東京都千代田區神田小川町の東京古書會館で、「『地下出版のメディア史』展」を覗く。大正半ばの1920年代、印刷技術の進化による書籍の大量生産は讀書の大衆化をもたらし、同時にオトナの抑へ難き欲求──“性風俗”を扱った書籍も水面下で隆盛となり、昭和初期には「珍書屋」と呼ばれる専門業者によって、會員諸氏に流通云々。さうした近代出版文化の“裏街道史”を紹介した企画展かと思ひきや、これまでに蒐集 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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