ラジオで寶生流「女郎花」の再放送を聴く。夫の足が遠退いたのを愛の終焉と思ひ込み、思ひ詰めて、自ら命を絶った妻──そしてその後を追った夫──これぞ通ひ婚の悲劇。愛と不審は表裏一体、紙一重。信じたいのに信じられない、愛の試練。それを乗り越えた先にあるのは、おそらくは「諦め」。……他人(ひと)を信じるより自分を信じたはうが手っ取り早い。私はさう信じて生きる。 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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