明治5年(1872年)10月14日―そう、140年前の今日開業した新橋停車場を、当時の古写真を基にコンピューターで正確に寸法を割り出して再現した建物が、汐留地区再開発工事の際に発見された遺構の上に建てられています。
しかし、魅力を感じないのです。
なぜか?
それは、線路の行く手を断固として遮るかのように、目の前にビルが立ちはだかっている、
この非情なシチュエーションのせいでしょう。
また、三方を殆ど高層ビルに囲われている、その鉄道から断絶された閉塞感が、私には“停車場”と云う名称の建物を復元しただけのモノにしか映らず、それであまり足を向ける気にならないでしょう。
ところ変わって、現在は桜木町駅となっている当時の終点横濱停車場には、関東大震災までは新橋停車場と同じ駅舎が建っていました。
その記念碑が、駅外れの目立たない場所に建てられています。
現在の駅前広場といった、どうしてもっと人目に付く場所に建てなかったのだろうと思います。
鉄道は、近代日本の象徴なのに…。
しかし、魅力を感じないのです。
なぜか?
それは、線路の行く手を断固として遮るかのように、目の前にビルが立ちはだかっている、
この非情なシチュエーションのせいでしょう。
また、三方を殆ど高層ビルに囲われている、その鉄道から断絶された閉塞感が、私には“停車場”と云う名称の建物を復元しただけのモノにしか映らず、それであまり足を向ける気にならないでしょう。
ところ変わって、現在は桜木町駅となっている当時の終点横濱停車場には、関東大震災までは新橋停車場と同じ駅舎が建っていました。
その記念碑が、駅外れの目立たない場所に建てられています。
現在の駅前広場といった、どうしてもっと人目に付く場所に建てなかったのだろうと思います。
鉄道は、近代日本の象徴なのに…。