを、風情と云ふのじゃ。 さりながら。こんな國難下では、せめてこれくらゐはいつに変はらぬ眺めであって欲しいとも思ふ。なんでもかんでも“自粛”では、徒らに人災疫病に . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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