昨日からやうやく無料配信が始まった、「第62回 鎌倉薪能」を我が城で樂しむ。もっとも観たかった金春流前宗家の仕舞「羽衣」に、“神さびる”の本當の意味を識る。真實の技藝とは、誰にも真似できないその人だけのものを云ふのだらう。今回は“事情があって”冬に行はれた薪能だが、私は以前も冬期に都内の文化ホールで、「薪能」を観てゐる。と言っても、篝火を電飾で模した、さういふ演出の演能會で、寶生流の「葵上」を観た . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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